1,005 / 1,197
第三十五節「消失の大地 革新の地にて 相反する二つの意思」
~怖い奴が来てるよッ~
しおりを挟む
勇とディックが二人の刺客に。
瀬玲と心輝が無情の弾丸に晒されている頃―――
リヨンでも既に激しい逃走劇が繰り広げられていた。
「シドーパッパ!! 絶対離れないでよッ!!」
「あ、ああッ!!」
ナターシャが入り組んだ道を突き抜け、獅堂が彼女の小さな体へ必死にしがみ付く。
その手に握った魔剣の力で鋭く素早く。
その手に握っているのは【エスカルオール・アルイェン】。
彼女だけが辛うじて魔剣の持ち込みを可能としていたのだ。
それというのも、エスカルオールの主要素材である【白鉄軽鋼プラジュテン】が唯一手荷物検査機を通り抜けられる性質を持っていたから。
おまけにスカートを履いて股下に隠しておけばバレる事は無かったという訳だ。
ただ瀬玲達が見つかってしまった事で、その状況は一変したが。
「正直、僕はただの足手纏いにしかなってない気がするんだけどねッ!?」
その加速は道中を進んでいる事と、獅堂が重しとなっている事で本来の力を発揮出来ていない。
獅堂もさすがにその事くらいは理解出来るようだ。
とはいえナターシャがそんな事を思う訳も無く。
「だいじょぶ!! シドーパッパはボクがまもるよ!」
「本当に親子だったらこれ以上嬉しい言葉は無いんだけどさあッ!?」
変装でナターシャと同じ赤髪になっているとはいえ、そこまでなりきれない様だ。
振り飛ばされない様に必死でそれどころではないというのが筋だが。
ドッギャァーーーーーーンッッ!!!
そんな二人の背後で突如建物の壁が炸裂する。
あろう事か分厚いコンクリートが発砲スチロールの様に弾け飛んだのだ。
そうして現れたのは―――凄まじく鍛え上げられた肉体を持つ一人の男。
「フハハハーーー!! この様な壁など俺の筋肉の前には無いに等しいッ!! どうしたあッ!! そんなに俺の筋肉が恐ろしいかーーーッ!!」
「来てるよナターシャちゃん!! 怖い奴が来てるよッ!!」
その男、建物や障害物があろうが容赦無し。
ボディビルダーも真っ青の筋骨隆々な体を押し出し、何もかもをも砕きながら。
逃げる二人へ迷う事無く一直線に迫り行く。
その姿、理性など捨てたと言わんばかりに強引。
時折マッスルポーズを見せつけ、色んな意味で恐ろしい様を演出し続ける。
体付きは当然の事、顎も横幅が凄まじく剛健。
常に歯を見せつけるまでの笑みを向け、スキンヘッドの輝きを惜しみなく放つ。
そんな体は裸では無く、胴甲と短パンを着込んでいる。
身に着けているのは鎧ではあっても筋肉を意識して露出が多い。
行動だけでも十分怪しいが、身なりも相当なものと言えよう。
「ボーイもガールも筋肉を付けようゥーーー!! 俺と一緒に筋肉の汗を流すのだァーーー!!」
「絶対ヤダー!!」
これではもはや刺客というよりも変態だ。
ひたすら筋肉を連呼し、二人のスピードにも負けず追い掛け続ける。
男はそれほど凄まじい速さで走ってきているのだ。
【エスカルオール】の飛行に追い付く程の速度で。
戦闘機とも渡り合った事もある飛行能力を持つ魔剣でも振り切れないのである。
「筋肉とはパワー!! パワーとはスピードッ!!! つまりスピードとは筋肉ゥ!!!! つまり君達も筋肉ゥ!!!!!」
「意味がわからないよッ!!」
ただ道中を飛ぶという制限から外れればその限りではないのだろう。
障害物を避けているからこそトップスピードには至れないだけで。
でも、ナターシャには街の上空に出れない理由があったのだ。
「このままじゃ追い付かれちゃうよッ!?」
「でも空にはいけないッ!! 空に行ったらそれこそ―――」
その時彼女が視線を向けたのは、空に瞬く橙色の光。
光はずっと上空に居続けたまま動かない。
その光こそがナターシャの懸念の素なのである。
