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第六節「人と獣 明と暗が 合間むる世にて」

~この人結構話し上手~

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「後ろから見ると境目はやっぱりハッキリしてるもんなんですね」

「そうみたいねぇ。 重なった部分もカモフラージュするとか、どんだけこの結界優秀なのよ。 フェノーダラにも欲しいわぁこういうの」

 隠れ里に足を踏み入れて早々振り返って見てみれば、そこには先程の光景が映り込んでいて。
 境目を引き込む様に結界が張られており、そこも纏めて全て偽装していた様だ。

「一家に一台みたいな事言わないで下さいよ。 どんなリスクがあるかもわからないんですから」

「『イカニイチダイ』って何よそれ。 そういえば所々聴き取り難い言葉があって困るわぁ。 命力による翻訳ですっけ? これホント不便ねぇ」

「あ、それ俺も思います。 通訳する時も時々困るんですよね」

 しかし内部に入ってもなお、二人の雰囲気は変わらないままで。
 周囲のどんよりとした空気などお構いなしに、ゆったりとした会話を続かせる。

 それというのも、レンネィが相変わらず緊張を見せないからだ。

 結界を破った時こそ真剣だったものの、破って以降はまたしても「ケロッ」とした表情に戻っていて。
 勇を誘い込んでも「後ろを見てごらんなさいな」などと半ば観光気分である。
 そんな彼女を見て、勇も「ここにはまだ敵が居ないのだろう」と感付いたという訳だ。

 こうして安全確保も問題無し。
 そうともわかれば与えられたも果たせるだろう。

「あ、そうだ。 隊員さん達に連絡しなきゃ」

 そう、勇にはれっきとした仕事がある。
 それはいわゆる定時連絡。
 自分がこれから何をしようとしているのか、どうなっているのかを逐一報告する役目だ。
 余裕が無い時以外はこうして定期的に連絡を入れる様になっていた。

 ……のだけれど。

「あれ、圏外だ。 おっかしいな」

 勇が意気揚々と取り出したスマートフォンには大きく『圏外』の文字が浮かんでいて。
 何処に向けてもアンテナ電波強度は一向に戻らない。
 レンネィが珍獣を見るかの様な目で眺める中、それでも勇の試行錯誤はなお続く。

 これでも持って来た時の電波強度は最大で。
 しかも今頃隊員が中継地点を設置しているので有効距離としては問題無いはずなのだが。

 しかしふと思い立ち、入口へと歩み戻っていく。
 そして腕だけをそっと外へと伸ばしてみると―――

「あ、戻った」

 途端に画面の電波強度が最大に。

 どうやら隠れ里の結界は電波をも通さない様だ。
 ただこうして浮き彫りとなった事実を前に、勇は「マジかぁ」と項垂れるしか無く。

 一体どういう仕組みで遮断しているのかは定かでは無い。
 何にせよ、これはつまり中から一切連絡が出来ないという訳で。
 出鼻をくじかれた様で落胆は隠せない。



 そんな事もあって一度外で連絡するハメに。
 一通りの情報開示も果たし、二人は改めて隠れ里の中へ。

 こうして二人はようやく調査を開始、隠れ里の奥へと向けて歩み始めたのだった。



「凄く広いなここ。 どこまで見渡しても木しか見えないや」

 ほんの少し歩けばあっという間に暗がりが周囲を包んでいて。
 薄暗いのは当然の事、先の景色を木々が遮って見通しも最悪だ。
 しかもどの木々も似た様な形、似た様な色で。
 結界もさる事ながら、内部も気を抜けば迷ってしまいそうである。

「まぁそうだとしてもそれらしい気配は無いし、ゆっくり進めて行けばいいんじゃないかしら」

 そんな中でもレンネィは相変わらず、そう言い切ってライトな雰囲気を手放さない。
 自信満々に先頭を切って大手で歩く程だ。
 緊張していてもこのままなんじゃないかと思える程に軽々しい。
 とはいえ、歩幅は先程よりかは若干短いが。

 やはり気を抜ききる事は彼女でも出来ない様だ。

「しかしさっきの結界とか、その気配とか、レンネィさんってそういうトコ敏感なんですか?」

「そうよぉ、敏感よぉ~? 試してみるぅ? フフッ」

「レンネィさん、もう下ネタはいいですからぁ!」

 でもそんな言葉への反応もやはり相変わらずで。
 例え緊張の場だとしても本性は隠せない様子。

 期待をとうに捨てた勇としては「言葉を間違えたなぁ」などと後悔の念を抱いてならない。

「……その、結界とか気配とか感じ取る、レンネィさんも出来るんですよね? ヴェイリが教えてくれたんですけど、慣れれば相手の命力とかを感じ取れるようになるって」

 勇はずっとそう考えていた。
 レンネィがここに至るまで臆する事も無く堂々と歩き続けていて。
 しかも敵らしき存在が周囲に居ないとハッキリ言いきっていたから。
 それがいつかヴェイリに教えてもらった技能と似通っていた事に気付いたのである。

