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After Story
楽しみすぎて
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サダン君からの提案があってから1週間。だんだんと僕もこの学園のシステムに慣れてきました。
……なんだけど……ラギアスの様子がなんだか変……? いや、何か悪いことがあったような様子ではないんだけども……
「どうした?」
「ううん、なんでもないよ」
教室の後ろを見ているとサダン君に首を傾げられたため、そっと身体の向きを直してからサダン君の方を見る。ついでにサダン君もまじまじと見てみると余計に首を傾げられた。
「本当にどうした? 変なものでも食ったか? 拾い食いはダメだぞ」
「僕そんなに食い意地はってないもん!」
サダン君からはあらぬ誤解を受けたけれど気付きました。やっぱりラギアス、しょっちゅうサダン君のこと見てる。サダン君は気付いてない様子だから、悪意のある視線ではない。僕が見た感じでも悪いような視線じゃないし……んー……なんだろ? 僕が仲良くなったから気になってるだけ? なんか違うような気がするんだよなぁ……まぁいっか!
「あ、そうだユーキ。週末に街に出ないか? 案内してやるぞ」
「街?」
「おう。平日は特別な理由がない限り禁止されてるけどよ、土日は門限を守れば外に行っていいんだよ。暇だしいかねぇか? 先週は疲れてるだろうし誘わなかったんだけど」
なんて魅力的なお誘いなのでしょう……! 今の僕は神子じゃないから外に出ても問題ないはず! ……だよね? え、と……とりあえずリディア達に聞くべき、かな……
「行きたいけど、ラグ達に聞いてからでもいい? 護衛のこともあるだろうし」
「そっか。今週中に返事くれたらいいよ」
「うん! 外かぁ……僕食べ歩きとかしたいな」
食べ物に関してはもうほとんど克服出来たから食べたい盛りなのです。街中の露店のものとか食べたいなぁ。美味しいもの大好きだもん。
「美味いものいっぱいあるぞ」
そう言ってサダン君は聞いただけで涎が溢れそうになる美味しそうな食べ物の名前をつらつらと上げていった。お陰で僕のお腹はくるくると切なげに鳴き出したよ。
「うぅ、お腹すいてきた……」
空腹を訴えるお腹を慰めるように摩ればサダン君に笑われた。
「やっぱり食い意地張ってるだろ!」
「ち、ちがうもん!」
「じゃあ俺が言った中で食べたいものは?」
「……ぜんぶ」
だってぜんぶ美味しそうだったんだもん。
「食い意地張ってんじゃねぇか!!」
大爆笑のサダン君に僕は何も言えず。ちょっと拗ねつつ次の授業の用意をしたのでした。
1日の授業を終え、寮へ帰って遮音結界を張ってからダグとリディアに街に行っていいか聞いてみると……
「ふむ……折角だしいいんじゃないか? 何かあっても俺が守る」
「私もそう思いますよ。折角一般の学生として扮しているのですから沢山のことをなさいませ」
「じゃあ行ってもいい……?」
「勿論だ。だが逸れないようにな」
「うん!」
やった! お出かけ!! 買い食いなんて普通の学生みたい……お腹いっぱい食べ歩きたい!! 魔法鞄もあるしみんなへのお土産を少しずつ買うのもいいかなぁ。食べ物系じゃなくて小物とかで! お金はちゃんと持ってきているのですよ!
さっそく次の日サダン君に行くと返事を返すとサダン君は嬉しそうに笑ってくれた。僕もより一層楽しみになってきた。早く週末にならないかなぁ。
「あ、そうだユーキ」
「なぁに?」
「お前って部活とか興味あるか? 俺は入ってないから言うの忘れてたんだけどよ、色々あるから興味あるなら見学とかついていくぞ」
部活があるんだ!! どんな部活があるのかな? 流石に地球にあったようなスポーツとかのものはないと思うの。定番の野球もサッカーもバスケットボールも。この世界特有の競技とかあるのかなぁ?
「どんな部活があるの?? 魔法の構造を考えたりする部活とかある?」
「あるぞ。魔法研究会、通称魔研だな。他に興味あるようなことはないか?」
「んーと……料理するのが好き! お菓子作りとか楽しいの」
「それなら料理研究会かスイーツ同好会だな」
わぁ、いっぱいありそう……! みんなで作って食べるのかな? 楽しそう……でもでも魔法の研究も楽しいし……!
「ま、とりあえず今日の放課後にでも見学行ってみるか。ついでに他のところも案内してやるよ」
「ありがとうサダン君!」
「おう。礼は手作り菓子でいいぞ」
おどけたように言ったサダン君に思わず笑ってしまった。でもそれくらいなら全然大丈夫です。お菓子作りは趣味だし楽しいもん。でもサダン君だけに作るとダグが拗ねちゃいそうだからちゃんとダグの分も作ります!
「ふふ、何が食べたい? 色々作れるよ」
「チョコ系のケーキ」
「わかった、今度作ってくるね」
「よっしゃ! 待ってる」
ガッツポーズしたサダン君のためにも美味しいケーキを焼いてこなくちゃね!
チョコレートケーキの中でも何を作るか考えながら授業を受けて、放課後になればいち早く荷物をしまってグイグイとサダン君を引っ張る。
「サダン君早く早く!」
「ちょ、まてまて! 俺まだ荷物しまってねぇから!」
「はーやーくー」
「わかったからちょっと待て!」
だって早く部活見たいんだもん。ちなみに日本では入ってなかったよ。それよりもピアノの練習をしてたもん。弾けば弾くだけ上達していって、父さん達が喜んでくれるのが嬉しかったのです。だからそれで満足してて部活なんてあんまり興味がなかったというか……必要性を感じていなかったというか? 今はなんだかやれることはなんでもやりたい気分なのです。
漸く行ける状態になったサダン君を先頭にいざ部活見学へ!
まずやってきたのは魔法研究会。理科室のような部屋で活動しているようで、魔法書を広げてあれこれ話し合ってる部員が6名程。規模は小さめのようです。
「入部希望?」
「とりあえず見学だけ。こいつこないだから留学してきたんだけどよ、部活紹介してやるの忘れててな」
「なるほど。留学できるだけの能力はあるということだね。問題なくうちでも活動できると思うよ。僕は一応部長だよ。うちではいつも魔法書をもとに魔法の構造を研究しているんだ。どこがどうなって発動に至っているのかを研究する。興味はあるかい?」
「はい!」
応対してくれた生徒は眼鏡をかけた、真面目そうな様子だけれど優しげな雰囲気で面倒見も良さそうです。明らかに年下に見える僕を見下してくるようなこともなく好印象ですよ。だって僕、まだ1週間しか経ってないのにちょっとそういう目で見られたことあるもん。僕の方が年上なのに……!
「そっか。じゃあちょっとおいで。今研究している魔法について君の考えを聞かせてほしい」
「何の研究をしているんですか?」
「敬語はいいよ。同じ学年に入ってきているんだろう? その時点で君は僕と同等以上の能力があるとみなされているのだからね」
「えっと……わかった。なんの研究をしているの?」
「今はこれだ。なんの魔法かわかるかい?」
示された魔法書のページに書かれていたのは……
「豪炎の氷華……」
先生に使用禁止されたやつだ……まぁ身を守る為にどうしても必要な時はいいって言われたけど、喧嘩とか演習とかでは使うなと言われました。
「正解。飛び級するだけあるね。噂ではこれを使える留学生が最近きたとかなんとからしいけど……もしかして君かい?」
「えと……いち、おう……」
「本当かい!? 本当なら君は才能の塊だ。是非ともここに入って欲しいね」
「他にも見てから考えたい、かな」
「それはそうだね。色々見てくるといい。それで、これを使える君としてはここはどういう解釈なんだい?」
「これは……」
僕なりの解釈を言えば部長さんは感心したように頷いてくれて、僕もついつい楽しくなってベラベラと語ってしまった。気づいたら30分ほど経っていて、時間がなくなってしまうと慌てて部長さんに別れを告げてサダン君と共に次の部活を見にいったのでした。
……なんだけど……ラギアスの様子がなんだか変……? いや、何か悪いことがあったような様子ではないんだけども……
「どうした?」
「ううん、なんでもないよ」
教室の後ろを見ているとサダン君に首を傾げられたため、そっと身体の向きを直してからサダン君の方を見る。ついでにサダン君もまじまじと見てみると余計に首を傾げられた。
「本当にどうした? 変なものでも食ったか? 拾い食いはダメだぞ」
「僕そんなに食い意地はってないもん!」
サダン君からはあらぬ誤解を受けたけれど気付きました。やっぱりラギアス、しょっちゅうサダン君のこと見てる。サダン君は気付いてない様子だから、悪意のある視線ではない。僕が見た感じでも悪いような視線じゃないし……んー……なんだろ? 僕が仲良くなったから気になってるだけ? なんか違うような気がするんだよなぁ……まぁいっか!
「あ、そうだユーキ。週末に街に出ないか? 案内してやるぞ」
「街?」
「おう。平日は特別な理由がない限り禁止されてるけどよ、土日は門限を守れば外に行っていいんだよ。暇だしいかねぇか? 先週は疲れてるだろうし誘わなかったんだけど」
なんて魅力的なお誘いなのでしょう……! 今の僕は神子じゃないから外に出ても問題ないはず! ……だよね? え、と……とりあえずリディア達に聞くべき、かな……
「行きたいけど、ラグ達に聞いてからでもいい? 護衛のこともあるだろうし」
「そっか。今週中に返事くれたらいいよ」
「うん! 外かぁ……僕食べ歩きとかしたいな」
食べ物に関してはもうほとんど克服出来たから食べたい盛りなのです。街中の露店のものとか食べたいなぁ。美味しいもの大好きだもん。
「美味いものいっぱいあるぞ」
そう言ってサダン君は聞いただけで涎が溢れそうになる美味しそうな食べ物の名前をつらつらと上げていった。お陰で僕のお腹はくるくると切なげに鳴き出したよ。
「うぅ、お腹すいてきた……」
空腹を訴えるお腹を慰めるように摩ればサダン君に笑われた。
「やっぱり食い意地張ってるだろ!」
「ち、ちがうもん!」
「じゃあ俺が言った中で食べたいものは?」
「……ぜんぶ」
だってぜんぶ美味しそうだったんだもん。
「食い意地張ってんじゃねぇか!!」
大爆笑のサダン君に僕は何も言えず。ちょっと拗ねつつ次の授業の用意をしたのでした。
1日の授業を終え、寮へ帰って遮音結界を張ってからダグとリディアに街に行っていいか聞いてみると……
「ふむ……折角だしいいんじゃないか? 何かあっても俺が守る」
「私もそう思いますよ。折角一般の学生として扮しているのですから沢山のことをなさいませ」
「じゃあ行ってもいい……?」
「勿論だ。だが逸れないようにな」
「うん!」
やった! お出かけ!! 買い食いなんて普通の学生みたい……お腹いっぱい食べ歩きたい!! 魔法鞄もあるしみんなへのお土産を少しずつ買うのもいいかなぁ。食べ物系じゃなくて小物とかで! お金はちゃんと持ってきているのですよ!
さっそく次の日サダン君に行くと返事を返すとサダン君は嬉しそうに笑ってくれた。僕もより一層楽しみになってきた。早く週末にならないかなぁ。
「あ、そうだユーキ」
「なぁに?」
「お前って部活とか興味あるか? 俺は入ってないから言うの忘れてたんだけどよ、色々あるから興味あるなら見学とかついていくぞ」
部活があるんだ!! どんな部活があるのかな? 流石に地球にあったようなスポーツとかのものはないと思うの。定番の野球もサッカーもバスケットボールも。この世界特有の競技とかあるのかなぁ?
「どんな部活があるの?? 魔法の構造を考えたりする部活とかある?」
「あるぞ。魔法研究会、通称魔研だな。他に興味あるようなことはないか?」
「んーと……料理するのが好き! お菓子作りとか楽しいの」
「それなら料理研究会かスイーツ同好会だな」
わぁ、いっぱいありそう……! みんなで作って食べるのかな? 楽しそう……でもでも魔法の研究も楽しいし……!
「ま、とりあえず今日の放課後にでも見学行ってみるか。ついでに他のところも案内してやるよ」
「ありがとうサダン君!」
「おう。礼は手作り菓子でいいぞ」
おどけたように言ったサダン君に思わず笑ってしまった。でもそれくらいなら全然大丈夫です。お菓子作りは趣味だし楽しいもん。でもサダン君だけに作るとダグが拗ねちゃいそうだからちゃんとダグの分も作ります!
「ふふ、何が食べたい? 色々作れるよ」
「チョコ系のケーキ」
「わかった、今度作ってくるね」
「よっしゃ! 待ってる」
ガッツポーズしたサダン君のためにも美味しいケーキを焼いてこなくちゃね!
チョコレートケーキの中でも何を作るか考えながら授業を受けて、放課後になればいち早く荷物をしまってグイグイとサダン君を引っ張る。
「サダン君早く早く!」
「ちょ、まてまて! 俺まだ荷物しまってねぇから!」
「はーやーくー」
「わかったからちょっと待て!」
だって早く部活見たいんだもん。ちなみに日本では入ってなかったよ。それよりもピアノの練習をしてたもん。弾けば弾くだけ上達していって、父さん達が喜んでくれるのが嬉しかったのです。だからそれで満足してて部活なんてあんまり興味がなかったというか……必要性を感じていなかったというか? 今はなんだかやれることはなんでもやりたい気分なのです。
漸く行ける状態になったサダン君を先頭にいざ部活見学へ!
まずやってきたのは魔法研究会。理科室のような部屋で活動しているようで、魔法書を広げてあれこれ話し合ってる部員が6名程。規模は小さめのようです。
「入部希望?」
「とりあえず見学だけ。こいつこないだから留学してきたんだけどよ、部活紹介してやるの忘れててな」
「なるほど。留学できるだけの能力はあるということだね。問題なくうちでも活動できると思うよ。僕は一応部長だよ。うちではいつも魔法書をもとに魔法の構造を研究しているんだ。どこがどうなって発動に至っているのかを研究する。興味はあるかい?」
「はい!」
応対してくれた生徒は眼鏡をかけた、真面目そうな様子だけれど優しげな雰囲気で面倒見も良さそうです。明らかに年下に見える僕を見下してくるようなこともなく好印象ですよ。だって僕、まだ1週間しか経ってないのにちょっとそういう目で見られたことあるもん。僕の方が年上なのに……!
「そっか。じゃあちょっとおいで。今研究している魔法について君の考えを聞かせてほしい」
「何の研究をしているんですか?」
「敬語はいいよ。同じ学年に入ってきているんだろう? その時点で君は僕と同等以上の能力があるとみなされているのだからね」
「えっと……わかった。なんの研究をしているの?」
「今はこれだ。なんの魔法かわかるかい?」
示された魔法書のページに書かれていたのは……
「豪炎の氷華……」
先生に使用禁止されたやつだ……まぁ身を守る為にどうしても必要な時はいいって言われたけど、喧嘩とか演習とかでは使うなと言われました。
「正解。飛び級するだけあるね。噂ではこれを使える留学生が最近きたとかなんとからしいけど……もしかして君かい?」
「えと……いち、おう……」
「本当かい!? 本当なら君は才能の塊だ。是非ともここに入って欲しいね」
「他にも見てから考えたい、かな」
「それはそうだね。色々見てくるといい。それで、これを使える君としてはここはどういう解釈なんだい?」
「これは……」
僕なりの解釈を言えば部長さんは感心したように頷いてくれて、僕もついつい楽しくなってベラベラと語ってしまった。気づいたら30分ほど経っていて、時間がなくなってしまうと慌てて部長さんに別れを告げてサダン君と共に次の部活を見にいったのでした。
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