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精子入手に成功!
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「ん。中、気持ちよさそ。」
クリスはゆっくりと指を抜くと、ほとんど乱れていない、自分のズボンの前を寛げた。
「エマ先輩。握って。」
そう言って、エマの左手を取って、自分の陰茎を握らせる。
ぼーっとしていたエマはされるがままで、何か暖かいものが手に触ったので視線だけを下に落とす。
そこにあったものに、驚いて、目を見開いた。
到底クリスのものとは思えないような、赤黒くてグロテスクな陰茎が目に入る。握らされた陰茎は、エマの手には余る。親指と中指で輪を作るように握らされているが、指が回らない。
しかも下から上に、螺旋を描くように、太い血管がドクドクと脈打っている。
天使の顔に、魔王のこん棒。
エマは回らない頭で、適切な例えを導きだした。
「ぎゅっと力を入れてくださいね。」
クリスがにこりと微笑む。
「こっからが、精子採取の本番ですよ。」
ここから…?
じゃあ、今までのは一体何だったのか。
エマの手の上から、クリスは手を添えると、上下に動かす。
くちくちと音がして、なんだか変な気分になる。
「先輩。舐めてください。」
クリスはエマの頭の横に腰を下ろすと、口元に陰茎を持ってきた。
そしてそのままエマのことをじっと見ている。
舐める…
陰茎は舐めるものなのだろうか。
一人で射精するときには、手で上下にしごくというのは、知っている。
そして性交するときには、女性の経血が出る穴に陰茎を入れるのだ。
ちらりとクリスの顔を見ると、なんだかウキウキとして楽しそうに見える。
「これは、舐めるものなの?」
「セックスしないで射精するときには、舐めるものですよ。」
「唾液がついて、魔力が混ざらないかしら?」
「それは試してみないと分からないですね。」
「でもっ」
「も」の形に口をしたところで、唇に陰茎の先っぽが当てられた。そのままぐにぃと力任せに、中に侵入される。
「歯はあてないでくださいね。」
口の中いっぱいに生暖かい肉があふれていて、歯を当てないとはどうしたらいいのか。
ひとまず唇と舌に力を入れて、なるべく歯が前に出ないように頑張った。
大きすぎて、根本まで咥えられない。
クリスは両手でエマの頭を押さえると、腰を前後に動かし始めた。
「ん。先輩上手です。」
歯が当たらないようになるべく頭を動かさないようにしながら、視線だけを上に向けてクリスの顔を見る。
天使の微笑みを称えていたが目元を赤くして口が少し開いている様は、ものすごく色っぽかった。
クリスの表情を見ているとエマの下腹部が熱くなり、また、コプリと何かがこぼれた。
「はあ…すごく気持ちいいです。出そう。」
そういうと、クリスは動きを早くする。
エマは、のどの奥を刺激され、咳込みそうになりながら、我慢してされるままになっていた。
「くっ」
クリスが呻いたと思ったら、エマの口いっぱいに熱い液体が、たくさん出された。
陰茎であふれそうだった口の中は、もう何も入る隙間がなく、エマの唇から入りきらなかった分がとろりとあふれ出す。
2・3回、ゆっくり口の中で動かした後、クリスはエマの口から陰茎を抜いた。
今までに味わったことがない、生臭い味がしてエマは咳き込んだ。
「大丈夫ですか?すみません、我慢できなくて。」
ごほごほっと、口から手の上に精子を出す。
クリスはシーツで、エマの口を拭った。
「う…あ…せいし…。」
しかしこれは、エマの唾液と混ざっているので使えない。
エマは申し訳なさそうに眉尻を下げて、クリスに言った。
「ごめんなさい。もう一度出してもらっていいかしら?これは使えないわ。」
「こちらこそすみません。我慢できなくて。でも、萎えてしまいました。」
クリスの股間を見ると、さきほどとは違い、シュンと下を向いている。大きさも一回り以上小さくなっているようだ。
エマは落胆した。
「なら残念だけど、ここまでね。」
「いえ、大きくするので、足を開いてください。」
クリスの顔を、目をぱちぱちとしながら見る。
エマが思考停止している間に、クリスはエマの足元に移動し、太ももに手を添えてエマの足を左右に開いた。
「まだ、たくさん濡れてますね。」
そう言って、クリスはエマの股に顔を近づける。
「え!?待って!ちょっと待って」
