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After Story
恥ずかしいです
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「母さん達はお昼はどうするの?」
今は11時くらい。お昼のことも考えなくちゃなぁ、って感じの時間です。僕はいつも通りリディアに用意してもらうけど、母さん達はどうする予定だったんだろ?
「よろしければ皆様の分もご用意いたしますよ」
「あら、お願いしちゃおうかしら?」
「今日はお昼用意してないの?」
「下拵えだけしてるの。夜にまわしちゃえば大丈夫だからお言葉に甘えちゃおうかしら?」
なるほど。それなら食材は無駄にならないし大丈夫か。
「じゃあリディアお願いできる?」
「構いませんよ。ご用意いたしますね」
「ありがとう」
「リディアちゃんありがとうね」
4人分追加、ってことは……内3人が男だからダグの食べる分よりちょっと多いぐらいを用意したらいいぐらいかな? この世界換算だと2人前より少ないくらいだからいきなり追加になっても大丈夫なはず。お城って多めにご飯作ってるらしいし。
ふふ、久しぶりにみんなでご飯! 楽しみです。
「昼までゆきのピアノが聴きたい」
「俺も聴きたい」
兄さん2人はピアノをご所望のようです。父さんと母さんもちょっと目がキラキラしてます。自分のピアノを聴きたいって思ってもらうのはすごく嬉しいけどちょっと恥ずかしいね! まぁ弾くけど!
「何が聴きたいの?」
「ショパンは絶対」
「ショパンを最初にはちょっと厳しいからほかにない?」
僕今日はまだピアノ触ってないから指まわらないよ。多分兄さんが聴きたがってるのは僕がよく弾いてたエチュードだろうし、いきなり弾いたらミスタッチ連発しちゃうよ。
「こっちの曲とかで俺らが聴いたことないやつとか?」
「わかった」
あれとこれと……といくつか候補を上げながらピアノの蓋を開けてぐっぐっと指を伸ばす。肩も小さく回したら準備完了! まずは穏やかな曲から弾きますよ!!
*
***
*****
短めの曲を何曲か弾いてラグに戻ると兄さん達にわしゃわしゃと撫でられた。ポニーテールにしてた髪がぐちゃぐちゃです。……括り直さなくちゃ。でも僕未だに自分では上手く括れません。サイドの髪を捻ってとめるくらいは出来るようになったよ!
「やっぱりゆきちゃんのピアノは癒されるわ!」
「幸仁のを聴くと他の人の音がしっくりこないんだよなぁ……」
えへへ、嬉しいです。親に褒められるのは照れ臭いけどやっぱり嬉しいよ。ピアノは僕の好きなことでもあるから余計にね。好きなことを褒められるって嬉しくない?
「さて、ゆきちゃんの髪の毛を直さなくっちゃね。お母さんにやらせて? お母さん女の子が産まれたら髪の毛をセットしてあげるのが夢だったの!」
僕女の子じゃないけど……まぁいいや、親の希望を叶えてあげるのも子供の役目です。それに髪の毛を直してもらえるのはありがたいしね。
寝室の鏡台から櫛をとってきて母さんに渡すと纏めていた銀色のリボンを取られ、そのまま丁寧に梳かされた。
「綺麗な髪ね! お母さんよりツヤツヤなんじゃなぁい?」
「そうかなぁ? リディアがいつもケアしてくれるからかなぁ」
「羨ましいわ……! お母さんも負けてられないわ!」
「母さんの髪の毛、僕好きだけどな」
母さんの髪の毛は1本1本が細いサラサラストレート! 天使の輪もあります! 十分綺麗だと思うんだけどなぁ。
「もう、ゆきちゃんのタラシ!」
「ええ?!」
タラシ?! 何でいきなりタラシ認定……!
「幸仁は天然だからなぁ」
「純粋だしな」
……なんだか父さんも兄さん達も納得しているみたいです。僕はタラシじゃないもん……!
「とりあえず簡単にまとめちゃうわね。お昼を食べた後にもう少しいじらせて?」
「わかった。髪留めとかあとで持ってくるね」
「楽しみだわ! はい、とりあえずポニーテールね! ふふ、銀色のリボンがとっても似合うわね?」
銀色に触れられるのはちょっと恥ずかしいです。もちろんダグの髪の色を思ってつけてるので……僕の髪留めは基本銀色です。黄色い石がはめられてるのが多いよ。ダグの金色の瞳をイメージしてるのです。違うのは港町で買ってもらったガラス細工のやつとかかな。
「ゆきちゃんたら赤くなっちゃって可愛いわ! もうもうもう、相変わらずラブラブなんだから!」
「うぅ、母さんやめてよ……」
恥ずかしすぎて顔が熱いです……いや、ラブラブなのは事実ですけどね……! 一緒にいたくないって思ったことないもん。もっとべったりでもいいぐらいです!! でも親に指摘されるのは恥ずかしい以外の何物でもありません!
