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番外編 新婚初夜 02
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「隠すなと言ったと思うんだが」
至近距離に近付いてきたギルバートの手が伸びてきて、ナイトウェアを押さえるメルヴィナの手に触れた。
「く、暗くなってもなんとなく見えてるから……恥ずかしくて……」
「なら、今日はもうやめておくか?」
「それは……」
やめて欲しくはない。大好きな人と結ばれてみたい。
初めては痛いと聞くから怖いけれど、何日も前から覚悟を決めてきたのだ。
特別な異性にしか見せない場所を互いに晒し合って、体を重ねれば――。
(もっと私、ギル様の特別になれる)
そう思ったら、服を掴む手が緩んだ。
その手はそのままギルバートに引き寄せられる。
ギルバートは恭しくメルヴィナの手を取ると、指先に口付けた。
まるで騎士の誓いみたいだ。
「恥ずかしいのはお前だけじゃないからな」
「……ギル様も恥ずかしいんですか?」
「……当たり前だ」
ギルバートは返事をしながら、手の甲に唇を落としてくる。
「……続きをしても構わないか?」
尋ねられて頷くと、ギルバートの体がゆっくりと覆いかぶさって来た。
◆ ◆ ◆
こちらに触れるギルバートはとても優しくて、メルヴィナは自分が壊れ物になったかのような錯覚を覚えた。
気が付いたらお互い全裸になっていて、直に肌の温もりを感じるのが気持ちいい。
筋肉質なせいか、ギルバートの体温はこちらよりも高い。その熱をもっと感じたくて、メルヴィナは彼の背中に手を回した。
すると、口付けされた。
最初はついばむように。
重なるだけの口付けは、少しずつ深くなっていく。
互いに舌を絡め合う間にも、ギルバートの指先は、メルヴィナを確かめるように、少しずつ下に降りてくる。
「あっ……」
「敏感だな」
「それは、ギル様が変な場所ばかり触るから……」
耳朶とか、首筋とか、胸の頂とか――。
くすぐったさの中にむずむずするような変な感覚があって、触られるたびに小さな声が漏れ、体が跳ねてしまう。
「ん……」
また口付けられた。
優しく穏やかなキスに、身も心も蕩けそうになる。
いつしか指先は下肢に到達していた。
彼を受け入れる部分に触れられて、メルヴィナは身を震わせる。
「……濡れてる」
「ギル様のせいです……」
責めるように訴えると、クスリと笑う気配がして、ゆるゆると性器の入口を確かめるようになぞられた。
「慣らしていくぞ」
囁きと一緒に、つぷり、と指が侵入してくる。
「痛むか?」
身を硬くしたからだろう。すぐに不安そうに訊かれた。
「大丈夫です。ちょっとびっくりしただけ……」
痛くはない。でも異物感が凄い。
「……狭いな。自分で触れた事は?」
「なっ……」
メルヴィナはかあっと頬を染めた。
「ないです……なんでそんな事聞くんですか……」
「女も自慰をするのか純粋に興味があって」
「っ……」
興味本位で触れてみた事はある。でも、怖くて入口の場所を確かめるだけで終わってしまった。
詳しく説明するのは絶対に嫌で、メルヴィナはギルバートを睨む。
一方彼の方は楽しげだ。暗くてもなんとなくわかる。
(意地悪……)
なのにメルヴィナに触れる手付きは優しい。
いつもと同じだ。偉そうだったり馬鹿にしてきたり、そのくせ根本的には優しくて紳士的なのはいつもと同じで、そんな彼の落差に自分はどうしようもなく惹かれている。
「ひゃっ……」
ゆるやかな抜き差しを繰り返され、ある一点を掠めた時、体が跳ねた。
するとギルバートは、見つけたとばかりに執拗にそこに強く触れてくる。
「ここか。……凄いな、どんどん溢れてくる」
「かいせつ、しないでくださっ……」
