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仮病と誤解 02
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お見舞いという名目でやってきたユベールは、次回の約束もせずあっさりと帰って行った。
実に模範的な婚約者としての行動だが、マリーにとってはひたすらに不審だった。
「どうしようミラ、ユベール様が大人しくて気持ち悪いわ」
青ざめるマリーを前に、ミラ・レーニエは心の中で嘲笑した。
(ざまあみろ、ラトウィッジのクソ馬鹿ボンボン)
ミラにとってのユベールは、現在心の中のいつか殴るリスト最上位に位置するクソ野郎だ。
ミラの敬愛する大切なマリーお嬢様の夫となる栄誉を得ながら、その素晴らしさを理解せず、お嬢様を虐げるのだ。当然である。
ミラとマリーの出会いは、今から六年前に遡る。
元々父親がコートニー子爵家が所有する商会で働いており、その縁でお嬢様の侍女として働かないかという声がかかったのがきっかけだった。
当時付き合っていた男に二股をかけられていた事が発覚し、くさくさしていた所だったので、環境を変えたくてミラはその話に乗った。そしてそこでマリーに出会った。
高級な猫のような見た目に加え、姉のように慕ってくれるマリーはとても可愛くて、ミラはすぐこのお嬢様の事が大好きになった。
元々四人きょうだいの一番上で、生意気な弟妹ばかりを見てきたので、純粋に慕ってくれるお嬢様は余計天使に思えた。
お嬢様の敵はミラの敵だ。ユベールは目の前に現れた時からミラにとっては敵だった。
あれはミラが持てる技術の全てを駆使して磨き上げてきたお嬢様を手に入れる権利を得ながら、その価値を理解しようとしない愚か者だ。
何が気に食わないのか知らないが、「年上の子爵家出身の地味女」などと言い放つとは。許し難い暴言である。
その日からユベールはミラの中のいつか殴るリスト最上位にいる。
(ちょっと顔が良くて優秀だからって調子に乗りやがって)
ミラがマリーの侍女になるきっかけになった、二股男への私怨が混ざっている気がするが多分気のせいだ。
そいつも顔のいいエリートだった。
確か男爵家の三男で士官学校を出て軍人をしているはずだが今どうしているかは知らないし興味もない。
ミラにとって特に腹立たしいのは、コートニー子爵家の力では、ユベール・ラトウィッジとの縁談が断れないという事だ。
お貴族様の事はよくわからないが、マリーはユベールの母親に大変気に入られていて、その人が偉い権力者だからとか。実に迷惑な事である。
エレノア・ラトウィッジがミラの中のリストに入らないのは、マリーお嬢様の価値をわかっているからというだけでなく、本能的に察したからだ。あれは敵に回してはいけない人物である。
エレノアと、その背景にいるシャールからは逆らってはいけない何かが感じられる。
そのためミラの鬱屈した気持ちは全てユベールに向かう事になった。
途中からユベールのマリーへの態度は、素直になれない気持ちの裏返しのようだと気付いたが、ミラはマリーにそれを教える気持ちにはなれなかった。
あの馬鹿がマリーを不快にさせているのは事実なので、もっともっと嫌われればいいと思った。
ミラにとって予想外だったのは、お嬢様に入れ知恵して性的に辱めてやったのに、妙な性癖を開花させた事である。
(それはそれで良かったと思うべき、よね)
せいぜいお嬢様の足元に這いつくばって慈悲を乞えばいいのだ。
ミラはふん、と鼻を鳴らした。
◆ ◆ ◆
婚前交渉の再々設定は、仮病を使った五日後だった。
ラトウィッジ侯爵家にたどり着いたマリーは、勝手知ったるユベールの私室に通された。
九十度の角度に配置されたソファに座らされ、従者に淹れてもらったお茶を頂く間、ちらちらと斜め前から視線を感じた。
「マリー、体調はどうなんだ」
「問題ありません」
「……その、隣に移動して、触れてもいいだろうか」
ユベールの様子がこれまでと違い、おずおずとしたものなのは、性癖をマリーに暴かれたからなのだろうか。
傲慢で意地悪だった婚約者のそんな姿に、マリーは密かに溜飲を下げた。
「どうぞ」
許可を出すと、ユベールはいそいそとマリーの座る二人がけのソファにやってくる。そして、膝の上に置いたマリーの左手に、そっと手を伸ばしてきた。
「……小さいな」
マリーの手を持ち上げ、ユベールはしげしげと見つめてくる。
「ユベール様に比べたら小さいでしょうね」
「小さいだけじゃなくて、その、か、か……いと、思う……」
(かわいいって言った?)
