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After Story
自分だけに向けられるそれが
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夜ご飯の前にアルバスさんが迎えに来て、リディアも帰った今はダグと2人きり。夜ご飯も食べたし後はお風呂に入って寝るだけなんだけど、今日はサービスするって言ってたしイチャイチャするのです!
ダグにその気はないとはいえ言い寄られてるっていうのがちょっとモヤモヤするからマーキングするっていう意味合いも兼ねてます。ダグは僕のって刻み付けるのです……!
「ダグ、一緒にお風呂入ろ?」
ダグの首に手を回してこてりと首を傾げながらそう言うと、一瞬固まったダグが次の瞬間には僕を抱き上げて脱衣室へ。物凄い速さでした。
脱衣室に入ると首筋や背中にキスを落としたりスルスルと腰を撫でられながら服を脱がされて、ちょっとこのまま流されてしまいそうになっちゃったけど今日の目的はダグに僕を刻み付けること! いつもみたいにされるがままじゃダメなのです!
「ん、ダグ、先にお風呂入ろ?」
「ん、わかった」
「今日は僕がダグを洗ってあげるね。僕がいいっていうまでダグは僕に触っちゃダメだよ」
「俺もユキに触りたいんだが……」
「んー、後で、ね?」
「……わかった」
渋々と僕の要求を呑んでくれたダグの目には既にちょっと熱が篭っていて、ちょっとゾクってしちゃうけど、今日の僕の意思は硬いのです! いつもみたく流されないよ!
いつもだったらまずダグが僕を洗ってくれるけど今日はダグから。頭を洗い終わったら、身体用の石鹸をたっぷり使ってギュッと身体を密着させながら腕を回してダグの大きな身体をしっかり擦っていきます。凄くやらしいことしてるって思うしすっごく恥ずかしいから普段だったら絶対できないけど、今日ならこんなこともできちゃうよ。だってダグにマーキングするために必死だもん。
「……ユキ、触ったらダメか?」
「ん、ダメ。……ん、ここも洗ってあげる」
「っユキ、そこは自分でいい」
「でも今日サービスするって言ってたもん」
「ここで襲ってもいいなら頼むが、そうじゃないなら俺がやる。我慢できなくなってしまうからな」
「んー……、わかった」
お風呂で本格的にえっちするつもりはなかったし、僕はベッドがいいから今はダグの言う通りにします。ダグが自分のものを洗っているうちに僕は頭からお湯をかけて全身を濡らして身体を洗い始めます。髪の毛は──
「ユキ、髪を洗うぐらいはさせてくれ」
「ん、お願い」
──僕だと絡まらせてしまったりするからダグにやってもらった方がいいのです。長い髪の扱いにはいまだに慣れません。ダグは僕の髪を気に入ってくれていて、傷まないように丁寧にケアするのも好きみたいだから遠慮なく任せちゃいます。
「ところでいつになったら触れさせてもらえるんだ?」
「んー、もう少し。今日はダグに僕を刻み付けるの」
「……もしかして結構怒っているのか?」
「ダグには怒ってないよ? でも、僕以外がダグに恋愛感情ありきで近付くのって面白くはないかなって。だからダグに僕をしっかり刻み付けておかなきゃって思ったの。ただの自己満足、かなぁ。……独占欲強くてごめんね」
やっぱ僕も独占欲強いんだなぁ。ダグはこんな僕嫌じゃないかな? 嫌われるのだけは嫌だなぁ……
「謝るな。ユキが独占欲を出してくれて嬉しいぞ。それだけ俺のことを愛してくれている証拠だろう? そういうことならしっかりユキを刻み付けてくれ」
「ん、頑張る。ダグ大好き」
「俺も愛している」
僕がダグに独占欲を出されるのが嬉しく感じるように、ダグも僕の独占欲を嬉しいと思ってくれていてすっごく嬉しいです。やっぱり僕とダグは似た者同士で相性も抜群なはず! 僕とダグの間に入る隙なんてないんだからね……!
そのあとお風呂ではそれ以上触れ合うことはせずに、上がったら身体を拭いてガウンだけ着てベッドへ向かった。ダグにベッドへ寝転んでもらって、僕がその上に馬乗りになればすごくドキドキしてきました。
「ユキのしたいようにしてくれ」
「ん、大好き……」
そっとダグのガウンを開いて、見えた逞しい身体にスルリと手を這わせる。しっとりと温かい肌が僕を誘ってきて、僕は誘われるがままにダグの首筋へかぶりついた。吸い付いて、舌を這わせて、噛みつく。流石に血が出る程に力は込めていないけれど、それなりの力で噛んだからしっかりと痕が残った。
「ん、僕のって証……」
「っは、随分情熱的だな。もっとつけてくれ」
「ん、いっぱいつけたげるね……」
思うがままに、ダグの身体中至る所に証を残していく。僕が触れたという証を、僕だけがつけることを許される証を。1つ、また1つと数が増えていくたびに気分は高揚していく。ダグが僕のものだと実感できる。
「っは、ぁ……ダグ、好き……ん、ぼくのダグ……」
「ああ、俺はユキのものだ。ユキは俺のものだがな」
「ん、うれし……っは、ダグの、すごくおっきくなってる……さわってあげるね」
お風呂から上がる頃には収まっていたそこはまた大きくなっていて、今にも熱を吐き出したそうにしている。僕のマーキングに興奮してくれたんだって思うとすごく嬉しい。
まずは手でゆっくり擦って……チラリとダグの顔を見てからそっと舌を伸ばす。根元から先っぽまでゆっくり舐めて、また根元まで戻ったら優しく吸い付く。本当はここにも証を残したいくらい。流石に痛そうだからやらないけど。
何度かそのまま優しく吸い付いて満足したらまた先っぽまで舌を這わせて今度は咥える。やっぱりダグのは大きすぎて全然口に入らないけれど、頑張ってなるべく奥まで咥えて、咥えきれない部分は手で擦って刺激する。刺激すればするほどダグの匂いが口の中に広がって、僕まで興奮してきちゃう。
「っく、ユキ……っ、は、すぐイってしまいそうだ」
「ん、らひて……」
さっきまでより激しく口と手を動かすと直ぐにダグのものがビクビクと震えて腹筋に力が入った。もうそろそろ、かな。
「っは、だすぞ……っ」
「ん"っ……ん、ん……」
やっぱりダグのは量がすごく多い。どんどん注がれるそれを必死に飲んで、しっかり残った分を吸い出してから口を離す。吸い出した分もゆっくり飲み込むとダグの濃い魔力がゆっくりと喉を伝ってお腹まで落ちていったのがわかった。お腹にたっぷり溜まったダグの魔力がじわじわと僕に染み込む感覚がたまらなく気持ちいい。
「ん、ぼくが、マーキング、されちゃった、ね……?」
「っ、ユキ、まだ触ったらダメか? 俺もユキを愛したい」
「ん、いーよ。たくさん、して?」
ギュッと首に抱きつくとしっかりと抱き返されて、そのままクルリと身体をひっくり返されました。ギラギラした目で見下ろされるとつい熱い息を吐いてしまう。
噛み付くようなキスも、残された噛み跡も、嬉しくてたまらなかった。噛まれる度に走る鈍い痛みも今の僕には興奮材料でしかなかった。
「だぐ、もっと……っあ、ぼくにも、ま、きんぐ、してっ……?」
「ああ、俺のだって言う証をいくらでもつけてやる」
「んぅっ!」
僕だけに向けられるダグの独占欲。それが目に見える形で僕の身体に刻まれていくのが嬉しい。
「だぐ、だぐ、すきっ……ぼくだけの、だぐ……っ」
「俺も愛している。俺だけのユキを愛している」
ダグへの愛しさが募って堪らずギュッと抱きつけば、あやすように優しく頭を撫でながら、そっと後ろへ触れられた。いつのまにか出したらしい香油で濡れた指が優しく中に入ってきた快感に震えると優しいキスが贈られた。
僕の弱いところばかりを狙ってくる指に震える僕を見つめるダグの目は甘くて、優しくて、それでいて獣のような欲も秘めている。
「んぅ、だぐ、も……っは、ん……あぅっ!」
「ん、トロトロだな。可愛い」
「やぁ……はなさ、ないで……」
入れるために体勢を変えたダグの身体が離れてしまったことが寂しくて堪らない。いっそ逃げられないくらいに強く抱きしめられていたかった。
「っ、ああ、そうだな。おいで、ユキ」
「ん……だぐ……」
そっと抱き上げられ、ダグの膝の上に向かい合わせで乗せられた僕は既に力なんて入らなくなった腕で必死にダグにしがみついた。ダグはそんな僕をあやすようにそっと頭をひとなでした後、僕の身体を持ち上げてダグのおおきなものをあてがい、そのままゆっくりと僕の中へ埋めていった。
「んぁっ、あ、あ、あっ……ひ、ぅ、んぅうっ、ふか、いぃっ」
「っ、ユキ……! 悪い、動くぞ」
「あぁあっ! やぁっ、ひっ、んぅううっ!」
奥まで入ったと思ったらすぐに激しく動き出したダグにあっという間にイかされた僕だったけれど、それでもダグは止まらなかった。変わらない強さで気持ちいいところばかりを抉られる。
「あっ、いった、いったか、らぁあっ! やぁああっ! ん──っっ!!」
「悪い、止まらん……!」
「ひっ、あぁあああっ! っあ、んぅうううっっ!」
もう何度イったかわからない。途切れず与えられる快感にもう波がひいていかない。頭の中はぐちゃぐちゃでもう何も考えられなかったけれど、ただ、ダグが、僕を求めてくれることが、幸せで堪らなかった。
もはやイっていない時とイっている時の境界がわからなくなった僕は、熱い熱を奥深くに感じたのを最後に意識を飛ばしたのだった。
ダグにその気はないとはいえ言い寄られてるっていうのがちょっとモヤモヤするからマーキングするっていう意味合いも兼ねてます。ダグは僕のって刻み付けるのです……!
「ダグ、一緒にお風呂入ろ?」
ダグの首に手を回してこてりと首を傾げながらそう言うと、一瞬固まったダグが次の瞬間には僕を抱き上げて脱衣室へ。物凄い速さでした。
脱衣室に入ると首筋や背中にキスを落としたりスルスルと腰を撫でられながら服を脱がされて、ちょっとこのまま流されてしまいそうになっちゃったけど今日の目的はダグに僕を刻み付けること! いつもみたいにされるがままじゃダメなのです!
「ん、ダグ、先にお風呂入ろ?」
「ん、わかった」
「今日は僕がダグを洗ってあげるね。僕がいいっていうまでダグは僕に触っちゃダメだよ」
「俺もユキに触りたいんだが……」
「んー、後で、ね?」
「……わかった」
渋々と僕の要求を呑んでくれたダグの目には既にちょっと熱が篭っていて、ちょっとゾクってしちゃうけど、今日の僕の意思は硬いのです! いつもみたく流されないよ!
