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二年前~現在 04
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月に一度の交流の日がやってきた。ユベールは重い気持ちを抱えて領地に向かう転移陣に乗った。
あんないやらしい夢を見て、どんな顔をしてマリーに会えばいいかわからない。
悪い事に、今回は転移陣の置かれた建物内でマリーと待ち合わせをしていた。
これは、エレノアからの命令によるものである。
討伐で何かやらかして怒らせたんだから、街遊びに誘ってご機嫌をなおしてもらいなさい――その発言のせいで、ユベールはマリーとここで待ち合わせをする羽目になった。
待ち合わせの時間より十分ほど早く到着したのだが、既にマリーは建物内部にある受付に設置されたソファに座り、ユベールを待っていた。
そういえばマリーはこの手の待ち合わせに遅れた事は絶対ないのだな、という事に思い至る。
今日のマリーは、ネイビーと白のストライプのデイドレスに、白のボンネット帽を合わせ、清楚で慎ましい雰囲気だった。艶やかな濃い茶色の髪は、いつも通り複雑な形に結われている。
……そうだ。マリーは成金の娘にしては上品で趣味がいい。姿勢も物腰も、貴族令嬢としての及第点に達している。
しかしそれは、血統を考えると当然と言えた。
コートニー子爵家を興したマリーの曾祖父は成金だが、マリーの祖母も母も伯爵家の出身だ。
特にマリーの母ベアトリスは、ラトウィッジ侯爵家と同じく建国以来の忠臣として知られる名家ドリンコート伯爵家の出身だったはずだ。
ユベールがマリーの身辺に詳しいのはエレノアの影響だ。成金子爵のルカリオと大恋愛の末結ばれた事を、エレノアは悔しがって度々愚痴っていた。
エレノアは同性愛者を疑うレベルでベアトリスを想っていて、だからこそ厄介な存在だ。
母親の自分にそっくりな顔を思い出すと、頭が痛くなってきたユベールである。
はあ、と息をつき、気を取り直してからユベールはマリーの側へと移動し、声をかけた。
「マリー、待ったか?」
「いいえ、私もつい先程到着したばかりですので」
「!」
立ち上がったマリーの顔が、思ったより至近距離にあったので、ユベールは驚いて身を引いた。
「……どうかなさいましたか?」
「お、お前の目が大きすぎて! びっくりしたんだ」
「あ?」
マリーから剣呑な気配がした。
何かまずい失言をした気がした。
「この目は生まれつきです。お気に召さないのならご覧にならないでください」
ぷい、とそっぽを向かれ、ユベールの心がズキリと痛んだ。
どうして心が痛むのだろう。ユベールは首を傾げながらも、慌てて取り繕った。
「顔が思ったより至近距離にあったから驚いたんだ。お前も淑女なら男との距離は気を付けた方がいい」
「それはどうも申し訳ございませんでした」
まだマリーは顔をユベールから背けたままだ。
しかし、怒りをあらわにするマリーは、普段の無表情よりよほど生き生きとしていて人間らしかった。
「……行くぞ」
「どちらに行くのですか」
「とりあえず大通りに。若い女の好みそうな店がある」
それは、エレノアから事前に渡されていた、『マリーを連れていくべき場所リスト』に記載されていた店だった。
十二歳から寄宿制の男子校であるロイヤル・カレッジに通うユベールは、年頃の女性と街を歩いた経験などない。
その為、エレノアがわざわざ気を利かせて作成したリストだったが、ユベールは全く意図に気付いておらず、ただ、エレノアからの命令の一環と受け止めていた。
(どうせなら母上が自分で連れて行けばいいんだ)
エレノアは、未来の嫁の為と張り切って、普段から娘時代の服を手直ししてプレゼントしたり、ちょっとした小物を新調して貢いだりしている。
マリーにしても、女の装身具など一切わからないユベールと行くよりも、エレノアと一緒の方が楽しいに違いない。
ラトウィッジ領の領都ラトウィンは、領内最大の湖であるラトウィン湖のほとりに造られた街である。
古くからラトウィン湖を利用した水上交通の要衝として栄えた街で、アライン王国でも五番目というそれなりの規模を誇っていた。
こと装身具に関しては、魔の森を挟んだ隣国ウィナンドからの輸入品が流れてくるので、下手な王都の店より品揃えはいいかもしれない。
(装身具を見る、公園に行く、昼食を食べる、邸に戻る)
ユベールはエレノアに課せられたミッションを反芻しながらマリーをエスコートするべく腕を差し出した。
「……離れて歩きませんか」
「なぜ?」
「あなたと一緒だと人の注目が集まります」
エスコートを拒否され、ユベールの心の中に浮かび上がったのは不快感だった。
「好きで人の注目を集めている訳じゃない。地味なお前にはわからない」
「そうですね、私にはわかりません」