小さくて聞こえ辛かったが、そんな風に聞こえてマリーは目を見張った。
(何……一体何なの、このユベール様の人の変わり様……)
気持ち悪いと思う反面で可愛らしいとも感じてしまい、マリーは困惑する。
(顔が無駄にいいからだ)
あ、ちょっとムカついてきた。
マリーはその気持ちを原動力に、ミラと考えた作戦を実行すべくお腹に力を入れた。
「実はユベール様には申し訳ないのですが、月の障りが始まりました」
「……っ!」
マリーの発言に、動揺したのかユベールの手が震えた。かと思うと、頬にさっと朱が差す。
「そ、それは、大丈夫なのか?」
「大丈夫とは?」
「つ、月のものの時は腹や頭が痛くなると聞いた事がある。だから、その、気分とかは……」
マリーはユベールの発言に、ぽかんと目と口を開けた。
何だこの生き物は。本当に今までのユベールと同じ人物なのか。
「私の体調が悪くなるのは初日と二日目だけです」
「な、生々しいな……」
何を想像したのか、ユベールは顔を赤く染めながら空いている左手で口元を隠した。
その姿にマリーの心が揺れる。
自分は一体どうしたんだろう。ユベールが可愛く見えた。
……大っ嫌いだったはずの婚約者なのに。
どうしよう。もう一度彼が乱れるところが見たい。
「ねえ、ユベール様、せめて欲だけは発散しませんか……? ユベール様が満たされるよう、お手伝い致しますから」
マリーは気が付いたらユベールの耳元に囁きかけていた。
自分は何を言っているのだろうと思う反面で、彼のいやらしい姿がもう一度見たかった。
「は? いや、マリーにそんな事させるなんて……」
ユベールの喉がごくりと上下した。
口では拒否するような言葉を紡ぎながらも、目は期待しているように見えた。
マリーは、ユベールと繋ぎ合わせた左手はそのままに、右手で思い切ってユベールの股間に触れてみた。
そこは既に形を持っていて、思わず笑みが漏れた。
「口では断りながらも抵抗はなさらないんですね」
「……っ、それは……」
「ねえ、寝台に行きましょう。私、今日も頑張りますから」
「あ……」
とろりとユベールの青い瞳が溶けた。
マリーは心の中でくすりと微笑んだ。
馬鹿な子は可愛いと言うけれど本当にそう。
月の障りだなんて真っ赤な嘘なのに、疑いすらなさらないのね。
マリーの口元が嘲るように弧を描いた。
◆ ◆ ◆
月の障りを持ち出せば時間が稼げると教えてくれたのはミラだった。
周期的には後十日ほどあとに来る予定だが、そこは不順だということにすればいい、と。
マリーはミラの提案に乗った。予定ではそのまま無難に過ごし、帰るつもりだったのだが……。
無駄に顔がいいユベールが、可愛らしい表情をするのが悪いのだ。
「服、脱がせますよ」
寝台にユベールを誘ったマリーは、向かい合って座り、ユベールのタイに手を伸ばした。
「マリーも脱いで欲しい」
「駄目ですよ。月の障りだって言いましたよね? 下着は取れませんしこの時期にお腹を冷やすのは良くないんです」
「じゃあせめて触りたい……服の上からでいいから……」
「……いいですよ。じゃあその代わり、ユベール様は全部脱いで下さい。自分で」
服の上から触った所で、感じるのはコルセットの感触だろうに。
マリーが頷いたのは、計算した上での事だ。
ユベールは生唾を飲み込むと、タイに手をかけた。
実に模範的な婚約者としての行動だが、マリーにとってはひたすらに不審だった。
「どうしようミラ、ユベール様が大人しくて気持ち悪いわ」
青ざめるマリーを前に、ミラ・レーニエは心の中で嘲笑した。
(ざまあみろ、ラトウィッジのクソ馬鹿ボンボン)
ミラにとってのユベールは、現在心の中のいつか殴るリスト最上位に位置するクソ野郎だ。
ミラの敬愛する大切なマリーお嬢様の夫となる栄誉を得ながら、その素晴らしさを理解せず、お嬢様を虐げるのだ。当然である。
