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後期だ!(まだ始まってない)

145: ☆地味令嬢の苦手は、ヤンキーのいつか着手すべきお楽しみ。

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ガバッと脇や腹を擽られ、身を捩って悶える。

裸だから防御の術がない!

うつ伏せになって逃げようと這うも、アレックスの両腕が絡み付くように抱き締めながらこそばし、逃げることは叶わなかった。

「アハハ!ひゃっ?!ひゃ、めぉ…!~~アヒャヒャ!ァァッ!ハッハッハハハ…!」

アレックスの腕の中でもがき、身を捩って笑っているうちに、何だか変な気分になってきてしまい、笑い声に嬌声が混じる。

脇腹や腰を立てた指先でしょわしょわと擽られ、背骨に沿ってこしょこしょされれば、全身にぞわぞわとしたものが走る。

「ヒァァッ!~~~!!アヒャヒャ!ゃ、ハハハハ!」

あーー、これ、擽りに見せかけた前戯やったんか……。

と気付いた時には散々笑わされ、呼吸困難でくったりした後だった。

気付くの遅いって?
殆ど笑わされて頭真っ白だったんだよ?
仕方ないよー。あれは無理ゲー。


はぁ、無駄に体力使っちゃった気がする。

「ぁ……!はぁっ、んぅ…ヒァァッ!」

しょわしょわと指を立てて肌の上を這っていたアレックスの指が胸の先端にかすった瞬間、そこから感じたことの無い快楽に思わず仰け反る。

途端に、アレックスが嬉しそうに両胸の先をピンピンと弾き始める。

「ヒッ!ヤ、ヤメ、…ヒャァァ!ンアッ!アンン…!」

「擽られて性感が上がったのか?凄い良さそうじゃないか。いつも胸はキライなのに珍しい…。」

………えっ??

誰が胸がキライなの?

胸を弾く指を退けようともがいていた手を止め耳を疑う。

「胸、……キライ?」

「あんまり好きじゃないだろう?いつも2分以上弄ると凄い勢いで手を振り払うし、今だってほら。」

電マでクリをグリグリしてる時と同じくらいの必死さで抵抗してる、と言われて、確かに、と、気付く。

好きじゃないかも。今もキモチイーけど、


いや。かな。


と、快感にピクピクと体を小さく跳ねさせながらも、それを望んでない事に気付いたと同時に、アレックスの指も胸から脇腹や腰骨、秘所へと降りていく。

チュッと頬にキス一つ。

「…今はそれで良い……。
 今日はいつもよりキモチ良さそうで可愛かったよ。
 ……いつか、
 自分から胸を弄ってっておねだりする位お気に入りの場所にしてやろうな♡」

ほっとした所に、ちゅぷりと水音が響いて、少し羞恥する。

「なかなか濡れてるな……。フェロー、ナカ、いれてくれる?」

腰骨の内側を指先ですりすりと撫でられ、ゾワゾワとした快感が身体中に広がる。

何だかんだで、もうとっくにその気になってしまい、
モジモジと腰を揺する私は、黙って頷くしか出来なかった。

あー、確かに、胸と違って甘くてうっとりと受け入れちゃう。

改めて胸が苦手なんだなぁと実感する。

そして、それを本人より先に把握するアレックスパネェ!

「ぁ、ぁ、ぁぁ…。ふぅぅぅぅ……ん。」

考えてるうちに、つるつるとクリを優しく撫でられる。

その細かく脳天を痺れさす快感に、うっとりと酔いしれていると、そろそろとナカに指が進軍してくる。

「ぁ、キモチイーれふ……。」

夢見心地でうっかり呟けば、アレックスがニヤニヤとそれは嬉しそうに此方を見ていた。

やってしまった?それとも、躾られた??

どっちにしろニヤケ顔が腹立たしくて、近いうちに意趣返しを決意するのだった。


アレックスがナカに侵入ってくる。

この数日で、あの酷い圧迫感は消え、何だかピッタリ収まるよーな感覚があるから恐ろしい。

もはや違和感すら感じず、快楽のみを運んでくるアレックスの動きに、



あっという間に私は快楽の渦に呑み込まれた。








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