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13,秘密を知りました。本当によろしいのでしょうか。

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読み返して見て気付きました。
始めた時と表記の仕方が違う!?それはいいのか悪いのか…。漫画あるあるですよね、はい。(名探偵コ○ンとか、R○VEとか)

少しでも多くの人が楽しめるような小説書いてみたいですね…頑張ります。

では、つづきをどーぞ!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

婚約のやり方はいたって簡単だ。


名を交換し、誓い合うだけ。


たったそれだけのことなのに、なんでこんなことになったのだろうか…。


ーー時は1時間前に遡る。


アルフレッドもシエンも王族である、ということで、婚約式は大掛かりなものになることが会議で決定したらしい。

目の前では、専門職の人が飾り付けや、場の整えたりと準備をしている。

この後、私も着替えないといけないらしい。

正直、面倒。え、なに、別に普通で良くない??普通ここまで大掛かりなものにします??本当にめんどくさいのですが。これ、結婚式とかどうなるのよ。

バックれてもいいかなぁ…


考えていることが顔に出てたのか、隣にいたアルフレッドが私を引き寄せ、抱きしめた。


ん?抱きしめた?


ふと顔を上げると綺麗な顔。周りに目を向けると、微笑ましそうに見守る人々。

顔が赤くなるのが自分でも分かるくらい熱い。

「…ふふふ、シエンそんなに顔を紅くさせて…可愛い」

そんなことを言いながら、キスを所々に振られてくるこの男。

私の頭はキャパオーバー寸前。

待って待って!今、抱きしめられてる!みんなの前で!ここ大事!みんなの前で!え、めっちゃ恥ずかしいんだけど!なんでキスしてくるの!いや、口じゃないだけまだいいんだろうけども!それでも…

「シエン」

急に名を呼ばれ、ると同時に、しかも先程とは全く違う物理的にも精神的にも冷たい空気が流れてくる。

目を見ると、目が笑ってない。
え、怖い。

「俺から逃げんなよ?」

はい。逃げません。




なんやかんやで、式典の準備等が終わり、いざ着替えようとした時、事件は起こった。

「殿下!至急応接室に来てもらいたいのですが…」

メイドさんが、慌てて駆け寄ったかと思うと、そんなことを言って来た。

「???…なにが起こったんだ?」
「…それが、私にも判断がつきかねない状況で…」
「鑑定持ちの君がか??」
「はい」

どうやらこのメイドさん、人物の鑑定ができる人のようだ。
人の鑑定は、それ相応のレベルにならないと出来ない。冒険者でいうと、Aくらい?
まって、このメイドさんなかなか強くない?

「容姿、雰囲気などから判別し、貴族の方々であると思われる為、迂闊に鑑定などかけることができず…」
「貴族??」
「はい。」
「ハンナの知っている貴族じゃないということは、他国か??」
「……知らない人物でしたので、かけてみたのです。」
「…それで?」
「出来ませんでした。」
「は?」
「鑑定しても、鑑定不能としか表示されなかったのです!」
「…鑑定防御をもっているか、ハンナより強い存在ってことだな?」
「はい」

鑑定は人物であれ、物であれ、魔物であれ、相手の方が強いと、鑑定出来ない。また、低くても鑑定防御というものを持っていたら、出来ない。後者の方は、持っているものは少ない。なにせ、人物の鑑定ができるものもそういないので。

「案内してくれ」
「かしこまりました」
「私も行きますわ」
「シエン?」
「どんな方々なのか気になりますもの」



ハンナ(メイド)視点

皆さん、どうもはじめまして。ハンナ=ナナクと言います。平民です。年は秘密です。当たり前じゃないですか!レディーに年を聞くなんて…ダメに決まってます!…麗らかな乙女とだけ言っておきましょう。

つい最近まで冒険者をしていました。Sランクですよ?今も現役です。『真明』という二つ名までもらってます。お金も溜まり、しばらく王国拠点にしようと、王国に来たのはいいのですが、魔物を倒すのも疲れて来ました。ですので、1年間の冒険者活動休息です。

