44 / 48
終章 ずっと一途に。
第44話 『姫殿下』御用達!? ご好評につき新たな依頼!?
しおりを挟む
それからどうなったかって? どこから話すか。
まずは帰ってから1ヶ月が過ぎた日のからのことを――。
「あ! お帰りエル、ちょうどいいところに戻ってきた。護衛依頼よ。ご指名だって」
「え? どういうことっすか?」
迷いネコの捜索から戻ってくるや否や、そんな言葉でカサンドラさんに出迎えられる。
ほんと何かと思ったよ。
何でも王国と帝国の間で近々、話し合いが持たれることになったという。
さしあたって王国の第二王女から護衛の依頼が来た。
「いや、ちょっと待ってください。なんで俺?」
そんな高貴な身分の方と知り合った覚えがないし、それに世間で注目を集めることは――したな。つい先月。
だとしてもだ。【花】のナキアさんならまだ分かる、一介の【蕾】の俺が指名を受ける理由が見当たらない。
「なんでも……そう、直接の相手はセシルさんだったんだけどね。というか知り合いだったのねあなた達?」
「あぁ……はい。飛空挺で顔見知った程度ですが」
「そうなの? それでナキアに相談したんだけど、彼は今出張中じゃない?」
「相変わらず世話しなくすっ飛び歩いていますね」
「そしたらエルに任せて置けば大丈夫って」
「あぁ~なるほどそれで……じゃないっスよ! ナキアさんが避けた流れ弾じゃないッスか!」
まったくあの人は……。
ほんと帰ってきてからというものの、俺が【蕾】になったっていうこともあって、面倒ごとは全部寄越してくるだよなぁ。
それだけ認めてくれているってことだと思うけど。
「だめかしら?」
「ダメもなにも断れないですよね。それでスケジュールの方は?」
日程は来週で、場所はここ【マルグレリア】の領事館。
内容はセシルさんが連れてきた兵士数名と、守護契約士の俺らと、帝国の国境警備隊の数名で、施設の警備にあたるとのこと。
しかと会合の相手は帝国の第一王女。ということはつまり――。
「レアさんに会えるってことだよ」
奥からシャワー上がりのアセナとシャルが出てきた。
二人から石けんの良い香りが――ヤベ、ヤベ、しっかりしろ俺! 最近変だぞ!?
「おかえりなさい! エルくん!」
「ただいま、アセナ」
なんか面と面を向かって言われるとなんか照れる。
「はいはい、またそうやってすぐ二人の世界つくるんだから~」
手をシャルは叩いて、水を差しこんできた。
「そういえば王女さまと知り合いだったのよね」
頬に手を当ててカサンドラさんは「う~ん」と考えこんでしまった。
懸念することあんのか? レアさん来ることの。
「もしかしてアセナの処遇について話し合われるのかしら?」
「いやいや、それはないですよ。この間正式に王国籍になったじゃないですか」
帝国での事案が終わった後、レアさんが掛け合ってしてくれたこともあって、アセナの亡命が正式に認められた。
「そ、そうよね。心配しすぎよね」
「大丈夫ですよ。カサンドラさん。きっと殿下はそんなこと考えていない、もっと別の――」
「そうじゃないよ。あーしゃん」
真面目な顔してシャルが口を挟む。
「お義母さんでしょ?」
「……う、うん……お義母さん……」
照れ照れにはにかむアセナを見て、カサンドラさんがしとやかに失笑する。
「っふふ、無理しなくていいのよ? まだ家族になったばかりだもの、これから段々と……ね?」
端的にいうと、身元引き受けにカサンドラさんが名乗り出てくれたんだ。
今は一緒に暮らしている。やっぱりいろいろ苦労はあるみたいだけど、ご覧の通りうまくやっている。
そうそう、手に入れたアンプルのお陰で、カサンドラさんは今や杖なしで歩けるまで回復したんだ。
【霊象予報士】としての再開はまだ分からない。でも本当に良かったよ。
にしてもレアさん。アセナの処遇についてなにか考えているのか?
新聞の情報によれば、クローディアスがいなくなったことで、暗殺部隊は解体したし、秘密裏の兵器開発や、霊象獣の生体実験の数々が暴かれ、帝国は政治的混乱が続いている。
「あのさエルやん」
腰に手を当ててシャルがにらんでくる。な、なに……なんだよ?
「そんな悩むくらいなら、早く籍だけでも入れちゃえば良かったじゃん?」
「は!?」「え!?」と二人そろってすっとんきょうな声が出た。
「しゃ、シャルさん!? そ、そんな! わ、私たちまだ会って間もない……」
「あ、ああ、もうちょっと時間をかけて――」
「いや、分かるけど」
腕を組んでシャルはため息をついた。わかっている。呆れているんだろ?
