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本編
137 初夜、ではないけれど
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「うぅうぅぅ……ほ、本当にこれ着るの……?」
「はい、よくお似合いですよ」
にっこり言われても嬉しくない……!
だってこれ服じゃないもん!! 下着だよぅ……薄いピラピラした布面積も小さい服なんて僕は認めないからな……っ!!
「夜は少し寒くなってきましから上にガウンを羽織っておきましょうね」
「これをやめて長袖を着るっていう選択肢は……」
「ございません」
うぅっ!! ひどい……!!
「さぁ、お部屋に行きますよ。ダグラスも待ちくたびれているでしょう」
「で、でもダグもお風呂……」
「このお屋敷に一つしか浴室がないとお思いですか?」
ですよねー……絶対いくつもあるよねー……そしてダグは絶対そのどこかでお風呂を済ませてるんだろうなぁ……
「……部屋に着いても暫くいてくれたり……」
「あはははは、蜂蜜を飲め、と。ついでに角砂糖も食べろと? 面白い冗談ですねぇ」
ごめんなさいっっ!!
謝るからその笑ってるのに笑ってない笑顔で見ないで……!
「うぅ、大人しく部屋に行きます」
「そうですよ、後になっても結局変わらないのですから諦めてくださいね。焦らしたほうが痛い目を見るかと」
「すぐに部屋に行きます!!!」
部屋に着くとダグがカウチに座っていた。グラスで飲んでいるのはお酒だろうか。ものすごくカッコいい。
「ユキ様、ホットミルクをどうぞ。蜂蜜を入れてあります。それからこちらにレモン水とグラスを置いておきますね」
「うん……」
蜂蜜は喉のためだろうなぁ、と思いつつリディアが渡してきたマグカップを持ってちびちびと飲みつつダグを横目で見る。
うぅ、カッコいい……!
お酒飲んでるダグ、本当にかっこいい……琥珀色の液体が入ったグラスがさまになっているのです……!!
「では私はこれで失礼します。カップ等はそのままで構いませんので」
「うん……ありがとう……」
リディアが出て行き、二人きりに。
コトリ、とダグがグラスをテーブルに置いた音にビクッと身体が跳ねた。
「んっ……」
スルリ、と首筋を撫でられまた身体がビクリと跳ねた。
「今日はいつもと違う格好だな?」
「あ、う……これ、は……」
「この帯を早く解きたい」
やらしい……! キャパオーバー寸前なのですが……!
「飲み終わるまでは待とう」
飲み終わったら速攻でベッドに連れて行かれるのですね……!
どうしよう、僕すっごいドキドキしてる……ダグとするのは初めてじゃないのに……甘いはずのホットミルクも味がわからない……
「さて、飲み終わったみたいだな」
空になったカップを取り上げられた。ダグのグラスを見るとそっちも空になっていた。
「あ、う……」
「おいで」
「っ……」
そろりとダグの首へ手を回せばそのまま抱き上げられ、ベッドルームへ連れて行かれた。ベッドにおろされたらもう心臓は苦しいほどに鳴り響いていて。
「こんなに赤くなって……可愛い。まるで初めてユキに触れた時のようだ」
「う……」
「……今日は寝かせないからな」
「あ、あぅ……」
大好きな金色に炎が灯った瞬間、ゾクリと腰が重くなった。
スルリと帯が解かれ、合わせを広げられる。ダグからは強い視線を感じる。見られた場所がジリジリと熱を持っていくようだ。
「そ、そんなに見ないで……」
「なぜだ? 綺麗だ……いくらでも見ていたい」
「恥ずかしい……」
「こんなに綺麗なのにか?」
「んっ……」
スルリと撫でられると薄布越しのいつもと違う感覚にピクリと身体が震える。
「……可愛い」
「ん…………ふ、ぁ……んんっ……!」
深いキスをされながら撫でられると緩い快感が僕を襲う。
そんな快感に酔いしれていると、突然強い衝撃がやってきた。
「んあっ?!」
さらりとした薄布越しに胸の先を撫でられたのだと理解した。僕の反応に気を良くしたダグはそのままスリスリと撫でてくる。