「エマ先輩はそればかりですね。」
クリスがふふっと笑うと、濡れた股の間がヒヤリとする。
エマはビクリと体を揺らした。
チュウッと、クリスがエマの芽に吸い付くと、指で触られたときよりも強い刺激が駆け抜けた。
たまらずエマは両方の腿で、クリスの頭を挟む。
「ふふっ、先輩。力抜いてください。」
「無理無理無理無理!」
ぶんぶんと頭をふって拒否するが、ぷちゅりと指が穴の中に入ってくる。
「まっ!!あっ!あっ!」
クリスは頭を挟まれたまま、舌を伸ばしてエマの敏感な芽をちろちろと舐めた。
指で中をかき混ぜられる圧迫感と、頭が真っ白になるほどの強い刺激で、エマはただただ喘ぐことしかできない。
「はっ…あっ…ああっ!」
「はあ…エマ先輩。勃ってきました。」
クリスの顔が離れたので、呆然としながらはあはあとエマが息を整えていると、足と足を揃えるように持たれ、その間にクリスの熱い陰茎が差し込まれた。
「大丈夫ですよ。中には入れませんから。」
中には入れない…?
いや、だとしても、エマの股の間に擦られれば、エマの愛液がクリスの陰茎にまとわりつく。
研究に必要なのは未経験の精子だ。でもそれは中に入れなければいいわけではなく、他人の体液が混ざってはダメなのだ。
それを口にしようとしたところで、クリスが腰を動かしだす。
途端陰茎がコリコリとした芽にこすれて、エマは何も考えられなくなった。
クリスの陰茎の先についている傘の部分がゴリゴリと擦れるので、強い刺激が立て続けにエマを襲う。
「はあっ!あっ!あっ!あっ!ああーっ!」
「ん。エマ先輩かわいい。」
クリスは上半身を倒すと、エマに口づけをした。腰を動かしながら、喘ぎ続けるエマの口をふさぐと、舌でエマの口内に侵入する。
「んんっ!んー---っ!」
ぺちゃぺちゃぐちゅぐちゅと、上からも下からも音が響く。
キスは体内に唾液が入るからダメだと伝えたいのに、全然エマは力を入れることができない。
「んっ!んっ!はぅっ!んふぅ~。」
再び、エマの頭の中が真っ白になるのと、お腹の上に熱いしぶきがかかるのは同時だった。
エマは呆然と天井を見上げた。何も考えられないけど、自然と体がはあはあと息をして、体の熱を冷まそうとしている。
「エマ先輩。これどうぞ。」
ペタリと冷たい物体がお腹に置かれて、エマはびくりと体を揺らした。それは小さな灰色の箱だった。
「精子。取るんですよね。」
クリスはにこりと笑って、灰色の箱にエマの手を添える。
エマは条件反射で箱に魔力を流し、魔術陣を起動した。これは対象を指定して、箱の中に閉じ込める魔道具である。箱の中は特別な仕様になっていて、温度変化や時間の経過を遅らせる。エマはもっぱら、この魔道具を精子の採取に使用していた。
灰色の箱の下に、赤色で円形の複雑な模様が描かれた陣が浮かび上がる。吸い取られるようにして、エマのお腹に出された白い白濁が消えてなくなった。
こうしてエマは、クリスの精子を手に入れた。
「でも、これは使えないわ。」
エマは残念そうに眉尻を下げる。この精子には、エマの体液が混ざっている。研究材料には使用できない。
それにクリスはエマにキスをした。クリスの体の中にはもうすでに、エマの魔力が微量だが回っているだろう。
もうクリスに協力を頼むこともできない。
──また振り出しだわ。
エマはがっかりしながらクリスを見ると、クリスはエマを見ながら天使のように微笑んでいた。
そして、その顔からはとても想像できないような、おそろしく残酷な一言を放ったのだ。
「初めから使えませんよ。僕、童貞じゃないので。」
クリスはゆっくりと指を抜くと、ほとんど乱れていない、自分のズボンの前を寛げた。
「エマ先輩。握って。」
そう言って、エマの左手を取って、自分の陰茎を握らせる。
ぼーっとしていたエマはされるがままで、何か暖かいものが手に触ったので視線だけを下に落とす。
そこにあったものに、驚いて、目を見開いた。
到底クリスのものとは思えないような、赤黒くてグロテスクな陰茎が目に入る。握らされた陰茎は、エマの手には余る。親指と中指で輪を作るように握らされているが、指が回らない。
しかも下から上に、螺旋を描くように、太い血管がドクドクと脈打っている。
天使の顔に、魔王のこん棒。
エマは回らない頭で、適切な例えを導きだした。
「ぎゅっと力を入れてくださいね。」
クリスがにこりと微笑む。
「こっからが、精子採取の本番ですよ。」
ここから…?
じゃあ、今までのは一体何だったのか。
エマの手の上から、クリスは手を添えると、上下に動かす。
くちくちと音がして、なんだか変な気分になる。
「先輩。舐めてください。」
クリスはエマの頭の横に腰を下ろすと、口元に陰茎を持ってきた。
そしてそのままエマのことをじっと見ている。
舐める…
陰茎は舐めるものなのだろうか。
一人で射精するときには、手で上下にしごくというのは、知っている。
そして性交するときには、女性の経血が出る穴に陰茎を入れるのだ。
ちらりとクリスの顔を見ると、なんだかウキウキとして楽しそうに見える。
「これは、舐めるものなの?」
「セックスしないで射精するときには、舐めるものですよ。」
「唾液がついて、魔力が混ざらないかしら?」
「それは試してみないと分からないですね。」
「でもっ」
「も」の形に口をしたところで、唇に陰茎の先っぽが当てられた。そのままぐにぃと力任せに、中に侵入される。
「歯はあてないでくださいね。」
口の中いっぱいに生暖かい肉があふれていて、歯を当てないとはどうしたらいいのか。
ひとまず唇と舌に力を入れて、なるべく歯が前に出ないように頑張った。
大きすぎて、根本まで咥えられない。
クリスは両手でエマの頭を押さえると、腰を前後に動かし始めた。
「ん。先輩上手です。」
歯が当たらないようになるべく頭を動かさないようにしながら、視線だけを上に向けてクリスの顔を見る。
天使の微笑みを称えていたが目元を赤くして口が少し開いている様は、ものすごく色っぽかった。
クリスの表情を見ているとエマの下腹部が熱くなり、また、コプリと何かがこぼれた。
「はあ…すごく気持ちいいです。出そう。」
そういうと、クリスは動きを早くする。
エマは、のどの奥を刺激され、咳込みそうになりながら、我慢してされるままになっていた。
「くっ」
クリスが呻いたと思ったら、エマの口いっぱいに熱い液体が、たくさん出された。
陰茎であふれそうだった口の中は、もう何も入る隙間がなく、エマの唇から入りきらなかった分がとろりとあふれ出す。
2・3回、ゆっくり口の中で動かした後、クリスはエマの口から陰茎を抜いた。
今までに味わったことがない、生臭い味がしてエマは咳き込んだ。
「大丈夫ですか?すみません、我慢できなくて。」
ごほごほっと、口から手の上に精子を出す。
クリスはシーツで、エマの口を拭った。
「う…あ…せいし…。」
しかしこれは、エマの唾液と混ざっているので使えない。
エマは申し訳なさそうに眉尻を下げて、クリスに言った。
「ごめんなさい。もう一度出してもらっていいかしら?これは使えないわ。」
「こちらこそすみません。我慢できなくて。でも、萎えてしまいました。」
クリスの股間を見ると、さきほどとは違い、シュンと下を向いている。大きさも一回り以上小さくなっているようだ。
エマは落胆した。
「なら残念だけど、ここまでね。」
「いえ、大きくするので、足を開いてください。」
クリスの顔を、目をぱちぱちとしながら見る。
エマが思考停止している間に、クリスはエマの足元に移動し、太ももに手を添えてエマの足を左右に開いた。
「まだ、たくさん濡れてますね。」
そう言って、クリスはエマの股に顔を近づける。
「え!?待って!ちょっと待って」
「エマ先輩はそればかりですね。」
クリスがふふっと笑うと、濡れた股の間がヒヤリとする。
エマはビクリと体を揺らした。
チュウッと、クリスがエマの芽に吸い付くと、指で触られたときよりも強い刺激が駆け抜けた。
