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第3章 番外編
凜と二郎の不思議な関係 出会いの中学編⑨ ~偶然で必然の出会い~
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教室には二郎と一がしばらく続いたこの騒動に無事決着をつけることを出来たことにホッと一息をつき、今回の終幕劇の感想を話していた。
「一ノ瀬、マジで助かったわ。小林って奴が言っていたことを今思うと、俺一人だったらやばかったかもしれないからさ」
「いやいや、俺は何もしてないさ。結局は善ちゃんに全部丸投げだったし、俺はあまり役には立てなかったよ。それにしても山田よ。お前は一体なんなんだ。凜先輩と知り合いって訳じゃ無いのに、どうしてあそこまで本気で怒れるんだよ」
一が自分のふがいなさを反省しながら、先程起きた最後の二郎の啖呵を聞き改めて疑問に思った二郎の正体について素直に尋ねた。
「別にたいしたこともない。ただの意地だよ」
「何だかよく分からない奴だな、まぁ今はそういうことにしておくよ。お前とはこの先長い付き合いになりそうな気がするし、ゆっくりお前を分析していくとするさ」
「なんだそりゃ、俺はお前とは今年いっぱいの付き合いになる気しかしないけどな」
「まったく余計な事ばかり言って。だからお前は友達が少ないんだぞ。後これだけは言わせてくれ。さすがに正義の味方とか悪の敵とかそういうのはちょっと中二病拗らせすぎだぞ。さすがに吹きそうになるから今度からはやめてくれよ」
「うるせい!良いだろう少しくらい。相手の悪党っぷりがあまりにもしっくりきてたもんだから、思わず俺もテンションが上がっちまったんだよ」
「はいはい、お疲れさん」
一は二郎の減らず口を軽くあしらいながら、一連の二郎の行動に驚愕と畏敬の思いを持ちつつ、やはり変な奴だと思い笑みを浮かべた。
「そうだ、忘れていたわ。俺はあの日これを言うためにお前のあとに付いて来たんだった。山田、いや、二郎だな。今度から二郎と呼ばせてもらうぜ、相棒。俺のことも一と呼んでくれや」
「そんなことわざわざ言うために来たのか、お前は。勝手にしろ」
ぶっきらぼうに答える二郎に一が改めて言った。
「違うよ、二郎。まぁ色々あったけど、・・・一緒に帰るとしようぜ」
「あぁ、そうだな」
やけに馴れ馴れしい奴だと思う一方で、不思議と一に対してはそれも悪い気はしないかと思う二郎だった。
そんな家路に向かう二人の背中を見つめながら右手で胸をぎゅっと掴む一人の少女が隣の3年2組の教室から姿を見せた。
「山田・・・二郎君」
時間は少しだけ遡ること純と千和子が最初に黒板に悪口を書き込んだあの日、二郎が教室で黒板を消し終えて一人頭を悩ませていたところ、凜は教室の外からその様子を見ていた。
(彼は一体何をしているのかしら。それにあの子は最近放課後に校内をうろついている放浪少年君よね。ウチの教室に何の用かしらね)
凜があれこれと悩みつつも声でも掛けてみようとしたところで二郎は教室を出て行った。次の日も凜は放課後に三階から降りてくる二郎を見かけ二郎の行動の不可解さを深めていった。そして、二郎と一が凜を見たあの日、凜は千和子達の悪意を見ることになった。
(こんなモノを私に見せないようにするために彼は毎日放課後に残っていたの。そう言えばここ最近彼を見るようになったのは、あの報道があってからよね。まさかこういうことが起きると考えて毎日放課後に見回りして、私に見られないように消して回っていたというの。はぁ、本当に変な子ね)
凜は目の前に書かれた凜への悪意溢れる言葉など眼中に無かった。なぜなら凜にとって幼少期から父親の仕事の関係で周囲に特別視され、時には心ない言葉を浴びることも影で誹謗中傷を受けることも日常茶飯事だったからだ。そのため中学生が思いつく程度の悪口など鉄の心を持つ凜にとって子供の戯言程度にしか感じていなかった。
では二郎と一が見た凜の涙は何だったのか。それは嬉し涙だった。
これまで学校生活において誰にでも頼りにされ、褒められ、そして僻み、嫉みの対象にされてきた凜にとって心配をされるという事は一度として無かった。それがまさか年下のしかも名前も知らない男子生徒が自分のために体を張って自分を守ってくれたことに、凜は心から嬉しく、そしてときめきを感じていたのであった。
その後、しばらく千和子達の(凜にとっては)落書きは無かったが、二郎となぜか一まで裏でこそこそと動いていることに凜は気づいていた。そして、生活指導兼生徒会担当の教師である善の登場で幕を下ろした騒動の最後に聞いた二郎の言葉に凜の心は完全に持って行かれることになった。
そして、先程の言葉に戻る。
「山田・・・二郎君。ふふふ、二郎君か。可愛い」
この瞬間から凜にロックオンを掛けられた二郎は事あるごとにちょっかいを掛けられ、生徒会活動やその他の学生生活の中でも一と共に関わりを持つようになり、凜と二郎の不思議な関係が構築されていくことになった。
これまで異性に対して恋心を持つことが無かった凜にとってそれは初恋であり、想い人にどう接して良いかまったく分からない状況で、凜はとにかく日常の学校生活では接する機会の無い二郎との接触頻度を増やすために、からかう、いじりたおす、巻き込むといったドS傾向の方法に特化して行くことになるのであった。一切興味の無い相手に対して無関心、無干渉を貫く凜にとって、それは最大の愛情表現であったが、二郎にとってはそれがあくまで後輩をからかう先輩という関係図を想像させ、いまいち二人の恋愛が進まない原因にもなった。