「ひっ、ぁ、あっ……!! それ、やぁ……!」
薄い布越しに触られると直接指で触られるよりも摩擦がないから快感が強いなんて……そんなこと、今初めて知った。
「あぁあっ……!! や、まって、だめ……!!」
どんどん腰に重いものが溜まってきて、焦った僕はダグに制止をかけるがダグはそれを無視し、爪の先でカリカリと細かく胸の先を弄り出す。
その刺激にますます甘い痺れが腰へ溜まっていき────
「あっあっあっ……!! ゃ、ん────っっ!!」
────あ……う、そ……僕、乳首、だけで……
「ここだけでイけたな。いいこだ」
「あ、う……ひど、い……」
「気持ちよかっただろう?」
う……気持ち、よかったけど……
「いじわる……!」
「……ユキ、その表情で睨んでも逆効果だ」
「あっ、やぁ……!!」
ガバリと足を開かれ、羞恥にますます顔に熱が集まる。
「覚悟しろ」
「ひ、あっあっあっ……んぁああっ!!」
性急に僕の後ろをほぐしたダグはそのまま中へと押し入ってきた。最初から一番奥までガツガツと責め立てられたら僕はもう頭を振り乱すぐらいしかできない。
「ユキ、ユキ……!」
「んぅううっっ!! だ、ぐぅ……! や、だめ、いっちゃうぅ……っ!」
「俺もだ……!」
「ひ、ぁあぁぁああああッッッッ!!」
ゴリっとしこりを抉りつつ奥の奥まで犯され、達したと同時に中へ熱いものが注がれた。
「はっ、は、ぁ……は、は、んぁあっ?!」
必死に息を整えていると、繋がったままぐるんとひっくり返された。中のダグがまだ硬さを失ってないことに気付いた時にはまたダグが動き出していて。
「や────っっ! あっあっあっ、ま、まってっ……あぁあっ!!」
角度、変わって違うとこ当たる……!!
後ろから、というのは初めてだ。初めてなのに容赦なく責め立てるダグから身体が勝手に逃げを打てば、容赦なく腰を掴んで引き戻され、より深くダグを受け入れることになった。
「んぅ──────ッッッッ!!」
「逃げるな……っ!」
あ、あ、だめ、これだめ……!!
そのまま手を掴まれ、上体が後ろに引っ張られる形で責められる。
とっくに力などはいらない僕はガクガクと揺さぶれるしか出来ない。突き上げられるたびにイっているようで、視界にはチカチカと星が飛んでいる。
「やぁあああっっ!! あっあっあっ、あうぅっっ!!」
再びイかされるとドサリとベッドにおろされ、そのまま後ろからゆっくりと突かれる。
「あーっ、あーっ……ひ、うぅう~……っっ」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら緩やかに突かれるのはさっきまでとはまた違った快感で。
「気持ちいいか?」
「い、い……っ! きもち、ぃ……っっ!」
「俺もだ」
「あ、んっんっ! や、あぁあっだぐ、だぐぅ……っっ!」
「ユキ……!」
何度も何度もイかされ、ようやく解放された頃にはすでに空が白くなり始めていた。あれ、部屋に入ったのって九時になるかならないかくらいだったような……どうりで身体が動かないわけだ。今意識があるのは奇跡だと思う。
「あ、ぅ……」
「悪い、やりすぎたな……水飲むか」
眠い、身体動かない……
水は飲みたいけどそんな力なんてとっくになくて。もう寝てしまえ、と目を閉じればキスをされた。流石にもう無理だと恨めしく思えばどうやら口移しでレモン水を飲ませてくれるだけのようだった。
少しずつ僕がむせないように流し込んでくれるレモン水をゆっくりと飲みこんで、を何回か繰り返せば痛んだ喉が幾分かマシになった。
……気がする。
「寝ていいからな」
「ん……」
頭を撫でられ、そっと薄眼を開くと映るのは優しく微笑む愛しい人。
正直、身体が少しベタついていてこのまま寝るのは……と思ったけれど、身体は限界を訴えていた為にダグが後始末をしてくれると信じてそのまま目を閉じた。
バーベキュー逃したら恨みます……
「はい、よくお似合いですよ」
にっこり言われても嬉しくない……!
