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After Story
これは例の……!
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ベビードールの上にガウンを羽織り、先にさっさと出て行ってしまったリディアを恨めしく思いながらそろりとドアの影から部屋の様子を見てみる。
ダグはいつもの部屋着を着ていて、カウチに足を組んで座ってお酒を飲んでいた。まだ少し濡れているのかしっとりとして見える髪の毛を後ろへ流していてとってもカッコいいです。シャツの胸元からは厚い胸板がのぞいていて相変わらず色気が漂ってます。
じーっとダグを見つめつつかっこよさにキュンとしていたらふ、と笑ったダグがこっちに視線をやりまして。
「ユキ、いつまでそこにいるんだ? こっちにおいで」
「き、気づいてたの?」
そろりと近寄ればグイッと引っ張られて横向きの状態でダグの上に座らされました。
「あれだけ熱い視線を送られたら気づくさ」
あ、熱い視線……否定できない……だってダグがかっこよすぎるから仕方ないのです。熱くもなります。
「赤くなって可愛いな。首まで赤いぞ」
「んっ……」
あぅ……ダグが指先で首筋をなぞるものだから変な声出ちゃった……恥ずかしい……
「くく、可愛いな。この中はどうなっているんだ?」
「みちゃだめ……」
「駄目なのか? それは残念だ」
なんて言いつつもダグは余裕そうな表情で楽しそうにするりと僕の頬を撫でていく。ダグの黄金色は微かに野生的に光っていて、これからどうされるのかを想像してしまってついピクリと腰を揺らしてしまった。
「何を想像したんだ? 言ってごらん」
「や、だ……」
そんなこと言えない。言ってしまえばダグの瞳には完全に炎が灯されるだろう。そうしたら僕が明日動けなくなるのは確実で。それに何より恥ずかしい。恥ずかしくて到底口に出来ない。
「言わないのか? なら……言いたくなるようにしてやろう」
「やっ……んぅ……っ! ん……んんぅ……」
噛み付くようにキスをされ、ダグの熱い舌で唇をこじ開けられた。それと同時に両耳を大きな掌で塞がれ、グチュグチュと舌が絡められる音が直接脳に響いた。ダグの舌が僕の舌を、唇を、犯す音が僕の脳を犯していく。逃れたくともダグの大きな手はそれを許してはくれない。
「ふ、んぅ……ん、ん、んっ……んぅうっ!」
ジュ、と強く舌を吸われたのを最後にダグの唇は離れていった。でも僕の脳内にはまだあの生々しい水音が響いていて、ゾクゾクとした震えが止まることはなかった。
「可愛いな、ユキ。軽くイったんだな。さて、ベッドで続きをしようか、ユキ?」
「あ……」
野生的な笑みを浮かべるダグに抱えられ、そのままダグの身体に見合った大きなベッドへとおろされた。
ギシ、と微かに音が鳴り、ダグが覆いかぶさってきてガウンの上から僕の身体をなぞっていった。その間ダグの視線が僕の目から逸らされることはなく、野生的な目は僕の思考をどんどん絡め取っていった。
「ここ、もう濡れているのがガウンの上からでもわかるぞ? 中は随分といやらしい状態になっているんだろうな」
「やっ……やだぁ……」
「嫌と言う割にはユキの腰は揺れているぞ? また何か想像したのか?」
「ちが……っや、あぁっ、ダグ……!」
ガウンの上から大きな掌で揉むようにアレに触られ、その刺激にビクビクと体を震わせる僕を楽しそうに見つめるダグ。
「あっ、だめ、いく、いっちゃう……! ……あ、なん、で……」
気持ちよくて、もうイってしまう、と言う瞬間にダグの手は離れてしまった。もう少しだったのに、とダグを見ればそれはそれは楽しそうな表情を向けられて。
「駄目なんだろう? 」
ニヤリと笑ったダグに、僕が言うまで望むものはくれないだろうことを察した。
「~~っっ!!」
「早く言った方が身のためだと思うぞ」
「いじ、わる……!」
「こういう俺は嫌いか?」
その質問はズルい。
「……嫌いじゃないもん」
「くく、可愛いな」
うぅ、恥ずかしい……ダグのばかばかばか。
その後、ダグは楽しそうに僕を焦らしに焦らしていった。何度もイきそうになっては止められ、を繰り返され、息も絶え絶えな僕にダグは一言。
「言えば楽になれるぞ」
「っ、ひぅ……あ、だ、ぐ……」
だぐ、だぐ。言ったら楽に、なれる……だぐに気持ちよく、してもらえる……?