「皆様、ご昼食の準備が整いましたよ」
ナイスタイミング! 食べましょう!!
恥ずかしさを誤魔化すためにいち早くテーブルに向かえば、母さんにくすくすと笑われた。うぅ、お昼食べてからもまだからかわれそう……!
とりあえずみんなもテーブルについてランチ開始です! 最初からデザート以外の全部が並べられてるよ。今日はタンシチューにパンとサラダです。僕このシチュー大好きなんだよね。分厚いタンがすっごく柔らかいの。
「うわ、めっちゃ美味そう」
「シチュー美味しいよ! 兄さん達好きだと思う」
「マジか」
「おかわりもございますから、足りなければおっしゃって下さいね」
「ありがとうございます!」
兄さん達は大喜びでシチューをパクリ。途端に目を見開いてこっちを見てきます。目がキラッキラだよ。
「うまい……!」
「肉がとろける……!」
美味しいよねぇ。兄さん達も僕と同じでお肉が大好きだからこのシチューは兄さん達も気にいると思ったんだよ。僕達味の好みも似てるしね。
「まぁまぁまぁ、本当に美味しいわ……!」
母さんも気に入った様子。父さんは……うん、父さんが無言で食べてるのは気に入った証拠ですね。美味しいものを食べるとそれしか見えなくなるらしいよ。美味しいものに夢中になっちゃう気持ちはわかります。
「ふふ、パンともすっごく合うんだよ。パンは何もつけなくても食べれるくらい美味しいんだ」
僕がそう言うとみんなが一斉にパンに手を伸ばしてまずはそのまま一口パクリ。顔を見ただけで美味しいんだなぁってわかるよ。キラキラ嬉しそうに食べるみんなを見れて嬉しいです!
みんな美味しい美味しいって言いながらどんどん食べて、割と少食な母さんまでシチューをおかわりしました! 僕ももちろんしたよ。だってタンシチュー美味しいもん。
キラキラと光るデザートのケーキも食べ終え、一息つくとまたラグの方へ戻って団欒。美味しいものをお腹いっぱい食べてからのまったりってものすごく贅沢な気がします……
「美味しかったわ! つい食べすぎちゃった。ダイエット中だったのもすっかり忘れてたわ……」
「母さん細いよ?」
それ以上痩せたら心配だよ。身体に良くなさそうだもん。
「だって雅仁さんに少しでも軽いって思われたいんだもの」
「美加子は軽いと言ってるだろう。それ以上痩せたら身体に悪い」
ほら、父さんもこう言ってるじゃん。
「でもぉ……」
「美加子の努力を否定しているわけじゃないから、あまり心配をかけないでくれ。俺は美味しそうに食べている美加子が好きだぞ」
「……ぶくぶく太っても知らないんだからね」
「太り過ぎも身体に悪いだろうが、少しくらい太った方がむしろ安心だ」
「むぅ……ならもう美味しいもの沢山食べるわ!」
「ああ、そうしてくれ」
笑顔で沢山食べる発言をした母さんに父さんもニコニコ。父さんは多分痩せてるのにダイエットを始めた母さんをずっと心配してたんだろうね。心配事がなくなって何よりです。僕も心配だからダイエットは本当に太った時だけにしてほしいな。まぁダイエットが必要なほど太った母さんの姿なんて見たことないけどね。
「さて、ご飯のことは気にしないことにしたし、そろそろゆきちゃんの髪の毛を触らせてもらおうかしらね!」
「じゃあ髪飾り持ってくるね」
「もうお持ちしてますよ」
「わ、ありがとうリディア!!」
流石リディア!! きっちり全部持ってきてくれました。ジュエリーボックスと大きなトレーに綺麗に並べられた髪飾りはものすごく種類が多いけど、全部つけたことがある。髪紐、リボン、バレッタ、ピン……僕はあまりこだわりがないからリディアに基本おまかせ。デートの時にダグからもらったものをつけるの以外はね。
「あら、こっちだけジュエリーボックスに入れているのね?」
まだ入りそうなのに入れるのはこれだけなの? という母さんの問いにうっとなる。
「……ダグに貰ったものだけ入れてるの」
恥ずかしい……ジュエリーボックスもダグが港町で買ってくれたもので、中にはデートや新婚旅行で買ってもらったものはもちろん、温室デートの時にダグが出したレースや髪飾りも入ってる。他にもダグが用意してくれたものは全部ジュエリーボックスに収納してるのです。リディアが用意してくれたものは基本的に寝室にある鏡台の引き出しにしまってるよ。
「まぁ! ゆきちゃんたら可愛いわねぇ……ふふ、じゃあこっちは今日はやめておきましょうか。大事な日にだけつける特別なものなのでしょうしね」
うぅ、間違ってないだけに何も言い返せない。ふふって笑われてものすごく恥ずかしいです!