そして中学卒業後、偶然か必然か高校でも先輩後輩となった二人はちぐはぐの恋の掛け引きを繰り広げることになっていくのであった。
「一ノ瀬、マジで助かったわ。小林って奴が言っていたことを今思うと、俺一人だったらやばかったかもしれないからさ」
「いやいや、俺は何もしてないさ。結局は善ちゃんに全部丸投げだったし、俺はあまり役には立てなかったよ。それにしても山田よ。お前は一体なんなんだ。凜先輩と知り合いって訳じゃ無いのに、どうしてあそこまで本気で怒れるんだよ」
一が自分のふがいなさを反省しながら、先程起きた最後の二郎の啖呵を聞き改めて疑問に思った二郎の正体について素直に尋ねた。
「別にたいしたこともない。ただの意地だよ」
「何だかよく分からない奴だな、まぁ今はそういうことにしておくよ。お前とはこの先長い付き合いになりそうな気がするし、ゆっくりお前を分析していくとするさ」
「なんだそりゃ、俺はお前とは今年いっぱいの付き合いになる気しかしないけどな」
「まったく余計な事ばかり言って。だからお前は友達が少ないんだぞ。後これだけは言わせてくれ。さすがに正義の味方とか悪の敵とかそういうのはちょっと中二病拗らせすぎだぞ。さすがに吹きそうになるから今度からはやめてくれよ」
「うるせい!良いだろう少しくらい。相手の悪党っぷりがあまりにもしっくりきてたもんだから、思わず俺もテンションが上がっちまったんだよ」
「はいはい、お疲れさん」
一は二郎の減らず口を軽くあしらいながら、一連の二郎の行動に驚愕と畏敬の思いを持ちつつ、やはり変な奴だと思い笑みを浮かべた。
「そうだ、忘れていたわ。俺はあの日これを言うためにお前のあとに付いて来たんだった。山田、いや、二郎だな。今度から二郎と呼ばせてもらうぜ、相棒。俺のことも一と呼んでくれや」
「そんなことわざわざ言うために来たのか、お前は。勝手にしろ」
ぶっきらぼうに答える二郎に一が改めて言った。
「違うよ、二郎。まぁ色々あったけど、・・・一緒に帰るとしようぜ」
「あぁ、そうだな」
やけに馴れ馴れしい奴だと思う一方で、不思議と一に対してはそれも悪い気はしないかと思う二郎だった。
そんな家路に向かう二人の背中を見つめながら右手で胸をぎゅっと掴む一人の少女が隣の3年2組の教室から姿を見せた。
「山田・・・二郎君」
時間は少しだけ遡ること純と千和子が最初に黒板に悪口を書き込んだあの日、二郎が教室で黒板を消し終えて一人頭を悩ませていたところ、凜は教室の外からその様子を見ていた。
(彼は一体何をしているのかしら。それにあの子は最近放課後に校内をうろついている放浪少年君よね。ウチの教室に何の用かしらね)
凜があれこれと悩みつつも声でも掛けてみようとしたところで二郎は教室を出て行った。次の日も凜は放課後に三階から降りてくる二郎を見かけ二郎の行動の不可解さを深めていった。そして、二郎と一が凜を見たあの日、凜は千和子達の悪意を見ることになった。
(こんなモノを私に見せないようにするために彼は毎日放課後に残っていたの。そう言えばここ最近彼を見るようになったのは、あの報道があってからよね。まさかこういうことが起きると考えて毎日放課後に見回りして、私に見られないように消して回っていたというの。はぁ、本当に変な子ね)
凜は目の前に書かれた凜への悪意溢れる言葉など眼中に無かった。なぜなら凜にとって幼少期から父親の仕事の関係で周囲に特別視され、時には心ない言葉を浴びることも影で誹謗中傷を受けることも日常茶飯事だったからだ。そのため中学生が思いつく程度の悪口など鉄の心を持つ凜にとって子供の戯言程度にしか感じていなかった。
では二郎と一が見た凜の涙は何だったのか。それは嬉し涙だった。
これまで学校生活において誰にでも頼りにされ、褒められ、そして僻み、嫉みの対象にされてきた凜にとって心配をされるという事は一度として無かった。それがまさか年下のしかも名前も知らない男子生徒が自分のために体を張って自分を守ってくれたことに、凜は心から嬉しく、そしてときめきを感じていたのであった。
その後、しばらく千和子達の(凜にとっては)落書きは無かったが、二郎となぜか一まで裏でこそこそと動いていることに凜は気づいていた。そして、生活指導兼生徒会担当の教師である善の登場で幕を下ろした騒動の最後に聞いた二郎の言葉に凜の心は完全に持って行かれることになった。
そして、先程の言葉に戻る。
「山田・・・二郎君。ふふふ、二郎君か。可愛い」
この瞬間から凜にロックオンを掛けられた二郎は事あるごとにちょっかいを掛けられ、生徒会活動やその他の学生生活の中でも一と共に関わりを持つようになり、凜と二郎の不思議な関係が構築されていくことになった。
これまで異性に対して恋心を持つことが無かった凜にとってそれは初恋であり、想い人にどう接して良いかまったく分からない状況で、凜はとにかく日常の学校生活では接する機会の無い二郎との接触頻度を増やすために、からかう、いじりたおす、巻き込むといったドS傾向の方法に特化して行くことになるのであった。一切興味の無い相手に対して無関心、無干渉を貫く凜にとって、それは最大の愛情表現であったが、二郎にとってはそれがあくまで後輩をからかう先輩という関係図を想像させ、いまいち二人の恋愛が進まない原因にもなった。
そして中学卒業後、偶然か必然か高校でも先輩後輩となった二人はちぐはぐの恋の掛け引きを繰り広げることになっていくのであった。
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