ミラとマリーの出会いは、今から六年前に遡る。
元々父親がコートニー子爵家が所有する商会で働いており、その縁でお嬢様の侍女として働かないかという声がかかったのがきっかけだった。
当時付き合っていた男に二股をかけられていた事が発覚し、くさくさしていた所だったので、環境を変えたくてミラはその話に乗った。そしてそこでマリーに出会った。
高級な猫のような見た目に加え、姉のように慕ってくれるマリーはとても可愛くて、ミラはすぐこのお嬢様の事が大好きになった。
元々四人きょうだいの一番上で、生意気な弟妹ばかりを見てきたので、純粋に慕ってくれるお嬢様は余計天使に思えた。
お嬢様の敵はミラの敵だ。ユベールは目の前に現れた時からミラにとっては敵だった。
あれはミラが持てる技術の全てを駆使して磨き上げてきたお嬢様を手に入れる権利を得ながら、その価値を理解しようとしない愚か者だ。
何が気に食わないのか知らないが、「年上の子爵家出身の地味女」などと言い放つとは。許し難い暴言である。
その日からユベールはミラの中のいつか殴るリスト最上位にいる。
(ちょっと顔が良くて優秀だからって調子に乗りやがって)
ミラがマリーの侍女になるきっかけになった、二股男への私怨が混ざっている気がするが多分気のせいだ。
そいつも顔のいいエリートだった。
確か男爵家の三男で士官学校を出て軍人をしているはずだが今どうしているかは知らないし興味もない。
ミラにとって特に腹立たしいのは、コートニー子爵家の力では、ユベール・ラトウィッジとの縁談が断れないという事だ。
お貴族様の事はよくわからないが、マリーはユベールの母親に大変気に入られていて、その人が偉い権力者だからとか。実に迷惑な事である。
エレノア・ラトウィッジがミラの中のリストに入らないのは、マリーお嬢様の価値をわかっているからというだけでなく、本能的に察したからだ。あれは敵に回してはいけない人物である。
エレノアと、その背景にいるシャールからは逆らってはいけない何かが感じられる。
そのためミラの鬱屈した気持ちは全てユベールに向かう事になった。
途中からユベールのマリーへの態度は、素直になれない気持ちの裏返しのようだと気付いたが、ミラはマリーにそれを教える気持ちにはなれなかった。
あの馬鹿がマリーを不快にさせているのは事実なので、もっともっと嫌われればいいと思った。
ミラにとって予想外だったのは、お嬢様に入れ知恵して性的に辱めてやったのに、妙な性癖を開花させた事である。
(それはそれで良かったと思うべき、よね)
せいぜいお嬢様の足元に這いつくばって慈悲を乞えばいいのだ。
ミラはふん、と鼻を鳴らした。
◆ ◆ ◆
婚前交渉の再々設定は、仮病を使った五日後だった。
ラトウィッジ侯爵家にたどり着いたマリーは、勝手知ったるユベールの私室に通された。
九十度の角度に配置されたソファに座らされ、従者に淹れてもらったお茶を頂く間、ちらちらと斜め前から視線を感じた。
「マリー、体調はどうなんだ」
「問題ありません」
「……その、隣に移動して、触れてもいいだろうか」
ユベールの様子がこれまでと違い、おずおずとしたものなのは、性癖をマリーに暴かれたからなのだろうか。
傲慢で意地悪だった婚約者のそんな姿に、マリーは密かに溜飲を下げた。
「どうぞ」
許可を出すと、ユベールはいそいそとマリーの座る二人がけのソファにやってくる。そして、膝の上に置いたマリーの左手に、そっと手を伸ばしてきた。
「……小さいな」
マリーの手を持ち上げ、ユベールはしげしげと見つめてくる。
「ユベール様に比べたら小さいでしょうね」
「小さいだけじゃなくて、その、か、か……いと、思う……」
(かわいいって言った?)