「現実、さっさと身を固めておけば気持ち的に楽だったんじゃないのって」
「身を固めるって、いや俺らまだ18」
「うんうん、だよねぇ~、ウチも先を越されるのは正直しゃくだよ」
いや、問題はそこじゃねぇよ。所帯を持つのが早いってこと。
「ま、外野がとやかくいってもしょうがないし、二人のペースに任せるけどさ」
ごちゃごちゃにひっかけまわして置いて、肩をすくめる!? そこで!?
いやまぁ、確かにシャルのことも一理あるんだ。
でも、ようやくこっちの生活にも慣れたばかりで、アセナは気持ちが整理できていない状態だし、やっぱり彼女のこと大切にしたいから、がっつきたくない。
しかもこの間のデートの約束のやり直しをしてない。
実はこれには事情がある。
いろいろバタバタしていたのもあるけど、再来週に【神凪節】、俺の誕生日に祭りがるから、そこでデートする約束になったんだ。
まずは帰ってから1ヶ月が過ぎた日のからのことを――。
「あ! お帰りエル、ちょうどいいところに戻ってきた。護衛依頼よ。ご指名だって」
「え? どういうことっすか?」
迷いネコの捜索から戻ってくるや否や、そんな言葉でカサンドラさんに出迎えられる。
ほんと何かと思ったよ。
何でも王国と帝国の間で近々、話し合いが持たれることになったという。
さしあたって王国の第二王女から護衛の依頼が来た。
「いや、ちょっと待ってください。なんで俺?」
そんな高貴な身分の方と知り合った覚えがないし、それに世間で注目を集めることは――したな。つい先月。
だとしてもだ。【花】のナキアさんならまだ分かる、一介の【蕾】の俺が指名を受ける理由が見当たらない。
「なんでも……そう、直接の相手はセシルさんだったんだけどね。というか知り合いだったのねあなた達?」
「あぁ……はい。飛空挺で顔見知った程度ですが」
「そうなの? それでナキアに相談したんだけど、彼は今出張中じゃない?」
「相変わらず世話しなくすっ飛び歩いていますね」
「そしたらエルに任せて置けば大丈夫って」
「あぁ~なるほどそれで……じゃないっスよ! ナキアさんが避けた流れ弾じゃないッスか!」
まったくあの人は……。
ほんと帰ってきてからというものの、俺が【蕾】になったっていうこともあって、面倒ごとは全部寄越してくるだよなぁ。
それだけ認めてくれているってことだと思うけど。
「だめかしら?」
「ダメもなにも断れないですよね。それでスケジュールの方は?」
日程は来週で、場所はここ【マルグレリア】の領事館。
内容はセシルさんが連れてきた兵士数名と、守護契約士の俺らと、帝国の国境警備隊の数名で、施設の警備にあたるとのこと。
しかと会合の相手は帝国の第一王女。ということはつまり――。
「レアさんに会えるってことだよ」
奥からシャワー上がりのアセナとシャルが出てきた。
二人から石けんの良い香りが――ヤベ、ヤベ、しっかりしろ俺! 最近変だぞ!?
「おかえりなさい! エルくん!」
「ただいま、アセナ」
なんか面と面を向かって言われるとなんか照れる。
「はいはい、またそうやってすぐ二人の世界つくるんだから~」
手をシャルは叩いて、水を差しこんできた。
「そういえば王女さまと知り合いだったのよね」
頬に手を当ててカサンドラさんは「う~ん」と考えこんでしまった。
懸念することあんのか? レアさん来ることの。
「もしかしてアセナの処遇について話し合われるのかしら?」
「いやいや、それはないですよ。この間正式に王国籍になったじゃないですか」
帝国での事案が終わった後、レアさんが掛け合ってしてくれたこともあって、アセナの亡命が正式に認められた。
「そ、そうよね。心配しすぎよね」
「大丈夫ですよ。カサンドラさん。きっと殿下はそんなこと考えていない、もっと別の――」
「そうじゃないよ。あーしゃん」
真面目な顔してシャルが口を挟む。
「お義母さんでしょ?」
「……う、うん……お義母さん……」
照れ照れにはにかむアセナを見て、カサンドラさんがしとやかに失笑する。
「っふふ、無理しなくていいのよ? まだ家族になったばかりだもの、これから段々と……ね?」
端的にいうと、身元引き受けにカサンドラさんが名乗り出てくれたんだ。
今は一緒に暮らしている。やっぱりいろいろ苦労はあるみたいだけど、ご覧の通りうまくやっている。
そうそう、手に入れたアンプルのお陰で、カサンドラさんは今や杖なしで歩けるまで回復したんだ。
【霊象予報士】としての再開はまだ分からない。でも本当に良かったよ。
にしてもレアさん。アセナの処遇についてなにか考えているのか?