マリーの瞳は怒りをたたえ、キラキラと輝いていて――それがとても綺麗だった。
「……腕を取れ、マリー。俺に恥をかかせるな」
マリーはちっと舌打ちをすると、渋々といった表情でユベールの腕を取った。
初対面の時以降、まともに話した事がなかったから気付かなかったが、マリーはもしかしたら気が強いのかもしれない。
転移陣の建物から、エレノアに教えられた店は、徒歩で三分ほどの距離にあった。
いかにも若い女性が好みそうな可愛らしい店構えにユベールは気後れするが、エレノアの命令に逆らった事がバレた時の方が面倒である。
心の中で舌打ちしながらも、ユベールはマリーを連れて店へと突撃した。
幸い店内に他の客はいなかった。
商品の質と値段を見て納得する。庶民にも手が出ない金額ではないが、彼らにとってはハレの日に身に着けるようなランクのものだ。そして富裕層にとっては普段使い、そういう品質の商品を扱う店だった。
「こんなお店、よくご存知でしたね」
「ここに連れて行ってやれと言いだしたのは母上だ。俺は女の装飾品には興味無い」
「なるほど」
その返事で、マリーはこの街歩きがエレノアの差し金である事に気付いたのだが、ユベールはいたたまれなさが先に立ち、細かい言葉の機微に気付く余裕がなかった。
「好きなものをいくつか選ぶといい」
「……ユベール様が贈って下さるんですか?」
「ああ、でも俺に何がいいかは聞くな。聞かれても何がいいのかなんてさっぱりわからない」
そう告げると、マリーはため息をつき、店内の物色を始めた。
ネックレス、指輪、腕輪、髪飾り――色々ある商品の中からマリーが選び出したのは、マリーの瞳と同じ琥珀色の貴石が付いたコームだった。
「それでいいのか?」
「はい」
「わかった」
ユベールは会計を済ますと、綺麗に包装をしてもらい、品物をマリーに手渡した。
「ありがとうございます」
ほんのわずかだけ緩んだマリーの表情に、ユベールの心の中に暖かいものが湧き上がり――そんな自分に愕然とした。
◆ ◆ ◆
無事エレノアから渡されたスケジュール通りの行動を終え、ラトウィッジ侯爵邸にマリーを連れて戻ると、エレノアが現れ、次は自分の番だとばかりにマリーをさらって行った。
課題をしたいという気持ちがあった為、それは構わないのだが、困った事に気持ちがざわざわして何も手につかない。
ユベールは自室の書き物用の机の前で頭を抱えた。
どうやら自分は、マリーを恋愛的な意味で好きらしい。
そう自覚したのはこの時で、そこからは、坂道を転がり落ちるように気持ちが高まっていった。
あんないやらしい夢を見て、どんな顔をしてマリーに会えばいいかわからない。
悪い事に、今回は転移陣の置かれた建物内でマリーと待ち合わせをしていた。
これは、エレノアからの命令によるものである。
討伐で何かやらかして怒らせたんだから、街遊びに誘ってご機嫌をなおしてもらいなさい――その発言のせいで、ユベールはマリーとここで待ち合わせをする羽目になった。
待ち合わせの時間より十分ほど早く到着したのだが、既にマリーは建物内部にある受付に設置されたソファに座り、ユベールを待っていた。
そういえばマリーはこの手の待ち合わせに遅れた事は絶対ないのだな、という事に思い至る。
今日のマリーは、ネイビーと白のストライプのデイドレスに、白のボンネット帽を合わせ、清楚で慎ましい雰囲気だった。艶やかな濃い茶色の髪は、いつも通り複雑な形に結われている。
……そうだ。マリーは成金の娘にしては上品で趣味がいい。姿勢も物腰も、貴族令嬢としての及第点に達している。
しかしそれは、血統を考えると当然と言えた。
コートニー子爵家を興したマリーの曾祖父は成金だが、マリーの祖母も母も伯爵家の出身だ。
特にマリーの母ベアトリスは、ラトウィッジ侯爵家と同じく建国以来の忠臣として知られる名家ドリンコート伯爵家の出身だったはずだ。
ユベールがマリーの身辺に詳しいのはエレノアの影響だ。成金子爵のルカリオと大恋愛の末結ばれた事を、エレノアは悔しがって度々愚痴っていた。
エレノアは同性愛者を疑うレベルでベアトリスを想っていて、だからこそ厄介な存在だ。
母親の自分にそっくりな顔を思い出すと、頭が痛くなってきたユベールである。
はあ、と息をつき、気を取り直してからユベールはマリーの側へと移動し、声をかけた。
「マリー、待ったか?」
「いいえ、私もつい先程到着したばかりですので」
「!」
立ち上がったマリーの顔が、思ったより至近距離にあったので、ユベールは驚いて身を引いた。
「……どうかなさいましたか?」
「お、お前の目が大きすぎて! びっくりしたんだ」
「あ?」
マリーから剣呑な気配がした。
何かまずい失言をした気がした。
「この目は生まれつきです。お気に召さないのならご覧にならないでください」
ぷい、とそっぽを向かれ、ユベールの心がズキリと痛んだ。
