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1歳!行動範囲が拡がります!
1歳の内祝いですよー!!10
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「あ、皆の従魔の分も作ってあるから、今日はここにいないから後日ね。
ヴァイスとヴィオラのも、今は寝ちゃってるから後日ね。」
えっと、大量ですね。
どこから出したのか不明だけど、私でも両手ならば持てそうな大きさの木箱に立てて収納されてたみたい。
あれ?どこで作ってたのかな?
うーん?私の記憶にはありません。
あら、ヴァイスもヴィオラも寝ちゃってるね。
「そんなに沢山作る時間あった?」
「え?あぁ、腕輪は職人さんが成功しないかもしれないからって、念の為に沢山作ってくれてたんだ。
それで、肝心のクズ魔石の加工は、錬金術スキルを使いながら魔力を込めたら意外と簡単だったんだよね。
それに、もし間違えてしまったとしても、錬金術スキルで分解してからまたやり直せば良いんだから!」
「錬金術スキルって、結構便利なのね。」
「リーノお婆ちゃんが、薬を作るためによくやってる薬草のエキス抽出とかも頑張れば出来るんだよ!
スキルを鍛える為に、今度お手伝いさせてね?」
「おやまぁ、マグレインがやってくれるんなら、楽になるねぇ。」
楽しそうに語るマグ兄様は、新しいことに挑戦することが楽しいのかキラキラとした笑顔です。
が、スキルが増えたと聞いたお母さんは少し疲れて見えます。
リーノお婆ちゃんの肩にスリスリとおでこを擦り寄せて、頭を撫でてもらっているマグ兄様が歳よりも幼く見えますね...。
うん、まぁ、普段からレイ兄様の方が歳上っぽいもんね。
「調合スキルと錬金術スキルは少し違うもんな。」
「そうなんだよ。
ワタシには、錬金術スキルが授からなかったからね...抽出するのが大変、大変。
これからはマグレインに頼ろうかねぇ。」
「エヘヘ...!いつでも言ってよ!!」
甘えてくるマグ兄様を微笑ましげに見つめながら、リーノお婆ちゃんが撫で繰り回しております。
ハァー、ホノボノしとるわぁ。
あらら?アナ叔母さん、少し具合が悪そうだけど大丈夫かな?
お腹擦ってるけど、まさか陣痛?!
「アーナぉばしゃん?どーたの?」
「ん?アナ、具合が悪いのかい?!」
「......あのぉ、こんなときにごめんなさいね?
もしかしたら、産まれるかも?」
「......はい、準備ー!!!」
お母さんの一声で皆が動き出しました。
うん、夜のお産は大変ですよー。
いつだってお産は大変だけど、夜は寝たくても寝られませんからね...。
「お母さん、僕とレイでお湯を沸かしておくよ。」
「...ん。」
「ありがとう。
まずは移動しないとね。あなた?」
「あぁ。アナ、抱き上げるよ?」
「すみません、お願いします。」
「リーンは、アナ叔母様の側にいてくれる?」
「はぁい!いっちょにいどぅー!!」
うん、まだまだ赤ちゃんの私に出来ることは、あまりありません。
取り敢えず側にいて、少しでも楽になるように腰を擦ったりしましょうか。
陣痛が激しいときは、お尻にテニスボールを押し付けたら楽になるらしいけど、ボールが無いなぁ...あ、私の拳でいきますかね?
うーん......関節とかが当たると痛そうだから、止めておこう。
お父さんのズボンの裾を握って、さぁ、いざ、参りましょう。
*
ヴァイスとヴィオラのも、今は寝ちゃってるから後日ね。」
えっと、大量ですね。
どこから出したのか不明だけど、私でも両手ならば持てそうな大きさの木箱に立てて収納されてたみたい。
あれ?どこで作ってたのかな?
うーん?私の記憶にはありません。
あら、ヴァイスもヴィオラも寝ちゃってるね。
「そんなに沢山作る時間あった?」
「え?あぁ、腕輪は職人さんが成功しないかもしれないからって、念の為に沢山作ってくれてたんだ。
それで、肝心のクズ魔石の加工は、錬金術スキルを使いながら魔力を込めたら意外と簡単だったんだよね。
それに、もし間違えてしまったとしても、錬金術スキルで分解してからまたやり直せば良いんだから!」
「錬金術スキルって、結構便利なのね。」
「リーノお婆ちゃんが、薬を作るためによくやってる薬草のエキス抽出とかも頑張れば出来るんだよ!
スキルを鍛える為に、今度お手伝いさせてね?」
「おやまぁ、マグレインがやってくれるんなら、楽になるねぇ。」
楽しそうに語るマグ兄様は、新しいことに挑戦することが楽しいのかキラキラとした笑顔です。
が、スキルが増えたと聞いたお母さんは少し疲れて見えます。
リーノお婆ちゃんの肩にスリスリとおでこを擦り寄せて、頭を撫でてもらっているマグ兄様が歳よりも幼く見えますね...。
うん、まぁ、普段からレイ兄様の方が歳上っぽいもんね。
「調合スキルと錬金術スキルは少し違うもんな。」
「そうなんだよ。
ワタシには、錬金術スキルが授からなかったからね...抽出するのが大変、大変。
これからはマグレインに頼ろうかねぇ。」
「エヘヘ...!いつでも言ってよ!!」
甘えてくるマグ兄様を微笑ましげに見つめながら、リーノお婆ちゃんが撫で繰り回しております。
ハァー、ホノボノしとるわぁ。
あらら?アナ叔母さん、少し具合が悪そうだけど大丈夫かな?
お腹擦ってるけど、まさか陣痛?!
「アーナぉばしゃん?どーたの?」
「ん?アナ、具合が悪いのかい?!」
「......あのぉ、こんなときにごめんなさいね?
もしかしたら、産まれるかも?」
「......はい、準備ー!!!」
お母さんの一声で皆が動き出しました。
うん、夜のお産は大変ですよー。
いつだってお産は大変だけど、夜は寝たくても寝られませんからね...。
「お母さん、僕とレイでお湯を沸かしておくよ。」
「...ん。」
「ありがとう。
まずは移動しないとね。あなた?」
「あぁ。アナ、抱き上げるよ?」
「すみません、お願いします。」
「リーンは、アナ叔母様の側にいてくれる?」
「はぁい!いっちょにいどぅー!!」
うん、まだまだ赤ちゃんの私に出来ることは、あまりありません。
取り敢えず側にいて、少しでも楽になるように腰を擦ったりしましょうか。
陣痛が激しいときは、お尻にテニスボールを押し付けたら楽になるらしいけど、ボールが無いなぁ...あ、私の拳でいきますかね?
うーん......関節とかが当たると痛そうだから、止めておこう。
お父さんのズボンの裾を握って、さぁ、いざ、参りましょう。
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