本編完結【R18】地味すぎる転生悪役令嬢、攻略対象と関わらずに…俺様ヤンキー公爵に絡まれる。Why?

syarin

文字の大きさ
上 下
137 / 354
後期だ!(まだ始まってない)

138: ★満腹地味令嬢は夢の中、ヤンキーにハメられる。

しおりを挟む


トリートメント中だろうか?優しく髪を何度か揉んでから濯がれる。

顔を何度か優しく拭われて、おでこにお湯をタラタラと掛けられて。

体もゆるゆるマッサージで筋肉を解きほぐしながら洗われる。



少し間隔が開いて、湯船に入ってきたらしきアレックスに凭れる様にされ、背中を洗われる。


アレックスの肩を枕にスヤスヤとウトウトの狭間を漂う。


ゆるゆるとあちこちを撫でられ、

胸を優しく揉まれて、

お湯がたぷたぷ揺れて、

ナカの指がゆっくりと解すような動きをする。

甘く、ひどく優しい動きに、そっと吐息を洩らす。

じーんわりと甘い快楽を広がらせるかの様に、中で静かに指が佇み、時々、ゆっくりと動く。

その度に、体がピクリと反応し、お湯がちゃぷりと跳ねる。

アレックスが、髪や耳、首筋、肩にゆっくりとキスを降らせていく。

その優しい快楽が、

温かくて、

甘くて、


ぬるま湯の中、満足の溜め息を洩らす。


優しくナカを撫でていた指が引っ込み、代わりに熱くて硬いモノがそっと侵入ってくる。


「………っはぁ……。」

そっと侵入ってきても、その存在感に、思わず吐息が洩れる。

「……っふぁ!……ぁぁっ……あ?」



……ちょっとまて。



「あっ!…や、何、で?…侵入ってるぅ??」

「ぁ、やっぱ起こしちゃったか…。」

「こ、こんなの、はいった、ら、おきる!」

気付かず寝れるよーなささやかなナニじゃないだろうがよ。

私が起きたからか、ナカのアレックスの動きが少しずつ遠慮を失くしていく。

悔しいが、こう快感をもたらされるとこっちも火が着いちゃうワケで。


「俺はサルだ。さっきから抑えが効かない。すまないフェロー……。
 ……抜く?」

一瞬、幼い日に見た毛深いプロゴルファーアニメが脳裏に浮かぶが慌ててどっかにやる。

でも、そんな妄想してなきゃ鼻血出てたかもっ。

アレックスの色っぽい顔からの、しゅんとしたワンコ顔が心臓に突き刺さる。

そんな顔出来るの?

こーゆー時にこーゆー顔はズルくない?

拒めないじゃん。

まぁ、キモチイーし。
もう少し頑張ろーかなって思っちゃう。

「あ、はぁぁっ…そーゆーの、委ねるの、ズルいっ……。はぁっ」

「……フェロー、キモチイーか?」

「ぁ、ぁぁ…キモチイー…てす…」

この問い掛けに脊髄反射で答えるの何でだろ。
ポロっと口から出るんだけど。
羞恥心…は居なかったな。プライド…も当てんなんない。意地っ張り?見栄っ張り?根性?常識?ダメだ…。プライド、お前だけが頼りだ、次は頑張れ。

「……フェロー、シて、いい?」

「あっ!ぁれっくす!……ぁぁっ…いい、い、から!」

シていいか聞きながら奥まで届かせるって、返答聞く気なくない?と思いつつも、
今止められても困る位火を付けられちゃってるので頑張って返事をしたら、嬉しそうに頬擦りされた。

ワザとかよ……。

そうこうしているうちに、アレックスの動きが本格的になり、


私は脳味噌を飛ばさないようにする事だけを考えた。


しおりを挟む
感想 122

あなたにおすすめの小説

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~

恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん) は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。 しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!? (もしかして、私、転生してる!!?) そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!! そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

巨乳令嬢は男装して騎士団に入隊するけど、何故か騎士団長に目をつけられた

狭山雪菜
恋愛
ラクマ王国は昔から貴族以上の18歳から20歳までの子息に騎士団に短期入団する事を義務付けている いつしか時の流れが次第に短期入団を終わらせれば、成人とみなされる事に変わっていった そんなことで、我がサハラ男爵家も例外ではなく長男のマルキ・サハラも騎士団に入団する日が近づきみんな浮き立っていた しかし、入団前日になり置き手紙ひとつ残し姿を消した長男に男爵家当主は苦悩の末、苦肉の策を家族に伝え他言無用で使用人にも箝口令を敷いた 当日入団したのは、男装した年子の妹、ハルキ・サハラだった この作品は「小説家になろう」にも掲載しております。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

魔性の大公の甘く淫らな執愛の檻に囚われて

アマイ
恋愛
優れた癒しの力を持つ家系に生まれながら、伯爵家当主であるクロエにはその力が発現しなかった。しかし血筋を絶やしたくない皇帝の意向により、クロエは早急に後継を作らねばならなくなった。相手を求め渋々参加した夜会で、クロエは謎めいた美貌の男・ルアと出会う。 二人は契約を交わし、割り切った体の関係を結ぶのだが――

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

処理中です...