だってこれ服じゃないもん!! 下着だよぅ……薄いピラピラした布面積も小さい服なんて僕は認めないからな……っ!!
「夜は少し寒くなってきましから上にガウンを羽織っておきましょうね」
「これをやめて長袖を着るっていう選択肢は……」
「ございません」
うぅっ!! ひどい……!!
「さぁ、お部屋に行きますよ。ダグラスも待ちくたびれているでしょう」
「で、でもダグもお風呂……」
「このお屋敷に一つしか浴室がないとお思いですか?」
ですよねー……絶対いくつもあるよねー……そしてダグは絶対そのどこかでお風呂を済ませてるんだろうなぁ……
「……部屋に着いても暫くいてくれたり……」
「あはははは、蜂蜜を飲め、と。ついでに角砂糖も食べろと? 面白い冗談ですねぇ」
ごめんなさいっっ!!
謝るからその笑ってるのに笑ってない笑顔で見ないで……!
「うぅ、大人しく部屋に行きます」
「そうですよ、後になっても結局変わらないのですから諦めてくださいね。焦らしたほうが痛い目を見るかと」
「すぐに部屋に行きます!!!」
部屋に着くとダグがカウチに座っていた。グラスで飲んでいるのはお酒だろうか。ものすごくカッコいい。
「ユキ様、ホットミルクをどうぞ。蜂蜜を入れてあります。それからこちらにレモン水とグラスを置いておきますね」
「うん……」
蜂蜜は喉のためだろうなぁ、と思いつつリディアが渡してきたマグカップを持ってちびちびと飲みつつダグを横目で見る。
うぅ、カッコいい……!
お酒飲んでるダグ、本当にかっこいい……琥珀色の液体が入ったグラスがさまになっているのです……!!
「では私はこれで失礼します。カップ等はそのままで構いませんので」
「うん……ありがとう……」
リディアが出て行き、二人きりに。
コトリ、とダグがグラスをテーブルに置いた音にビクッと身体が跳ねた。
「んっ……」
スルリ、と首筋を撫でられまた身体がビクリと跳ねた。
「今日はいつもと違う格好だな?」
「あ、う……これ、は……」
「この帯を早く解きたい」
やらしい……! キャパオーバー寸前なのですが……!
「飲み終わるまでは待とう」
飲み終わったら速攻でベッドに連れて行かれるのですね……!
どうしよう、僕すっごいドキドキしてる……ダグとするのは初めてじゃないのに……甘いはずのホットミルクも味がわからない……
「さて、飲み終わったみたいだな」
空になったカップを取り上げられた。ダグのグラスを見るとそっちも空になっていた。
「あ、う……」
「おいで」
「っ……」
そろりとダグの首へ手を回せばそのまま抱き上げられ、ベッドルームへ連れて行かれた。ベッドにおろされたらもう心臓は苦しいほどに鳴り響いていて。
「こんなに赤くなって……可愛い。まるで初めてユキに触れた時のようだ」
「う……」
「……今日は寝かせないからな」
「あ、あぅ……」
大好きな金色に炎が灯った瞬間、ゾクリと腰が重くなった。
スルリと帯が解かれ、合わせを広げられる。ダグからは強い視線を感じる。見られた場所がジリジリと熱を持っていくようだ。
「そ、そんなに見ないで……」
「なぜだ? 綺麗だ……いくらでも見ていたい」
「恥ずかしい……」
「こんなに綺麗なのにか?」
「んっ……」
スルリと撫でられると薄布越しのいつもと違う感覚にピクリと身体が震える。
「……可愛い」
「ん…………ふ、ぁ……んんっ……!」
深いキスをされながら撫でられると緩い快感が僕を襲う。
そんな快感に酔いしれていると、突然強い衝撃がやってきた。
「んあっ?!」
さらりとした薄布越しに胸の先を撫でられたのだと理解した。僕の反応に気を良くしたダグはそのままスリスリと撫でてくる。
「ひっ、ぁ、あっ……!! それ、やぁ……!」
薄い布越しに触られると直接指で触られるよりも摩擦がないから快感が強いなんて……そんなこと、今初めて知った。