言葉が途切れたのは、指が唐突に増やされ圧迫感が増したせいだ。
「きついか?」
「いえ……」
丁寧に触れられているからか痛みはない。何かが入っているという感覚が少し怖かった。
気持ちいいところを強く押したり、引っ掻いたり、かと思えば胎内を広げたり――。
わずかな快感らしきものはあるけれど、気持ちいいとはとても思えなかった。
回数を重ねればまた変わって来るのだろうか。メルヴィナは不安を覚える。
「メル、そろそろ先に進んでも構わないか?」
未知の感覚に必死に耐えていると、艶めいた声で囁かれた。
「はい……」
怖い。けれど、この人とひとつに、本物の夫婦になりたい。
そのためなら多少の痛みくらい我慢できる。たぶん。
膣内から指が引き抜かれたと思うと、足を大きく広げられる。
そして、別のもっと太くて熱いものが入口にあてがわれた。
(これが……)
男性器だ、と悟ったら体がかあっと熱くなった。
特別な場所、性器同士が触れ合っているのだと思うと、あまりのいやらしさにくらくらする。
唇だけでなく、こちらでも。そんなふうに考えてしまう自分は何て淫らなんだろう。
ギルバートは性器の先端をメルヴィナの入口に擦り付け、胎内から溢れる蜜を纏わせた。
そして、強く入口に押し当ててくる。
「……っ」
挿入ってきた。
ギルバートのものが。
まだ先端を受け入れただけなのに、ぴりぴりと引き攣れるような痛みがある。
「大丈夫か?」
「はい。へいき、なので、続けてください……」
答えると、更に奥へと侵入してくる。
(いっ……)
痛い。だけど声を上げたらきっとこの優しい人は気遣ってやめてしまう。
メルヴィナは必死に痛みをこらえ、口元を手で覆った。
幸い引き攣れる痛みは、いちばん太い(と思われる)部分が通過したら収まった。代わりに隘路を無理矢理押し広げられる痛みに襲われる。
指なんて比較にならないくらい太くて熱く、そして硬い。
本当にこれは人の体の一部なのだろうか。
疑問に思いながらも、メルヴィナは必死にギルバートのものを受け入れた。
至近距離に近付いてきたギルバートの手が伸びてきて、ナイトウェアを押さえるメルヴィナの手に触れた。
「く、暗くなってもなんとなく見えてるから……恥ずかしくて……」
「なら、今日はもうやめておくか?」
「それは……」
やめて欲しくはない。大好きな人と結ばれてみたい。
初めては痛いと聞くから怖いけれど、何日も前から覚悟を決めてきたのだ。
特別な異性にしか見せない場所を互いに晒し合って、体を重ねれば――。
(もっと私、ギル様の特別になれる)
そう思ったら、服を掴む手が緩んだ。
その手はそのままギルバートに引き寄せられる。
ギルバートは恭しくメルヴィナの手を取ると、指先に口付けた。
まるで騎士の誓いみたいだ。
「恥ずかしいのはお前だけじゃないからな」
「……ギル様も恥ずかしいんですか?」
「……当たり前だ」
ギルバートは返事をしながら、手の甲に唇を落としてくる。
「……続きをしても構わないか?」
尋ねられて頷くと、ギルバートの体がゆっくりと覆いかぶさって来た。
◆ ◆ ◆
こちらに触れるギルバートはとても優しくて、メルヴィナは自分が壊れ物になったかのような錯覚を覚えた。
気が付いたらお互い全裸になっていて、直に肌の温もりを感じるのが気持ちいい。
筋肉質なせいか、ギルバートの体温はこちらよりも高い。その熱をもっと感じたくて、メルヴィナは彼の背中に手を回した。
すると、口付けされた。
最初はついばむように。
重なるだけの口付けは、少しずつ深くなっていく。
互いに舌を絡め合う間にも、ギルバートの指先は、メルヴィナを確かめるように、少しずつ下に降りてくる。
「あっ……」
「敏感だな」
「それは、ギル様が変な場所ばかり触るから……」
耳朶とか、首筋とか、胸の頂とか――。
くすぐったさの中にむずむずするような変な感覚があって、触られるたびに小さな声が漏れ、体が跳ねてしまう。
