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Xmas!! 旅だ!旅行だ!年末年始だ☆

292: ☆地味令嬢とヤンキー in 白濁

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「残念なお知らせが1つある。」

アレックスの言葉に、フワフワとした気分から現実に引き戻される。



「やだ、ちょっとまって!嫌ですよ??こんなところまで来て、ヒロインとかち合うとか無いですよね??」

嫌な予感がバシバシと霰の様に降ってきて、私は思わず叫ぶように訊く。

「……凄いな。どうして判ったんだ?……パライヴァ御一行のせいで、俺達はペントハウスを取れなかったんだ。
此処はこの宿で2番目に良い部屋だ。事前に予約出来ない分不利とはいえ、ちょっと腹立たしいな…。
あ、後、大浴場が今日1日、パライヴァによって貸切にされている……。」

「え、やぁだぁ!白濁のお湯が更に白濁しちゃう!」 

全く!なんてこったい!なんてこったい!!
こんな所まで来て被るのかよぉぉ。しかも、貸切とか、する事1つじゃん!!しかも、御一行って言ったよ?!全員居るじゃん!?いっぱい白濁に白濁が吐き出されるヤツ!流石R18乙女ゲー!

ちゃんと清掃されたとしてもその後は入りたくないよぉ!!

この世界、基本的に温泉は海外みたいに混浴で、何か服とか水着着て入るから、大浴場1つしかないのよぉぉ!ふぇぇーん!!

思わず溢した愚痴に、アレックスが茹で蛸の様に真っ赤になった。

「お、おい!!伯爵令嬢がなんて破廉恥な事を口にするんだ!?
馬鹿め…!全く、馬鹿め…!」

「あらぁ?未婚で学生の伯爵令嬢と裸でこんな狭い浴槽に一緒に入っておいて何言ってるんです?今更。」

アレックスの可愛い反応に、まぁ良いかと気を取り直し、湯の中を鰐のように進んでアレックスに圧し掛かる。

白濁に白濁を混ぜちゃうのは、うちらもだしね……。

「………凄いな、湯に浸かっていた部分がキッチリ桜色だ。まるでオフショルダーのドレスを着ているみたいだぞ?」

圧し掛かられて恥ずかしそうにしてた癖に、アレックスの膝に私が跨がると、途端に余裕そうな顔してそんなことを囁いてくる。

「ふぅむ……ローズクォーツ男爵令嬢が好むもんだから嫌厭していたが、フェローもピンクのドレスが似合いそうだ……。今度、贈ったら着てくれるか?」

「んっ♡」

「ハハハ…そうか。良かったよ。」

ちょっと!

返事をするタイミングで、ピン、と湯の中のクリを弾かれてしまい、思わず腰を引いて声を漏らせば、それを返事と取られてしまった。
こんな質問、元々肯定しかしないけど、それでも何だか腹立たしい。
ムッとして睨むも、そのままピンピンとクリを弾きながら胸の尖端を舌で転がされる。

これはいけない。
何だか胸までいつもより気持ち良いじゃないか。



「ほんと、馬鹿だよな…フェローは。ちょっと恥じらって見せれば直ぐに跨がってくれる。」





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