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9: Hey Yo!我、魔Oh!勇者反撃の兆しに我の舌戦は善戦。勇者よ我がrhymeに震えYo!
しおりを挟む少し魔力を込めて名を呼ぶだけで、とぷりとぷりと白濁を漏らす勇者に嗜虐心を擽られ、魔王は更に勇者の名を貶める事にした。
「ククク……愚かで可愛い我が淫乱雌奴隷リンデールよ、人どころか畜生にも劣る貴様には服を着る権利はない。首輪と鎖で繋がれ、浅ましく自身の白濁にまみれる姿こそ相応しい。」
「ふぁ……あっ、ああああっ!!」
「ハッハッハッ……!何と無様な!何と愉快な!!アッハッハッハッハッ!」
闇に魂を犯される快楽に、勇者が一際高く叫び、仰け反り、大量の白濁を噴き上げた。
その様に魔王は高らかに嗤い、鷲掴んでいた勇者の髪を放して玉座を叩いて身を捩って嗤った。最高の気分だった。
べしゃりと潰れるように床に崩折れた勇者の鎖を引っ張り、床に出来た勇者自身の白濁溜まりに勇者の顔を付け、頭を踏みつけてその顔中に白濁をなすりつけてやれば、首輪が喰い込んで苦しそうに呻く嗚咽も相まって、魔王の嗜虐を更に煽った。
「…はっ……るだー…るはま……。」
ふと、昏い悦びに嗤う魔王の耳に微かな勇者の声が届く。
と、その瞬間に、魔王の魂にツキリと何かが刺さった。
「はぁ……よるだぁ…る…さま……♡……ヨルろダール様♡」
「なっ……貴様……!?」
闇に程好く馴染んだ魂が発する魔力が、魔王の魂の防壁にもめげずに刺さり、魔王を揺さぶった。ぶわりと、魔王の中に勇者の想いが拡がる。
「よるろだーる、さま……好き♡ヨルノダール様♡♡」
(くっ…油断した…!…流石は勇者……飲み込みが早いな…。)
人の身にありながら、何度か受けただけで、まだ拙いながらも魔力を込めて名を呼ぶ事が出来る等、流石は勇者としか言いようが無い。苦々しげにそう心中で呟くと、魔王も負けじと勇者の名前を貶める為に舌に魔力を乗せた。
「無様な…。堕ちた勇者リンデールよ、淫猥な雌奴隷に堕ちた貴様には白濁にまみれ這いつくばる姿こそ相応しい。淫乱リンデール…慈悲が欲しければ自らを慰めて我が前に醜態を晒せ!」
「ひぁっ!うあああっ!ひっ…好きっ♡っぁヨルノダールっさまっ♡ぁああっ!好き♡好きっ♡♡」
魔王の言葉に強制され、勇者が自らを浅ましく扱き、腰をへこへことみっともなく揺らして白濁を何度も撒き散らし、はくはくと喘ぎながらも魔力に乗せた想いをぶつけてくる。
魔王に対する素直な好意。
その真っ直ぐで、途轍もない熱量を孕んだ感情に、勇者の無様な姿が、浅ましく乱れる醜態が、何故か愛おしく感じ、魔王は困惑した。
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