「ん……」
また口付けられた。
優しく穏やかなキスに、身も心も蕩けそうになる。
いつしか指先は下肢に到達していた。
彼を受け入れる部分に触れられて、メルヴィナは身を震わせる。
「……濡れてる」
「ギル様のせいです……」
責めるように訴えると、クスリと笑う気配がして、ゆるゆると性器の入口を確かめるようになぞられた。
「慣らしていくぞ」
囁きと一緒に、つぷり、と指が侵入してくる。
「痛むか?」
身を硬くしたからだろう。すぐに不安そうに訊かれた。
「大丈夫です。ちょっとびっくりしただけ……」
痛くはない。でも異物感が凄い。
「……狭いな。自分で触れた事は?」
「なっ……」
メルヴィナはかあっと頬を染めた。
「ないです……なんでそんな事聞くんですか……」
「女も自慰をするのか純粋に興味があって」
「っ……」
興味本位で触れてみた事はある。でも、怖くて入口の場所を確かめるだけで終わってしまった。
詳しく説明するのは絶対に嫌で、メルヴィナはギルバートを睨む。
一方彼の方は楽しげだ。暗くてもなんとなくわかる。
(意地悪……)
なのにメルヴィナに触れる手付きは優しい。
いつもと同じだ。偉そうだったり馬鹿にしてきたり、そのくせ根本的には優しくて紳士的なのはいつもと同じで、そんな彼の落差に自分はどうしようもなく惹かれている。
「ひゃっ……」
ゆるやかな抜き差しを繰り返され、ある一点を掠めた時、体が跳ねた。
するとギルバートは、見つけたとばかりに執拗にそこに強く触れてくる。
「ここか。……凄いな、どんどん溢れてくる」
「かいせつ、しないでくださっ……」
言葉が途切れたのは、指が唐突に増やされ圧迫感が増したせいだ。
「きついか?」
「いえ……」
丁寧に触れられているからか痛みはない。何かが入っているという感覚が少し怖かった。
気持ちいいところを強く押したり、引っ掻いたり、かと思えば胎内を広げたり――。
わずかな快感らしきものはあるけれど、気持ちいいとはとても思えなかった。
回数を重ねればまた変わって来るのだろうか。メルヴィナは不安を覚える。
「メル、そろそろ先に進んでも構わないか?」
未知の感覚に必死に耐えていると、艶めいた声で囁かれた。
「はい……」
怖い。けれど、この人とひとつに、本物の夫婦になりたい。
そのためなら多少の痛みくらい我慢できる。たぶん。
膣内から指が引き抜かれたと思うと、足を大きく広げられる。
そして、別のもっと太くて熱いものが入口にあてがわれた。
(これが……)
男性器だ、と悟ったら体がかあっと熱くなった。
特別な場所、性器同士が触れ合っているのだと思うと、あまりのいやらしさにくらくらする。
唇だけでなく、こちらでも。そんなふうに考えてしまう自分は何て淫らなんだろう。
ギルバートは性器の先端をメルヴィナの入口に擦り付け、胎内から溢れる蜜を纏わせた。
そして、強く入口に押し当ててくる。
「……っ」
挿入ってきた。
ギルバートのものが。
まだ先端を受け入れただけなのに、ぴりぴりと引き攣れるような痛みがある。
「大丈夫か?」
「はい。へいき、なので、続けてください……」
答えると、更に奥へと侵入してくる。
(いっ……)
痛い。だけど声を上げたらきっとこの優しい人は気遣ってやめてしまう。
メルヴィナは必死に痛みをこらえ、口元を手で覆った。
幸い引き攣れる痛みは、いちばん太い(と思われる)部分が通過したら収まった。代わりに隘路を無理矢理押し広げられる痛みに襲われる。
指なんて比較にならないくらい太くて熱く、そして硬い。
本当にこれは人の体の一部なのだろうか。
疑問に思いながらも、メルヴィナは必死にギルバートのものを受け入れた。
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