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第六章〜自分だけの道を〜
3.到着
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グレゼリオン王国において、エルディナが生まれ育ったヴェルザード領は最大の港町でもある。
世界に存在する五大陸の内、グレゼリオンに一番近いのはグラスパーナ大陸という北の大陸であり、そこに最北の街であるヴェルザードが近い為の事である。
様々な物品が流通したり、移住などもその間ではよくある事だ。
グレゼリオン大陸内はグレゼリオン王国が統一しており、内乱なども起きないが、グラスパーナはそうではない。小国がいくつもあり、時々戦争も起きるのだから難民が逃げ込む事だってある。
さて、長々と話をしたがこれはさして重要なことではない。
大切なのはヴェルザード領から船を出しているのだから、着くのは当然グラスパーナ大陸であるという事だ。
その中でも最も近い国、ロギア民主国家が今回の目的地であり、船旅は最小限となる。
これは俺にとってはどうでも良い事ではあったが、船にめっぽう弱いエルディナにとっては都合が良かったのだと、今になって思う。
「修学旅行以来だな……」
前に来たのは首都であるので、ここから更にもう少し移動する必要はあるが、ここにも魔導列車は通っていた。
未だに、この国にしか魔導列車はない。だからそれを見ると、ロギアに来たのだと実感する。
「グレゼリオンも凄いけど、ロギアは別方面で凄いよね。」
「ロギアは魔導を使って、ひたすらに最新のものを取り入れてるからな。」
流通やらだとグレゼリオンの方に軍配が上がるが、技術面で見るなら間違いなくロギアが世界最高だ。
魔導の国、という二つ名は伊達じゃない。
「よく来たな、アルス、ガレウ。」
船着き場で街の様相を見ている内に、見知った顔が現れた。アルドール先生、いや、卒業した以上先生と呼ぶのかは怪しいものだが、その人が現れた。
「……ヴェルザード嬢はどうした?」
アルドール先生は俺達二人を見た後、そこにエルディナがいない事に気が付いたのか、そう尋ねた。
そう言われて、俺は反射的にここまで乗ってきた船の方へと振り返る。
「船酔いを、しまして。ティルーナに見てもらっているのですが、もう少しかかるかと。」
「……なるほど。となれば、先にヴェルザード公爵に挨拶だけはしておくか。場所はわかるか?」
「その必要はありませんともぉ。御足労頂くのは、小心者の私の心にはよく響きますからぁ。」
俺達の後ろからヴェルザード公爵が来た。そしてそのまま、アルドール先生に軽く頭を下げた。
「本当に久しぶりですねぇ、ファルクラム前公爵。」
「……ああ、久しぶりだなヴェルザード公爵。」
目の前で言われた情報を処理できず、絶句してしまう。ファルクラムは学園があった都市の名前であり、そこの前公爵であったなど聞いた事もなかったからだ。
今思えば、確かにアルドール先生は姓を名乗りはしなかった。生まれによってはない事もあるので、そこまで気にはしなかったが、そういう事だったのか。
「だが、前公爵と呼ぶのはやめてくれ。既に家督は譲ってある。今はただの魔法使いの一人に過ぎない。」
「冠位を得る魔法使いを、『ただの』と形容するのは難しいと思いますがねぇ。」
「ただの魔法使いだとも。私が冠位を得たのは隠居した後であるし、共に歩んできた友がいたからの事でもある。」
アルドール先生は、そう言い切り、俺とガレウの方をちらりと見た。
「それより、私は今日中に首都へ行きたいのだが、大丈夫だろうか?」
「ええ、ええ、大丈夫ですともぉ。腕の良い癒し手が同行していましたからねぇ。」
「ならば時計が一つ回る前には出たい。駅で集まるようにと、ご息女には伝えておいてくれ。」
「伝えておきましょう、アルドール卿。娘を頼みますねぇ。」
そう言った後にアルドール先生は振り向いて、歩き始めた。
「すみません、失礼します。」
俺はそう言って、ヴェルザード公爵に一礼して付いていく。
別にあの場に残ってエルディナと後で行っても良かったが、少し聞きたいことと気になることもあった。前公爵であったとかも気になるが、元より聞きたいことがあったのだ。
アルドール先生は振り返る事もなく、街の通りへと進んでいった。どうやら止まる様子もないので、そのまま俺は話しかけた。
「アルドール先生。」
「……言っておくが、私はもう君の先生ではない。」
「それ以外に言いようもないので。」
違和感はあるやもしれんが、間違いなく俺の恩師であり、先生であった事には違いない。
それにつまらない理由ではあるが、先生以外の敬称があまり思いつかず、あったとしてもあまり頭の中で一致しないのだ。
「私が公爵家であるという事を聞きに来たのか?」
「まあ、それもあります。」
「さっきも言ったが、それについてはどうでも良い事だ。隠居した今、私はただのアルドールに過ぎない。」
どうでも良い事ではない、という言葉が喉から出そうになるのを抑える、
こういう事を追求したところで、きっと時間の無駄だ。アルドール先生は一度答えなかった事は絶対に教えてはくれないのだ。
ただ何も聞かないわけではない。別方向からの質問であれば、答えてくれる時もある。
「なら、別の質問で。元々聞きたかったのはそれじゃないですし。」
前々から、正確には冠位の魔法使いと知った時から、更に言えば、今回公爵家の一人と知って、より一層気になっている事があるのだ。
どうしても聞きたいという程の事ではないが、聞いておきたかった事だ。
「何故、賢神の冠位が、しかも元公爵家の当主が教師なんてやっているんですか?」
「それは学園長も当て嵌まる事だろう。」
「学園長は……きっと、人を育てる事を喜びとする人です。」
「なら私も同種であると、そうは思わないのか?」
「いえ、アルドール先生は違います。」
人が何かを教えたいと思う時には、自分の成功を教えたい時か、自分の失敗を教えたい時しかない。
この言葉は受け売りだ。どこかの本で読んだのか、人から聞いたかは覚えてはいない。
だけどその言葉は真理であると思う。
それは異世界でも変わりなければ、アルドール先生にとっても例外ではない。
「私は先生を尊敬しています。常に生徒の立場に立ち、より生徒の将来の為になる事を教えてくれましたから。」
だがそれとは別で、明らかに違和感も感じた。
冠位ともなれば、別に教育の場所など第二学園だけではない。第二学園は賢者の称号を賜われる程度には、知識を与えてくれるが、逆に言えばそこまでだ。
それから先で、多くの魔法使いが挫折し、道半ばにて諦める。
教えるのなら別にそこでもいい。むしろこんな所より、遥かに需要もある。それを理解していないはずがない。
「先生は第二学園で、何を教えたいんですか?」
「……それは、難しい質問だな。」
即ち、自分の成功か、自分の失敗か。どちらを教えようとしたのか。
アルドール先生は足を止め、俺へと振り返った。
「言ってしまえば……そうだな。私は、自分の失敗を伝えたいのだよ。」
半ば予想していた答えではあった。それでも驚く。
アルドール先生がそこまで大きな失敗をする姿が、俺には想像できなかったのだ。
「私は第二学園を卒業した。二人の、たった二人だけの友と肩を並べてな。」
その一人は知っている。ラウロ・ウァクラート、他ならぬ俺の父親だ。
「そして私は、いや、私達は間違えた。進むべき道を誤った。」
それ以上を、深くは語らなかった。
その顔には寂寥と、懐旧の思いが籠もっており、その思いを振り払うようにして、再び振り返って、歩き始めた。
「だから、道を間違えぬように導きたいと、思っただけだ。」
何を間違えたのかとは、駅に着くその時まで終ぞ、聞くことはできなかった。
世界に存在する五大陸の内、グレゼリオンに一番近いのはグラスパーナ大陸という北の大陸であり、そこに最北の街であるヴェルザードが近い為の事である。
様々な物品が流通したり、移住などもその間ではよくある事だ。
グレゼリオン大陸内はグレゼリオン王国が統一しており、内乱なども起きないが、グラスパーナはそうではない。小国がいくつもあり、時々戦争も起きるのだから難民が逃げ込む事だってある。
さて、長々と話をしたがこれはさして重要なことではない。
大切なのはヴェルザード領から船を出しているのだから、着くのは当然グラスパーナ大陸であるという事だ。
その中でも最も近い国、ロギア民主国家が今回の目的地であり、船旅は最小限となる。
これは俺にとってはどうでも良い事ではあったが、船にめっぽう弱いエルディナにとっては都合が良かったのだと、今になって思う。
「修学旅行以来だな……」
前に来たのは首都であるので、ここから更にもう少し移動する必要はあるが、ここにも魔導列車は通っていた。
未だに、この国にしか魔導列車はない。だからそれを見ると、ロギアに来たのだと実感する。
「グレゼリオンも凄いけど、ロギアは別方面で凄いよね。」
「ロギアは魔導を使って、ひたすらに最新のものを取り入れてるからな。」
流通やらだとグレゼリオンの方に軍配が上がるが、技術面で見るなら間違いなくロギアが世界最高だ。
魔導の国、という二つ名は伊達じゃない。
「よく来たな、アルス、ガレウ。」
船着き場で街の様相を見ている内に、見知った顔が現れた。アルドール先生、いや、卒業した以上先生と呼ぶのかは怪しいものだが、その人が現れた。
「……ヴェルザード嬢はどうした?」
アルドール先生は俺達二人を見た後、そこにエルディナがいない事に気が付いたのか、そう尋ねた。
そう言われて、俺は反射的にここまで乗ってきた船の方へと振り返る。
「船酔いを、しまして。ティルーナに見てもらっているのですが、もう少しかかるかと。」
「……なるほど。となれば、先にヴェルザード公爵に挨拶だけはしておくか。場所はわかるか?」
「その必要はありませんともぉ。御足労頂くのは、小心者の私の心にはよく響きますからぁ。」
俺達の後ろからヴェルザード公爵が来た。そしてそのまま、アルドール先生に軽く頭を下げた。