小さくて聞こえ辛かったが、そんな風に聞こえてマリーは目を見張った。
(何……一体何なの、このユベール様の人の変わり様……)
気持ち悪いと思う反面で可愛らしいとも感じてしまい、マリーは困惑する。
(顔が無駄にいいからだ)
あ、ちょっとムカついてきた。
マリーはその気持ちを原動力に、ミラと考えた作戦を実行すべくお腹に力を入れた。
「実はユベール様には申し訳ないのですが、月の障りが始まりました」
「……っ!」
マリーの発言に、動揺したのかユベールの手が震えた。かと思うと、頬にさっと朱が差す。
「そ、それは、大丈夫なのか?」
「大丈夫とは?」
「つ、月のものの時は腹や頭が痛くなると聞いた事がある。だから、その、気分とかは……」
マリーはユベールの発言に、ぽかんと目と口を開けた。
何だこの生き物は。本当に今までのユベールと同じ人物なのか。
「私の体調が悪くなるのは初日と二日目だけです」
「な、生々しいな……」
何を想像したのか、ユベールは顔を赤く染めながら空いている左手で口元を隠した。
その姿にマリーの心が揺れる。
自分は一体どうしたんだろう。ユベールが可愛く見えた。
……大っ嫌いだったはずの婚約者なのに。
どうしよう。もう一度彼が乱れるところが見たい。
「ねえ、ユベール様、せめて欲だけは発散しませんか……? ユベール様が満たされるよう、お手伝い致しますから」
マリーは気が付いたらユベールの耳元に囁きかけていた。
自分は何を言っているのだろうと思う反面で、彼のいやらしい姿がもう一度見たかった。
「は? いや、マリーにそんな事させるなんて……」
ユベールの喉がごくりと上下した。
口では拒否するような言葉を紡ぎながらも、目は期待しているように見えた。
マリーは、ユベールと繋ぎ合わせた左手はそのままに、右手で思い切ってユベールの股間に触れてみた。
そこは既に形を持っていて、思わず笑みが漏れた。
「口では断りながらも抵抗はなさらないんですね」
「……っ、それは……」
「ねえ、寝台に行きましょう。私、今日も頑張りますから」
「あ……」
とろりとユベールの青い瞳が溶けた。
マリーは心の中でくすりと微笑んだ。
馬鹿な子は可愛いと言うけれど本当にそう。
月の障りだなんて真っ赤な嘘なのに、疑いすらなさらないのね。
マリーの口元が嘲るように弧を描いた。
◆ ◆ ◆
月の障りを持ち出せば時間が稼げると教えてくれたのはミラだった。
周期的には後十日ほどあとに来る予定だが、そこは不順だということにすればいい、と。
マリーはミラの提案に乗った。予定ではそのまま無難に過ごし、帰るつもりだったのだが……。
無駄に顔がいいユベールが、可愛らしい表情をするのが悪いのだ。
「服、脱がせますよ」
寝台にユベールを誘ったマリーは、向かい合って座り、ユベールのタイに手を伸ばした。
「マリーも脱いで欲しい」
「駄目ですよ。月の障りだって言いましたよね? 下着は取れませんしこの時期にお腹を冷やすのは良くないんです」
「じゃあせめて触りたい……服の上からでいいから……」
「……いいですよ。じゃあその代わり、ユベール様は全部脱いで下さい。自分で」
服の上から触った所で、感じるのはコルセットの感触だろうに。
マリーが頷いたのは、計算した上での事だ。
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