 ヴェイリには騙された事もあって、それも今まで虚言だと思っていて。
 けどこうしてレンネィが実際に実践したかの様な挙動を見せてくれた。
 その事がキッカケで、実は本当の事だったのではないかと疑い始めていたのだ。

 そしてそれは案の定―――

「うーん、命力を感じ取る方法とはほんの少し原理が違うけれど、あながち間違いじゃないわ。 私が使っているのは他人の居場所を具体的に探る方法だから」

 やはりあったのだ。
 相手の存在を知る手法が。



「私はこの方法を【波】と呼んでいる」



 これがレンネィの持つ自信の正体。
 卓越した魔剣使いが習得する事の出来る敵感知能力―――【波】。
 この力を駆使しているからこそ、彼女はこうして常に冷静でいられるのだ。

 敵が周囲に居ないと確信しているからこそ。

「普段命力というのは知れず漏れているものでね、意識をしないと漏れ続けてしまうの。 相手の命力を感知する方法というのはすなわち、相手がそうやって自然放出する命力を拾って認識するって方法なワケ」

 命力が体から漏れるという事。
 それはすなわち、体に溜まって納まりきらなくなった命力の排出を差す。

 人の体には一定量の命力があり、回復も常日頃行われていて。
 もし排出されなければ、人の体には命力が溜まっていく一方だ。
 だから老廃物と同様に、命力もまた漏れていくのだそうな。
 溜め込み過ぎると、体の方に変調をきたす事もあるので無理は禁物だとのこと。

 なお、命力量によっても感知出来る度合いも変わってくる。
 基本的に命力の多い魔者などは探知する事も難しくなく。
 ただ勇みたいな命力の極端に少ない者は感知するのが難しいのだという。

 だとすれば、当時ヴェイリが探り当てたのは恐らく勇では無くちゃなの命力だったのかもしれない。

「でも私達の使う【波】は逆で、こちらから微量の命力の波を放出するの。 すると感覚が広がる様になってね。 わかるのよ、波を遮る何かの存在が。 その相手の持つ体格も、動きも、命力の強さもね」

「それってもしかしてレーダーの事なのかな……」

 そして勇の見立ても間違いではない。
 
 レンネィの言う【波】の原理は言わば現代のレーダー技術に酷似している所がある。
 レーダーも電磁波や超音波などの様々なエネルギー波を周囲に放出して物体を探る仕組みだ。
 放出したエネルギーが何かに衝突すると、たちまちそれが反射して元の場所へと返ってくる。
 レーダーはその現象を拾い、計算し、位置情報に変換して伝えるという機器なのである。
 ちなみにこうもりも同じ原理で超音波を放っては拾い、虫などの位置を探って捕食するのだという。

 これも心輝から得た知識の賜物。
 しかしこうして実際に役立つと、あながち馬鹿にも出来なさそうだ。

「『れぇだぁ』ってモノはよくわからないけど、原理はそんなとこ。 ただこれは使い慣れないとすぐに命力を使い切ってしまうから、使い始めの多用は禁物よ。 放出していくだけで戻りバックは無いからね、油断するとそれだけで死ぬから使う時は気を付けなさいな」

 果てにはそんな事を笑って語るレンネィの姿が。
 勇としては少々複雑な気分だ。

 それというのも、今実際にやってみようなどと思っていた訳で。
 今の忠告を最後まで聞かずにやっていたらと思うと、「ブルリ」と身震いを呼んでならない。
 
 もしかしたらレンネィもそう案じて厳しく忠告したのかもしれないが。

「貴方ほどの命力量なら、粒を等間隔で出していくイメージ方が負担が無くていいかもね」

 しかもしっかり命力量まで測り済みな御様子。
 これには勇も顔をしかめるばかり。
 かなりオブラートな包み方だが、明らかに命力量が極少という事を意識した手法なワケで。

 かつてのトラウマを呼び覚ますには十分だった様だ。
 剣聖に突かれ過ぎて風穴だらけのトラウマを。

 ただ、レンネィが教えてくれた事はしっくり来る程に具体的。
 適当な剣聖や手法を教えてくれなかったヴェイリとは訳が違う。
 これには勇も感謝せざるを得ない。

「その方法で今度試してみます。 レンネィさん、ありがとうございます」

「うふふっ、いいのよ。 強い仲間が増えるのは頼もしいもの。 子育てと一緒よぉ」

「こ、子育てえっ!?」

 だがこれにも及んでレンネィは相変わらずである。
 やはりいちいちそっちの方向に持っていきたいらしい。

「レンネィさんにも子供って居るんですか……?」

「ふふ、居ないわよぉ。 私はもう小さい頃から魔剣使いとして育てられたからそういう環境とは無縁ね。 下手に死んで子供を泣かせるのは辛いだけだもの。 ただ親の一人として可愛がった事はあるけどね。 確か十歳くらいの時だったかしら」

