双子の妹に全てを奪われた令嬢は訳あり公爵様と幸せになる

同じ父と母から生まれたシャルルとミシャル。
誰もがそっくりだと言った2人は瞳の色が違う以外全て瓜二つだった。

シャルルは父の青と、母の金を混ぜたエメラルドのような瞳を、ミシャルは誰とも違う黒色。
ミシャルの目の色は異端とされ、彼女は家族からも使用人からも嫌がられてしまう。

どれだけ勉強しても刺繍に打ち込んでも全ての功績はシャルルのものに。
婚約者のエドウィンも初めこそミシャルに優しかったが、シャルルの方へと心動かされ、婚約者をシャルルに変更したいと望む。

何もかもが嫌になったミシャルは身体ひとつで呪われた屋敷と噂の公爵邸に足を踏み入れ、
行方知れずになってしまう。

ミシャルが行方不明となって死んだと思っていたシャルル達の前にミシャルが再び姿を現した時。

ミシャルはシャルルが欲しいものを全て手にして幸せそうに微笑んでいた。


このお話は、嫌われていた令嬢が新しい場所でたくさんの人に愛され、幸せになって妹と家族を見返すお話。

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