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0歳!異世界ライフ始まるよ!
はい、話し合いですよー!7
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二足歩行してるほんわかした声の羊さんが、チョコチョコと近寄って来て、丁寧にご挨拶してくれました。
え、触っても良いの?すんごい綺麗なモフモフなんですけど...ワシャワシャになりますよ?良いんですか?
なら、遠慮なく...あ、お父さん、降ろしてください。
「もぁもぁー!」
「にゃお!にゅあぁん!
[僕も!遊ぶのー!]」
「わぅ!あぉうん!
[ならば!尋常に!]」
「お?金虎だぁ!それに、シルバーウルフもいるー!
可愛いなぁ。触っても大丈夫かな?」
「あぃ!」
ムーファさんのモフモフなお腹に抱き付いて堪能してたら、フェンちゃんとミーちゃんも参戦してきました。
モッファリしていて、優しく包み込んでくれる...気持ち良いですね。
ムーファさんが目を輝かせて2匹を撫でているのが、少年みたいで可愛いです。
お好きなんですね、動物が。
「ふふふっ。2匹共可愛いね、リーンちゃん。」
「かぁいーの!」
「触らせてくれて、ありがとう。」
「にゃん!
[良いよー!]」
「わぉぅ!
[構わん!]」
穏やかなムーファさんの、キリッとしたお顔が可愛いです。
「マスター、名前に関しては、諦めます。
苦渋の決断ですが、僕の親族が多いのは確かです。
皆ラルフ姓ですし、混乱を招きそうですから。」
「うん、そうしてくれると助かるよ。
ピルカも諦めてるからね。」
「父さんの気持ちが、少し分かりました。
では、お仕事してきます。」
「職員全員分、お願いね。」
「了解でーす。」
うん、折角キリッとしてたのに、直ぐにほんわかしちゃうのね。
可愛いから別に良いけど。
こちらに手を降りながら、トトトトッと二足歩行で早歩きしていきました。
なんだろう...?こう、四足歩行の方が早いんじゃない?って、聞いてみたくなるなぁ。聞かないけど。
「ムーファ君の一族ってさ、ギルド職員向けのスキル持ちが多いんだよね。
依頼完了受付にピルカっていう凄腕の鑑定士がいるんだけど、彼はムーファ君のお父さんなんだよ。
今から行く食堂には、凄腕の料理人であるルイファさんがいるしね。
ムーファ君の伯母さんなんだよ。」
「おぉーぃー!」
「彼の兄弟も沢山いて、モフモフがいっぱいだよ。」
おぉ、めっちゃそそりますな。モフモフしたいよ。
てか、スキルってゲームでよくあるヤツですか?え、気になる!
「マスター?リーンちゃんを勧誘しないでくださいな?
まだどんなスキルを授かるか、分からないんですよ?」
「職員に勧誘してる訳じゃ無いよ?
ムーファ君と戯れてるの凄く可愛かったから、時々で良いから、連れておいでよ!
見てるだけで和むよー、きっと。」
うん、ムーファさんと戯れるのは楽しそうだけど、鑑賞されるのは複雑だね。
ん?何か、大きいライオンっぽいのがフルフルしてるけど、どうしたんだろ?
「ママ?もぁもぁー!」
「かっ、可愛い子がいるー!!
ルイファー!!離乳食ー!!」
「...オースティンさん。」
「リーン、ライオンさんだよー。
ほら、尻尾が可愛いね。」
「オースティンったら、相変わらず子供が好きなのね。
オースティン?抱っこしてみる?
この子、モフモフが好きなのよ?」
「良いの?じゃあ、君達がご飯食べ終わってから、抱っこさせて?」
「あーぃ!」
「くっ!僕もこんな可愛い子が欲しいよー!!