いつもだったらまずダグが僕を洗ってくれるけど今日はダグから。頭を洗い終わったら、身体用の石鹸をたっぷり使ってギュッと身体を密着させながら腕を回してダグの大きな身体をしっかり擦っていきます。凄くやらしいことしてるって思うしすっごく恥ずかしいから普段だったら絶対できないけど、今日ならこんなこともできちゃうよ。だってダグにマーキングするために必死だもん。
「……ユキ、触ったらダメか?」
「ん、ダメ。……ん、ここも洗ってあげる」
「っユキ、そこは自分でいい」
「でも今日サービスするって言ってたもん」
「ここで襲ってもいいなら頼むが、そうじゃないなら俺がやる。我慢できなくなってしまうからな」
「んー……、わかった」
お風呂で本格的にえっちするつもりはなかったし、僕はベッドがいいから今はダグの言う通りにします。ダグが自分のものを洗っているうちに僕は頭からお湯をかけて全身を濡らして身体を洗い始めます。髪の毛は──
「ユキ、髪を洗うぐらいはさせてくれ」
「ん、お願い」
──僕だと絡まらせてしまったりするからダグにやってもらった方がいいのです。長い髪の扱いにはいまだに慣れません。ダグは僕の髪を気に入ってくれていて、傷まないように丁寧にケアするのも好きみたいだから遠慮なく任せちゃいます。
「ところでいつになったら触れさせてもらえるんだ?」
「んー、もう少し。今日はダグに僕を刻み付けるの」
「……もしかして結構怒っているのか?」
「ダグには怒ってないよ? でも、僕以外がダグに恋愛感情ありきで近付くのって面白くはないかなって。だからダグに僕をしっかり刻み付けておかなきゃって思ったの。ただの自己満足、かなぁ。……独占欲強くてごめんね」
やっぱ僕も独占欲強いんだなぁ。ダグはこんな僕嫌じゃないかな? 嫌われるのだけは嫌だなぁ……
「謝るな。ユキが独占欲を出してくれて嬉しいぞ。それだけ俺のことを愛してくれている証拠だろう? そういうことならしっかりユキを刻み付けてくれ」
「ん、頑張る。ダグ大好き」
「俺も愛している」
僕がダグに独占欲を出されるのが嬉しく感じるように、ダグも僕の独占欲を嬉しいと思ってくれていてすっごく嬉しいです。やっぱり僕とダグは似た者同士で相性も抜群なはず! 僕とダグの間に入る隙なんてないんだからね……!
そのあとお風呂ではそれ以上触れ合うことはせずに、上がったら身体を拭いてガウンだけ着てベッドへ向かった。ダグにベッドへ寝転んでもらって、僕がその上に馬乗りになればすごくドキドキしてきました。
「ユキのしたいようにしてくれ」
「ん、大好き……」
そっとダグのガウンを開いて、見えた逞しい身体にスルリと手を這わせる。しっとりと温かい肌が僕を誘ってきて、僕は誘われるがままにダグの首筋へかぶりついた。吸い付いて、舌を這わせて、噛みつく。流石に血が出る程に力は込めていないけれど、それなりの力で噛んだからしっかりと痕が残った。
「ん、僕のって証……」
「っは、随分情熱的だな。もっとつけてくれ」
「ん、いっぱいつけたげるね……」
思うがままに、ダグの身体中至る所に証を残していく。僕が触れたという証を、僕だけがつけることを許される証を。1つ、また1つと数が増えていくたびに気分は高揚していく。ダグが僕のものだと実感できる。
「っは、ぁ……ダグ、好き……ん、ぼくのダグ……」
「ああ、俺はユキのものだ。ユキは俺のものだがな」
「ん、うれし……っは、ダグの、すごくおっきくなってる……さわってあげるね」
お風呂から上がる頃には収まっていたそこはまた大きくなっていて、今にも熱を吐き出したそうにしている。僕のマーキングに興奮してくれたんだって思うとすごく嬉しい。
まずは手でゆっくり擦って……チラリとダグの顔を見てからそっと舌を伸ばす。根元から先っぽまでゆっくり舐めて、また根元まで戻ったら優しく吸い付く。本当はここにも証を残したいくらい。流石に痛そうだからやらないけど。
何度かそのまま優しく吸い付いて満足したらまた先っぽまで舌を這わせて今度は咥える。やっぱりダグのは大きすぎて全然口に入らないけれど、頑張ってなるべく奥まで咥えて、咥えきれない部分は手で擦って刺激する。刺激すればするほどダグの匂いが口の中に広がって、僕まで興奮してきちゃう。
「っく、ユキ……っ、は、すぐイってしまいそうだ」
「ん、らひて……」
さっきまでより激しく口と手を動かすと直ぐにダグのものがビクビクと震えて腹筋に力が入った。もうそろそろ、かな。
「っは、だすぞ……っ」
「ん"っ……ん、ん……」
やっぱりダグのは量がすごく多い。どんどん注がれるそれを必死に飲んで、しっかり残った分を吸い出してから口を離す。吸い出した分もゆっくり飲み込むとダグの濃い魔力がゆっくりと喉を伝ってお腹まで落ちていったのがわかった。お腹にたっぷり溜まったダグの魔力がじわじわと僕に染み込む感覚がたまらなく気持ちいい。
「ん、ぼくが、マーキング、されちゃった、ね……?」
「っ、ユキ、まだ触ったらダメか? 俺もユキを愛したい」
「ん、いーよ。たくさん、して?」
ギュッと首に抱きつくとしっかりと抱き返されて、そのままクルリと身体をひっくり返されました。ギラギラした目で見下ろされるとつい熱い息を吐いてしまう。
噛み付くようなキスも、残された噛み跡も、嬉しくてたまらなかった。噛まれる度に走る鈍い痛みも今の僕には興奮材料でしかなかった。
「だぐ、もっと……っあ、ぼくにも、ま、きんぐ、してっ……?」
「ああ、俺のだって言う証をいくらでもつけてやる」
「んぅっ!」
僕だけに向けられるダグの独占欲。それが目に見える形で僕の身体に刻まれていくのが嬉しい。
「だぐ、だぐ、すきっ……ぼくだけの、だぐ……っ」
「俺も愛している。俺だけのユキを愛している」
ダグへの愛しさが募って堪らずギュッと抱きつけば、あやすように優しく頭を撫でながら、そっと後ろへ触れられた。いつのまにか出したらしい香油で濡れた指が優しく中に入ってきた快感に震えると優しいキスが贈られた。
僕の弱いところばかりを狙ってくる指に震える僕を見つめるダグの目は甘くて、優しくて、それでいて獣のような欲も秘めている。
「んぅ、だぐ、も……っは、ん……あぅっ!」
「ん、トロトロだな。可愛い」
「やぁ……はなさ、ないで……」
入れるために体勢を変えたダグの身体が離れてしまったことが寂しくて堪らない。いっそ逃げられないくらいに強く抱きしめられていたかった。
「っ、ああ、そうだな。おいで、ユキ」
「ん……だぐ……」
そっと抱き上げられ、ダグの膝の上に向かい合わせで乗せられた僕は既に力なんて入らなくなった腕で必死にダグにしがみついた。ダグはそんな僕をあやすようにそっと頭をひとなでした後、僕の身体を持ち上げてダグのおおきなものをあてがい、そのままゆっくりと僕の中へ埋めていった。
「んぁっ、あ、あ、あっ……ひ、ぅ、んぅうっ、ふか、いぃっ」
「っ、ユキ……! 悪い、動くぞ」
「あぁあっ! やぁっ、ひっ、んぅううっ!」
奥まで入ったと思ったらすぐに激しく動き出したダグにあっという間にイかされた僕だったけれど、それでもダグは止まらなかった。変わらない強さで気持ちいいところばかりを抉られる。
「あっ、いった、いったか、らぁあっ! やぁああっ! ん──っっ!!」
「悪い、止まらん……!」
「ひっ、あぁあああっ! っあ、んぅうううっっ!」
もう何度イったかわからない。途切れず与えられる快感にもう波がひいていかない。頭の中はぐちゃぐちゃでもう何も考えられなかったけれど、ただ、ダグが、僕を求めてくれることが、幸せで堪らなかった。
もはやイっていない時とイっている時の境界がわからなくなった僕は、熱い熱を奥深くに感じたのを最後に意識を飛ばしたのだった。
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