新聞の情報によれば、クローディアスがいなくなったことで、暗殺部隊は解体したし、秘密裏の兵器開発や、霊象獣の生体実験の数々が暴かれ、帝国は政治的混乱が続いている。
「あのさエルやん」
腰に手を当ててシャルがにらんでくる。な、なに……なんだよ?
「そんな悩むくらいなら、早く籍だけでも入れちゃえば良かったじゃん?」
「は!?」「え!?」と二人そろってすっとんきょうな声が出た。
「しゃ、シャルさん!? そ、そんな! わ、私たちまだ会って間もない……」
「あ、ああ、もうちょっと時間をかけて――」
「いや、分かるけど」
腕を組んでシャルはため息をついた。わかっている。呆れているんだろ?
「現実、さっさと身を固めておけば気持ち的に楽だったんじゃないのって」
「身を固めるって、いや俺らまだ18」
「うんうん、だよねぇ~、ウチも先を越されるのは正直しゃくだよ」
いや、問題はそこじゃねぇよ。所帯を持つのが早いってこと。
「ま、外野がとやかくいってもしょうがないし、二人のペースに任せるけどさ」
ごちゃごちゃにひっかけまわして置いて、肩をすくめる!? そこで!?
いやまぁ、確かにシャルのことも一理あるんだ。
でも、ようやくこっちの生活にも慣れたばかりで、アセナは気持ちが整理できていない状態だし、やっぱり彼女のこと大切にしたいから、がっつきたくない。
しかもこの間のデートの約束のやり直しをしてない。
実はこれには事情がある。
いろいろバタバタしていたのもあるけど、再来週に【神凪節】、俺の誕生日に祭りがるから、そこでデートする約束になったんだ。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください。
アーエル
ファンタジー
旧題:私は『聖女ではない』ですか。そうですか。帰ることも出来ませんか。じゃあ『勝手にする』ので放っといて下さい。
【 聖女?そんなもん知るか。報復?復讐?しますよ。当たり前でしょう?当然の権利です! 】
地震を知らせるアラームがなると同時に知らない世界の床に座り込んでいた。
同じ状況の少女と共に。
そして現れた『オレ様』な青年が、この国の第二王子!?
怯える少女と睨みつける私。
オレ様王子は少女を『聖女』として選び、私の存在を拒否して城から追い出した。
だったら『勝手にする』から放っておいて!
同時公開
☆カクヨム さん
✻アルファポリスさんにて書籍化されました🎉
タイトルは【 私は聖女ではないですか。じゃあ勝手にするので放っといてください 】です。
そして番外編もはじめました。
相変わらず不定期です。
皆さんのおかげです。
本当にありがとうございます🙇💕
これからもよろしくお願いします。
屑スキルが覚醒したら追放されたので、手伝い屋を営みながら、のんびりしてたのに~なんか色々たいへんです
わたなべ ゆたか
ファンタジー
タムール大陸の南よりにあるインムナーマ王国。王都タイミョンの軍事訓練場で、ランド・コールは軍に入るための最終試験に挑む。対戦相手は、《ダブルスキル》の異名を持つゴガルン。
対するランドの持つ《スキル》は、左手から棘が一本出るだけのもの。
剣技だけならゴガルン以上を自負するランドだったが、ゴガルンの《スキル》である〈筋力増強〉と〈遠当て〉に翻弄されてしまう。敗北する寸前にランドの《スキル》が真の力を発揮し、ゴガルンに勝つことができた。だが、それが原因で、ランドは王都を追い出されてしまった。移住した村で、〝手伝い屋〟として、のんびりとした生活を送っていた。だが、村に来た領地の騎士団に所属する騎馬が、ランドの生活が一変する切っ掛けとなる――。チート系スキル持ちの主人公のファンタジーです。楽しんで頂けたら、幸いです。
よろしくお願いします!
(7/15追記
一晩でお気に入りが一気に増えておりました。24Hポイントが2683! ありがとうございます!
(9/9追記
三部の一章-6、ルビ修正しました。スイマセン
(11/13追記 一章-7 神様の名前修正しました。
追記 異能(イレギュラー)タグを追加しました。これで検索しやすくなるかな……。
旦那様、愛人を作ってもいいですか?
