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19、花とカエル
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「オフィーリア様、お見舞いに来ていただいてありがとうございます」
「いえ、お加減はいかがですか?」
「もうすっかりいいのだけれど、皆がまだ外出を許可してくれなくて。話し相手が欲しくてお呼び立てしてしまってごめんなさいね」
サラの微笑みに、フィリアもひきつりそうになる笑顔で応じた。
あの事件から数日後。一人で寂しいのでよかったらお茶でもしませんか、とサラからの手紙を貰ったのだ。
丁度いいから探りでもいれてこいとクライヴに送り出されたものの、俎上に載せた人物からの誘いだけに、フィリアの方も気が引けた。
サラの部屋はさすが第二王子の婚約者というだけあって、フィリアの部屋よりもいくぶん豪華だ。サラの趣味なのか、レースや小花で家具が飾られていてとても女性らしい。
テーブルの上にも丸いレース編みのクロスがかけられ、カスミソウと色とりどりの小花で作ったブーケが活けられていた。
紅茶とマドレーヌが振る舞われ、一応サラが口をつけたのを見て、フィリアの方も手をつける。
「オフィーリア様はこの間の事件で魔法使いと戦ったと聞きましたわ。とっても勇敢ですのね」
「あ、いえ……。ダリル王子の力添えあってのことですし、第一王子付きの魔法使いも防戦してくれてましたから、」
……って、第一王子側を褒めるのはまずいかな?
「……王宮には優秀な魔法使いがたくさんいらっしゃるんでしょうね。私はまだ直接お会いしたことはないんですが」
と、第二王子側の魔法使いを伺うようなことを言ってみた。サラはそんなフィリアの思いを見透かしたようにゆったりと微笑む。
「実は私も各王子に付いている魔法使いがどのような方か、全てを把握しきれていませんの。なんでも、2つの魔法を扱われる方もいらっしゃるとか……」
「え! いらっしゃるのですか!?」
2つの魔法の適性がある人間はアルカディアでも珍しい。そういった人物の動向はアルカディアの王立研究所が把握しているはず。
後で師匠に聞いてみよう、とフィリアは心の中で頷いた。
「あくまで噂ですわ。もしいらしたとしても、そういった方は各王子側も秘匿されますから。それに、色々な魔法を扱えると言ったら、オフィーリア様が一番有名でしょう?」
自国・アルカディアではフィリアただ一人だった。それがどのような形でこの国に伝わっているのかわからないけれど。
「有名……かどうかはわかりませんけど、かなり珍しいとは言われます」
「数百年前の大魔法使いの生まれ変わりだなんて噂も聞きましたわ」
「あはは……。おとぎ話ですよ、ありえないです」
全ての魔法を扱えた、伝説の魔法使いの魂がアルカディアには宿っている――。
子供の頃から聞かされていたおとぎ話になぞらえて、フィリアにお世辞を言う貴族はいくらでもいた。
「でも、もしそうだったらダリル様が求婚されたのも頷けますわ」
ふんわり笑ったサラに――サラにそんなつもりはないのかもしれないが――フィリアはほんのちょっぴり傷ついた。確かに、フィリアの良いところといったら珍しい魔法使いという価値しかない。
家柄も大したことないし、美人でもないし、礼儀作法も完璧とはほど遠い。サラ達からしたら、魔法が使える令嬢というだけで注目されるフィリアをよく思わないのも当然かもしれない。
「え、えっと、このお花、可愛らしいですね! サラ様が飾られたのですか?」
話題を変えようとやや強引にテーブルの花を指す。まだ摘んできたばかりのように瑞々しい。
「オフィーリア様は、王宮の裏手にある大階段をご存知?」
「いえ。王宮の裏……ですか」
「そこを降りるとね、こういった花がたくさん咲いているの。王宮の庭園にあるような立派なお花じゃないけれど、季節によって咲く小さなお花がとても可愛らしいのよ」
「へー……なんだか秘密の場所って感じで素敵ですね」
「ええ。私も、幼い頃にスカイレッド様に教えて頂きましたの」
ふふっとサラが恥じらうような笑い声を上げた。……なるほど、逢い引きスポットか。ってことは警備とか薄そうよねぇとついついそんなことを考えてしまう。
「良かったら、今から散歩に行きません?」
「え……宜しいのですか? お二人の秘密の場所では?」
「そんなことはないわ。王族ならこの王宮のことはよく知っていますもの。息抜きできる場所として使っているだけですよ」
そう言われれば断る理由もない。フィリアはサラと共に部屋を出た。勿論、彼女付きの侍女たちもぞろぞろとついてくる。
華やかな王宮の表側とは違い、裏手の方は手を加えられていない自然で緑豊かだ。当然、どこから侵入者が出るのか分からないので、裏手といってもそれなりに警備に人が割かれている。
サラの言う大階段は、完全に王宮から出てしまう手前にあった。石畳で出来た階段を下りた先には小さな小川があり、昔は使用人たちが洗濯に使ったりしていたそうだ。
「私が幼い頃は、ここでよくスカイレッド様と遊びましたの」
「良いところですね」
サラが懐かしむように目元を緩ませる。降りてみましょう、とサラが振り向き、
「まあ、オフィーリア様!」
サラがフィリアの足元を指差す。たっぷりしたドレスをつまみ上げると、足元にいたのは――
「へ? カエル……? ッ!?」
ドンっと背中を強く突き飛ばされ、フィリアの身体は大階段を舞う。
フィリア様!と叫ぶイレーネの声を背に、フィリアは襲いくる衝撃に備えて目をつぶった。
「いえ、お加減はいかがですか?」
「もうすっかりいいのだけれど、皆がまだ外出を許可してくれなくて。話し相手が欲しくてお呼び立てしてしまってごめんなさいね」
サラの微笑みに、フィリアもひきつりそうになる笑顔で応じた。
あの事件から数日後。一人で寂しいのでよかったらお茶でもしませんか、とサラからの手紙を貰ったのだ。
丁度いいから探りでもいれてこいとクライヴに送り出されたものの、俎上に載せた人物からの誘いだけに、フィリアの方も気が引けた。
サラの部屋はさすが第二王子の婚約者というだけあって、フィリアの部屋よりもいくぶん豪華だ。サラの趣味なのか、レースや小花で家具が飾られていてとても女性らしい。
テーブルの上にも丸いレース編みのクロスがかけられ、カスミソウと色とりどりの小花で作ったブーケが活けられていた。
紅茶とマドレーヌが振る舞われ、一応サラが口をつけたのを見て、フィリアの方も手をつける。
「オフィーリア様はこの間の事件で魔法使いと戦ったと聞きましたわ。とっても勇敢ですのね」
「あ、いえ……。ダリル王子の力添えあってのことですし、第一王子付きの魔法使いも防戦してくれてましたから、」
……って、第一王子側を褒めるのはまずいかな?
「……王宮には優秀な魔法使いがたくさんいらっしゃるんでしょうね。私はまだ直接お会いしたことはないんですが」
と、第二王子側の魔法使いを伺うようなことを言ってみた。サラはそんなフィリアの思いを見透かしたようにゆったりと微笑む。
「実は私も各王子に付いている魔法使いがどのような方か、全てを把握しきれていませんの。なんでも、2つの魔法を扱われる方もいらっしゃるとか……」
「え! いらっしゃるのですか!?」
2つの魔法の適性がある人間はアルカディアでも珍しい。そういった人物の動向はアルカディアの王立研究所が把握しているはず。
後で師匠に聞いてみよう、とフィリアは心の中で頷いた。
「あくまで噂ですわ。もしいらしたとしても、そういった方は各王子側も秘匿されますから。それに、色々な魔法を扱えると言ったら、オフィーリア様が一番有名でしょう?」
自国・アルカディアではフィリアただ一人だった。それがどのような形でこの国に伝わっているのかわからないけれど。
「有名……かどうかはわかりませんけど、かなり珍しいとは言われます」
「数百年前の大魔法使いの生まれ変わりだなんて噂も聞きましたわ」
「あはは……。おとぎ話ですよ、ありえないです」
全ての魔法を扱えた、伝説の魔法使いの魂がアルカディアには宿っている――。
子供の頃から聞かされていたおとぎ話になぞらえて、フィリアにお世辞を言う貴族はいくらでもいた。
「でも、もしそうだったらダリル様が求婚されたのも頷けますわ」
ふんわり笑ったサラに――サラにそんなつもりはないのかもしれないが――フィリアはほんのちょっぴり傷ついた。確かに、フィリアの良いところといったら珍しい魔法使いという価値しかない。
家柄も大したことないし、美人でもないし、礼儀作法も完璧とはほど遠い。サラ達からしたら、魔法が使える令嬢というだけで注目されるフィリアをよく思わないのも当然かもしれない。
「え、えっと、このお花、可愛らしいですね! サラ様が飾られたのですか?」
話題を変えようとやや強引にテーブルの花を指す。まだ摘んできたばかりのように瑞々しい。
「オフィーリア様は、王宮の裏手にある大階段をご存知?」
「いえ。王宮の裏……ですか」
「そこを降りるとね、こういった花がたくさん咲いているの。王宮の庭園にあるような立派なお花じゃないけれど、季節によって咲く小さなお花がとても可愛らしいのよ」
「へー……なんだか秘密の場所って感じで素敵ですね」
「ええ。私も、幼い頃にスカイレッド様に教えて頂きましたの」
ふふっとサラが恥じらうような笑い声を上げた。……なるほど、逢い引きスポットか。ってことは警備とか薄そうよねぇとついついそんなことを考えてしまう。
「良かったら、今から散歩に行きません?」
「え……宜しいのですか? お二人の秘密の場所では?」
「そんなことはないわ。王族ならこの王宮のことはよく知っていますもの。息抜きできる場所として使っているだけですよ」
そう言われれば断る理由もない。フィリアはサラと共に部屋を出た。勿論、彼女付きの侍女たちもぞろぞろとついてくる。
華やかな王宮の表側とは違い、裏手の方は手を加えられていない自然で緑豊かだ。当然、どこから侵入者が出るのか分からないので、裏手といってもそれなりに警備に人が割かれている。
サラの言う大階段は、完全に王宮から出てしまう手前にあった。石畳で出来た階段を下りた先には小さな小川があり、昔は使用人たちが洗濯に使ったりしていたそうだ。
「私が幼い頃は、ここでよくスカイレッド様と遊びましたの」
「良いところですね」
サラが懐かしむように目元を緩ませる。降りてみましょう、とサラが振り向き、
「まあ、オフィーリア様!」
サラがフィリアの足元を指差す。たっぷりしたドレスをつまみ上げると、足元にいたのは――
「へ? カエル……? ッ!?」
ドンっと背中を強く突き飛ばされ、フィリアの身体は大階段を舞う。
フィリア様!と叫ぶイレーネの声を背に、フィリアは襲いくる衝撃に備えて目をつぶった。
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