今は11時くらい。お昼のことも考えなくちゃなぁ、って感じの時間です。僕はいつも通りリディアに用意してもらうけど、母さん達はどうする予定だったんだろ?
「よろしければ皆様の分もご用意いたしますよ」
「あら、お願いしちゃおうかしら?」
「今日はお昼用意してないの?」
「下拵えだけしてるの。夜にまわしちゃえば大丈夫だからお言葉に甘えちゃおうかしら?」
なるほど。それなら食材は無駄にならないし大丈夫か。
「じゃあリディアお願いできる?」
「構いませんよ。ご用意いたしますね」
「ありがとう」
「リディアちゃんありがとうね」
4人分追加、ってことは……内3人が男だからダグの食べる分よりちょっと多いぐらいを用意したらいいぐらいかな? この世界換算だと2人前より少ないくらいだからいきなり追加になっても大丈夫なはず。お城って多めにご飯作ってるらしいし。
ふふ、久しぶりにみんなでご飯! 楽しみです。
「昼までゆきのピアノが聴きたい」
「俺も聴きたい」
兄さん2人はピアノをご所望のようです。父さんと母さんもちょっと目がキラキラしてます。自分のピアノを聴きたいって思ってもらうのはすごく嬉しいけどちょっと恥ずかしいね! まぁ弾くけど!
「何が聴きたいの?」
「ショパンは絶対」
「ショパンを最初にはちょっと厳しいからほかにない?」
僕今日はまだピアノ触ってないから指まわらないよ。多分兄さんが聴きたがってるのは僕がよく弾いてたエチュードだろうし、いきなり弾いたらミスタッチ連発しちゃうよ。
「こっちの曲とかで俺らが聴いたことないやつとか?」
「わかった」
あれとこれと……といくつか候補を上げながらピアノの蓋を開けてぐっぐっと指を伸ばす。肩も小さく回したら準備完了! まずは穏やかな曲から弾きますよ!!
*
***
*****
短めの曲を何曲か弾いてラグに戻ると兄さん達にわしゃわしゃと撫でられた。ポニーテールにしてた髪がぐちゃぐちゃです。……括り直さなくちゃ。でも僕未だに自分では上手く括れません。サイドの髪を捻ってとめるくらいは出来るようになったよ!
「やっぱりゆきちゃんのピアノは癒されるわ!」
「幸仁のを聴くと他の人の音がしっくりこないんだよなぁ……」
えへへ、嬉しいです。親に褒められるのは照れ臭いけどやっぱり嬉しいよ。ピアノは僕の好きなことでもあるから余計にね。好きなことを褒められるって嬉しくない?
「さて、ゆきちゃんの髪の毛を直さなくっちゃね。お母さんにやらせて? お母さん女の子が産まれたら髪の毛をセットしてあげるのが夢だったの!」
僕女の子じゃないけど……まぁいいや、親の希望を叶えてあげるのも子供の役目です。それに髪の毛を直してもらえるのはありがたいしね。
寝室の鏡台から櫛をとってきて母さんに渡すと纏めていた銀色のリボンを取られ、そのまま丁寧に梳かされた。
「綺麗な髪ね! お母さんよりツヤツヤなんじゃなぁい?」
「そうかなぁ? リディアがいつもケアしてくれるからかなぁ」
「羨ましいわ……! お母さんも負けてられないわ!」
「母さんの髪の毛、僕好きだけどな」
母さんの髪の毛は1本1本が細いサラサラストレート! 天使の輪もあります! 十分綺麗だと思うんだけどなぁ。
「もう、ゆきちゃんのタラシ!」
「ええ?!」
タラシ?! 何でいきなりタラシ認定……!
「幸仁は天然だからなぁ」
「純粋だしな」
……なんだか父さんも兄さん達も納得しているみたいです。僕はタラシじゃないもん……!
「とりあえず簡単にまとめちゃうわね。お昼を食べた後にもう少しいじらせて?」
「わかった。髪留めとかあとで持ってくるね」
「楽しみだわ! はい、とりあえずポニーテールね! ふふ、銀色のリボンがとっても似合うわね?」
銀色に触れられるのはちょっと恥ずかしいです。もちろんダグの髪の色を思ってつけてるので……僕の髪留めは基本銀色です。黄色い石がはめられてるのが多いよ。ダグの金色の瞳をイメージしてるのです。違うのは港町で買ってもらったガラス細工のやつとかかな。
「ゆきちゃんたら赤くなっちゃって可愛いわ! もうもうもう、相変わらずラブラブなんだから!」
「うぅ、母さんやめてよ……」
恥ずかしすぎて顔が熱いです……いや、ラブラブなのは事実ですけどね……! 一緒にいたくないって思ったことないもん。もっとべったりでもいいぐらいです!! でも親に指摘されるのは恥ずかしい以外の何物でもありません!
