147 / 354
後期だ!(まだ始まってない)
148: ★地味令嬢とヤンキーは語り合うタイミングを選ばない。
しおりを挟む「アレックス様を、ナカに……挿入れても…?」
……他に、文句が思い付かなかったんだけど……、
また萎えたりしないよね?
エイヤッとアレックスを押して後ろに手を着かせ、跨がれば、準備完了である。
とっくに蜜を溢れさせてる私のソコを、ゆるゆるとアレックスのナニに擦り付け、位置とかタイミングを計る。
よくよく考えれば、今生、ソコを触れたこと無くて、位置が微妙。
ドキドキする。
又、口の中がカラカラ。
おでこをアレックスの胸につけ、指先が微かに震える腕を、
アレックスの肩に超リラックスしてる風に乗っけて……。
ぬこぬこと腰を前後させ、クリからの甘い快感で緊張を宥めると共に蜜を絡めて、アレックスの大きさを維持する。
さぁやるぞ!
そらやるぞ!
今だ!
Now!
Let's Go!
……せーの!
アレックスの顔を見る余裕もなく、何度も唇を舐めて、下唇を噛んで……。
興奮で、はーーー。はーーー。と深いストロークで呼吸しながらタイミングを計る。
「フェロー…キス、させて?」
上からアレックスのひどく優しい声が降ってきて、そっと顎を持って顔を上げさせられる。
ひどく優しく、嬉しそうな、蕩ける笑みが近付いて口を塞ぐ。
唇が、舌が、私を宥める様に動く。
アレックスの指が私の足の付け根に這い、腰骨付近の肉の柔らかさをナデナデと堪能する。
そのぞくぞくする快感が堪らなく心地好くて、うっとり味わう間に緊張が解れる。
いつの間にか指先の震えも消えて、自分からアレックスを咥え込もうとしていたことも忘れてキスを貪る。
「ふむ……ん…はっ……ん?!…へぁっ!んむぅぅ!ーーーーー!!!」
舌を強めに吸われたと思ったら、ふいに、アレックスに腰をがっしりと掴まれ、
ズン!!と一気に奥まで貫かれた。
連日の行為で受け入れやすくなっているとはいえ、解す事なく貫かれたソコは、みちみちとアレックスに切り拓かれ、初っ端から私を快楽の渦中に叩き堕とす。
強烈な快楽に全身をヒクヒクと波打たせながら悦ぶ私に、
アレックスが唇を離して優しく語りかける。
「フェロー、可愛いフェロー。
オマエから誘ってくれて、とても嬉しいよ。有難う。
でも、無理しなくていいからな?」
別に無理なんかしてないし。
「無理……してな……。」
「そうか?余裕そうに振る舞いたかったんだろうが、
俺のに腰を沈められなくてプルプルしてたじゃないか。」
そんな風に見えてた?なんかショックー。
「さっきのも可愛かったし、ゆくゆくは、自分から跨がって腰を振って快楽を貪るよーな淫乱猫にしたいと思ってるし、もっとド淫乱も大歓迎だが、
別に今すぐそうなって欲しいわけでもない。」
ヒエッ!?さりげに怖い事言ったよ!?
「…今すぐに恥や躊躇いを捨てなくて良いってことだ。」
「私、羞恥とか、前々世に置いてきたから……。あんまりない…」
「だからって、羞恥しない訳じゃないだろう?
よく顔を赤くしてるじゃないか。羞恥心が余り無いからって、
全く無い振りをしなくて良いってことだ。
勿論、恥ずかしい振りも、だが。」
何だか、心に刺さる。
前世からの、妙なコンプレックスを見透かされてる気がして…言葉が出ない。
色々黒歴史を思い出して、右に左に視線だけがうろうろしてしまう。
「普通恥らう所で恥じらわなくても、恥じらっても、
普通恥じらわない所で恥じらっても、
それがフェリシア・ムンストーンだ。
……人は変化する。
以前恥ずかしかったこと、出来なかったことが出来るようになっても、
出来てたことが出来なくなっても、
それも、フェリシア・ムンストーンだ。
全て、変わらず俺の可愛い性悪猫だ。」
「~~~~っ!」
ヤバい、どうしよう。
自分を演出しながらも、周りのラベリングと自分のラベリングのズレに悩んだ前世のコンプレックスに、アレックスの言葉が刺さると共に、
妙に下っ腹が、ポカポカひくひくしてくる。
そーです。お忘れの方も居るかもしれませんが、
私、ナカにアレックスのがぶっ刺さったままです。
優しい声であんなことを囁いてるアレックスもナカで硬さを保ったままです。
なんだろう、何でこんなことになってるんだか。
コンプレックスを優しく解されてむず痒いのか、
性感的ななむず痒さなのか、
もう、何が何だか。
24
お気に入りに追加
2,299
あなたにおすすめの小説
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
お母様が国王陛下に見染められて再婚することになったら、美麗だけど残念な義兄の王太子殿下に婚姻を迫られました!
奏音 美都
恋愛
まだ夜の冷気が残る早朝、焼かれたパンを店に並べていると、いつもは慌ただしく動き回っている母さんが、私の後ろに立っていた。
「エリー、実は……国王陛下に見染められて、婚姻を交わすことになったんだけど、貴女も王宮に入ってくれるかしら?」
国王陛下に見染められて……って。国王陛下が母さんを好きになって、求婚したってこと!? え、で……私も王宮にって、王室の一員になれってこと!?
国王陛下に挨拶に伺うと、そこには美しい顔立ちの王太子殿下がいた。
「エリー、どうか僕と結婚してくれ! 君こそ、僕の妻に相応しい!」
え……私、貴方の妹になるんですけど?
どこから突っ込んでいいのか分かんない。
泡風呂を楽しんでいただけなのに、空中から落ちてきた異世界騎士が「離れられないし目も瞑りたくない」とガン見してきた時の私の対応。
待鳥園子
恋愛
半年に一度仕事を頑張ったご褒美に一人で高級ラグジョアリーホテルの泡風呂を楽しんでたら、いきなり異世界騎士が落ちてきてあれこれ言い訳しつつ泡に隠れた体をジロジロ見てくる話。
地味女で喪女でもよく濡れる。~俺様海運王に開発されました~
あこや(亜胡夜カイ)
恋愛
新米学芸員の工藤貴奈(くどうあてな)は、自他ともに認める地味女で喪女だが、素敵な思い出がある。卒業旅行で訪れたギリシャで出会った美麗な男とのワンナイトラブだ。文字通り「ワンナイト」のつもりだったのに、なぜか貴奈に執着した男は日本へやってきた。貴奈が所属する博物館を含むグループ企業を丸ごと買収、CEOとして乗り込んできたのだ。「お前は俺が開発する」と宣言して、貴奈を学芸員兼秘書として側に置くという。彼氏いない歴=年齢、好きな相手は壁画の住人、「だったはず」の貴奈は、昼も夜も彼の執着に翻弄され、やがて体が応えるように……
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる