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第二章~学園にて王子は夢を見る~
22.王子は夢を見る
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日が沈み、街から明かりが消え始め、人々が寝静まる頃。王城の一室が光っていた。
そこにいるのは最高位の権力者、その子供の二人。片方は無才の王子であり、もう片方は天才の令嬢であった。
「……何の用だ。」
いかにも不機嫌そうに少年は呟く。
その目線の先には幼いながらも、美しさを体現したような少女がいた。あともう数年経てば、誰もが振り向くような絶世の美女になるだろうと断言できるような。
暗めの赤い髪は綺麗に照明の光を反射させ、少女はまるで自分の家かのように無遠慮に少年の対面の椅子に座る。
「幼馴染じゃない。冤罪をかけられて苦しんでいたのを慰めに来たのよ。」
「嘘つけ。子供の頃に数回会った程度だろーがよ。それは幼馴染とは言わねーんだよ。じゃなきゃ社交界で会った全員が幼馴染になるだろ。」
だが、それを踏まえてもこの二人の間に一定の交友関係があるのは確かであった。
公爵家と王家という関係性であれば、無関係ではいられないというものだ。
「わざわざ後処理を急いで片付けてすっ飛んで来たのに。冷たいのね。」
「うるさい。俺は今、余裕がないんたよ。」
「それはアルスに何か言われたから?」
そのフィルラーナの言葉にアースは思わず顔を顰める。
フィルラーナはその顔を見てクスリと笑った。
「分かりやすいわね、王子失格じゃないの?」
「……うるさい。それより、アレはお前が考えたのか?」
アレ、といえば思いつくのは勿論一つであろう。
今回の裁判の一件だ。アースは目の前の人間が、自分に恩を売ったり利用するためにこんな事を平然とするのを知っていた。
だからこそ、フィルラーナが主犯だと疑ったのだ。
「いえ、全てアルスが考えたものよ。」
「そうか……なら聞くぜ。本当にあいつは、シルード大陸の出身か?」
アースは軽くではあるが、アルスの出自を知っている。
だからこそおかしいのだ。教育環境は全くというほどなく、無法の地であるシルードからあんな人間が出てくるなど。
「俺とお前はこの年では優秀な部類に入る。幼少の頃から貴族教育を受けている人間の中で、だ。」
アースには才能はない。しかし頭はキレた。知力だけで見るなら歴代の王とも遜色ないと言えるレベルまでは。
フィルラーナは才能に溢れている。ありとあらゆる事をこなせる以上、勿論礼儀作法も言葉遣いも大人レベルまで既にある。
しかしその二人であっても教育を受けずしてそこまでの能力を手に入れられたかと考えるならば、自身で『ノー』と言うだろう。
「もう一回聞くぞ。あいつは本当に、シルードの出身か?」
「……それは間違いないでしょうね。だけど、何らかの事情がある可能性は高いわ。」
二人が疑うのは至極当然。十歳といえば日本教育における小学四、五年生ほど。
あんな裁判での大立ち回りができる年ではない。
「だけど、敵ではないでしょう?」
「……確かにそーだがよ。極力ハッキリさせといた方がいいと思うぜ。」
敵ではない。それは確かだ。貴族に取り入るにしても目立ち過ぎるし、なにより常識がなさ過ぎる。
フィルラーナが教えていなければ授業にもついていけないだろう。
そんな奴を刺客として放つなど、正直に言ってデメリットしかないというのが二人の考えであった。
「それに、話は逸らさないで欲しいわ。」
「うぐ、バレたか。」
「分かりやすいわね。それで、結局どうするの?学園を辞めるなら評価が下がらないように情報を流すぐらいならするわ。」
その言葉を聞いてアースは椅子の背にもたれかかり、天井をボーッと眺める。
頭の中でその言葉を反芻させ、そしてポツリと呟く。
「まだ、決まってねーな。俺自身、これからどうすればいいのか分からねえ。もうここで全てを終わらせる予定だったからよ。」
「だけど、続いている以上考えなくてはならないわ。」
「ああ、分かってる。」
アースは頭を掻く。
思い出すのはアルスの顔。そしてアルスが言った言葉。あの言葉がずっとアースの心の中を駆け巡っていた。
「なあフィルラーナ。お前には俺がどう見える?」
「どう見える、ってどういうこと?」
「どんな人間に見えるかって事だ。率直な感想を聞かせてくれ。」
アルスはアースの事を凄い人間だと言い切った。
しかしアース自身そんなもの信じられなかったし、半ば本能的にフィルラーナにそう聞いた。彼女の性格ならば間違いなく本音が聞けるだろうと。
「ゴミね。」
「ご、み?」
「褒め言葉を期待していたのかしら。ならごめんなさい。私嘘つけないの。」
「それは知ってる。あんまりにも率直で優しげのねー言葉が出てきたからびっくりしただけだ。」
王族に向かいゴミという言葉を吐ける人間がこの世に何人といるだろうか。
しかしフィルラーナは理由なく人を罵倒しない。確実に欠点があるからこそ、人を貶す。それをアースは知っていた。
「貴方がやった事は責任の放棄よ。貴族として生まれ、その恩恵を享受したのにも関わらず、王族としての務めを自分可愛さに放棄する。これを愚かと、ゴミと言わずしてなんと言うのかしら。」
「……もういい。よくわかった。自分がどれだけ使えねーかをな。」
呆れたように、どこか悲しげにそう返す。しかしフィルラーナは言葉を続ける。
「だけど、決してそれだけじゃないわ。」
「え?」
「貴方は間違いなく、気高さがある。誠実さがある。優しさがある。それは間違いなく貴方の美徳よ。それにその知識と頭脳を見れば、間違いなく王としての素質は十分でしょう。」
アースは決して約束を破らない。アースは決して味方を見捨てない。
アースが約束を破る時は、自分だけが傷つく時だけ。それは間違いなく王の素質であった。彼自身がひねくれている以上、目立ちはしなかったが。
「別に、俺は王なんか目指してねーよ。王位は弟が継いでくれる。」
「え、そうだったの?」
「はっ、逆に疑問だぜ。俺が王になんかなるわけないだろ。どこを取っても、俺より弟の方が優秀だ。正に王に相応しい。」
フィルラーナは心底不思議そうにアースを見る。
自分の記憶を探り、そして更に首を傾げる。
「まさか、覚えてないの?」
「何が、だよ。」
アースは聞き返すが、言い淀みなくフィルラーナは言い切る。
「あなた昔、王様になりたいって言ってたのよ。」
「――」
アースの言葉が止まる。信じられない事を聞いたかのように。心臓に刺さったかのように、深く深くアースの頭にそれは残った。
「まだ私達がこの世の悪意なんて知らなかった頃。あなたは王様になりたいって私に言ったのよ。私はそんな頭じゃ無理って言ったけど、それでもなるって。」
「うそ、だろ?」
自分の子供の頃の夢。それは時にその人間の核心を突く。
どんな人間になりたいか、どんな人間に憧れたか。それを意外にも表している事が多い。
「あなたは、現国王。父親に憧れていたのよ。」
「は、ハハ。マジかよ。」
アースは驚いているしかしその顔は笑っていた。
自分でも、気持ちがいいぐらいにその夢は合っていたのだ。理性ではそれを拒絶しても、心の奥底にある気持ちには嘘をつけなかったのだ。
「……ちょっと行ってくるぜ。」
「どこへ?」
「なんか、新しい自分になれる気がしてよ。それに一つ、忘れ物をしてたのを忘れてた。」
アースは立ち上がり、部屋の扉を開けて外に出る。
「ありがとな、フィルラーナ。やりたい事が見つかった。」
王子はその日、夢を見た。
そこにいるのは最高位の権力者、その子供の二人。片方は無才の王子であり、もう片方は天才の令嬢であった。
「……何の用だ。」
いかにも不機嫌そうに少年は呟く。
その目線の先には幼いながらも、美しさを体現したような少女がいた。あともう数年経てば、誰もが振り向くような絶世の美女になるだろうと断言できるような。
暗めの赤い髪は綺麗に照明の光を反射させ、少女はまるで自分の家かのように無遠慮に少年の対面の椅子に座る。
「幼馴染じゃない。冤罪をかけられて苦しんでいたのを慰めに来たのよ。」
「嘘つけ。子供の頃に数回会った程度だろーがよ。それは幼馴染とは言わねーんだよ。じゃなきゃ社交界で会った全員が幼馴染になるだろ。」
だが、それを踏まえてもこの二人の間に一定の交友関係があるのは確かであった。
公爵家と王家という関係性であれば、無関係ではいられないというものだ。
「わざわざ後処理を急いで片付けてすっ飛んで来たのに。冷たいのね。」
「うるさい。俺は今、余裕がないんたよ。」
「それはアルスに何か言われたから?」
そのフィルラーナの言葉にアースは思わず顔を顰める。
フィルラーナはその顔を見てクスリと笑った。
「分かりやすいわね、王子失格じゃないの?」
「……うるさい。それより、アレはお前が考えたのか?」
アレ、といえば思いつくのは勿論一つであろう。
今回の裁判の一件だ。アースは目の前の人間が、自分に恩を売ったり利用するためにこんな事を平然とするのを知っていた。
だからこそ、フィルラーナが主犯だと疑ったのだ。
「いえ、全てアルスが考えたものよ。」
「そうか……なら聞くぜ。本当にあいつは、シルード大陸の出身か?」
アースは軽くではあるが、アルスの出自を知っている。
だからこそおかしいのだ。教育環境は全くというほどなく、無法の地であるシルードからあんな人間が出てくるなど。
「俺とお前はこの年では優秀な部類に入る。幼少の頃から貴族教育を受けている人間の中で、だ。」
アースには才能はない。しかし頭はキレた。知力だけで見るなら歴代の王とも遜色ないと言えるレベルまでは。
フィルラーナは才能に溢れている。ありとあらゆる事をこなせる以上、勿論礼儀作法も言葉遣いも大人レベルまで既にある。
しかしその二人であっても教育を受けずしてそこまでの能力を手に入れられたかと考えるならば、自身で『ノー』と言うだろう。
「もう一回聞くぞ。あいつは本当に、シルードの出身か?」
「……それは間違いないでしょうね。だけど、何らかの事情がある可能性は高いわ。」
二人が疑うのは至極当然。十歳といえば日本教育における小学四、五年生ほど。
あんな裁判での大立ち回りができる年ではない。
「だけど、敵ではないでしょう?」
「……確かにそーだがよ。極力ハッキリさせといた方がいいと思うぜ。」
敵ではない。それは確かだ。貴族に取り入るにしても目立ち過ぎるし、なにより常識がなさ過ぎる。
フィルラーナが教えていなければ授業にもついていけないだろう。
そんな奴を刺客として放つなど、正直に言ってデメリットしかないというのが二人の考えであった。
「それに、話は逸らさないで欲しいわ。」
「うぐ、バレたか。」
「分かりやすいわね。それで、結局どうするの?学園を辞めるなら評価が下がらないように情報を流すぐらいならするわ。」
その言葉を聞いてアースは椅子の背にもたれかかり、天井をボーッと眺める。
頭の中でその言葉を反芻させ、そしてポツリと呟く。
「まだ、決まってねーな。俺自身、これからどうすればいいのか分からねえ。もうここで全てを終わらせる予定だったからよ。」
「だけど、続いている以上考えなくてはならないわ。」
「ああ、分かってる。」
アースは頭を掻く。
思い出すのはアルスの顔。そしてアルスが言った言葉。あの言葉がずっとアースの心の中を駆け巡っていた。
「なあフィルラーナ。お前には俺がどう見える?」
「どう見える、ってどういうこと?」
「どんな人間に見えるかって事だ。率直な感想を聞かせてくれ。」
アルスはアースの事を凄い人間だと言い切った。
しかしアース自身そんなもの信じられなかったし、半ば本能的にフィルラーナにそう聞いた。彼女の性格ならば間違いなく本音が聞けるだろうと。
「ゴミね。」
「ご、み?」
「褒め言葉を期待していたのかしら。ならごめんなさい。私嘘つけないの。」
「それは知ってる。あんまりにも率直で優しげのねー言葉が出てきたからびっくりしただけだ。」
王族に向かいゴミという言葉を吐ける人間がこの世に何人といるだろうか。
しかしフィルラーナは理由なく人を罵倒しない。確実に欠点があるからこそ、人を貶す。それをアースは知っていた。
「貴方がやった事は責任の放棄よ。貴族として生まれ、その恩恵を享受したのにも関わらず、王族としての務めを自分可愛さに放棄する。これを愚かと、ゴミと言わずしてなんと言うのかしら。」
「……もういい。よくわかった。自分がどれだけ使えねーかをな。」
呆れたように、どこか悲しげにそう返す。しかしフィルラーナは言葉を続ける。
「だけど、決してそれだけじゃないわ。」
「え?」
「貴方は間違いなく、気高さがある。誠実さがある。優しさがある。それは間違いなく貴方の美徳よ。それにその知識と頭脳を見れば、間違いなく王としての素質は十分でしょう。」
アースは決して約束を破らない。アースは決して味方を見捨てない。
アースが約束を破る時は、自分だけが傷つく時だけ。それは間違いなく王の素質であった。彼自身がひねくれている以上、目立ちはしなかったが。
「別に、俺は王なんか目指してねーよ。王位は弟が継いでくれる。」
「え、そうだったの?」
「はっ、逆に疑問だぜ。俺が王になんかなるわけないだろ。どこを取っても、俺より弟の方が優秀だ。正に王に相応しい。」
フィルラーナは心底不思議そうにアースを見る。
自分の記憶を探り、そして更に首を傾げる。
「まさか、覚えてないの?」
「何が、だよ。」
アースは聞き返すが、言い淀みなくフィルラーナは言い切る。
「あなた昔、王様になりたいって言ってたのよ。」
「――」
アースの言葉が止まる。信じられない事を聞いたかのように。心臓に刺さったかのように、深く深くアースの頭にそれは残った。
「まだ私達がこの世の悪意なんて知らなかった頃。あなたは王様になりたいって私に言ったのよ。私はそんな頭じゃ無理って言ったけど、それでもなるって。」
「うそ、だろ?」
自分の子供の頃の夢。それは時にその人間の核心を突く。
どんな人間になりたいか、どんな人間に憧れたか。それを意外にも表している事が多い。
「あなたは、現国王。父親に憧れていたのよ。」
「は、ハハ。マジかよ。」
アースは驚いているしかしその顔は笑っていた。
自分でも、気持ちがいいぐらいにその夢は合っていたのだ。理性ではそれを拒絶しても、心の奥底にある気持ちには嘘をつけなかったのだ。
「……ちょっと行ってくるぜ。」
「どこへ?」
「なんか、新しい自分になれる気がしてよ。それに一つ、忘れ物をしてたのを忘れてた。」
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