悪役令嬢は断罪されたい

よしゆき

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その後

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 シオンの恋人となったオリヴィアは、父親に頼んで王太子の婚約者候補から外してもらった。
 渋ってはいたが、どうしてもと頼み込んで受け入れてもらった。娘に甘い父親でよかった。甘やかすからわがままな悪役令嬢に成長したのだろうけど。
 オリヴィアは王太子の婚約者候補ではなくなり、なんの気兼ねもなくシオンとお付き合いをつづけていた。
 休み時間も放課後も、授業以外の時間は殆ど彼と一緒に過ごす。
 今日も授業を終えると、二人でカフェテリアでお茶をする約束をしていた。
 放課後の校内を、他愛ない会話をしながらシオンと並んで歩く。
 階段を下りていたときだ。階段を上がってくるバルドに気づいた。

「バルド様、こんにちは」

 声をかければ、バルドは気安い態度で片手を上げた。

「おう、オリヴィアにシオン、久しぶりだな」
「は、ぃっ……!?」

 バルドに気を取られたオリヴィアは、足元が疎かになっていた。足を踏み外し、ぐらっと体が前へ傾いた。

「きゃっ……」
「オリヴィア様……!!」
「っと、大丈夫か?」

 オリヴィアとシオンとバルドはほぼ同時に声を上げた。
 前方へ倒れそうになったオリヴィアの前に、咄嗟にバルドが腕を差し出し転倒を防いでくれた。

「っ……あ、ありがとうございます、バルド様……」
「気を付けろよ、オリヴィア」
「はい、すみません」

 オリヴィアとバルドの会話に、シオンの叫ぶような声が割って入った。

「どこ触ってるんですか、バルド様!!」
「え?」
「へ?」

 オリヴィアとバルドは視線を下げた。バルドの掌が、しっかりとオリヴィアの胸を掴んでいた。指が食い込むほどしっかりと。

「あ、わり……」
「あ、いえ、別に……」

 バルドは特に動揺することもなくパッと手を離した。
 オリヴィアも別段恥じらうこともなく会釈した。
 助けてもらっておいて「なにするのよこの痴漢!!」なんて喚くほどオリヴィアは初心な乙女ではない。ただ絵に描いたようなラッキースケベだな、と思っただけだった。
 しかし、シオンは違った。まるで自分が痴漢に遭ったかのように憤慨し、わなわなと肩を震わせている。

「し、シオン……?」

 そっと顔を覗き込めば、シオンはギリギリと歯を噛み締めるだけで返事をしない。

「じゃーな、オリヴィア、シオン」

 バルドはそんなシオンの不穏な様子にも気づかず、颯爽と去っていく。

「え、あ、ちょっ……!」

 思わずバルドの背中を目で追えば、ぎゅっとシオンに手を握られた。
 バルドに気を取られたことが不満そうなシオンの表情は可愛くて、胸がきゅんとなる。
 しかし不機嫌なシオンを見て、可愛いとはしゃぐことはできない。

「えーっと、とりあえず行きましょうか」

 シオンの手を引き、カフェテリアへ向かった。





 カフェテリアにある個室に、シオンと二人で入る。この学校には至るところに防音の個室が用意されているのだ。
 二人がけのソファに並んで座りお茶を飲むが、全く楽しい雰囲気ではなかった。
 シオンはオリヴィアの言葉に相槌を打つだけでほとんど喋らず、その表情は暗い。最初はバルドに対して憤りを感じていたようだが、今は深く落ち込んでいる様子だ。
 元気づけたくて、オリヴィアはそっと彼の腕に触れる。

「シオン、ごめんね、私が足を滑らせなければあんなことにならなかったのに……」

 シオンはハッとしたように顔を上げる。

「ち、違います、オリヴィア様のせいではありません!」
「でも……」
「すみません、私がいつまでもうじうじと引きずって、オリヴィア様に気を遣わせてしまって……」

 シオンは切なげに眉を寄せる。

「本当は私が助けたかったのに……私が一番近くにいて、オリヴィア様を守りたいって思ってるのに、バルド様に先を越されて悔しくて……。私が助けられていたら、バルド様にオリヴィア様の体を触られることなんてなかったのに……。傍にいたのに、オリヴィア様を助けられなかった自分が許せなくて……」
「そ、そんな、大袈裟よ。そんなに気にすることじゃないわ」
「でも、でも、嫌なんです……。他の男が、オリヴィア様に触れるなんて……」