「皆様、ご昼食の準備が整いましたよ」
ナイスタイミング! 食べましょう!!
恥ずかしさを誤魔化すためにいち早くテーブルに向かえば、母さんにくすくすと笑われた。うぅ、お昼食べてからもまだからかわれそう……!
とりあえずみんなもテーブルについてランチ開始です! 最初からデザート以外の全部が並べられてるよ。今日はタンシチューにパンとサラダです。僕このシチュー大好きなんだよね。分厚いタンがすっごく柔らかいの。
「うわ、めっちゃ美味そう」
「シチュー美味しいよ! 兄さん達好きだと思う」
「マジか」
「おかわりもございますから、足りなければおっしゃって下さいね」
「ありがとうございます!」
兄さん達は大喜びでシチューをパクリ。途端に目を見開いてこっちを見てきます。目がキラッキラだよ。
「うまい……!」
「肉がとろける……!」
美味しいよねぇ。兄さん達も僕と同じでお肉が大好きだからこのシチューは兄さん達も気にいると思ったんだよ。僕達味の好みも似てるしね。
「まぁまぁまぁ、本当に美味しいわ……!」
母さんも気に入った様子。父さんは……うん、父さんが無言で食べてるのは気に入った証拠ですね。美味しいものを食べるとそれしか見えなくなるらしいよ。美味しいものに夢中になっちゃう気持ちはわかります。
「ふふ、パンともすっごく合うんだよ。パンは何もつけなくても食べれるくらい美味しいんだ」
僕がそう言うとみんなが一斉にパンに手を伸ばしてまずはそのまま一口パクリ。顔を見ただけで美味しいんだなぁってわかるよ。キラキラ嬉しそうに食べるみんなを見れて嬉しいです!
みんな美味しい美味しいって言いながらどんどん食べて、割と少食な母さんまでシチューをおかわりしました! 僕ももちろんしたよ。だってタンシチュー美味しいもん。
キラキラと光るデザートのケーキも食べ終え、一息つくとまたラグの方へ戻って団欒。美味しいものをお腹いっぱい食べてからのまったりってものすごく贅沢な気がします……
「美味しかったわ! つい食べすぎちゃった。ダイエット中だったのもすっかり忘れてたわ……」
「母さん細いよ?」
それ以上痩せたら心配だよ。身体に良くなさそうだもん。
「だって雅仁さんに少しでも軽いって思われたいんだもの」
「美加子は軽いと言ってるだろう。それ以上痩せたら身体に悪い」
ほら、父さんもこう言ってるじゃん。
「でもぉ……」
「美加子の努力を否定しているわけじゃないから、あまり心配をかけないでくれ。俺は美味しそうに食べている美加子が好きだぞ」
「……ぶくぶく太っても知らないんだからね」
「太り過ぎも身体に悪いだろうが、少しくらい太った方がむしろ安心だ」
「むぅ……ならもう美味しいもの沢山食べるわ!」
「ああ、そうしてくれ」
笑顔で沢山食べる発言をした母さんに父さんもニコニコ。父さんは多分痩せてるのにダイエットを始めた母さんをずっと心配してたんだろうね。心配事がなくなって何よりです。僕も心配だからダイエットは本当に太った時だけにしてほしいな。まぁダイエットが必要なほど太った母さんの姿なんて見たことないけどね。
「さて、ご飯のことは気にしないことにしたし、そろそろゆきちゃんの髪の毛を触らせてもらおうかしらね!」
「じゃあ髪飾り持ってくるね」
「もうお持ちしてますよ」
「わ、ありがとうリディア!!」
流石リディア!! きっちり全部持ってきてくれました。ジュエリーボックスと大きなトレーに綺麗に並べられた髪飾りはものすごく種類が多いけど、全部つけたことがある。髪紐、リボン、バレッタ、ピン……僕はあまりこだわりがないからリディアに基本おまかせ。デートの時にダグからもらったものをつけるの以外はね。
「あら、こっちだけジュエリーボックスに入れているのね?」
まだ入りそうなのに入れるのはこれだけなの? という母さんの問いにうっとなる。
「……ダグに貰ったものだけ入れてるの」
恥ずかしい……ジュエリーボックスもダグが港町で買ってくれたもので、中にはデートや新婚旅行で買ってもらったものはもちろん、温室デートの時にダグが出したレースや髪飾りも入ってる。他にもダグが用意してくれたものは全部ジュエリーボックスに収納してるのです。リディアが用意してくれたものは基本的に寝室にある鏡台の引き出しにしまってるよ。
「まぁ! ゆきちゃんたら可愛いわねぇ……ふふ、じゃあこっちは今日はやめておきましょうか。大事な日にだけつける特別なものなのでしょうしね」
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