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王道のために暗躍する
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「痛い痛い痛い!バカか!入るわけねーよ!」
第一関節までしか入っていないのにジタバタと暴れ出した稔を拘束する術もなく、あっさりと指は稔に掴まれて抜かれてしまった。
「え、ネコイケるって言ったじゃない!」
「処女に決まってるだろバカ!」
「え、バカって何それ、処女だとしても1本くらいイケるでしょ?」
「無理無理無理無理!!!」
「はぁ?!何それ!ヤる気あるわけ?!」
「ヤる気はあってもヤられる気はねぇよ!」
目の前で全裸でグダグタいう男は本当に生徒会長なのか?
威厳は無いし駄々っ子だし、人のことバカっていうし、ネコやる気も全く無いじゃん!全然格好良くないんですけど!ガチで嫌がってるじゃーん!
「萎えた」
枕元にあったティッシュで自分の手を拭き、丸めたソレをゴミ箱に放り投げる。
ティッシュは勢いよくゴミ箱の淵に当たって床に転がった。
「待てよ!」
構うことなく踵を返して寝室を出て行く。
後ろで声が聞こえたが無視だ無視!!
とはいえ、昨日もこの部屋に来て本やら荷物を大量に持ってきた手前、颯爽と帰ることも出来ず、昨日の鞄に荷物を詰める。
付き合うにしても1年程度の優良物件、協力者になって貰えば色々とスムーズだと思ってはいたが、とんだヘタレだった。
これで俺のやる事に一々突っ込んで来るんだから、今年度の生徒会入りの時点でしくじった。
会計なんか引き受けずにのらりくらりと交わしてコソコソと来年に備えれば良かった。
大体監査なんかやりながら生徒会とかキツい!
いや、監査はやるけども。やりたくてやってることだけども!
つか、王道のために今の生徒会だってやりたくてやってるけども!!
くっそー、全部言い訳だ。
俺の計画があんなヘタレ男によって全部狂わされてく!
大体普通にしていればイケメンなんだし、相手なんて吐いて捨てる程居るのに、なんで俺に関わって来たかなぁ。
ムカつく!ムカつくムカつくムカつく!!
「央蜜、こっち見ろよ」
下着だけ履いた姿で稔が横から声をかけてくる。
もー!俺は帰るんだから!
「無視すんなって、悪かったから」
「知らない!もー帰る!」
「帰るなって!」
「ウザい!」
荷物を纏め終えて鞄を持って立ち上がる。
一歩踏み出した所で腕を強く引っ張られて稔に後ろから抱きしめられた。
「離せよ!」
「嫌だね。今帰ったらお前もうここには来ないだろ」
「あったりまえでしょ?来るわけないじゃん!」
「無理、それだけは無理」
「はぁ?さっきから無理無理って、こっちが無理なんですけどー!」
「さっきのことだったら謝るから」
「謝られても困る。もう萎えた。帰る!」
「そう怒るなって、俺が気持ち良くさせるから」
必死に腕から逃れようと身を捩るが、稔の力は強く、振り解くことが出来ない。
鞄を下に落として再度抵抗すると、稔はあろうことか服の裾から手を侵入させて俺の乳首を弄び始めた。
「やめろ!嫌だ!離せ!」
「絶対無理」
視線を上に上げて稔の顔を見ると、その目は色と怒りを含んだ肉食獣の様な瞳でジッと俺を見つめていた。
「いや、その目マジでお前怖いから!」
「俺以外の男とヤるなんて絶対無理!」
第一関節までしか入っていないのにジタバタと暴れ出した稔を拘束する術もなく、あっさりと指は稔に掴まれて抜かれてしまった。
「え、ネコイケるって言ったじゃない!」
「処女に決まってるだろバカ!」
「え、バカって何それ、処女だとしても1本くらいイケるでしょ?」
「無理無理無理無理!!!」
「はぁ?!何それ!ヤる気あるわけ?!」
「ヤる気はあってもヤられる気はねぇよ!」
目の前で全裸でグダグタいう男は本当に生徒会長なのか?
威厳は無いし駄々っ子だし、人のことバカっていうし、ネコやる気も全く無いじゃん!全然格好良くないんですけど!ガチで嫌がってるじゃーん!
「萎えた」
枕元にあったティッシュで自分の手を拭き、丸めたソレをゴミ箱に放り投げる。
ティッシュは勢いよくゴミ箱の淵に当たって床に転がった。
「待てよ!」
構うことなく踵を返して寝室を出て行く。
後ろで声が聞こえたが無視だ無視!!
とはいえ、昨日もこの部屋に来て本やら荷物を大量に持ってきた手前、颯爽と帰ることも出来ず、昨日の鞄に荷物を詰める。
付き合うにしても1年程度の優良物件、協力者になって貰えば色々とスムーズだと思ってはいたが、とんだヘタレだった。
これで俺のやる事に一々突っ込んで来るんだから、今年度の生徒会入りの時点でしくじった。
会計なんか引き受けずにのらりくらりと交わしてコソコソと来年に備えれば良かった。
大体監査なんかやりながら生徒会とかキツい!
いや、監査はやるけども。やりたくてやってることだけども!
つか、王道のために今の生徒会だってやりたくてやってるけども!!
くっそー、全部言い訳だ。
俺の計画があんなヘタレ男によって全部狂わされてく!
大体普通にしていればイケメンなんだし、相手なんて吐いて捨てる程居るのに、なんで俺に関わって来たかなぁ。
ムカつく!ムカつくムカつくムカつく!!
「央蜜、こっち見ろよ」
下着だけ履いた姿で稔が横から声をかけてくる。
もー!俺は帰るんだから!
「無視すんなって、悪かったから」
「知らない!もー帰る!」
「帰るなって!」
「ウザい!」
荷物を纏め終えて鞄を持って立ち上がる。
一歩踏み出した所で腕を強く引っ張られて稔に後ろから抱きしめられた。
「離せよ!」
「嫌だね。今帰ったらお前もうここには来ないだろ」
「あったりまえでしょ?来るわけないじゃん!」
「無理、それだけは無理」
「はぁ?さっきから無理無理って、こっちが無理なんですけどー!」
「さっきのことだったら謝るから」
「謝られても困る。もう萎えた。帰る!」
「そう怒るなって、俺が気持ち良くさせるから」
必死に腕から逃れようと身を捩るが、稔の力は強く、振り解くことが出来ない。
鞄を下に落として再度抵抗すると、稔はあろうことか服の裾から手を侵入させて俺の乳首を弄び始めた。
「やめろ!嫌だ!離せ!」
「絶対無理」
視線を上に上げて稔の顔を見ると、その目は色と怒りを含んだ肉食獣の様な瞳でジッと俺を見つめていた。
「いや、その目マジでお前怖いから!」
「俺以外の男とヤるなんて絶対無理!」
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