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本編
あれから
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あれから毎日騎士団でご飯作ったり、アスベル家で礼儀作法、ダンス、の特訓して、そして貴族の顔や名前、噂などを覚える事にした。
お父様からも手紙が届き、お互いの近況を説明した。何やらお父様もやる事が出来たと、ディー様の話しは落ち着いたら聞かせて欲しいとの事。あと自分の気持ちを大切にしなさいと書いてあった・・・。
そしてらレアナルーゼ様にはよく恋の相談にのってもらうようになった。
最初、ディー様のお母様にするのはちょっと気が引けたけど、何かもう今更か!と思い、今ではアスベル家に行った日は必ずお茶会を二人で開いている♪ふふふ。
まあ、話しの内容はディー様なのですが、あれから私の意見をよく聞いてくれたり、思った事を伝えてくれたり、今までだったら勝手にしてた事をやる前に報告してくれるようになった。
なんだか雰囲気も柔らかくなった気もするし。
猫化の訓練ももうほぼ物にしているみたいだ。自分の意思で操れているし、お酒を飲んでも問題なさそうだし。でも、何かイレギュラーな事が起きると心が揺さぶられるみたいでたまに失敗する。本人はまだまだ修行がたりない。と言って反省していた。
まだ恋する気持ちは理解できないけど、きっかけがあれば直ぐ理解できるって。
はあ~前世でも、恋なんてして来なかったから・・・18歳にして、もう心が枯れてしまったのか。残念すぎるな自分。
ディー様はゆっくりで良いって言ってたけど、なるべく早く答えを出さなきゃ・・・
夜会が終わったらちゃんと考えよう。
*****
普段は優しいレアナルーゼ様ですが、礼儀作法に関してはとても厳しい!!!
特訓中にはなんど窘められたか。
だがしかし!ついに昨日レアナルーゼ様から、ひとまずのお墨付きを頂きました!
カーテシーは完璧だそうです!!!完璧令嬢への道は1ヶ月では完璧にはならなかったけど、夜会への許可はでました。・・・苦労の甲斐があった。
そしてダンスも・・・
「ダンスはもう完璧だな・・・」
「ディー様のリードが上手いから合わせやすいのです。ふふふ。」
「何だ?どうした・・・」
「最初会った時には、こんな風にディー様とダンスの特訓が出来るなんて考えてもみなかったなと思いまして。」
「クククッ。そうだな。
・・・いよいよ夜会だ。怖くないか?」
「はい。この1ヶ月で少し自信がついたみたいですわ。乗り気ってみせます!」
「アスベル家がアストロズ侯爵家に婚約候補の破棄をして、金髪の女性を招いてる、そして夜会のドレスを注文したと噂が流れている。
これだけ餌をだせば、必ずアストロズ侯爵は夜会にやってくる。」
「理解しておりますわ。
・・・でも、私にはディー様がいますわ。隣にディー様がいてくれるのなら、私は真っ直ぐ立ち続けられますわ。・・・負けたりなんかしません!」
「・・・クッ・・・修行不足だ。」
ディー様はたまにこういって、顔を隠す。
今は私の肩に顔を埋める形で隠している・・・。
・・・・・・夜会はもう明日だ。
お父様からも手紙が届き、お互いの近況を説明した。何やらお父様もやる事が出来たと、ディー様の話しは落ち着いたら聞かせて欲しいとの事。あと自分の気持ちを大切にしなさいと書いてあった・・・。
そしてらレアナルーゼ様にはよく恋の相談にのってもらうようになった。
最初、ディー様のお母様にするのはちょっと気が引けたけど、何かもう今更か!と思い、今ではアスベル家に行った日は必ずお茶会を二人で開いている♪ふふふ。
まあ、話しの内容はディー様なのですが、あれから私の意見をよく聞いてくれたり、思った事を伝えてくれたり、今までだったら勝手にしてた事をやる前に報告してくれるようになった。
なんだか雰囲気も柔らかくなった気もするし。
猫化の訓練ももうほぼ物にしているみたいだ。自分の意思で操れているし、お酒を飲んでも問題なさそうだし。でも、何かイレギュラーな事が起きると心が揺さぶられるみたいでたまに失敗する。本人はまだまだ修行がたりない。と言って反省していた。
まだ恋する気持ちは理解できないけど、きっかけがあれば直ぐ理解できるって。
はあ~前世でも、恋なんてして来なかったから・・・18歳にして、もう心が枯れてしまったのか。残念すぎるな自分。
ディー様はゆっくりで良いって言ってたけど、なるべく早く答えを出さなきゃ・・・
夜会が終わったらちゃんと考えよう。
*****
普段は優しいレアナルーゼ様ですが、礼儀作法に関してはとても厳しい!!!
特訓中にはなんど窘められたか。
だがしかし!ついに昨日レアナルーゼ様から、ひとまずのお墨付きを頂きました!
カーテシーは完璧だそうです!!!完璧令嬢への道は1ヶ月では完璧にはならなかったけど、夜会への許可はでました。・・・苦労の甲斐があった。
そしてダンスも・・・
「ダンスはもう完璧だな・・・」
「ディー様のリードが上手いから合わせやすいのです。ふふふ。」
「何だ?どうした・・・」
「最初会った時には、こんな風にディー様とダンスの特訓が出来るなんて考えてもみなかったなと思いまして。」
「クククッ。そうだな。
・・・いよいよ夜会だ。怖くないか?」
「はい。この1ヶ月で少し自信がついたみたいですわ。乗り気ってみせます!」
「アスベル家がアストロズ侯爵家に婚約候補の破棄をして、金髪の女性を招いてる、そして夜会のドレスを注文したと噂が流れている。
これだけ餌をだせば、必ずアストロズ侯爵は夜会にやってくる。」
「理解しておりますわ。
・・・でも、私にはディー様がいますわ。隣にディー様がいてくれるのなら、私は真っ直ぐ立ち続けられますわ。・・・負けたりなんかしません!」
「・・・クッ・・・修行不足だ。」
ディー様はたまにこういって、顔を隠す。
今は私の肩に顔を埋める形で隠している・・・。
・・・・・・夜会はもう明日だ。
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