たまらずエマは両方の腿で、クリスの頭を挟む。
「ふふっ、先輩。力抜いてください。」
「無理無理無理無理!」
ぶんぶんと頭をふって拒否するが、ぷちゅりと指が穴の中に入ってくる。
「まっ!!あっ!あっ!」
クリスは頭を挟まれたまま、舌を伸ばしてエマの敏感な芽をちろちろと舐めた。
指で中をかき混ぜられる圧迫感と、頭が真っ白になるほどの強い刺激で、エマはただただ喘ぐことしかできない。
「はっ…あっ…ああっ!」
「はあ…エマ先輩。勃ってきました。」
クリスの顔が離れたので、呆然としながらはあはあとエマが息を整えていると、足と足を揃えるように持たれ、その間にクリスの熱い陰茎が差し込まれた。
「大丈夫ですよ。中には入れませんから。」
中には入れない…?
いや、だとしても、エマの股の間に擦られれば、エマの愛液がクリスの陰茎にまとわりつく。
研究に必要なのは未経験の精子だ。でもそれは中に入れなければいいわけではなく、他人の体液が混ざってはダメなのだ。
それを口にしようとしたところで、クリスが腰を動かしだす。
途端陰茎がコリコリとした芽にこすれて、エマは何も考えられなくなった。
クリスの陰茎の先についている傘の部分がゴリゴリと擦れるので、強い刺激が立て続けにエマを襲う。
「はあっ!あっ!あっ!あっ!ああーっ!」
「ん。エマ先輩かわいい。」
クリスは上半身を倒すと、エマに口づけをした。腰を動かしながら、喘ぎ続けるエマの口をふさぐと、舌でエマの口内に侵入する。
「んんっ!んー---っ!」
ぺちゃぺちゃぐちゅぐちゅと、上からも下からも音が響く。
キスは体内に唾液が入るからダメだと伝えたいのに、全然エマは力を入れることができない。
「んっ!んっ!はぅっ!んふぅ~。」
再び、エマの頭の中が真っ白になるのと、お腹の上に熱いしぶきがかかるのは同時だった。
エマは呆然と天井を見上げた。何も考えられないけど、自然と体がはあはあと息をして、体の熱を冷まそうとしている。
「エマ先輩。これどうぞ。」
ペタリと冷たい物体がお腹に置かれて、エマはびくりと体を揺らした。それは小さな灰色の箱だった。
「精子。取るんですよね。」
クリスはにこりと笑って、灰色の箱にエマの手を添える。
エマは条件反射で箱に魔力を流し、魔術陣を起動した。これは対象を指定して、箱の中に閉じ込める魔道具である。箱の中は特別な仕様になっていて、温度変化や時間の経過を遅らせる。エマはもっぱら、この魔道具を精子の採取に使用していた。
灰色の箱の下に、赤色で円形の複雑な模様が描かれた陣が浮かび上がる。吸い取られるようにして、エマのお腹に出された白い白濁が消えてなくなった。
こうしてエマは、クリスの精子を手に入れた。
「でも、これは使えないわ。」
エマは残念そうに眉尻を下げる。この精子には、エマの体液が混ざっている。研究材料には使用できない。
それにクリスはエマにキスをした。クリスの体の中にはもうすでに、エマの魔力が微量だが回っているだろう。
もうクリスに協力を頼むこともできない。
──また振り出しだわ。
エマはがっかりしながらクリスを見ると、クリスはエマを見ながら天使のように微笑んでいた。
そして、その顔からはとても想像できないような、おそろしく残酷な一言を放ったのだ。
「初めから使えませんよ。僕、童貞じゃないので。」
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