賢い殿様(福岡藩主・黒田長溥伝)

幕末期に福岡藩主となった黒田長溥について、藩政改革に燃えた若き日から乙丑の獄に到るまでを描いた作品。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,277 位 / 192,277件 歴史・時代 2,389 位 / 2,389件

あなたにおすすめの小説

河内の張楊のこと

N2
歴史・時代
三国志の群雄のひとり、河内(かだい)郡の太守張楊についてのお話しです。 物語の三国志(演義)では極めて個性のすくないモブ諸侯というべき配役ですが、歴史書をよむと見方が変わってきます。 呂布シンパというか、并州人士のなかに遺る呂布への複雑な感情を仮に愛憎ふたつに切り分けるならば、そのうちの“愛”の部分を代表する人物であると言えましょう。呂布との関係が終始良好な、数少ないキャラクターでもあります。 活躍もすくなく血沸き肉躍る物語にはなりようがありませんが、乱世にひとりくらいこういうひとがいても良いでしょう。 これも大変短い作品です。出来ることならば、ひと息にお読みいただけると幸いです。

秀吉が愛した、関ヶ原の戦い西軍、大将、宇喜多秀家の母、おふくの方

だぶんやぶんこ
歴史・時代
旭川川底からこんこんと湧き出る源泉の中で育ったお福の方。 生まれながらの美しさに、温泉による美肌で、世にもまれな美貌だと絶賛された。 この地を支配した三浦貞勝・宇喜多直家・豊臣秀吉を虜にする知恵と美貌を備え、戦国の世を生き抜いた女傑だ。 三人三様に愛されるが、その愛は、自ら積極的に求め、飛び込み、成就させて掴んだ愛だ。 華麗な愛の遍歴。 湯原温泉・勝山・岡山と郷土を愛し、学び、発展させた知恵。  岡山藩主、宇喜多秀家・毛利家三本の矢の一つを受け継ぐ吉川広家の妻、容姫を育てた賢母。 いくつもの顔を持つおふくの方の心に残る生きざまを綴りたい。

絡繰奇剣の雪之介

橋本洋一
歴史・時代
絡繰技師(からくりぎし)の雪之介(ゆきのすけ)は賞金首である。尾張国の織田信長に命を狙われていた。安住の地を求めて彼は今日も国を渡りつつ放浪する――

焔の牡丹

水城真以
歴史・時代
「思い出乞ひわずらい」の続きです。先にそちらをお読みになってから閲覧よろしくお願いします。 織田信長の嫡男として、正室・帰蝶の養子となっている奇妙丸。ある日、かねてより伏せていた実母・吉乃が病により世を去ったとの報せが届く。当然嫡男として実母の喪主を務められると思っていた奇妙丸だったが、信長から「喪主は弟の茶筅丸に任せる」との決定を告げられ……。

妖怪引幕

句外
歴史・時代
稀代の天才画師・河鍋暁斎と、小説家・仮名垣魯文。その二人の数奇な交友を描いた短編。(フィクション)

異聞平安怪奇譚

豚ドン
歴史・時代
 時は平安……日ノ本は荒れ魑魅魍魎が跋扈し乱が起こり崩壊しかけた。 煌びやかな京の外は魔境。 血風が舞い、悲哀と怨嗟が渦巻く闘いの連鎖ーー陰謀深く、妖は定命の者を嘲笑う。 後世にて英雄と呼ばれる男達が現れ、熾烈な戦いの日々を送る。 正統派アクション伝奇!ここに開演! ノベルアップ+様の歴史・時代小説大賞において、最終選考落選!残念無念!

風呂屋旗本・勘太郎

ご隠居
歴史・時代
風呂屋の新入り、勘太郎(かんたろう)、後の巨勢(こせ)六左衛門(ろくざえもん)が八代将軍吉宗の縁者という事で、江戸城に召し出され、旗本に取り立てられるまでの物語。 《主な登場人物》 勘太郎…本作の主人公 十左衛門…勘太郎の叔父、養父。 善之助…十左衛門の倅、勘太郎の従兄。病弱。 徳川吉宗…八代将軍。十左衛門(じゅうざえもん)の甥。 加納遠江守久通…御用懸御側衆。 有馬兵庫頭恒治…御用懸御側衆、後の氏倫。 本目権左衛門親良…奥右筆組頭。 河内山宗久…時斗之間肝煎坊主、恒治付。 一部、差別的な表現がありますが、この時代の風俗上、どうしてもやむを得ぬもので、ご諒承下さい。

エウメネス伝―プルタルコス対比列伝より―

N2
歴史・時代
古代ギリシャの著述家プルタルコスの代表作『対比列伝』は、ギリシアとローマの英雄たちの伝記集です。 そのなかには、マンガ『ヒストリエ』で紹介されるまでわが国ではほとんど知るひとのなかったエウメネスなど、知名度は低くとも魅力的な生涯を送った人物のものがたりが収録されています。 ながく岩波文庫の河野与一訳が読まれていましたが、現在は品切れ。京都大学出版会の完訳が21世紀になって発売されましたが大きな書店にしかなく、お値段もなかなかのものです。また古典期の名著の訳が現行これだけというのは少しさみしい気がします。 そこで英文から重訳するかたちで翻訳を試みることにしました。 底本はJohn Dryden(1859)のものと、Bernadotte Perrin(1919)を用いました。 ひとまずエウメネスの伝記を訳出してみますが、将来的にはさらに人物を増やしていきたいと思っています(セルトリウス、スッラ、ピュロス、ポンペイウス、アルキビアデスなど)。ただすでに有名で単独の伝記も出回っているカエサルやアレクサンドロス、ペリクレスについては消極的です。 区切りの良いところまで翻訳するたびに投稿していくので、ぜんぶで何項目になるかわかりません。どうぞお付き合いください。 ※当たり前ですが、これからの『ヒストリエ』の展開のネタバレをふくむ可能性があります。

処理中です...