のんびりしよう!と思っていましたが、やっぱり、のんびりするのは性に合わなくて、でも冒険者はしたくなくて…ということで、メイドになりました。王宮の、お城のメイドですよ?お給金もいいです。

選ばれたのは、やっぱり冒険者ランクと持っているスキルが決め手でしょうか。2名募集で3桁近く申し込みがありました。人気なんですね。なるほど、王太子様とシエン様を見たいと。ん?シエン様??どこかで聞いたことのある名前です。そのうち分かるでしょう。


そんなこんなでメイドをしている今日この頃。不思議なお客様が来られました。白金色の髪で爽やか系ブルーの瞳のイケメンと白銀色の髪で明るめの翠色の瞳の美女です。

「シエン、いるかしら?」
「はい?」

思わず、聞き返してしまいました。シエン?
シエン様のことで間違いないですよね?シエン様というと、今日王太子と婚約なさる方。
隣国の王女様で、あの英雄そして、『幻光』なんだとか。『幻光』の正体にびっくりしました。

「…どちら様でしょうか」

昔から顔を覚えるのは得意です。メイドになった時に貴族の方々は記憶しました。こんな綺麗な方々は記憶にございません。このような方々、覚えてない方がおかしいくらいです。

「あら、私としたことが…ローズマリー=ユークレナと申します。」
「っ!?」

頰に手を当て、恥ずかしそうに微笑む美女。ん?ユークレナ?

ユークレナ…帝国!?

ってことは、この方々は、帝国王族の二方ですか!?

「た、大変申し訳ございません!」
「気にしないで?先に名乗らなかったこちらも悪いのですから。」
「それで、シエンはどこだ?」

美女の後ろから声をかけるイケメン。
よく見たら、シエン様のお兄様、アレン様に似ております。なるほど。アレン様はお父様似…と。

「…ご案内いたします。」


応接室に案内し、お茶を出す。

「呼んで参りますので、少々お待ちくださいませ。」
「あ、シエンじゃなくて、王太子の方呼んでくれるかな?」
「はい?」
「そして、こう言うんだ。

 緊急です。すぐに応接室にお越しください、ってな?

 伝え方は任せる。」
「…かしこまりました。」

この方は何をお考えなのでしょうか…。
はっ!さては、愛娘のシエン様のお相手を知りたい、と!?




アルフレッドside

応接室に着く。いったい誰が来たんだろうか。後ろではシエンが訝しそうな顔をしている。そんなシエンも愛らしいと思うのは、俺のエゴだろうか…。

そう思いながら、ドアを開ける。


ヒュンッ!!!!


「なっ!?」

鋭い剣筋と共に殺気が掠める。

咄嗟に左に避ける。と同時に振り返る。
シエンは吸収防御膜を作っていた。

流石だな。

相手を確認する。刺客…じゃない、この方々は…

「久し振りだな、アルフレッド王太子殿下殿?」
「…お久しぶりです。」

シエンも後ろから覗き込む。

「お父様っ!?お母様っ!?」


シエンの父親、母親でもあり、ユークレナ帝国の国王、王妃だった。





「お父様、お母様、なぜここに?」
「あら、大事な娘の婚約式よ?来るに決まってるじゃない」
「…お母様。…では、お父様、入って来るなりアルに攻撃して来た訳は?」
「何言ってるんだ、シエン。帝国は実力主義だぞ?いつもやっていたじゃないか。」
「だとしても、ここは王国ですわ。怪我した者がいたらどうするのです?」
「シエンなら治せるだろ?」
「……」
「シエン、そんな目で見ないであげて?殿下もごめんなさい?愛しい愛しい愛娘が取られると思って、ついちょっかいを…」
「マリー」
「あら、失礼?ふふふっ」