「本当に久しぶりですねぇ、ファルクラム前公爵。」
「……ああ、久しぶりだなヴェルザード公爵。」
目の前で言われた情報を処理できず、絶句してしまう。ファルクラムは学園があった都市の名前であり、そこの前公爵であったなど聞いた事もなかったからだ。
今思えば、確かにアルドール先生は姓を名乗りはしなかった。生まれによってはない事もあるので、そこまで気にはしなかったが、そういう事だったのか。
「だが、前公爵と呼ぶのはやめてくれ。既に家督は譲ってある。今はただの魔法使いの一人に過ぎない。」
「冠位を得る魔法使いを、『ただの』と形容するのは難しいと思いますがねぇ。」
「ただの魔法使いだとも。私が冠位を得たのは隠居した後であるし、共に歩んできた友がいたからの事でもある。」
アルドール先生は、そう言い切り、俺とガレウの方をちらりと見た。
「それより、私は今日中に首都へ行きたいのだが、大丈夫だろうか?」
「ええ、ええ、大丈夫ですともぉ。腕の良い癒し手が同行していましたからねぇ。」
「ならば時計が一つ回る前には出たい。駅で集まるようにと、ご息女には伝えておいてくれ。」
「伝えておきましょう、アルドール卿。娘を頼みますねぇ。」
そう言った後にアルドール先生は振り向いて、歩き始めた。
「すみません、失礼します。」
俺はそう言って、ヴェルザード公爵に一礼して付いていく。
別にあの場に残ってエルディナと後で行っても良かったが、少し聞きたいことと気になることもあった。前公爵であったとかも気になるが、元より聞きたいことがあったのだ。
アルドール先生は振り返る事もなく、街の通りへと進んでいった。どうやら止まる様子もないので、そのまま俺は話しかけた。
「アルドール先生。」
「……言っておくが、私はもう君の先生ではない。」
「それ以外に言いようもないので。」
違和感はあるやもしれんが、間違いなく俺の恩師であり、先生であった事には違いない。
それにつまらない理由ではあるが、先生以外の敬称があまり思いつかず、あったとしてもあまり頭の中で一致しないのだ。
「私が公爵家であるという事を聞きに来たのか?」
「まあ、それもあります。」
「さっきも言ったが、それについてはどうでも良い事だ。隠居した今、私はただのアルドールに過ぎない。」
どうでも良い事ではない、という言葉が喉から出そうになるのを抑える、
こういう事を追求したところで、きっと時間の無駄だ。アルドール先生は一度答えなかった事は絶対に教えてはくれないのだ。
ただ何も聞かないわけではない。別方向からの質問であれば、答えてくれる時もある。
「なら、別の質問で。元々聞きたかったのはそれじゃないですし。」
前々から、正確には冠位の魔法使いと知った時から、更に言えば、今回公爵家の一人と知って、より一層気になっている事があるのだ。
どうしても聞きたいという程の事ではないが、聞いておきたかった事だ。
「何故、賢神の冠位が、しかも元公爵家の当主が教師なんてやっているんですか?」
「それは学園長も当て嵌まる事だろう。」
「学園長は……きっと、人を育てる事を喜びとする人です。」
「なら私も同種であると、そうは思わないのか?」
「いえ、アルドール先生は違います。」
人が何かを教えたいと思う時には、自分の成功を教えたい時か、自分の失敗を教えたい時しかない。
この言葉は受け売りだ。どこかの本で読んだのか、人から聞いたかは覚えてはいない。
だけどその言葉は真理であると思う。
それは異世界でも変わりなければ、アルドール先生にとっても例外ではない。
「私は先生を尊敬しています。常に生徒の立場に立ち、より生徒の将来の為になる事を教えてくれましたから。」
だがそれとは別で、明らかに違和感も感じた。
冠位ともなれば、別に教育の場所など第二学園だけではない。第二学園は賢者の称号を賜われる程度には、知識を与えてくれるが、逆に言えばそこまでだ。
それから先で、多くの魔法使いが挫折し、道半ばにて諦める。
教えるのなら別にそこでもいい。むしろこんな所より、遥かに需要もある。それを理解していないはずがない。
「先生は第二学園で、何を教えたいんですか?」
「……それは、難しい質問だな。」
即ち、自分の成功か、自分の失敗か。どちらを教えようとしたのか。
アルドール先生は足を止め、俺へと振り返った。
「言ってしまえば……そうだな。私は、自分の失敗を伝えたいのだよ。」
半ば予想していた答えではあった。それでも驚く。
アルドール先生がそこまで大きな失敗をする姿が、俺には想像できなかったのだ。
「私は第二学園を卒業した。二人の、たった二人だけの友と肩を並べてな。」
その一人は知っている。ラウロ・ウァクラート、他ならぬ俺の父親だ。
「そして私は、いや、私達は間違えた。進むべき道を誤った。」
それ以上を、深くは語らなかった。
その顔には寂寥と、懐旧の思いが籠もっており、その思いを振り払うようにして、再び振り返って、歩き始めた。
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