どうして心が痛むのだろう。ユベールは首を傾げながらも、慌てて取り繕った。
「顔が思ったより至近距離にあったから驚いたんだ。お前も淑女なら男との距離は気を付けた方がいい」
「それはどうも申し訳ございませんでした」
まだマリーは顔をユベールから背けたままだ。
しかし、怒りをあらわにするマリーは、普段の無表情よりよほど生き生きとしていて人間らしかった。
「……行くぞ」
「どちらに行くのですか」
「とりあえず大通りに。若い女の好みそうな店がある」
それは、エレノアから事前に渡されていた、『マリーを連れていくべき場所リスト』に記載されていた店だった。
十二歳から寄宿制の男子校であるロイヤル・カレッジに通うユベールは、年頃の女性と街を歩いた経験などない。
その為、エレノアがわざわざ気を利かせて作成したリストだったが、ユベールは全く意図に気付いておらず、ただ、エレノアからの命令の一環と受け止めていた。
(どうせなら母上が自分で連れて行けばいいんだ)
エレノアは、未来の嫁の為と張り切って、普段から娘時代の服を手直ししてプレゼントしたり、ちょっとした小物を新調して貢いだりしている。
マリーにしても、女の装身具など一切わからないユベールと行くよりも、エレノアと一緒の方が楽しいに違いない。
ラトウィッジ領の領都ラトウィンは、領内最大の湖であるラトウィン湖のほとりに造られた街である。
古くからラトウィン湖を利用した水上交通の要衝として栄えた街で、アライン王国でも五番目というそれなりの規模を誇っていた。
こと装身具に関しては、魔の森を挟んだ隣国ウィナンドからの輸入品が流れてくるので、下手な王都の店より品揃えはいいかもしれない。
(装身具を見る、公園に行く、昼食を食べる、邸に戻る)
ユベールはエレノアに課せられたミッションを反芻しながらマリーをエスコートするべく腕を差し出した。
「……離れて歩きませんか」
「なぜ?」
「あなたと一緒だと人の注目が集まります」
エスコートを拒否され、ユベールの心の中に浮かび上がったのは不快感だった。
「好きで人の注目を集めている訳じゃない。地味なお前にはわからない」
「そうですね、私にはわかりません」
マリーの瞳は怒りをたたえ、キラキラと輝いていて――それがとても綺麗だった。
「……腕を取れ、マリー。俺に恥をかかせるな」
マリーはちっと舌打ちをすると、渋々といった表情でユベールの腕を取った。
初対面の時以降、まともに話した事がなかったから気付かなかったが、マリーはもしかしたら気が強いのかもしれない。
転移陣の建物から、エレノアに教えられた店は、徒歩で三分ほどの距離にあった。
いかにも若い女性が好みそうな可愛らしい店構えにユベールは気後れするが、エレノアの命令に逆らった事がバレた時の方が面倒である。
心の中で舌打ちしながらも、ユベールはマリーを連れて店へと突撃した。
幸い店内に他の客はいなかった。
商品の質と値段を見て納得する。庶民にも手が出ない金額ではないが、彼らにとってはハレの日に身に着けるようなランクのものだ。そして富裕層にとっては普段使い、そういう品質の商品を扱う店だった。
「こんなお店、よくご存知でしたね」
「ここに連れて行ってやれと言いだしたのは母上だ。俺は女の装飾品には興味無い」
「なるほど」
その返事で、マリーはこの街歩きがエレノアの差し金である事に気付いたのだが、ユベールはいたたまれなさが先に立ち、細かい言葉の機微に気付く余裕がなかった。
「好きなものをいくつか選ぶといい」
「……ユベール様が贈って下さるんですか?」
「ああ、でも俺に何がいいかは聞くな。聞かれても何がいいのかなんてさっぱりわからない」
そう告げると、マリーはため息をつき、店内の物色を始めた。
ネックレス、指輪、腕輪、髪飾り――色々ある商品の中からマリーが選び出したのは、マリーの瞳と同じ琥珀色の貴石が付いたコームだった。
「それでいいのか?」
「はい」
「わかった」
ユベールは会計を済ますと、綺麗に包装をしてもらい、品物をマリーに手渡した。
「ありがとうございます」
ほんのわずかだけ緩んだマリーの表情に、ユベールの心の中に暖かいものが湧き上がり――そんな自分に愕然とした。
◆ ◆ ◆
無事エレノアから渡されたスケジュール通りの行動を終え、ラトウィッジ侯爵邸にマリーを連れて戻ると、エレノアが現れ、次は自分の番だとばかりにマリーをさらって行った。
課題をしたいという気持ちがあった為、それは構わないのだが、困った事に気持ちがざわざわして何も手につかない。
ユベールは自室の書き物用の机の前で頭を抱えた。
どうやら自分は、マリーを恋愛的な意味で好きらしい。
そう自覚したのはこの時で、そこからは、坂道を転がり落ちるように気持ちが高まっていった。
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