楽しそうで何よりだ。

反応が後少し遅れていたら、重傷を負っていたかもしれないこちらの身としては、勘弁してほしい話だ。

日常茶飯事なのか?出会うなり攻撃しかけるのは…。

「お気になさらないでください。…シエンは私…いや、俺が貰いますので」
「ちょ、アル!?」
「ほう、娘は渡さんぞ」
「お父様!?」
「あらあらまあまあ!」
「お母様!笑ってないで、止めないと!」

「アルフレッド君?ちょっと手合わせしてみないかい?」
「それはいい考えですね」
「俺が勝ったら、娘は諦めてもらおう」
「では、俺が勝ったら、そうですね、3ヶ月後に式を挙げます。」

普通の場合、特に王族が式を挙げるには、各国の重鎮や自国の貴族等にも招待などしないといけないため、早くても1年以上だ。
それを4分の1以上の短縮を要求…

「俺が勝ったら、娘に近づくことは許さん」
「俺が勝ったら、俺の許可なしに里帰りは無しで」
「なっ!?」
「アル!元々、許可しないといかせない気でしょう!?」
「バレたか」
「バレたか、じゃ…」
「シエン、しー」
「私は子供じゃありません!」

「勝負の方法は?」
「なんでもいいぞ?若造に譲ってやる」
「…シエン決めていいぞ?」
「私?…んー、一発勝負で。」
「??」
「??」



一騎打ちの一発勝負

周りに被害が及ぶのがあまり好ましくないので、勝負方法は…手押し相撲。
場所から動いた方が負けよ。この部屋内でもできるし、簡単でしょう?

だめよ、シエンちゃん?

お母様?

部屋が破壊されるわよ?

手押し相撲で??

ええ。私の感よ?

お母様がそこまで言うのなら、外でしましょう?





やって来たのは騎士団訓練所。なんで、たかが手押し相撲するためだけに、外に出たんだ?って疑問に思うかもしれない。

私もそう思う。

けれど、賛同した理由はいたって簡単。

お母様がそう言ったから。

ローズマリー=ユークレナ
現ユークレナ帝国王妃。私の母。星のような白銀色の髪に白い肌。桜色の唇。魅惑的なスタイル。明るい翠の瞳は蒼葉のような若草のようなイメージを醸し出し、どことなく安心感を漂わせる。
令嬢でありながら、一時期、冒険者をしており、Sランクまで到達。風を纏い、踊るように舞い、敵を殲滅していくことから、『風舞姫』と呼ばれる。そん活動の中、父と出会うのだが、それはまた別のお話。

そんな彼女の別の異名、それが『予言者』

名前の通り、未來、先のことを予言する者。
絶対というわけではない。確率としては九割五分。ほぼ当たると言って間違いはないのだが…。本人曰く、感、とのこと。

真実は分からない。

まぁ、そんな母が言うのだ。シエンが従わないはずがない。

というわけで、私とお母様は観客席で観戦。

「アルー!頑張って!」
「あなたー!頑張ってー!」

と応援する2人。そんな彼女らを微笑ましく見る男が2人。

「シエン、待ってろ」
「おう!」


今、始まる…!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
レイです。
お久しぶりです。もう1ヶ月に1更新ですね。
タイトルとあってないですね。どうしましょう。次回に持ち越しましょう。
「え、まじかよ」

手押し相撲、体幹大事ですよね。
どちらが勝つのでしょうか。ご期待ください。


次回の更新は、10月頃になりそうです。楽しみにしていただいている方、大変申し訳ございません。
もしかしたら、もしかすると、9月に投稿するかもしれませんが、期待させといて出さなかったら、心苦しい為、10月ということに。

次回「14,外堀を埋められます。本当によろしいのでしょうか。」
今度こそ、あの、冒険者出しますよ!

では、また次回お会いしましょう!

感想、お気に入り登録、作者の励みになりますので、よろしくお願いします!

引き続きよろしくお願いします。




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