ひろか
恋愛
私には前世の記憶があります。ニホンでの四六年という。
「君の役目は魔力を多く持つ子供を産むこと。その後で君も自由にすればいい」
これ、旦那様から、初夜での言葉です。
んん?美筋肉イケオジな愛人を持っても良いと?
’18/10/21…おまけ小話追加
続・拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜
ぽん
ファンタジー
⭐︎書籍化決定⭐︎
『拾ってたものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』
第2巻:2024年5月20日(月)に各書店に発送されます。
書籍化される[106話]まで引き下げレンタル版と差し替えさせて頂きます。
第1巻:2023年12月〜
改稿を入れて読みやすくなっております。
是非♪
==================
1人ぼっちだった相沢庵は小さな子狼に気に入られ、共に異世界に送られた。
絶対神リュオンが求めたのは2人で自由に生きる事。
前作でダークエルフの脅威に触れた世界は各地で起こっている不可解な事に憂慮し始めた。
そんな中、異世界にて様々な出会いをし家族を得たイオリはリュオンの願い通り自由に生きていく。
まだ、読んでらっしゃらない方は先に『拾ったものは大切にしましょう〜子狼に気に入られた男の転移物語〜』をご覧下さい。
前作に続き、のんびりと投稿してまいります。
気長なお付き合いを願います。
よろしくお願いします。
※念の為R15にしています。
※誤字脱字が存在する可能性か高いです。
苦笑いで許して下さい。
生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!
7年ぶりに私を嫌う婚約者と目が合ったら自分好みで驚いた
小本手だるふ
恋愛
真実の愛に気づいたと、7年間目も合わせない婚約者の国の第二王子ライトに言われた公爵令嬢アリシア。
7年ぶりに目を合わせたライトはアリシアのどストライクなイケメンだったが、真実の愛に憧れを抱くアリシアはライトのためにと自ら婚約解消を提案するがのだが・・・・・・。
ライトとアリシアとその友人たちのほのぼの恋愛話。
※よくある話で設定はゆるいです。
誤字脱字色々突っ込みどころがあるかもしれませんが温かい目でご覧ください。
さようなら、家族の皆さま~不要だと捨てられた妻は、精霊王の愛し子でした~
みなと
ファンタジー
目が覚めた私は、ぼんやりする頭で考えた。
生まれた息子は乳母と義母、父親である夫には懐いている。私のことは、無関心。むしろ馬鹿にする対象でしかない。
夫は、私の実家の資産にしか興味は無い。
なら、私は何に興味を持てばいいのかしら。
きっと、私が生きているのが邪魔な人がいるんでしょうね。
お生憎様、死んでやるつもりなんてないの。
やっと、私は『私』をやり直せる。
死の淵から舞い戻った私は、遅ればせながら『自分』をやり直して楽しく生きていきましょう。
転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます
藤なごみ
ファンタジー
※コミカライズスタートしました!
2024年10月下旬にコミック第一巻刊行予定です
2023年9月21日に第一巻、2024年3月21日に第二巻が発売されました
2024年8月中旬第三巻刊行予定です
ある少年は、母親よりネグレクトを受けていた上に住んでいたアパートを追い出されてしまった。
高校進学も出来ずにいたとあるバイト帰りに、酔っ払いに駅のホームから突き飛ばされてしまい、電車にひかれて死んでしまった。
しかしながら再び目を覚ました少年は、見た事もない異世界で赤子として新たに生をうけていた。
だが、赤子ながらに周囲の話を聞く内に、この世界の自分も幼い内に追い出されてしまう事に気づいてしまった。
そんな中、突然見知らぬ金髪の幼女が連れてこられ、一緒に部屋で育てられる事に。
幼女の事を妹として接しながら、この子も一緒に追い出されてしまうことが分かった。
幼い二人で来たる追い出される日に備えます。
基本はお兄ちゃんと妹ちゃんを中心としたストーリーです
カクヨム様と小説家になろう様にも投稿しています
2023/08/30
題名を以下に変更しました
「転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきたいと思います」→「転生しても実家を追い出されたので、今度は自分の意志で生きていきます」
書籍化が決定しました
2023/09/01
アルファポリス社様より9月中旬に刊行予定となります
2023/09/06
アルファポリス様より、9月19日に出荷されます
呱々唄七つ先生の素晴らしいイラストとなっております
2024/3/21
アルファポリス様より第二巻が発売されました
2024/4/24
コミカライズスタートしました
2024/8/12
アルファポリス様から第三巻が八月中旬に刊行予定です
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる