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第5章 神の国を侵略した龍
神の国を侵略した龍 7
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報道ヘリコプターからは安堵の声。
「さすが百戦錬磨のテレストリアルガードのパイロット、軽く回避して見せました!」
コックピットの倉見隊員は安心顔を見せ、思いました。
「橋本さんの操縦はすごい! やっぱこの人は信頼できる!」
ストーク号に乗ってる隊長は驚いてます。
「な、なんだ? あいつ、火焔を吐くのか?・・・」
隊長はニヤッとして、
「ふっ、じゃ、これはどうだ!?」
ストーク号が怪獣の真上やや後ろで空中停止。コックピットの隊長。
「この位置じゃ、火焔は吐けないだろう! 寒川、ビーム砲で攻撃だ! たいていの陸上生物はうなじが弱点だ! うなじを狙え!」
「了解!」
ストーク号の腹から2基の砲塔が出現。それを見て報道ヘリコプターたちは再び色めき立ちました。
「今度はストーク号の攻撃です!」
「ストーク号は機体が大きいので、ビーム砲を2基積んでます。同時着弾させれば、かなりの威力になるはずです!」
ストーク号、2基のビーム砲を同時に発射。
「ビーム砲、発射!」
2条の光線が怪獣のうなじの同じ個所に同時着弾。炸裂。しかし、爆煙が晴れると、怪獣は涼しい顔をしてました。怪獣はニヤッとした顔を見せ、
「ふふ、痛くもかゆくもないわねぇ、こんなもの!」
隊長は唖然。
「き、効いてない?・・・」
報道ヘリコプターはまたもや残念な声をあげました。
「ああーっと、これも効いてないのかーっ!?」
ストーク号の寒川隊員が隊長に進言。
「隊長、あの怪獣の上から見える部分は、皮膚がぶ厚くなってるんじゃないですか?」
「う~ん、それでビーム砲が効かないのか?・・・ てことは、脇から攻撃すれば?・・・」
隊長周囲を見ました。周りは高いビル群です。
「しかし、このビル群・・・ これじゃ、脇からの攻撃は到底ムリだな・・・」
しかたなくストーク号とヘロン号は上空で待機となりました。その間も怪獣は道路を進行していきます。
すぐに怪獣の周りからビル群が消えました。ストーク号の隊長は、ここぞとばかりに、
「ビル群がなくなってきたな! よーし、寒川、高度を下げろ!」
「了解!」
ストーク号は高度を下げました。
コックピットの隊長がコンソールと一体になった銃爪を引きました。
「ビーム砲発射!」
するとストーク号の下部の砲塔2基がビーム砲を発射。2条の光線が怪獣の頬の同じ個所を同時に捉えました。大炸裂。
これを見た報道ヘリコプターたち。
「おおーっと、今度は怪獣の頬に同時着弾だーっ!」
が、やはり怪獣には何も効いてません。報道ヘリコプターはまたもや残念そう。
「あーっと、これも効いてません!?・・・」
ヘロン号の隊長は驚くばかり。
「き、効いてない?・・・」
寒川隊員も驚いてます。
「どうなってんだ、あいつの身体は!?」
「うざいんだよーっ!」
怪獣が再び火焔を放射。それがストーク号に向かいます。騒めく報道ヘリコプターたち。
「ああーっと、怪獣が再び火焔を吐きましたーっ! 今度はストーク号を狙ったのかーっ!?」
ストーク号の隊長が号令。
「ショート瞬間移動!」
寒川隊員が応えます。
「了解!」
火焔がストーク号に届く寸前、ストーク号が消滅。次の瞬間、怪獣の反対側にストーク号が出現。それを見た報道ヘリコプターたちは歓喜。
「おおーっと、ショート瞬間移動してこのピンチを切り抜けました。さすがテレストリアルガードのオーバーテクノロジーです!」
怪獣は真後ろに現れたストーク号を横目で見て、
