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はじまり
イケメンsとのはじめまして
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おそるおそる目を開けて俺が見たのは、自分を支えてくれている逞しい腕、細くはないがごつくもない引き締まった体、そして、、、
超整った男の顔だった。
「、、、、。」
「あ、すみません。こんな倒れるとは思わなかったんですけど、、ちょっとびっくりしちゃって、、、。」
「、、、、、、、。」
「ほんとにごめんなさい。重いですよね。すぐ降りるんで。」
「、、、、、、、、、、、。」
どうしよ、何この人!?全然喋ってくれない!!(T_T)俺支えるのそんなに嫌だったのかな、、、?たしかに、平凡な顔でそんなに体も引き締まってないし、、、でも、そんなに無視することないよね、、、めっちゃ俺の事見てるし。なんか降ろしてくれないし。
ああ、なんでだろ。泣きそう、、
あ、疲れてるからだ。俺ほんとに。小さい頃からよく泣くやつだわ。
「う、うう~、、ひっく、、ごめ、ごめんなさい~、、お、降ろしてください~、、、ひっく、、うっく、、」
「!!!」
俺は何も喋ってくれないこの人に支えてもらっている申し訳なさとすぐ涙腺がゆるんでしまう自分の情けなさに、小さい子供のように泣いてしまった。支えてくれている人が動揺したのが伝わってくる。
「ご、ごめん!君があまりに綺麗で見とれていた、、」
「うっく、、なにいってるんですか、、ひっく、、そんな嘘ついてもいいことない、、ご、ごめなさ、い、急いで降りるから、降ろして、、くださ、、」
「待って待って!いや、君全然重くないし、むしろ、軽すぎだって!」
「なんでそんな嘘ばっかり、、つくんですか、、う、うぇえ、俺のこと、そんなに嫌、なんですか、、ふぇえ」
「だから違うって!とりあえず、保健室に運ぶね。」
「だ、ダメです!!俺今から始業式に出ないと、、」
入学早々始業式に遅刻して、あげく友だちができなかったらもう、俺死んじゃう。そう思い、少し大きな声で言ったのだが、、、
「え、ということは君が、、、」
そう呟くと、その人は固まり、動かなくなってしまった。その姿を見て、俺はまた涙腺がゆるくなり、、、
「ふ、ふぇぇ、、っく、、ふ」
また泣いてしまったあああ!ほんとに、俺の涙腺ゆるいよね。
「!!!ごめん!でも、この状態で始業式には出られないよ。保健室がダメなら、生徒会室に行こうか。」
そう言うとその人は俺をお姫様抱っこして、ずんずん歩き出してしまった。
ええ~、保健室がダメならって、そういう意味じゃないのに~涙 え、ていうか生徒会室って言った!?この人、生徒会の人?!それにお姫様抱っこって、、辛い~(T_T)
逞しい腕に抱かれ、泣き声をあげながら、俺が頭の中でパニックに陥っていることを、きっとこの人は気づいていないだろう。
超整った男の顔だった。
「、、、、。」
「あ、すみません。こんな倒れるとは思わなかったんですけど、、ちょっとびっくりしちゃって、、、。」
「、、、、、、、。」
「ほんとにごめんなさい。重いですよね。すぐ降りるんで。」
「、、、、、、、、、、、。」
どうしよ、何この人!?全然喋ってくれない!!(T_T)俺支えるのそんなに嫌だったのかな、、、?たしかに、平凡な顔でそんなに体も引き締まってないし、、、でも、そんなに無視することないよね、、、めっちゃ俺の事見てるし。なんか降ろしてくれないし。
ああ、なんでだろ。泣きそう、、
あ、疲れてるからだ。俺ほんとに。小さい頃からよく泣くやつだわ。
「う、うう~、、ひっく、、ごめ、ごめんなさい~、、お、降ろしてください~、、、ひっく、、うっく、、」
「!!!」
俺は何も喋ってくれないこの人に支えてもらっている申し訳なさとすぐ涙腺がゆるんでしまう自分の情けなさに、小さい子供のように泣いてしまった。支えてくれている人が動揺したのが伝わってくる。
「ご、ごめん!君があまりに綺麗で見とれていた、、」
「うっく、、なにいってるんですか、、ひっく、、そんな嘘ついてもいいことない、、ご、ごめなさ、い、急いで降りるから、降ろして、、くださ、、」
「待って待って!いや、君全然重くないし、むしろ、軽すぎだって!」
「なんでそんな嘘ばっかり、、つくんですか、、う、うぇえ、俺のこと、そんなに嫌、なんですか、、ふぇえ」
「だから違うって!とりあえず、保健室に運ぶね。」
「だ、ダメです!!俺今から始業式に出ないと、、」
入学早々始業式に遅刻して、あげく友だちができなかったらもう、俺死んじゃう。そう思い、少し大きな声で言ったのだが、、、
「え、ということは君が、、、」
そう呟くと、その人は固まり、動かなくなってしまった。その姿を見て、俺はまた涙腺がゆるくなり、、、
「ふ、ふぇぇ、、っく、、ふ」
また泣いてしまったあああ!ほんとに、俺の涙腺ゆるいよね。
「!!!ごめん!でも、この状態で始業式には出られないよ。保健室がダメなら、生徒会室に行こうか。」
そう言うとその人は俺をお姫様抱っこして、ずんずん歩き出してしまった。
ええ~、保健室がダメならって、そういう意味じゃないのに~涙 え、ていうか生徒会室って言った!?この人、生徒会の人?!それにお姫様抱っこって、、辛い~(T_T)
逞しい腕に抱かれ、泣き声をあげながら、俺が頭の中でパニックに陥っていることを、きっとこの人は気づいていないだろう。
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