「じゅ、じゅう……」

 先程の情報のお礼と言わんばかりに勇も話に乗っかった訳だが―――

 今度はどうやら勇がカルチャーショックに悩まされる番の模様。
 先程の結婚の話といい、年齢に関する認識の違いは二人が思う以上に大きな隔たりがあるのだろう。

 とはいえ、その理由を知ればなんとなく理解出来なくもない話なのだが。

「そりゃそうよぉ、私達にとって子供を育てるのは親じゃなくて周り全ての人だもの。 だから若い子が子供を産んでも、周りの人達が支えてくれるから子育ても大変じゃないし、皆そうやって育ってきたからあやし方も自然に覚えるものよ」

「ああ~……なるほど、そういう事か」

 それが厳しい世界だからこその人の在り方なのだろう。

 争い無く裕福な現代と違って、『あちら側』は常日頃戦いと死と隣り合わせで。
 少しでも発展しようと子供を増やし、育て、労力とする。
 その為にも人は最大限の努力として、集団生活を重んじた子育て環境を作り上げたのだろう。

 それは文化では無く人生観……文字や言葉で伝える事ではない。
 子育ては社会全体の義務や責務、ではなく当たり前な生活の一部として学び、今まで培って来たのだ。

 自分達とその子孫を生かし続ける為に。

 現代にも学校や幼稚園などといった養育施設は存在するが、この話と比べればレベルが違う。
 現代に置き換えれば、いわば一人の子供に対して地域全体の年上全員が親であるのと同等になるのだから。
 親年代だけでは無く、高学年の子供でも、一歳上の子供でも。
 しかもその殆どが当たり前の様にして。

 このスケールの前には、まだまだ若い勇でも唸ってしまう程に感心を寄せてならない。

「ただ魔剣使いになればそういったしがらみから解放されるから、子育てが嫌だって性格の子は自然と魔剣を欲したりするものなの。 あ、私は元々魔剣使いになる為に育てられたってだけだから子供は好きよぉ?」

「はは、レンネィさんも大変だったんですねぇ」

 紐解かれた事実を前に、なんだかとても納得した様で。
 感心からのしみじみとした頷きが止まらない。
 まるでその姿はしんみりとした福留の姿そのもの。
 この一ヵ月の間に何度も見て来たからか、自然と真似てしまったのだろう。

 ただ魔剣使いのキッカケが子育て嫌い、つまりは自我の強い人間だという事もなんとなく理解出来る訳で。
 あのヴェイリも相当な自我の持ち主だっただけに。

 そんな話にも妙に納得する勇の姿がそこにあった。

 こういう話でいちいちヴェイリを引き合いに出すのもどうかと思われるが。
 それだけまだまだ根に持っているという事か。

「ふふ、ありがとね。 それじゃあお礼にもう一つ良い事を教えてあげましょう!」

 体と体のふれあいフィジカルコンタクトを得意とするレンネィと違い、心のふれあいハートコンタクトを得意とする勇。
 そんな勇が放ったお礼の一言は、どうやらレンネィの親心をふんだんにくすぐった様だ。

 そう語るレンネィの口調はとても上機嫌で。

「先程結界を〝切った〟方法だけど、あれは見ての通り命力の刃を作って切ったの。 ただちょっとしたコツがあってねぇ」

「ほうほう」

 勇としても命力に関する技術には興味津々で。
 いやらしい事でもないという事から、遠慮する事も無く耳を傾ける。

 こんな聞き上手な所もレンネィの自尊心を刺激して止まらない。
 ウンチク豆知識を語りたい心がその口をふんだんに弾ませるばかりだ。

「結界を布だと思って考えて欲しいのだけど、押し過ぎても結界は逃げてしまって触れないの。 引き過ぎても駄目だしね。 なので急がず慌てず、柔肌を触るかの様に丁寧に命力を込めた指で撫でるというワケ。 私がユウ君の体をまさぐった様にねぇ」

「ああなるほ―――そこは納得しませんよ?」

「あぁん、もういけずぅ~」

 しかしそんな豆知識もエロトークを絡ませれば勇の冷静なツッコミが飛ぶのももはや今更な訳で。
 容赦無いツッコミを前に、レンネィが堪らずその体をくねらせる。

 もちろんそれはレンネィを弄る為の冗談であるが。

 「布」という話も「慌てず撫でる」という事も勇はしっかり理解出来ている。
 不本意ながら、「まさぐった様に」というのも程度を知るという意味では充分な程に。

 少なくとも、実践で得た経験ほど理解に容易い事は無く。
 今ならすぐにでも模倣出来そうだという確信が勇の中に生まれていた。





 こんな他愛も無い話を交わしながらも、二人は歩みを続けていて。
 明るい雰囲気の話題の数々が薄暗い森の中を照らすかのよう。
 それも二人にはまだ何も迫っていないから許されるのだ。

 始まったばかりの調査はこうしてまだまだ続く。
 今までに満足に得られなかった情報をこうして互いに聞き入れながら。

 思っても見なかった収穫に、勇もレンネィも満足の笑みを浮かべずには居られない。


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