「―――間違いなく、追い付かれるッ!!」
彼女は既に知っていたのだ。
空を飛ぶ者こそが、目の前の筋肉男よりも恐ろしい存在で。
間違いなく、【エスカルオール】の持つ飛行能力さえも凌駕した力を持っているのだと。
「よりにもよってこっちが雑魚かよークソが。 アルバもやりたい放題だしさー。 どうすんだよこれー」
そんな中、年端も行かなさそうな一人の少女が夜空の中にてグチグチと愚痴を零し続ける。
そう、真の意味で夜空の中に。
なんと少女は今、空を浮いているのだ。
つまり彼女こそがナターシャの懸念した相手という事。
滞空の正体は背中に備えたランドセル状のバックパック。
その底部から絶えず火を放ち、彼女を宙に浮かせていたのである。
「チッ、こんな事ならさっきの内にやっとけば良かったぜ……あーあ、つまんねーなー」
しかし少女と言ってもそれは身なりだけ。
そう語る口調は生意気な男の子の様に荒々しい。
彼女、ブロンドとは言えない程度の薄茶色ツインテールを靡かせる褐色顔で。
とはいえ顔付きは白人系に近くスッキリとした細めの面持ちだ。
衣服は元気な子供の様に薄手の半袖短パンのみで、戦闘をしに来ているとは思い難い。
ただ空の風に靡かれてあられもない姿を晒している訳だが、当人は気にしていない模様。
それだけ自由奔放だという事なのだろう。
『何をしているかピューリー!! お前も一緒に筋肉をだなぁ!!』
「ウッゼ!! テメーはプロテインと一緒に寝てろクズッ!!」
『おお、それは名案だ!! 今日早速やってみる事にしよう!!』
通信先から懲りない言葉がとめどなく漏れ、堪らずピューリーと呼ばれた少女から舌打ちを誘い出す。
彼女もアルバという筋肉男に対して相当嫌気が差しているのだろう。
もっとも、その口ぶりは癖の様なものであろうが。
「いっそあの乳牛女来てくれりゃいいのになー。 早く泣かしてやりてー、ハハッ!!」
ピューリーの言う乳牛女……それはすなわち茶奈の事。
その辺りのニュアンスを使う辺り、自身の無い胸にコンプレックスがあるのだろうか。
楽しそうにそう語る所は本人もその事に気付いていない様だ。
だがその目は笑ってなどいない。
むしろナターシャ達を強く睨みつける程に怨念、憎悪を乗せていて。
そこから生まれた殺意が二人を絶えず追い続ける。
ピューリーとアルバ。
空と陸の強襲に、ナターシャ達はただ逃げる事しか叶わない。
二人に抗う術は果たして―――
瀬玲と心輝が無情の弾丸に晒されている頃―――
リヨンでも既に激しい逃走劇が繰り広げられていた。
「シドーパッパ!! 絶対離れないでよッ!!」
「あ、ああッ!!」
ナターシャが入り組んだ道を突き抜け、獅堂が彼女の小さな体へ必死にしがみ付く。
その手に握った魔剣の力で鋭く素早く。
その手に握っているのは【エスカルオール・アルイェン】。
彼女だけが辛うじて魔剣の持ち込みを可能としていたのだ。
それというのも、エスカルオールの主要素材である【白鉄軽鋼プラジュテン】が唯一手荷物検査機を通り抜けられる性質を持っていたから。
おまけにスカートを履いて股下に隠しておけばバレる事は無かったという訳だ。
ただ瀬玲達が見つかってしまった事で、その状況は一変したが。
「正直、僕はただの足手纏いにしかなってない気がするんだけどねッ!?」
その加速は道中を進んでいる事と、獅堂が重しとなっている事で本来の力を発揮出来ていない。
獅堂もさすがにその事くらいは理解出来るようだ。
とはいえナターシャがそんな事を思う訳も無く。
「だいじょぶ!! シドーパッパはボクがまもるよ!」
「本当に親子だったらこれ以上嬉しい言葉は無いんだけどさあッ!?」
変装でナターシャと同じ赤髪になっているとはいえ、そこまでなりきれない様だ。
振り飛ばされない様に必死でそれどころではないというのが筋だが。
ドッギャァーーーーーーンッッ!!!
