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0歳!異世界ライフ始まるよ!

叔母さん、ゲットしました!!12

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「あんな風に子供達が戯れているのを見ると、この子達に早く会いたくなるわ。」

「...そうね。ルドルフさん、どのくらいで産まれますか?」

「うーむ、難しいのぉ。
見たところ、もういつ産まれてもおかしくはないんじゃよ。
ただ、母体の栄養状態も悪いし、まだ赤子達がきちんと育ちきっておらんから...もう少しかかるじゃろう。」

「一月は様子見だろう?」

「そうなるのぉ。」

「確かに、妊娠が分かってから、もう10ヶ月は経ってますわ。
そう、まだちゃんと育ってませんのね。
苦しかったわね、ごめんなさい。」

「スティアナさんや、あんたが悪い訳では無いぞ?
赤子達が、母を守りたいとその一心で成長を拒否しておったんだろうて。」

「..........そうですね。
あなた達に早く会いたいわ。」

アナ叔母さんの妊娠が分かった頃って、私が産まれた頃なんだねぇ。
さっき、私の持ってる加護でアナ叔母さんの体調が良くなったんだよね?
なら、私と一緒に過ごしてれば赤ちゃん達の成長も早くなるのかな?
アナ叔母さんの栄養状態は、アニスさんのご飯食べてれば回復するでしょ。

「リーン、家族が増えるね。
嬉しいね。」

「あぃー。」

「...仕分けてた服、持ってくる。
兄さん、立つなよ?」

「怒られたくないから、立たないよー。
気を付けて行ってらっしゃい。」

「...ん。」

「レイ、私も行くわ。」

「...や、その子らを頼みます。」

「そうね、分かったわ。」

「...ん。」

レイ兄様が、お母さんと仕分けた服を取りに行ってくれました。
優しく撫でこ撫でこしてくれるフローラ姉様は、ミーちゃんとフェンちゃんが離しそうにありません。
うん、フローラ姉様モッテモテです。

「双子ちゃんが産まれたら、おしめを作りましょう。
リーンの時は、まだ未熟で作れなかったから...挑戦してみたいわ。
リーンには、歩けるようになったらスカートを作りますからね。」

「ぁーい!!ちゃーしー!!
ね!ね!むふぅー!!」

「リーン、暴れたら駄目だよ。
落ちちゃうからね。」

「まぁニィ!ふぉーぅあ!ねぇ!ね!ね!」

「お兄様のお顔をペシペシしないの。ほら、ミーちゃんよ!」

「みーぃちゃっ!ふぁー、ふぁー!」

大興奮です!!私!!
だって、フローラ姉様の手作りのお洋服ですよ!!
私が、時折アムアムさせてもらってる人形の縫いぐるみも、フローラ姉様のお手製です。
アムアムすると、洗濯のために取り上げられてしまうんだけど、ついやってしまうんですよねぇ。
そして、ついに、お手製のお洋服がいただけるんですね!!やったぁ!!
マグ兄様、この喜びを!
マグ兄様にも教えたいの!!
ちょっとちょっと!聞いてます?!
マグ兄様の頬っぺたをペシペシとしてたら、フローラ姉様に背中を撫で撫でされて、ミーちゃんがマグ兄様と私の間に降ろされました。
うん...サンドイッチしましょ!

「にゃ!?
[挟まれてる!?]」

「みーぃちゃっ!」

マグ兄様からはおしりをポンポンと叩かれて、戸惑うミーちゃんからはペロペロと舐められて、フローラ姉様からは頭を撫で撫でされております。
これはこれで幸せですね。





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