「あぁあっ……!! や、まって、だめ……!!」
どんどん腰に重いものが溜まってきて、焦った僕はダグに制止をかけるがダグはそれを無視し、爪の先でカリカリと細かく胸の先を弄り出す。
その刺激にますます甘い痺れが腰へ溜まっていき────
「あっあっあっ……!! ゃ、ん────っっ!!」
────あ……う、そ……僕、乳首、だけで……
「ここだけでイけたな。いいこだ」
「あ、う……ひど、い……」
「気持ちよかっただろう?」
う……気持ち、よかったけど……
「いじわる……!」
「……ユキ、その表情で睨んでも逆効果だ」
「あっ、やぁ……!!」
ガバリと足を開かれ、羞恥にますます顔に熱が集まる。
「覚悟しろ」
「ひ、あっあっあっ……んぁああっ!!」
性急に僕の後ろをほぐしたダグはそのまま中へと押し入ってきた。最初から一番奥までガツガツと責め立てられたら僕はもう頭を振り乱すぐらいしかできない。
「ユキ、ユキ……!」
「んぅううっっ!! だ、ぐぅ……! や、だめ、いっちゃうぅ……っ!」
「俺もだ……!」
「ひ、ぁあぁぁああああッッッッ!!」
ゴリっとしこりを抉りつつ奥の奥まで犯され、達したと同時に中へ熱いものが注がれた。
「はっ、は、ぁ……は、は、んぁあっ?!」
必死に息を整えていると、繋がったままぐるんとひっくり返された。中のダグがまだ硬さを失ってないことに気付いた時にはまたダグが動き出していて。
「や────っっ! あっあっあっ、ま、まってっ……あぁあっ!!」
角度、変わって違うとこ当たる……!!
後ろから、というのは初めてだ。初めてなのに容赦なく責め立てるダグから身体が勝手に逃げを打てば、容赦なく腰を掴んで引き戻され、より深くダグを受け入れることになった。
「んぅ──────ッッッッ!!」
「逃げるな……っ!」
あ、あ、だめ、これだめ……!!
そのまま手を掴まれ、上体が後ろに引っ張られる形で責められる。
とっくに力などはいらない僕はガクガクと揺さぶれるしか出来ない。突き上げられるたびにイっているようで、視界にはチカチカと星が飛んでいる。
「やぁあああっっ!! あっあっあっ、あうぅっっ!!」
再びイかされるとドサリとベッドにおろされ、そのまま後ろからゆっくりと突かれる。
「あーっ、あーっ……ひ、うぅう~……っっ」
ぐちゅぐちゅと音を立てながら緩やかに突かれるのはさっきまでとはまた違った快感で。
「気持ちいいか?」
「い、い……っ! きもち、ぃ……っっ!」
「俺もだ」
「あ、んっんっ! や、あぁあっだぐ、だぐぅ……っっ!」
「ユキ……!」
何度も何度もイかされ、ようやく解放された頃にはすでに空が白くなり始めていた。あれ、部屋に入ったのって九時になるかならないかくらいだったような……どうりで身体が動かないわけだ。今意識があるのは奇跡だと思う。
「あ、ぅ……」
「悪い、やりすぎたな……水飲むか」
眠い、身体動かない……
水は飲みたいけどそんな力なんてとっくになくて。もう寝てしまえ、と目を閉じればキスをされた。流石にもう無理だと恨めしく思えばどうやら口移しでレモン水を飲ませてくれるだけのようだった。
少しずつ僕がむせないように流し込んでくれるレモン水をゆっくりと飲みこんで、を何回か繰り返せば痛んだ喉が幾分かマシになった。
……気がする。
「寝ていいからな」
「ん……」
頭を撫でられ、そっと薄眼を開くと映るのは優しく微笑む愛しい人。
正直、身体が少しベタついていてこのまま寝るのは……と思ったけれど、身体は限界を訴えていた為にダグが後始末をしてくれると信じてそのまま目を閉じた。
バーベキュー逃したら恨みます……
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