 オリヴィアからすれば触れたと言ってもただの事故なのだし、すれ違って肩がぶつかるのと同じような感覚だったのだが、シオンにとっては違うようだ。

「私だって、まだ、触ってないのに……っ」

 シオンは悔しそうに震える声を漏らす。
 思えば、今まで散々あれこれしてきたが、一度も胸に触られたことはなかった。恋人ではなかったし、今までのは治療に近い行為だった。
 愛撫やセックスの前戯とは違う。だからシオンも触らなかったのだろうし、オリヴィアも触らせることはなかった。もし触られてたとしても、オリヴィアは拒まなかっただろうが。
 シオンがこんなにショックを受けることになるなら、触ってもらっていればよかった。既にシオンが触った後ならば、ショックも少しは和らいでいただろう。
 オリヴィアだって、他の女性がシオンに触れるのは嫌だ。私のシオンに気安く触らないでと腹も立つだろう。
 もし自分がシオンの立場だったら、慰めるにはどうすればいいのか。
 暫し考え、オリヴィアはシオンに言った。

「シオン、触る?」
「え?」
「私の胸」
「…………ええ!?」

 シオンは真っ赤になって仰け反る。

「シオンが嫌なら無理強いはしないけど、私はシオンに触ってほしいな」

 軽く首を傾げながらそんな風に言ってみる。
 貴族の令嬢であるオリヴィアがこんなはしたないことを言っても、シオンは軽蔑しない。それがわかっているからオリヴィアは冗談ではなく本気で言った。
 シオンは耳から首もとまで赤く染めて硬直している。

「あ、ぅ、あ……わ、私が、オリヴィア様の、む、む、む…………を……」
「嫌?」

 シオンはぶんぶんと首を横に振る。

「で、で、でも、そんな……」
「シオンは私の恋人なんだもの。寧ろ私に好きに触れていいのはシオンだけなのよ」
「私、だけ……」
「そう。シオンだけの特権よ」
「っ……」

 微笑むオリヴィアに、シオンは強い意思を持って口を開く。

「触りたい、です……オリヴィア様に」

 赤面しながらも、はっきりとした口調でシオンは言った。
 触れたいと、そう思ってもらえるのは嬉しい。なにせ相手は大好きな恋人なのだから。

「ありがとう、シオン」
「お、お礼を言うのは、私の方ですっ」
「私が触ってほしいと望んだのよ」

 オリヴィアはブレザーを脱いだ。それからブラウスのボタンを外していく。
 シオンは慌てている。

「ぬ、ぬぬ、脱ぐんですか……!?」
「だって直接触ってほしいもの」

 わたわたするシオンを気にせずボタンを全て外し、ブラジャーを上にずらした。
 ぶるりと揺れる乳房が露になる。
 オリヴィアはスタイルがいい。所謂ぼんっきゅっぼんっ体型だ。貴族の令嬢らしくお肌のケアにはお金をかけているので肌もスベスベだ。娼婦になっていたら売れっ子だったのではないかと思う。
 胸を晒したオリヴィアは、シオンに微笑みかける。

「触って、シオン」
「は、は、ぃ……」

 返事は掠れていた。これ以上ないくらいに顔が紅潮していて、彼の緊張が伝わってくる。
 その緊張が移って、オリヴィアの心臓もドキドキと激しく脈打った。
 震える手が伸ばされる。彼の手が、そっと胸に触れた。

「あっ……」
「だ、大丈夫ですか……っ?」
「ええ。シオンはどう?」
「は、ぅ……柔らかすぎて、傷つけてしまいそうで、怖いです……」
「ふふ。もっと強く触っても大丈夫よ」
「痛く、ありませんか……?」
「痛かったらちゃんと言うわ。シオンの好きに触っていいのよ」
「は、い……っ」

 会話しながら、どんどん二人の息は上がっていく。
 シオンは両手でふにふにと胸を揉んだ。その手付きはまだ遠慮していて、焦れったいほどに優しい。
 シオンに胸を揉まれているのだと思うと興奮してしまって、じわじわと下半身に熱が溜まっていった。
 時折掌に乳首が掠める。もどかしさに、思わず胸を突き出してしまった。掌に乳首が擦れる。

「ひぁっ……」
「っ……痛い、ですか……?」

 シオンは心配そうに手の動きを止める。

「違うの、そこ、気持ちよくて……っ」
「ここ、ですか……?」
「あぅっ」

 そっと指で乳首を撫でられ、びくっと体が跳ねる。

「あっ、そこ、気持ちいいのっ」
「オリヴィア様っ……」

 興奮した様子で名前を呼び、シオンは乳首を指で弄った。
 ぷくんと尖ったそこを優しく擦られ、指で挟んでぷにぷにと軽く押し潰される。

「ふあぁっ、気持ちいっ、シオン……っ」

 オリヴィアの口から甘い嬌声が漏れる。
 胸の先端がじんじんと熱を持ち、同時に下肢に熱が蓄積されていく。
 オリヴィアは腰をもじもじと揺すり、快感に身悶えた。
 オリヴィアの媚態に、シオンはごくりと喉を鳴らす。

「っ……オリヴィア様のここ、赤くて、ぷっくりして……とてもいやらしくて、綺麗です……」

 焦らすように乳輪を撫でられ、オリヴィアはいやいやとかぶりを振る。

「やぁんっ、そこ、じゃな……乳首、触ってぇっ」
「はあっ……オリヴィア様、可愛い……」

 うっとりとオリヴィアを見つめ、シオンは愛撫を待つ乳首に再び触れた。
 シオンの動きはどんどん大胆になっていき、オリヴィアは彼に与えられる快楽に乱れた。
 快感に流されるまま、オリヴィアは淫らにねだる。

「あっ、お願いシオン、舐めてぇっ」
「えっ、オリヴィア、様……」
「お願い、シオンにおっぱい舐めてほしいのっ」
「っ……っ……」

 シオンは顔を真っ赤にして荒い呼吸を繰り返す。
 オリヴィアは涙を浮かべて懇願した。

「シオン、シオン、お願い……っ」
「はっ、はあっ…………オリヴィア様、こっちに……」

 シオンはオリヴィアの手を引いた。
 促されるまま、オリヴィアはソファの上を移動して彼の脚を跨ぐ。シオンの顔の前に、胸を差し出すような体勢だ。肌に、彼の熱い吐息がかかる。

「シオン……っ」
「んっ……」

 シオンの舌が、撫でるように乳首に触れた。

「ふぁっ、シオンの、舌、熱くて、きもちいっ」

 オリヴィアはシオンの肩を掴んだ。
 震える体にシオンの片腕が回され、しっかりと支えられる。
 オリヴィアを支えながら、シオンは乳首を舐め、もう片方を指で刺激した。

「あんっ、シオン、いいっ、気持ちいい、あっ、あっ、もっとしてぇっ」

 オリヴィアは背を反らせ、快感に喘いだ。
 嬌声に煽られるように、シオンの愛撫に熱が籠っていく。乳房の先端を口に含み、音を立てて吸い上げる。乳首を指先で押し潰しながら、余った指で揉み込んだ。

「あっ、はぁんっ、あっ、あっ、あぁんっ」

 快楽はどんどん強くなり、脚の間からとろとろと蜜が溢れるのを感じた。シオンの肩を掴む手に、ぎゅっと力が入る。
 視線を落とすと、頬を赤く染めながら乳首に吸い付くシオンの顔が目に入る。
 オリヴィアは堪らない気持ちになって、彼の下肢へ手を伸ばした。スカートの上から触れると、彼の欲望が固く勃ち上がっているのがわかった。
 シオンは驚いて胸から口を離す。

「お、オリヴィア様……!?」
「シオン、私にも触らせて?」
「えっ、で、でも、それは……」
「私だけじゃなくて、シオンにも気持ちよくなってほしいの」
「は、ぅ……は、はい……」

 逡巡の末、シオンは真っ赤な顔で頷いた。
 許可を得て、オリヴィアは彼のスカートの中に手を差し入れる。手探りで下着をずらし、陰茎を取り出した。熱く張り詰めた肉棒を、掌に包んで上下に擦る。

