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後期だ!(まだ始まってない)
138: ★満腹地味令嬢は夢の中、ヤンキーにハメられる。
しおりを挟むトリートメント中だろうか?優しく髪を何度か揉んでから濯がれる。
顔を何度か優しく拭われて、おでこにお湯をタラタラと掛けられて。
体もゆるゆるマッサージで筋肉を解きほぐしながら洗われる。
少し間隔が開いて、湯船に入ってきたらしきアレックスに凭れる様にされ、背中を洗われる。
アレックスの肩を枕にスヤスヤとウトウトの狭間を漂う。
ゆるゆるとあちこちを撫でられ、
胸を優しく揉まれて、
お湯がたぷたぷ揺れて、
ナカの指がゆっくりと解すような動きをする。
甘く、ひどく優しい動きに、そっと吐息を洩らす。
じーんわりと甘い快楽を広がらせるかの様に、中で静かに指が佇み、時々、ゆっくりと動く。
その度に、体がピクリと反応し、お湯がちゃぷりと跳ねる。
アレックスが、髪や耳、首筋、肩にゆっくりとキスを降らせていく。
その優しい快楽が、
温かくて、
甘くて、
ぬるま湯の中、満足の溜め息を洩らす。
優しくナカを撫でていた指が引っ込み、代わりに熱くて硬いモノがそっと侵入ってくる。
「………っはぁ……。」
そっと侵入ってきても、その存在感に、思わず吐息が洩れる。
「……っふぁ!……ぁぁっ……あ?」
……ちょっとまて。
「あっ!…や、何、で?…侵入ってるぅ??」
「ぁ、やっぱ起こしちゃったか…。」
「こ、こんなの、はいった、ら、おきる!」
気付かず寝れるよーなささやかなナニじゃないだろうがよ。
私が起きたからか、ナカのアレックスの動きが少しずつ遠慮を失くしていく。
悔しいが、こう快感をもたらされるとこっちも火が着いちゃうワケで。
「俺はサルだ。さっきから抑えが効かない。すまないフェロー……。
……抜く?」
一瞬、幼い日に見た毛深いプロゴルファーアニメが脳裏に浮かぶが慌ててどっかにやる。
でも、そんな妄想してなきゃ鼻血出てたかもっ。
アレックスの色っぽい顔からの、しゅんとしたワンコ顔が心臓に突き刺さる。
そんな顔出来るの?
こーゆー時にこーゆー顔はズルくない?
拒めないじゃん。
まぁ、キモチイーし。
もう少し頑張ろーかなって思っちゃう。
「あ、はぁぁっ…そーゆーの、委ねるの、ズルいっ……。はぁっ」
「……フェロー、キモチイーか?」
「ぁ、ぁぁ…キモチイー…てす…」
この問い掛けに脊髄反射で答えるの何でだろ。
ポロっと口から出るんだけど。
羞恥心…は居なかったな。プライド…も当てんなんない。意地っ張り?見栄っ張り?根性?常識?ダメだ…。プライド、お前だけが頼りだ、次は頑張れ。
「……フェロー、シて、いい?」
「あっ!ぁれっくす!……ぁぁっ…いい、い、から!」
シていいか聞きながら奥まで届かせるって、返答聞く気なくない?と思いつつも、
今止められても困る位火を付けられちゃってるので頑張って返事をしたら、嬉しそうに頬擦りされた。
ワザとかよ……。
そうこうしているうちに、アレックスの動きが本格的になり、
私は脳味噌を飛ばさないようにする事だけを考えた。
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