「ん、なんだ?」
「……だぐ、のおっきいの、で……いっぱいされるの、想像した……っだぐぅ、も、ほしい……っ」
口に出したらその欲求はさらに高まった。もう、我慢できない。はやく、はやくダグのが欲しい。
「いい子だな、ユキ。ガウン脱がせてもいいか?」
「ん、も、ちょうだい……っ」
スルリとガウンを脱がされ、ついにダグの手の体温をしっかりと感じることができた。薄いベビードールはダグの体温を遮ることはなく、その熱さに僕は更に高められていくことを自覚した。ただただそっと触れられているだけなのに、果てしない快感が襲ってくる。
気持ちいい、気持ちいい。
「ひぅ、あ、やぁ……っ、だぐぅ……んぁあっ!」
「ここ、ぐちゃぐちゃだな。可愛いよ、ユキ」
「だぐ、だぐ、はやくぅ」
「ん、ちゃんと慣らしてからな」
「あ、ひぁっ……や、あうぅ……っっ」
そっとベビードールを剥ぎ取り、ダグの指が僕の出した蜜を掬ってそのまま奥へと触れた。もう僕の出したものでそこまでぐちゃぐちゃに濡れていて、ダグの指は簡単に滑り込んできた。
「あぅううっっ! やぁ、ひ、あぁあ……っ」
「とろとろだ。気持ちいいな、ユキ」
ぐちぐちと音を立てながら気持ちいいところを指先で揉まれ、僕はタグの指をきゅうきゅうと締め付けながら頭を振り乱して喘ぐしかない。
「き、もちい……っあ、も、とぉ……っ」
「ん、ほら」
「あぁあああっっ! や、あ、あ、あっ、いく、いっちゃ……んぁあああっっ!」
指を増やされて僕の気持ちいいところを刺激するように激しく掻き混ぜられ、あっけなくイってしまった。
肩で息をする僕の頭を撫でたダグは一度指を抜き、香油を垂らして滑りを足すと指を3本揃えてまた僕の中へと滑り込ませた。僕の出したものと香油の滑りで痛みなど皆無で気持ち良さしか感じず、達したばかりの僕はぎゅうぎゅうと締め付けながらダグの指を味わった。
「そんなに締め付けると動かせないぞ?」
なんて言いながらダグは腕を震わせることで中へ刺激を与えてくる。いつもと違う刺激が気持ちよくて力など抜けなかった。
「ひあ、やぅ、だぐぅ……っ」
「可愛い。もっと気持ちよくなろうな」
ずるりと指が抜かれ、物足りなさに後ろがヒクヒクと動くのがわかった。はやくほしい。はやくダグのもので中をいっぱいにしてほしい。
「や、あぅ、もっとぉ……」
浅ましくタグを求めて腰が自然と揺れ、それを見たダグは目をギラつかせてあっという間に服を脱ぎ去ると僕に覆いかぶさった。そのまま僕の足を抱えると次の瞬間にはミチミチと僕の中を割り開くようにダグの熱いものが入ってきた。
「ん──っっ!! あっあっあっ、や、あぅうう……っ」
「っ、は……ユキ……っ」
散々焦らされたからかダグのものをより鮮明に感じてしまう。ミチミチと押し広げ、ゴリゴリと気持ちいいところを擦り上げていくダグのモノに、必死にダグの逞しい背中へ手を回してその刺激に耐えようとするも快感は次から次へと僕に襲いかかってくる。
「だぐっ、だぐぅ……あぁああっ! やっひ、んあぁっ……」
「ん、気持ちいいな、ユキ……っ、俺ももう持たないな……」
「やあっ、だぐ、いっしょ、いっしょがいい……ひあぁあっっ」
「ああ、一緒に……っく」
「────っっ! あ、あぁあっ……ひ、んぁああっっ!」
1番深いところでダグのものが弾けた瞬間、とてつもない快感が走り抜けて頭が真っ白に染まった。ビクビクと震える僕を鎮めるようにゆっくりと撫でてくれるダグの手すら気持ちいい。
「ぁ……だぐ、だ、ぐ」
「ん、可愛かったぞ、ユキ」
「ひぅ……」
「こら、締めるな」
ダグがキスをした刺激できゅう、と中を締め付けてしまって怒られてしまった。でも今は敏感だから仕方ないのです……
だんだんと頭も冴えてくるとダグのものが中で再び大きくなり始めていることに気づいた。
「あ、ダグの、おっきく……」
「締め付けられたらな。心配するな、今日はもうしない。疲れているだろう?」
「う、でも……」
たしかに疲れているけど、僕だけ気持ちよくしてもらった気がしてなんだか申し訳ない。
「なら……」
「ひあぅっ!」
あぅ……いきなり抜かないでよぅ……
「くく、可愛いな。少し足を閉じててくれ。ん、そのままな」
「や、あ、これって……! あ、だぐぅ」
「ん、少しだけ我慢してくれ」
だ、ダグのものが僕の太ももの間を……! これってまさか僕が付き合いだした頃にリディアに相談したら提案されたすすす素股とか言うやつでは……!