そんな二人の背後で突如建物の壁が炸裂する。
あろう事か分厚いコンクリートが発砲スチロールの様に弾け飛んだのだ。
そうして現れたのは―――凄まじく鍛え上げられた肉体を持つ一人の男。
「フハハハーーー!! この様な壁など俺の筋肉の前には無いに等しいッ!! どうしたあッ!! そんなに俺の筋肉が恐ろしいかーーーッ!!」
「来てるよナターシャちゃん!! 怖い奴が来てるよッ!!」
その男、建物や障害物があろうが容赦無し。
ボディビルダーも真っ青の筋骨隆々な体を押し出し、何もかもをも砕きながら。
逃げる二人へ迷う事無く一直線に迫り行く。
その姿、理性など捨てたと言わんばかりに強引。
時折マッスルポーズを見せつけ、色んな意味で恐ろしい様を演出し続ける。
体付きは当然の事、顎も横幅が凄まじく剛健。
常に歯を見せつけるまでの笑みを向け、スキンヘッドの輝きを惜しみなく放つ。
そんな体は裸では無く、胴甲と短パンを着込んでいる。
身に着けているのは鎧ではあっても筋肉を意識して露出が多い。
行動だけでも十分怪しいが、身なりも相当なものと言えよう。
「ボーイもガールも筋肉を付けようゥーーー!! 俺と一緒に筋肉の汗を流すのだァーーー!!」
「絶対ヤダー!!」
これではもはや刺客というよりも変態だ。
ひたすら筋肉を連呼し、二人のスピードにも負けず追い掛け続ける。
男はそれほど凄まじい速さで走ってきているのだ。
【エスカルオール】の飛行に追い付く程の速度で。
戦闘機とも渡り合った事もある飛行能力を持つ魔剣でも振り切れないのである。
「筋肉とはパワー!! パワーとはスピードッ!!! つまりスピードとは筋肉ゥ!!!! つまり君達も筋肉ゥ!!!!!」
「意味がわからないよッ!!」
ただ道中を飛ぶという制限から外れればその限りではないのだろう。
障害物を避けているからこそトップスピードには至れないだけで。
でも、ナターシャには街の上空に出れない理由があったのだ。
「このままじゃ追い付かれちゃうよッ!?」
「でも空にはいけないッ!! 空に行ったらそれこそ―――」
その時彼女が視線を向けたのは、空に瞬く橙色の光。
光はずっと上空に居続けたまま動かない。
その光こそがナターシャの懸念の素なのである。
「―――間違いなく、追い付かれるッ!!」
彼女は既に知っていたのだ。
空を飛ぶ者こそが、目の前の筋肉男よりも恐ろしい存在で。
間違いなく、【エスカルオール】の持つ飛行能力さえも凌駕した力を持っているのだと。
「よりにもよってこっちが雑魚かよークソが。 アルバもやりたい放題だしさー。 どうすんだよこれー」
そんな中、年端も行かなさそうな一人の少女が夜空の中にてグチグチと愚痴を零し続ける。
そう、真の意味で夜空の中に。
なんと少女は今、空を浮いているのだ。
つまり彼女こそがナターシャの懸念した相手という事。
滞空の正体は背中に備えたランドセル状のバックパック。
その底部から絶えず火を放ち、彼女を宙に浮かせていたのである。
「チッ、こんな事ならさっきの内にやっとけば良かったぜ……あーあ、つまんねーなー」
しかし少女と言ってもそれは身なりだけ。
そう語る口調は生意気な男の子の様に荒々しい。
彼女、ブロンドとは言えない程度の薄茶色ツインテールを靡かせる褐色顔で。
とはいえ顔付きは白人系に近くスッキリとした細めの面持ちだ。
衣服は元気な子供の様に薄手の半袖短パンのみで、戦闘をしに来ているとは思い難い。
ただ空の風に靡かれてあられもない姿を晒している訳だが、当人は気にしていない模様。
それだけ自由奔放だという事なのだろう。
『何をしているかピューリー!! お前も一緒に筋肉をだなぁ!!』
「ウッゼ!! テメーはプロテインと一緒に寝てろクズッ!!」
『おお、それは名案だ!! 今日早速やってみる事にしよう!!』
通信先から懲りない言葉がとめどなく漏れ、堪らずピューリーと呼ばれた少女から舌打ちを誘い出す。
彼女もアルバという筋肉男に対して相当嫌気が差しているのだろう。
もっとも、その口ぶりは癖の様なものであろうが。
「いっそあの乳牛女来てくれりゃいいのになー。 早く泣かしてやりてー、ハハッ!!」
ピューリーの言う乳牛女……それはすなわち茶奈の事。
その辺りのニュアンスを使う辺り、自身の無い胸にコンプレックスがあるのだろうか。
楽しそうにそう語る所は本人もその事に気付いていない様だ。
だがその目は笑ってなどいない。
むしろナターシャ達を強く睨みつける程に怨念、憎悪を乗せていて。
そこから生まれた殺意が二人を絶えず追い続ける。
ピューリーとアルバ。
空と陸の強襲に、ナターシャ達はただ逃げる事しか叶わない。
二人に抗う術は果たして―――
0
お気に入りに追加
85
あなたにおすすめの小説
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
男装の皇族姫
shishamo346
ファンタジー
辺境の食糧庫と呼ばれる領地の領主の息子として誕生したアーサーは、実の父、平民の義母、腹違いの義兄と義妹に嫌われていた。
領地では、妖精憑きを嫌う文化があるため、妖精憑きに愛されるアーサーは、領地民からも嫌われていた。
しかし、領地の借金返済のために、アーサーの母は持参金をもって嫁ぎ、アーサーを次期領主とすることを母の生家である男爵家と契約で約束させられていた。
だが、誕生したアーサーは女の子であった。帝国では、跡継ぎは男のみ。そのため、アーサーは男として育てられた。
そして、十年に一度、王都で行われる舞踏会で、アーサーの復讐劇が始まることとなる。
なろうで妖精憑きシリーズの一つとして書いていたものをこちらで投稿しました。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
悪役令嬢にざまぁされた王子のその後
柚木崎 史乃
ファンタジー
王子アルフレッドは、婚約者である侯爵令嬢レティシアに窃盗の濡れ衣を着せ陥れようとした罪で父王から廃嫡を言い渡され、国外に追放された。
その後、炭鉱の町で鉱夫として働くアルフレッドは反省するどころかレティシアや彼女の味方をした弟への恨みを募らせていく。
そんなある日、アルフレッドは行く当てのない訳ありの少女マリエルを拾う。
マリエルを養子として迎え、共に生活するうちにアルフレッドはやがて自身の過去の過ちを猛省するようになり改心していった。
人生がいい方向に変わったように見えたが……平穏な生活は長く続かず、事態は思わぬ方向へ動き出したのだった。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
家族で突然異世界転移!?パパは家族を守るのに必死です。
3匹の子猫
ファンタジー
社智也とその家族はある日気がつけば家ごと見知らぬ場所に転移されていた。
そこは俺の持ちうる知識からおそらく異世界だ!確かに若い頃は異世界転移や転生を願ったことはあったけど、それは守るべき家族を持った今ではない!!
こんな世界でまだ幼い子供たちを守りながら生き残るのは酷だろ…だが、俺は家族を必ず守り抜いてみせる!!
感想やご意見楽しみにしております!
尚、作中の登場人物、国名はあくまでもフィクションです。実在する国とは一切関係ありません。
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる