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花火より僕を見て
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キーは火照る体を冷ますために、タロと水シャワーを浴びていた。
小さな窓の外では、遠くに花火が浮かんでいた。
「タロ……」
大人になり、身長差が縮まった彼らは、キスもしやすくなった。
昔より筋肉のついたタロの体をキーはなぞり、腰に手をまわし抱きしめた。
「ほら、キー。遠くで花火が上がってる。」
花火を見つめるタロに、キーは唇を重ねた。
「花火より僕を見て。」
小さな窓を背に、キーの周りに花火が咲く。
タロはうっとりとそれに見惚れた。
碌に体も拭かずに浴室から出ると、部屋のソファーに座り、キーはレモネードを飲んだ。
「タロ。お風呂上がりのレモネード、いる?」
ちょっと赤い顔でレモネードのボトルをタロに手渡す。
その面影はピアスがない分、若いころのキーより優しげに見えた。
「いる。ありがとう。」
タロはそういってキーの手首をつかみ、キスをする。
キーの長い舌がタロの顎まで届く。彼はちょっと爬虫類っぽいのだ。
「ぅあ……。」
「レモネードもらうね。」
カシュ。炭酸飲料の封が解かれ、はじける音がした。
タロはごくごくとレモネードを飲む。
「昔だったらレモネードも手作りだったよねー」
「そうそう。でもね、ここのレモネードおいしいよ、タロ。」
キーはタロに身を寄せ、タロの太ももを触る。
最初は二人で互いの脚に触れていたが、いつの間にか互いの劣情をしごいていた。
「ん……く……タロ、気持ちいい……」
「キーも……上手……」
二人で夢中になって唇を重ね、見つめあいながら互いの熱い劣情をもてあそんでいた。
息は徐々に荒くなり、下半身からは液が漏れどろどろに濡れていた。
ちゅ…ちゅく……ぷちち……
どこからともなく淫靡な水音が聞こえてくる。
「ねえ、お口に頂戴……」
キーはそう言うと、タロの大きな陰茎を口に含んでしごき始めた。
たどたどしい手つきだが、口は娼婦のように求め、目は嬉しそうに細めていた。
んっんっんっんっと喉を鳴らし、舌で先端を刺激し、タロのすべてを欲しがった。
「どんどん……うまくなってる……。出していいかな?いい?出すよ?出る、出る!でるでるでるでるでる!!!」
タロの「出る」という声に合わせて手の動きを早くするキー。
キーが口を離した瞬間、瞼の上や頬に勢いよく迸る。
キーは慌てて再び咥えると、吸いながら舌で愛撫した。
タロは無言でキーを抱き寄せ、汚れた顔を舐めてやる。
「今度は僕の番」
タロはギンギンに張り詰めたキーのしなやかな陰茎を喉奥まで加えると、頭を前後に振って音を立てて舐め始めた。
じゅる、じゅると音を立て、喉の奥で亀頭を扱くのだ。
「あっ……、あん、ん、ん……ん、はぁっ、……はぁ、」
「……こっち見て」
あまりの気持ちよさにキーはのけぞるが、タロはそれを許さない。
羞恥心と気持ちよさで顔を真っ赤にしたキーを、タロは嬉しそうに見つめながら舐めている。
「はぁ……っ、いく、……タロ、出るよ、イク、イク、出る、イク、」
キーは涙目で絞り出すようなか細い声で鳴く。絡めた指に力が入る。
タロは手で根元を扱きながら頭を動かして吸い尽くした。
ごくん。
「おいしかった。……花火大会、終わっちゃったかな」
「終わっちゃったね……」
二人は街灯が差し込む薄暗い部屋の中で、レモネードを再び飲み始めた。
二人で指先を絡めあいながら。
小さな窓の外では、遠くに花火が浮かんでいた。
「タロ……」
大人になり、身長差が縮まった彼らは、キスもしやすくなった。
昔より筋肉のついたタロの体をキーはなぞり、腰に手をまわし抱きしめた。
「ほら、キー。遠くで花火が上がってる。」
花火を見つめるタロに、キーは唇を重ねた。
「花火より僕を見て。」
小さな窓を背に、キーの周りに花火が咲く。
タロはうっとりとそれに見惚れた。
碌に体も拭かずに浴室から出ると、部屋のソファーに座り、キーはレモネードを飲んだ。
「タロ。お風呂上がりのレモネード、いる?」
ちょっと赤い顔でレモネードのボトルをタロに手渡す。
その面影はピアスがない分、若いころのキーより優しげに見えた。
「いる。ありがとう。」
タロはそういってキーの手首をつかみ、キスをする。
キーの長い舌がタロの顎まで届く。彼はちょっと爬虫類っぽいのだ。
「ぅあ……。」
「レモネードもらうね。」
カシュ。炭酸飲料の封が解かれ、はじける音がした。
タロはごくごくとレモネードを飲む。
「昔だったらレモネードも手作りだったよねー」
「そうそう。でもね、ここのレモネードおいしいよ、タロ。」
キーはタロに身を寄せ、タロの太ももを触る。
最初は二人で互いの脚に触れていたが、いつの間にか互いの劣情をしごいていた。
「ん……く……タロ、気持ちいい……」
「キーも……上手……」
二人で夢中になって唇を重ね、見つめあいながら互いの熱い劣情をもてあそんでいた。
息は徐々に荒くなり、下半身からは液が漏れどろどろに濡れていた。
ちゅ…ちゅく……ぷちち……
どこからともなく淫靡な水音が聞こえてくる。
「ねえ、お口に頂戴……」
キーはそう言うと、タロの大きな陰茎を口に含んでしごき始めた。
たどたどしい手つきだが、口は娼婦のように求め、目は嬉しそうに細めていた。
んっんっんっんっと喉を鳴らし、舌で先端を刺激し、タロのすべてを欲しがった。
「どんどん……うまくなってる……。出していいかな?いい?出すよ?出る、出る!でるでるでるでるでる!!!」
タロの「出る」という声に合わせて手の動きを早くするキー。
キーが口を離した瞬間、瞼の上や頬に勢いよく迸る。
キーは慌てて再び咥えると、吸いながら舌で愛撫した。
タロは無言でキーを抱き寄せ、汚れた顔を舐めてやる。
「今度は僕の番」
タロはギンギンに張り詰めたキーのしなやかな陰茎を喉奥まで加えると、頭を前後に振って音を立てて舐め始めた。
じゅる、じゅると音を立て、喉の奥で亀頭を扱くのだ。
「あっ……、あん、ん、ん……ん、はぁっ、……はぁ、」
「……こっち見て」
あまりの気持ちよさにキーはのけぞるが、タロはそれを許さない。
羞恥心と気持ちよさで顔を真っ赤にしたキーを、タロは嬉しそうに見つめながら舐めている。
「はぁ……っ、いく、……タロ、出るよ、イク、イク、出る、イク、」
キーは涙目で絞り出すようなか細い声で鳴く。絡めた指に力が入る。
タロは手で根元を扱きながら頭を動かして吸い尽くした。
ごくん。
「おいしかった。……花火大会、終わっちゃったかな」
「終わっちゃったね……」
二人は街灯が差し込む薄暗い部屋の中で、レモネードを再び飲み始めた。
二人で指先を絡めあいながら。
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