「はっ、あっ、オリヴィア、様……っ」
「気持ちいい?」
「はいっ……オリヴィア様の手がっ……小さくて、柔らかくて……あ、はあっ」

 シオンは息を乱し、快感に顔を歪めた。
 彼のこの耐えるような表情が好きだ。もっと感じさせて、快楽にまみれた顔を見たくなる。
 自然とオリヴィアの手の動きは速くなった。
 すると、負けじとシオンもオリヴィアの胸にしゃぶりつく。
 胸を弄っていた手がオリヴィアの下半身に触れた。スカートの中を掻い潜り、太股を撫で上げる。
 それだけで、オリヴィアの体は期待にぞくぞくと震えた。

「あっ、あっ、シオンんっ」

 ねだるように名前を呼べば、シオンの指は脚の付け根を辿り、下着の隙間から花弁に触れた。泥濘むそこを、指が撫でる。

「ふあぁっ、気持ち、いっ、あっ、あんっ」

 乳首と同時に秘所を弄られ、新たな蜜が絶えず溢れ出す。
 くちゅくちゅと花弁を撫で回し、それからシオンは陰核を擦る。

「んあぁっ」

 オリヴィアの体が顕著に反応を示す。
 震えながらも、オリヴィアは懸命に手を動かした。滲み出す先走りを指に絡め、ぬちゅぬちゅと陰茎を扱く。

「んっ、ふぅ……っ」

 シオンは息を乱して快感に肩を震わせた。
 オリヴィアの感じる箇所を知り尽くしている彼は、蜜口へと指を挿入し、敏感な肉壁を擦る。そうしながら、乳首を舐めて甘噛みした。

「ひあぁっ、きもちぃっ、シオン、シオンっ」
「っ、私も、気持ちいいです、オリヴィア様……っ」
「ちゅって、吸われるの、好きぃっ」
「こう、ですか……?」
「あっ、それ、それ、気持ちいいのっ」

 オリヴィアは涙を浮かべて快楽に溺れた。

「中、指でぐちゅぐちゅされるのも、好きっ」
「はっ……ここ、気持ちいいんですよね……?」
「そこ、好き、好きっ、シオンにされるの好きぃっ、あっ、あぁっ」

 オリヴィアの手も、シオンの手も、互いの体液で既にぬるぬるだ。
 卑猥な水音が二人の耳に届き、それが余計に性感を煽る。

「あんんっ、好き、好き、シオン、好きっ」
「私も、好きです、あっ、オリヴィア様っ」
「いっちゃ、もういくっ、いっちゃうの、あっ、あっあっ、あっ」
「私も、もうっ、出ます……っ」
「いくっ、あっ、はっ、あ────っ」
「んっ、く、うぅっ」

 二人はほぼ同時に絶頂に達した。
 互いの体液で互いの手を汚しながら、二人は乱れた呼吸を繰り返す。
 二人の目が合い、どちらからともなく口づけ合った。





 常備されているティッシュで身を清め、衣服を整え、オリヴィアは再びシオンと並んでソファに座っていた。
 ぴったりと寄り添いながら、ゆったりと穏やかな時間を過ごす。 
 こんな風に二人で過ごしていると、オリヴィアは深く心が満たされるのを感じた。
 幸せだと、心から思う。
 シオンにチラリと視線を向ければ、彼も幸せそうに微笑んでいて、それを見るとオリヴィアは更に幸せになれた。
 そういえば、彼の機嫌はすっかり治っているようだ。落ち込んでいた彼を慰められたのならよかった。

「ねぇ、シオン」
「はい、オリヴィア様」
「私はもうシオンのものだから。シオンが好きなときに、好きなだけ触っていいのよ」
「ええ!?」

 真っ赤になって狼狽えるシオンに、にっこりと微笑みかける。
 羞恥にうろうろと視線をさ迷わせたあと、シオンはオリヴィアをまっすぐに見つめて言った。

「私も、私の全てはオリヴィア様のものです。な、なので、オリヴィア様も、いつでも、触れてください……」

 恥じらいながら告げられた言葉に、無性にムラムラした。
 押し倒して乗っかって襲いかかりたくなる衝動をぐっと堪えた。
 こんな場所で、まだ結婚もしていないのに、シオンの大切な純潔を奪うわけにはいかない。
 不純な心の内を押し込め、オリヴィアは満面の笑みを彼に向ける。

「ありがとう、シオン」

 押し倒す代わりに、そっと彼にキスをした。






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読んでくださってありがとうございます。





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