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プロローグ
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アイドル棟の703号ってのは理解できた。
電話で業務さんに伝えて、そのままブランチと洒落込みますか。
しかし、7階って最上階じゃなかったか?
推薦投票順だった気がするから、703号ってことはあれ、俺って抱かれたい男No.3ってこと?
うげー、じゃあ生徒会からも勧誘が来そう。
ちなみに、生徒会になると自室とは別に専用部屋が貰える。そんだけ熱狂的なファンがいるって証拠なんだけど。
まぁ、俺はその辺上手いことやってるから無理に入らなくてもいいか。
高等部東棟の2階にある食堂、というよりレストランに入ると、僅かだけど黄色い悲鳴が聞こえる。
ひらひら~と手を振って、適当に空いてる席に座るとウエイターがやってくる。
「ブランチな気分で適当に~」
それだけ言えばウエイターは一礼して厨房の方へ行ってしまった。
多分適度なオススメがくるだろう。
料理が運ばれた時点でウエイターの持ってるハンドスキャンにカードをかざせば支払い完了!
まぁ、俺の場合は無料なんだけどね。
運ばれて来たのはホットサンドにスープ。
俺の大好きな照り焼きチキンでご満悦。
食べながらスマホのチェックは欠かさない。
可愛い子からの連絡はもちろんだけど、ここの学園に通うってことはそれだけ名の有る有名企業の息子だったりするわけで、学生ながらに仕事を請け負っていたりするのは珍しくない。
ちなみに俺の家は斎賀グループっていう財閥系で、俺はそこの三男!なんの責任もない自由な三男!
本当、生まれには感謝しなきゃねー。
さてさて、食後はどうしようかなー。
散歩?買い物?んー、悪くはないけど…
「央蜜?」
名前を呼ばれて振り返ると、そこには『あずにゃん』こと、東 賢人がいた。
「あんれー?あずにゃん?どーしたの?」
「いや、特には。なぁ、今ってもしかして暇?」
「あー、17時まで転寮の引っ越し作業やってるからそれまで暇」
「引っ越しって、今?!」
「今だけど?」
「ははっ、ギリギリ過ぎ!」
ケラケラ笑いながら俺の肩に腕を回すあずにゃんは178㎝くらい?
可愛いってよりもイケメン。
推薦投票でも上の方に入ってた気がする。
「あずにゃんは今からどっか行くの?」
「俺も暇してたんだ。なぁ、良かったら俺の部屋来ない?」
「えー、どうしようかなー」
「なんだよ、いーじゃん?」
「まぁいいけどー」
ぐいぐい引っ張られる形で、あずにゃんの部屋に行くことになった。
電話で業務さんに伝えて、そのままブランチと洒落込みますか。
しかし、7階って最上階じゃなかったか?
推薦投票順だった気がするから、703号ってことはあれ、俺って抱かれたい男No.3ってこと?
うげー、じゃあ生徒会からも勧誘が来そう。
ちなみに、生徒会になると自室とは別に専用部屋が貰える。そんだけ熱狂的なファンがいるって証拠なんだけど。
まぁ、俺はその辺上手いことやってるから無理に入らなくてもいいか。
高等部東棟の2階にある食堂、というよりレストランに入ると、僅かだけど黄色い悲鳴が聞こえる。
ひらひら~と手を振って、適当に空いてる席に座るとウエイターがやってくる。
「ブランチな気分で適当に~」
それだけ言えばウエイターは一礼して厨房の方へ行ってしまった。
多分適度なオススメがくるだろう。
料理が運ばれた時点でウエイターの持ってるハンドスキャンにカードをかざせば支払い完了!
まぁ、俺の場合は無料なんだけどね。
運ばれて来たのはホットサンドにスープ。
俺の大好きな照り焼きチキンでご満悦。
食べながらスマホのチェックは欠かさない。
可愛い子からの連絡はもちろんだけど、ここの学園に通うってことはそれだけ名の有る有名企業の息子だったりするわけで、学生ながらに仕事を請け負っていたりするのは珍しくない。
ちなみに俺の家は斎賀グループっていう財閥系で、俺はそこの三男!なんの責任もない自由な三男!
本当、生まれには感謝しなきゃねー。
さてさて、食後はどうしようかなー。
散歩?買い物?んー、悪くはないけど…
「央蜜?」
名前を呼ばれて振り返ると、そこには『あずにゃん』こと、東 賢人がいた。
「あんれー?あずにゃん?どーしたの?」
「いや、特には。なぁ、今ってもしかして暇?」
「あー、17時まで転寮の引っ越し作業やってるからそれまで暇」
「引っ越しって、今?!」
「今だけど?」
「ははっ、ギリギリ過ぎ!」
ケラケラ笑いながら俺の肩に腕を回すあずにゃんは178㎝くらい?
可愛いってよりもイケメン。
推薦投票でも上の方に入ってた気がする。
「あずにゃんは今からどっか行くの?」
「俺も暇してたんだ。なぁ、良かったら俺の部屋来ない?」
「えー、どうしようかなー」
「なんだよ、いーじゃん?」
「まぁいいけどー」
ぐいぐい引っ張られる形で、あずにゃんの部屋に行くことになった。
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