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第10章 結婚式
グランディール邸へ ※初夜につき注意
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「ただいまー!これからは俺もよろしくな!」
勝手知ったるグランディール邸に帰れば、使用人が花道を作って待ち構えていた。
これは決して例えではない。
邸の前に花を持った使用人がすらりと並び、花の道を作っていたのだ。
どおりで門番のアイクとマクスがニヤニヤしていたわけだ!
馬車は屋敷の前ではなく花道の手前で停まった。
この間を通っていけということだろう。
「……ま、マジか……!!」
通りながら「おめでとうございます」「お幸せに」の言葉と共に花を手渡してくれる。
屋敷に到着するころには、両手いっぱいの花束になっていた。
屋敷の前では執事のアドルフが満面の笑みを浮かべていた。
「おかえりなさいませ。フィオネルさま、奥様。
こうお呼びできる日を心からお待ち申し上げておりました」
ざざっと使用人が並び、一斉に頭を下げる。
「グランディール家使用人一同、心よりお祝い申し上げます。
ゲルリアス様、当家にいらしていただき感謝致します。どうかフィオネルさまを宜しくお願いいたします」
すっと扉が開かれた。
なんと、屋敷の至る所に花やリボンが飾ってある。
フィオも知らなかったようで、言葉もなく立ち尽くしていた。
「……フィオ、すげえな!」
「……………私は……皆に迷惑をかけるだけで、何もお返しできておりません……それなのに……」
するとアドルフや古参の使用人たちはそんなフィオの前で深々と頭を下げた。
「私たちは、先代様がフィオネル様になさったことを見ていることしかできませんでした。
私たちこそなんの手助けもできず申し訳ございませんでした。改めて謝罪いたします。
一同フィオネル様のお幸せをずっと祈っておりました。………本当に……本当に良かった……」
アドルフやみんなの目には涙が浮かんでいる。
「……私こそ、父上の横暴を止めることができずすまなかった。至らない私ではあるが、ゲイルという素晴らしい夫を迎えることができた。私たちを……これからもどうか支えて貰えるだろうか?」
「勿論でございます!一同みなフィオネル様とゲイル様に心からお仕えいたします!」
「ありがとう。皆の心配りに感謝する」
「うん。俺からも礼を言わせてほしい。これまでフィオを支えてくれてありがとう。
俺もこれからはグランディールの正式な一員となった。
グリフィス伯爵家当主であることに変わりはねえから、そこは面倒で申し訳ねえが、グランディールとしても尽力するつもりだ。力を貸してほしい。
これからよろしく頼む」
「もったいないお言葉でございます」
さあさあ、と案内された俺の部屋は、もちろんフィオの部屋との続き部屋。
俺の部屋、夫婦の寝室、フィオの部屋と、寝室を介して扉で繋がっている。
それぞれの部屋にもベッドはあるが……
今さらではあるが、今日は一応初夜だからな。
寝室の扉を開けて驚いた。
あちこちにキャンドルが灯され、なんとベッドには白薔薇の花びらまで散らしてある。
ベッドサイドには年代物のワインとグラスがセットされ、なんというか…いかにもな雰囲気だ。
唖然と立ち尽くしていると、無効の扉からフィオが入ってきた。
「これは……!」
「みんな張り切ってくれたみたいだぜ?」
眼を見交わしてクスクスと笑いあう。
サイドテーブルのワインを手に取りフィオに掲げて見せる。
「これ、みんなからの祝いだってさ。飲むか?」
するとその手からワインを取り上げられ、机に戻されてしまった。
「……それは後にしましょう。まずは最高のご馳走を……」
顎に手をかけ、目を覗き込まれる。
見慣れた顔のはずなのに、その目の奥に灯る熱が、俺を簡単に溶かしちまう。
目を見つめられたままそっと触れるだけのキス。
何度も何度も確かめるようにされるそれは、まるで初心な青年のようだった。
「もしかしてフィオ、照れてるのか?」
鼻をすりっとこすり合わせて囁けば、かっと頬を赤く染める。
「……悪いですか?」
「ええ……?だって、いまさらじゃね?もう何度も寝てんだろ?」
「今日からあなたが私の夫なのだと思ったら……」
言いながら感極まったように俺の肩に顔を伏せてしまった。
「だって……奇跡とはめったにおこらないからこそ奇跡というのです。
ゲイルが受け入れてくれただけでも奇跡なのに、正式に婚姻を結べたうえに、まさか聖女だから子を産めるなど……こんなにいくつもの奇跡がおこるなんて……いまだに信じられません」
ガバリと顔をあげ、真剣な顔で口を開く。
「夢ではありませんか?私たちは本当に式を挙げたのですよね?
これからともに生きていけるのですよね?」
その声が存外切実なものだったから、俺は真面目に答えた。
「夢じゃないぞ。俺たちは式を挙げたし、俺たちの婚姻は国に正式に認められたものだ。
これからずっと俺たちは共にある。嫌がっても離れねえから覚悟しとけよ?
聖女と魔王候補がそろってんだぜ?奇跡くらいいくつだって起こしてやるよ」
「…………知りませんでした。幸せすぎると怖くなるものなのですね……」
「おう。一つ勉強になったな。よかったじゃねえか」
「ふふふ。あなたといると新しいことばかりだ」
「じゃあ、新しいことついでに、今日は俺に抱かれてみるか?」
「あなたが望むならやぶさかではありませんが、今日は私に抱かせてください。
ずっと……ずっと夢に見てきた夜なのです」
「じゃあ、その夢、早く俺にも見せろよ」
「喜んで。私の愛しい人」
フィオは俺を抱き上げるとそっとベッドに横たえる。
そのまま自分もベッドに膝をつき、俺の足を恭しく掲げる。
「?なにすんだ?」
するとフィオは俺の目を見つめたまま、足先から順にキスを落とし始めた。
つま先、くるぶし、足の甲、膝、内もも……
徐々に上がってくるキスにどうしようもなく煽られる。
フィオだってとっくに股間を膨らませていやがるくせに、触れて欲しい箇所になかなか触れようとしない。
「……クソ。じらすなよ。早く……触れ」
「ダメです。今日はゆっくり愛させてください」
快感に悶える身体の下で、花弁が無残にシーツにシミを作っている。
身体の熱で溶けて拡散されるそれは、むせるような薔薇の香りに代わった。
ああ……フィオと香りに酔わされそうだ。
「っ!」
内ももをジュっと吸われたチリリとした痛みすらも快感に変わる。
一方的に与えらえる熱が悔しくて、フィオの高ぶりに手を伸ばせば、「ダメです」と押しとどめられてしまった。
「っ……なんでだよ……っ。俺にもさせろよ」
荒い呼吸の合間に抗議すれば、余裕のない声で告げられる。
「触れられたら保ちません。どうか今日は存分にあなたを愛させて?」
耳に吹き込まれるようにして告げられたその甘い声が脳を震わせた。
身体中にびりびりとしびれるようなものを感じ、俺はふるりと身をよじった。
「おま……っ!それは……ずりいだろうがよ………」
長い夜はこうして始まったのだった。
勝手知ったるグランディール邸に帰れば、使用人が花道を作って待ち構えていた。
これは決して例えではない。
邸の前に花を持った使用人がすらりと並び、花の道を作っていたのだ。
どおりで門番のアイクとマクスがニヤニヤしていたわけだ!
馬車は屋敷の前ではなく花道の手前で停まった。
この間を通っていけということだろう。
「……ま、マジか……!!」
通りながら「おめでとうございます」「お幸せに」の言葉と共に花を手渡してくれる。
屋敷に到着するころには、両手いっぱいの花束になっていた。
屋敷の前では執事のアドルフが満面の笑みを浮かべていた。
「おかえりなさいませ。フィオネルさま、奥様。
こうお呼びできる日を心からお待ち申し上げておりました」
ざざっと使用人が並び、一斉に頭を下げる。
「グランディール家使用人一同、心よりお祝い申し上げます。
ゲルリアス様、当家にいらしていただき感謝致します。どうかフィオネルさまを宜しくお願いいたします」
すっと扉が開かれた。
なんと、屋敷の至る所に花やリボンが飾ってある。
フィオも知らなかったようで、言葉もなく立ち尽くしていた。
「……フィオ、すげえな!」
「……………私は……皆に迷惑をかけるだけで、何もお返しできておりません……それなのに……」
するとアドルフや古参の使用人たちはそんなフィオの前で深々と頭を下げた。
「私たちは、先代様がフィオネル様になさったことを見ていることしかできませんでした。
私たちこそなんの手助けもできず申し訳ございませんでした。改めて謝罪いたします。
一同フィオネル様のお幸せをずっと祈っておりました。………本当に……本当に良かった……」
アドルフやみんなの目には涙が浮かんでいる。
「……私こそ、父上の横暴を止めることができずすまなかった。至らない私ではあるが、ゲイルという素晴らしい夫を迎えることができた。私たちを……これからもどうか支えて貰えるだろうか?」
「勿論でございます!一同みなフィオネル様とゲイル様に心からお仕えいたします!」
「ありがとう。皆の心配りに感謝する」
「うん。俺からも礼を言わせてほしい。これまでフィオを支えてくれてありがとう。
俺もこれからはグランディールの正式な一員となった。