「え、魔法?・・・ ふふ、この世界の人間は転送魔法が使えるのか? こいつはおもしろいじゃないか!」
「さすが百戦錬磨のテレストリアルガードのパイロット、軽く回避して見せました!」
コックピットの倉見隊員は安心顔を見せ、思いました。
「橋本さんの操縦はすごい! やっぱこの人は信頼できる!」
ストーク号に乗ってる隊長は驚いてます。
「な、なんだ? あいつ、火焔を吐くのか?・・・」
隊長はニヤッとして、
「ふっ、じゃ、これはどうだ!?」
ストーク号が怪獣の真上やや後ろで空中停止。コックピットの隊長。
「この位置じゃ、火焔は吐けないだろう! 寒川、ビーム砲で攻撃だ! たいていの陸上生物はうなじが弱点だ! うなじを狙え!」
「了解!」
ストーク号の腹から2基の砲塔が出現。それを見て報道ヘリコプターたちは再び色めき立ちました。
「今度はストーク号の攻撃です!」
「ストーク号は機体が大きいので、ビーム砲を2基積んでます。同時着弾させれば、かなりの威力になるはずです!」
ストーク号、2基のビーム砲を同時に発射。
「ビーム砲、発射!」
2条の光線が怪獣のうなじの同じ個所に同時着弾。炸裂。しかし、爆煙が晴れると、怪獣は涼しい顔をしてました。怪獣はニヤッとした顔を見せ、
「ふふ、痛くもかゆくもないわねぇ、こんなもの!」
隊長は唖然。
「き、効いてない?・・・」
報道ヘリコプターはまたもや残念な声をあげました。
「ああーっと、これも効いてないのかーっ!?」
ストーク号の寒川隊員が隊長に進言。
「隊長、あの怪獣の上から見える部分は、皮膚がぶ厚くなってるんじゃないですか?」
「う~ん、それでビーム砲が効かないのか?・・・ てことは、脇から攻撃すれば?・・・」
隊長周囲を見ました。周りは高いビル群です。
「しかし、このビル群・・・ これじゃ、脇からの攻撃は到底ムリだな・・・」
しかたなくストーク号とヘロン号は上空で待機となりました。その間も怪獣は道路を進行していきます。
すぐに怪獣の周りからビル群が消えました。ストーク号の隊長は、ここぞとばかりに、
「ビル群がなくなってきたな! よーし、寒川、高度を下げろ!」
「了解!」
ストーク号は高度を下げました。
コックピットの隊長がコンソールと一体になった銃爪を引きました。
「ビーム砲発射!」
するとストーク号の下部の砲塔2基がビーム砲を発射。2条の光線が怪獣の頬の同じ個所を同時に捉えました。大炸裂。
これを見た報道ヘリコプターたち。
「おおーっと、今度は怪獣の頬に同時着弾だーっ!」
が、やはり怪獣には何も効いてません。報道ヘリコプターはまたもや残念そう。
「あーっと、これも効いてません!?・・・」
ヘロン号の隊長は驚くばかり。
「き、効いてない?・・・」
寒川隊員も驚いてます。
「どうなってんだ、あいつの身体は!?」
「うざいんだよーっ!」
怪獣が再び火焔を放射。それがストーク号に向かいます。騒めく報道ヘリコプターたち。
「ああーっと、怪獣が再び火焔を吐きましたーっ! 今度はストーク号を狙ったのかーっ!?」
ストーク号の隊長が号令。
「ショート瞬間移動!」
寒川隊員が応えます。
「了解!」
火焔がストーク号に届く寸前、ストーク号が消滅。次の瞬間、怪獣の反対側にストーク号が出現。それを見た報道ヘリコプターたちは歓喜。
「おおーっと、ショート瞬間移動してこのピンチを切り抜けました。さすがテレストリアルガードのオーバーテクノロジーです!」
怪獣は真後ろに現れたストーク号を横目で見て、
「え、魔法?・・・ ふふ、この世界の人間は転送魔法が使えるのか? こいつはおもしろいじゃないか!」
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