あぅ、なんだかこれも気持ちいい……や、まって、だめ、だめ……! 僕のに当てないで……!
「ん? くく、ユキも硬くなっているぞ? 可愛いな」
「あっあっあ、や、だぐ、きもちい……っ」
ぐちゅぐちゅって……ダグの、大きな手で……やだ、だめ、いっちゃう……!
「はっ、ユキ、そろそろイくぞ」
「あ、っだぐ、ぼくも……ぁああっっ!!」
ビクビクと達した次の瞬間にダグの熱い白濁がお腹にかけられた。
「あぅ……だぐの、あつい……」
そっとお腹に手を伸ばせばべっとりと白濁が指に絡んだ。その量は2回目だというのにかなりのものだった。手についたそれをチロ、と舐めてみたらダグの魔力が舌を伝って僕の魔力と馴染んだ。やっぱりダグの魔力は心地いい。中に出されたものも既にかなり僕の魔力と馴染んでいてお腹がじんわりと温かくて気持ちいいです。
「ユキ、それは誘っているのか?」
「ふぇ……? や、ち、ちがっ……!」
ぼ、僕はなんてことを……! そ、そりゃこんなの舐めてたら誘ってるって思われるよ……! 無意識って怖い……
「くく、可愛いな。今日はもうしないから安心しろ。シャワーでも浴びてから寝よう」
「うぅ……」
やらかしたことに顔を真っ赤にする僕にダグはくつくつと笑いながら優しく優しく身体を清めてくれて、さっぱりしてからこれまた優しく抱き込まれたらあっという間に羞恥なんてすっ飛ばして眠ったのでした。
ダグはいつもの部屋着を着ていて、カウチに足を組んで座ってお酒を飲んでいた。まだ少し濡れているのかしっとりとして見える髪の毛を後ろへ流していてとってもカッコいいです。シャツの胸元からは厚い胸板がのぞいていて相変わらず色気が漂ってます。
じーっとダグを見つめつつかっこよさにキュンとしていたらふ、と笑ったダグがこっちに視線をやりまして。
「ユキ、いつまでそこにいるんだ? こっちにおいで」
「き、気づいてたの?」
そろりと近寄ればグイッと引っ張られて横向きの状態でダグの上に座らされました。
「あれだけ熱い視線を送られたら気づくさ」
あ、熱い視線……否定できない……だってダグがかっこよすぎるから仕方ないのです。熱くもなります。
「赤くなって可愛いな。首まで赤いぞ」
「んっ……」
あぅ……ダグが指先で首筋をなぞるものだから変な声出ちゃった……恥ずかしい……
「くく、可愛いな。この中はどうなっているんだ?」
「みちゃだめ……」
「駄目なのか? それは残念だ」
なんて言いつつもダグは余裕そうな表情で楽しそうにするりと僕の頬を撫でていく。ダグの黄金色は微かに野生的に光っていて、これからどうされるのかを想像してしまってついピクリと腰を揺らしてしまった。
「何を想像したんだ? 言ってごらん」
「や、だ……」
そんなこと言えない。言ってしまえばダグの瞳には完全に炎が灯されるだろう。そうしたら僕が明日動けなくなるのは確実で。それに何より恥ずかしい。恥ずかしくて到底口に出来ない。
「言わないのか? なら……言いたくなるようにしてやろう」
「やっ……んぅ……っ! ん……んんぅ……」
噛み付くようにキスをされ、ダグの熱い舌で唇をこじ開けられた。それと同時に両耳を大きな掌で塞がれ、グチュグチュと舌が絡められる音が直接脳に響いた。ダグの舌が僕の舌を、唇を、犯す音が僕の脳を犯していく。逃れたくともダグの大きな手はそれを許してはくれない。
「ふ、んぅ……ん、ん、んっ……んぅうっ!」
ジュ、と強く舌を吸われたのを最後にダグの唇は離れていった。でも僕の脳内にはまだあの生々しい水音が響いていて、ゾクゾクとした震えが止まることはなかった。
「可愛いな、ユキ。軽くイったんだな。さて、ベッドで続きをしようか、ユキ?」
「あ……」
野生的な笑みを浮かべるダグに抱えられ、そのままダグの身体に見合った大きなベッドへとおろされた。
ギシ、と微かに音が鳴り、ダグが覆いかぶさってきてガウンの上から僕の身体をなぞっていった。その間ダグの視線が僕の目から逸らされることはなく、野生的な目は僕の思考をどんどん絡め取っていった。
「ここ、もう濡れているのがガウンの上からでもわかるぞ? 中は随分といやらしい状態になっているんだろうな」
「やっ……やだぁ……」
「嫌と言う割にはユキの腰は揺れているぞ? また何か想像したのか?」
「ちが……っや、あぁっ、ダグ……!」
ガウンの上から大きな掌で揉むようにアレに触られ、その刺激にビクビクと体を震わせる僕を楽しそうに見つめるダグ。
「あっ、だめ、いく、いっちゃう……! ……あ、なん、で……」
気持ちよくて、もうイってしまう、と言う瞬間にダグの手は離れてしまった。もう少しだったのに、とダグを見ればそれはそれは楽しそうな表情を向けられて。
「駄目なんだろう? 」
ニヤリと笑ったダグに、僕が言うまで望むものはくれないだろうことを察した。
「~~っっ!!」
「早く言った方が身のためだと思うぞ」
「いじ、わる……!」
「こういう俺は嫌いか?」
その質問はズルい。
「……嫌いじゃないもん」
「くく、可愛いな」
うぅ、恥ずかしい……ダグのばかばかばか。
その後、ダグは楽しそうに僕を焦らしに焦らしていった。何度もイきそうになっては止められ、を繰り返され、息も絶え絶えな僕にダグは一言。
「言えば楽になれるぞ」
「っ、ひぅ……あ、だ、ぐ……」
だぐ、だぐ。言ったら楽に、なれる……だぐに気持ちよく、してもらえる……?
「ん、なんだ?」
「……だぐ、のおっきいの、で……いっぱいされるの、想像した……っだぐぅ、も、ほしい……っ」
口に出したらその欲求はさらに高まった。もう、我慢できない。はやく、はやくダグのが欲しい。
「いい子だな、ユキ。ガウン脱がせてもいいか?」
「ん、も、ちょうだい……っ」
スルリとガウンを脱がされ、ついにダグの手の体温をしっかりと感じることができた。薄いベビードールはダグの体温を遮ることはなく、その熱さに僕は更に高められていくことを自覚した。ただただそっと触れられているだけなのに、果てしない快感が襲ってくる。
気持ちいい、気持ちいい。
「ひぅ、あ、やぁ……っ、だぐぅ……んぁあっ!」
「ここ、ぐちゃぐちゃだな。可愛いよ、ユキ」
「だぐ、だぐ、はやくぅ」
「ん、ちゃんと慣らしてからな」
「あ、ひぁっ……や、あうぅ……っっ」
そっとベビードールを剥ぎ取り、ダグの指が僕の出した蜜を掬ってそのまま奥へと触れた。もう僕の出したものでそこまでぐちゃぐちゃに濡れていて、ダグの指は簡単に滑り込んできた。
「あぅううっっ! やぁ、ひ、あぁあ……っ」
「とろとろだ。気持ちいいな、ユキ」
ぐちぐちと音を立てながら気持ちいいところを指先で揉まれ、僕はタグの指をきゅうきゅうと締め付けながら頭を振り乱して喘ぐしかない。
「き、もちい……っあ、も、とぉ……っ」
「ん、ほら」
「あぁあああっっ! や、あ、あ、あっ、いく、いっちゃ……んぁあああっっ!」
指を増やされて僕の気持ちいいところを刺激するように激しく掻き混ぜられ、あっけなくイってしまった。
肩で息をする僕の頭を撫でたダグは一度指を抜き、香油を垂らして滑りを足すと指を3本揃えてまた僕の中へと滑り込ませた。僕の出したものと香油の滑りで痛みなど皆無で気持ち良さしか感じず、達したばかりの僕はぎゅうぎゅうと締め付けながらダグの指を味わった。
「そんなに締め付けると動かせないぞ?」
なんて言いながらダグは腕を震わせることで中へ刺激を与えてくる。いつもと違う刺激が気持ちよくて力など抜けなかった。
「ひあ、やぅ、だぐぅ……っ」
「可愛い。もっと気持ちよくなろうな」
ずるりと指が抜かれ、物足りなさに後ろがヒクヒクと動くのがわかった。はやくほしい。はやくダグのもので中をいっぱいにしてほしい。
「や、あぅ、もっとぉ……」
浅ましくタグを求めて腰が自然と揺れ、それを見たダグは目をギラつかせてあっという間に服を脱ぎ去ると僕に覆いかぶさった。そのまま僕の足を抱えると次の瞬間にはミチミチと僕の中を割り開くようにダグの熱いものが入ってきた。
「ん──っっ!! あっあっあっ、や、あぅうう……っ」
「っ、は……ユキ……っ」
散々焦らされたからかダグのものをより鮮明に感じてしまう。ミチミチと押し広げ、ゴリゴリと気持ちいいところを擦り上げていくダグのモノに、必死にダグの逞しい背中へ手を回してその刺激に耐えようとするも快感は次から次へと僕に襲いかかってくる。
「だぐっ、だぐぅ……あぁああっ! やっひ、んあぁっ……」
「ん、気持ちいいな、ユキ……っ、俺ももう持たないな……」
「やあっ、だぐ、いっしょ、いっしょがいい……ひあぁあっっ」
「ああ、一緒に……っく」
「────っっ! あ、あぁあっ……ひ、んぁああっっ!」
1番深いところでダグのものが弾けた瞬間、とてつもない快感が走り抜けて頭が真っ白に染まった。ビクビクと震える僕を鎮めるようにゆっくりと撫でてくれるダグの手すら気持ちいい。
「ぁ……だぐ、だ、ぐ」
「ん、可愛かったぞ、ユキ」
「ひぅ……」
「こら、締めるな」
ダグがキスをした刺激できゅう、と中を締め付けてしまって怒られてしまった。でも今は敏感だから仕方ないのです……
だんだんと頭も冴えてくるとダグのものが中で再び大きくなり始めていることに気づいた。
「あ、ダグの、おっきく……」
「締め付けられたらな。心配するな、今日はもうしない。疲れているだろう?」
「う、でも……」
たしかに疲れているけど、僕だけ気持ちよくしてもらった気がしてなんだか申し訳ない。
「なら……」
「ひあぅっ!」
あぅ……いきなり抜かないでよぅ……
「くく、可愛いな。少し足を閉じててくれ。ん、そのままな」
「や、あ、これって……! あ、だぐぅ」
「ん、少しだけ我慢してくれ」
だ、ダグのものが僕の太ももの間を……! これってまさか僕が付き合いだした頃にリディアに相談したら提案されたすすす素股とか言うやつでは……!
あぅ、なんだかこれも気持ちいい……や、まって、だめ、だめ……! 僕のに当てないで……!
「ん? くく、ユキも硬くなっているぞ? 可愛いな」
「あっあっあ、や、だぐ、きもちい……っ」
ぐちゅぐちゅって……ダグの、大きな手で……やだ、だめ、いっちゃう……!
「はっ、ユキ、そろそろイくぞ」
「あ、っだぐ、ぼくも……ぁああっっ!!」
ビクビクと達した次の瞬間にダグの熱い白濁がお腹にかけられた。
「あぅ……だぐの、あつい……」
そっとお腹に手を伸ばせばべっとりと白濁が指に絡んだ。その量は2回目だというのにかなりのものだった。手についたそれをチロ、と舐めてみたらダグの魔力が舌を伝って僕の魔力と馴染んだ。やっぱりダグの魔力は心地いい。中に出されたものも既にかなり僕の魔力と馴染んでいてお腹がじんわりと温かくて気持ちいいです。
「ユキ、それは誘っているのか?」
「ふぇ……? や、ち、ちがっ……!」
ぼ、僕はなんてことを……! そ、そりゃこんなの舐めてたら誘ってるって思われるよ……! 無意識って怖い……
「くく、可愛いな。今日はもうしないから安心しろ。シャワーでも浴びてから寝よう」
「うぅ……」
やらかしたことに顔を真っ赤にする僕にダグはくつくつと笑いながら優しく優しく身体を清めてくれて、さっぱりしてからこれまた優しく抱き込まれたらあっという間に羞恥なんてすっ飛ばして眠ったのでした。
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