グリフィス伯爵家当主であることに変わりはねえから、そこは面倒で申し訳ねえが、グランディールとしても尽力するつもりだ。力を貸してほしい。
これからよろしく頼む」
「もったいないお言葉でございます」
さあさあ、と案内された俺の部屋は、もちろんフィオの部屋との続き部屋。
俺の部屋、夫婦の寝室、フィオの部屋と、寝室を介して扉で繋がっている。
それぞれの部屋にもベッドはあるが……
今さらではあるが、今日は一応初夜だからな。
寝室の扉を開けて驚いた。
あちこちにキャンドルが灯され、なんとベッドには白薔薇の花びらまで散らしてある。
ベッドサイドには年代物のワインとグラスがセットされ、なんというか…いかにもな雰囲気だ。
唖然と立ち尽くしていると、無効の扉からフィオが入ってきた。
「これは……!」
「みんな張り切ってくれたみたいだぜ?」
眼を見交わしてクスクスと笑いあう。
サイドテーブルのワインを手に取りフィオに掲げて見せる。
「これ、みんなからの祝いだってさ。飲むか?」
するとその手からワインを取り上げられ、机に戻されてしまった。
「……それは後にしましょう。まずは最高のご馳走を……」
顎に手をかけ、目を覗き込まれる。
見慣れた顔のはずなのに、その目の奥に灯る熱が、俺を簡単に溶かしちまう。
目を見つめられたままそっと触れるだけのキス。
何度も何度も確かめるようにされるそれは、まるで初心な青年のようだった。
「もしかしてフィオ、照れてるのか?」
鼻をすりっとこすり合わせて囁けば、かっと頬を赤く染める。
「……悪いですか?」
「ええ……?だって、いまさらじゃね?もう何度も寝てんだろ?」
「今日からあなたが私の夫なのだと思ったら……」
言いながら感極まったように俺の肩に顔を伏せてしまった。
「だって……奇跡とはめったにおこらないからこそ奇跡というのです。
ゲイルが受け入れてくれただけでも奇跡なのに、正式に婚姻を結べたうえに、まさか聖女だから子を産めるなど……こんなにいくつもの奇跡がおこるなんて……いまだに信じられません」
ガバリと顔をあげ、真剣な顔で口を開く。
「夢ではありませんか?私たちは本当に式を挙げたのですよね?
これからともに生きていけるのですよね?」
その声が存外切実なものだったから、俺は真面目に答えた。
「夢じゃないぞ。俺たちは式を挙げたし、俺たちの婚姻は国に正式に認められたものだ。
これからずっと俺たちは共にある。嫌がっても離れねえから覚悟しとけよ?
聖女と魔王候補がそろってんだぜ?奇跡くらいいくつだって起こしてやるよ」
「…………知りませんでした。幸せすぎると怖くなるものなのですね……」
「おう。一つ勉強になったな。よかったじゃねえか」
「ふふふ。あなたといると新しいことばかりだ」
「じゃあ、新しいことついでに、今日は俺に抱かれてみるか?」
「あなたが望むならやぶさかではありませんが、今日は私に抱かせてください。
ずっと……ずっと夢に見てきた夜なのです」
「じゃあ、その夢、早く俺にも見せろよ」
「喜んで。私の愛しい人」
フィオは俺を抱き上げるとそっとベッドに横たえる。
そのまま自分もベッドに膝をつき、俺の足を恭しく掲げる。
「?なにすんだ?」
するとフィオは俺の目を見つめたまま、足先から順にキスを落とし始めた。
つま先、くるぶし、足の甲、膝、内もも……
徐々に上がってくるキスにどうしようもなく煽られる。
フィオだってとっくに股間を膨らませていやがるくせに、触れて欲しい箇所になかなか触れようとしない。
「……クソ。じらすなよ。早く……触れ」
「ダメです。今日はゆっくり愛させてください」
快感に悶える身体の下で、花弁が無残にシーツにシミを作っている。
身体の熱で溶けて拡散されるそれは、むせるような薔薇の香りに代わった。
ああ……フィオと香りに酔わされそうだ。
「っ!」
内ももをジュっと吸われたチリリとした痛みすらも快感に変わる。
一方的に与えらえる熱が悔しくて、フィオの高ぶりに手を伸ばせば、「ダメです」と押しとどめられてしまった。
「っ……なんでだよ……っ。俺にもさせろよ」
荒い呼吸の合間に抗議すれば、余裕のない声で告げられる。
「触れられたら保ちません。どうか今日は存分にあなたを愛させて?」
耳に吹き込まれるようにして告げられたその甘い声が脳を震わせた。
身体中にびりびりとしびれるようなものを感じ、俺はふるりと身をよじった。
「おま……っ!それは……ずりいだろうがよ………」
長い夜はこうして始まったのだった。
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