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本編
レアナルーゼ様
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つ、ついにアスベル公爵家に来てしまった 。
手土産の準備は大丈夫!!
服装は、お忍び服しか持ってなかったから急遽兄様が準備してくれた。
今日は久しぶりにネックレスは外してのお出掛けだ。ちょっと怖いな・・・。
落ち着け~落ち着け~。私は令嬢。ふう~。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だ。」
それはディー様だからだよ!
私は伯爵家の令嬢だし・・・何か失敗したら
それに、母親っていうのは自分の息子に近付く女には容赦しないんだよ!!
定番なんだからね!
元王女様の制裁ってどんなのかな?
*****
「おかえりなさいませ、ロイディラン様。
此方の方が奥様の御客様でしょうか?」
「そうだ。ルクティアナ嬢だ。」
「本日はお世話になります。ルクティアナ・ロブロと申します。宜しくお願いしますわ。
あと、よろしければこちら手土産として、持ってきました・・・」
「それはティアの手作りだ。
後で母上に出してくれ・・・。」
「かしこましました。」
・・・・・・。
「母上、失礼いたします。こちらが話しておりましたルクティアナ嬢です。」
「ルクティアナ・ロブロと申します。
本日は私の為にこのような場を用意して頂き誠にありがとうございます。
ご迷惑おかけしないように致しますので、宜しくお願い致します。」
「まあ、ご丁寧な挨拶をありがとう♪
私はレアナルーゼ・アスベストですわ!息子共々仲良くしてちょうだいね♪」
わあ~。凄い綺麗な人。
姿勢も凄く良いし、周りの空気が違うよ・・・
「勿体ないお言葉感謝致します。
私も仲良くして頂けると、とても嬉しいです。」
「奥様。こちら、ルクティアナ様より頂きました品です。」
カートにケーキを乗せて持ってきてくれた。
手作り大丈夫かな。
貴族は普通料理しないし・・・
「母上、これはティアの手作りだ。料理がとても上手なんだ♪」
「まあ!とても綺麗なケーキね。
ルクティアナ様は料理を嗜むのね。素敵だわ・・・。」
「チーズとベリーが、お好みと伺いましたので、チーズケーキとベリータルトをご用意しました。よろしければご賞味下さい。」
「フフフ。美味しそうね。頂くわ♪・・・」
「・・・奥様!!」
隣にいた執事さんが声をあげた。
あ!そうか。普通なら手土産は相手から食べてもらうのが礼儀だけど、これは手作りだもんね・・・
(それに元王女様だし!執事さんありがとう♪)
「恐れながら・・・私から先に頂かせてもらいます。」
チーズケーキとベリータルトを一口ずつ食べる
「気を使わせてしまってごめんなさいね」
「いえ、私がレアナルーゼ様にケーキを食べて頂きたくて作ってきたのです。
もっと気を配らなくてはならなかったのですわ。教えて頂き感謝致します。」
私は、レアナルーゼ様と執事さんにお礼を伝えた。
「いやだわ!!この子本当に可愛い子ね♪
絶対当家の嫁にしましょう!!ロイ!頑張りなさい!!」
はいーーー?!!!!!
手土産の準備は大丈夫!!
服装は、お忍び服しか持ってなかったから急遽兄様が準備してくれた。
今日は久しぶりにネックレスは外してのお出掛けだ。ちょっと怖いな・・・。
落ち着け~落ち着け~。私は令嬢。ふう~。
「そんなに緊張しなくても大丈夫だ。」
それはディー様だからだよ!
私は伯爵家の令嬢だし・・・何か失敗したら
それに、母親っていうのは自分の息子に近付く女には容赦しないんだよ!!
定番なんだからね!
元王女様の制裁ってどんなのかな?
*****
「おかえりなさいませ、ロイディラン様。
此方の方が奥様の御客様でしょうか?」
「そうだ。ルクティアナ嬢だ。」
「本日はお世話になります。ルクティアナ・ロブロと申します。宜しくお願いしますわ。
あと、よろしければこちら手土産として、持ってきました・・・」
「それはティアの手作りだ。
後で母上に出してくれ・・・。」
「かしこましました。」
・・・・・・。
「母上、失礼いたします。こちらが話しておりましたルクティアナ嬢です。」
「ルクティアナ・ロブロと申します。
本日は私の為にこのような場を用意して頂き誠にありがとうございます。
ご迷惑おかけしないように致しますので、宜しくお願い致します。」
「まあ、ご丁寧な挨拶をありがとう♪
私はレアナルーゼ・アスベストですわ!息子共々仲良くしてちょうだいね♪」
わあ~。凄い綺麗な人。
姿勢も凄く良いし、周りの空気が違うよ・・・
「勿体ないお言葉感謝致します。
私も仲良くして頂けると、とても嬉しいです。」
「奥様。こちら、ルクティアナ様より頂きました品です。」
カートにケーキを乗せて持ってきてくれた。
手作り大丈夫かな。
貴族は普通料理しないし・・・
「母上、これはティアの手作りだ。料理がとても上手なんだ♪」
「まあ!とても綺麗なケーキね。
ルクティアナ様は料理を嗜むのね。素敵だわ・・・。」
「チーズとベリーが、お好みと伺いましたので、チーズケーキとベリータルトをご用意しました。よろしければご賞味下さい。」
「フフフ。美味しそうね。頂くわ♪・・・」
「・・・奥様!!」
隣にいた執事さんが声をあげた。
あ!そうか。普通なら手土産は相手から食べてもらうのが礼儀だけど、これは手作りだもんね・・・
(それに元王女様だし!執事さんありがとう♪)
「恐れながら・・・私から先に頂かせてもらいます。」
チーズケーキとベリータルトを一口ずつ食べる
「気を使わせてしまってごめんなさいね」
「いえ、私がレアナルーゼ様にケーキを食べて頂きたくて作ってきたのです。
もっと気を配らなくてはならなかったのですわ。教えて頂き感謝致します。」
私は、レアナルーゼ様と執事さんにお礼を伝えた。
「いやだわ!!この子本当に可愛い子ね♪
絶対当家の嫁にしましょう!!ロイ!頑張りなさい!!」
はいーーー?!!!!!
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