まだ相手がいないけど...。」
うん、二足歩行のライオンさんでした。
お盆を片手に、カウンターに走り去る後ろ姿にピンッと立った先っぽだけモファッとした尻尾が可愛い。
そして、鬣がモッファモッファしてるの。
鬣にリボンとか結んだら可愛いだろうなぁ。
*
え、触っても良いの?すんごい綺麗なモフモフなんですけど...ワシャワシャになりますよ?良いんですか?
なら、遠慮なく...あ、お父さん、降ろしてください。
「もぁもぁー!」
「にゃお!にゅあぁん!
[僕も!遊ぶのー!]」
「わぅ!あぉうん!
[ならば!尋常に!]」
「お?金虎だぁ!それに、シルバーウルフもいるー!
可愛いなぁ。触っても大丈夫かな?」
「あぃ!」
ムーファさんのモフモフなお腹に抱き付いて堪能してたら、フェンちゃんとミーちゃんも参戦してきました。
モッファリしていて、優しく包み込んでくれる...気持ち良いですね。
ムーファさんが目を輝かせて2匹を撫でているのが、少年みたいで可愛いです。
お好きなんですね、動物が。
「ふふふっ。2匹共可愛いね、リーンちゃん。」
「かぁいーの!」
「触らせてくれて、ありがとう。」
「にゃん!
[良いよー!]」
「わぉぅ!
[構わん!]」
穏やかなムーファさんの、キリッとしたお顔が可愛いです。
「マスター、名前に関しては、諦めます。
苦渋の決断ですが、僕の親族が多いのは確かです。
皆ラルフ姓ですし、混乱を招きそうですから。」
「うん、そうしてくれると助かるよ。
ピルカも諦めてるからね。」
「父さんの気持ちが、少し分かりました。
では、お仕事してきます。」
「職員全員分、お願いね。」
「了解でーす。」
うん、折角キリッとしてたのに、直ぐにほんわかしちゃうのね。
可愛いから別に良いけど。
こちらに手を降りながら、トトトトッと二足歩行で早歩きしていきました。
なんだろう...?こう、四足歩行の方が早いんじゃない?って、聞いてみたくなるなぁ。聞かないけど。
「ムーファ君の一族ってさ、ギルド職員向けのスキル持ちが多いんだよね。
依頼完了受付にピルカっていう凄腕の鑑定士がいるんだけど、彼はムーファ君のお父さんなんだよ。
今から行く食堂には、凄腕の料理人であるルイファさんがいるしね。
ムーファ君の伯母さんなんだよ。」
「おぉーぃー!」
「彼の兄弟も沢山いて、モフモフがいっぱいだよ。」
おぉ、めっちゃそそりますな。モフモフしたいよ。
てか、スキルってゲームでよくあるヤツですか?え、気になる!
「マスター?リーンちゃんを勧誘しないでくださいな?
まだどんなスキルを授かるか、分からないんですよ?」
「職員に勧誘してる訳じゃ無いよ?
ムーファ君と戯れてるの凄く可愛かったから、時々で良いから、連れておいでよ!
見てるだけで和むよー、きっと。」
うん、ムーファさんと戯れるのは楽しそうだけど、鑑賞されるのは複雑だね。
ん?何か、大きいライオンっぽいのがフルフルしてるけど、どうしたんだろ?
「ママ?もぁもぁー!」
「かっ、可愛い子がいるー!!
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「リーン、ライオンさんだよー。
ほら、尻尾が可愛いね。」
「オースティンったら、相変わらず子供が好きなのね。
オースティン?抱っこしてみる?
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「良いの?じゃあ、君達がご飯食べ終わってから、抱っこさせて?」
「あーぃ!」
「くっ!僕もこんな可愛い子が欲しいよー!!
まだ相手がいないけど...。」
うん、二足歩行のライオンさんでした。
お盆を片手に、カウンターに走り去る後ろ姿にピンッと立った先っぽだけモファッとした尻尾が可愛い。
そして、鬣がモッファモッファしてるの。
鬣にリボンとか結んだら可愛いだろうなぁ。
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