76 / 141
攻略されていたのは、俺
【17】
しおりを挟む
「…まあ、このまま君がメゴロウの気持ちも考えずに、決められたと思っている道を辿ろうとするのなら、君はやはり断罪されるのだろうな。メゴロウの気持ちを苛む者として。そうして、世界は滅ぶのだろう」
は!?
何言い出すんだ、こいつは!?
「そんな、乱暴な…っ…!」
だって、俺はヒロインじゃない!
主人公は、ヒロインとイチャイチャして世界を救うんだぞ!?
それに、ガディシス様は俺にあんな夢を見させて、メゴロウを嫌う様に仕向けてるんだからな!
「そんな乱暴な事を先に口にしたのは、君だ。未来への道が提示されているのに、敢えて何も無い、絶望しかない道を選ぼうとしている君だ。素直に、明るい道を選べば良い物を。何を迷う必要がある? 今の君はただ自分が傷付き、メゴロウをも傷付けている、傍迷惑な自殺願望者だ。そんな物に俺達を巻き込まないで貰おうか」
「…っ、な、ん、な…っ…!」
容赦のない生徒会長の言葉に、俺はただ口をパクパクと動かすだけで、とてもじゃないが、まともな言葉なんて出なかった。
メゴロウを傷付けてるって、何だよ!?
メゴロウが離れて寂しいのは…傷付いたのは俺だぞ!?
「もう一度、良く考えるんだな。君が前世を思い出した意味を」
…意味…?
意味って…そんなの、偶然だろ…?
「これを飲んだら帰るぞ」
「あ、はい…」
素直に返事をして、マグカップと言うよりは丼と呼んだ方が相応しいカップを見て、思わず口元が引き攣る。
…俺、夕飯も要らないな…。
「…あの…聞いても良いですか…?」
会話もしないで、この量を飲むのはキツいなと、俺は気になった事を聞いた。
「何だ?」
「私の話を…信じてくれたと思って良いのですか?」
色々と考えて、アドバイス的な物をしてくれたから、そうだと思うが…何か、信じられないな。
「…そうだな」
カチャリと音を立てて、生徒会長がマグカップをソーサーへと戻した。
そして、軽く腰を浮かせて俺の方へと右手を伸ばして来る。
クイッと、親指と人差し指で顎を持ち上げられて、妙に近くにある生徒会長の細い瞳と視線が合った。
「…え?」
何だ、これ?
何で、顎クイされてんだ?
「ゲームの世界が嘘か真実かはともかく。君が嘘を吐いても、意味が無いし、君の嘘は直ぐにバレるからな。話を信じたと言うよりは、君を信じたと云う処だな」
何だって?
それは、喜んで良い事なのか?
解りやすく言えよと思った処で、何かめっちゃ刺さる視線を感じた。
そろりと視線を右へ動かせば、通行人達が足を止めて、頬や口に手をあてて、俺達を見ている。
そろそろと左へ視線を動かせば、店のやたらと曇ったガラスに店員や客達がへばりついて、俺達を見ていた。
何だこの地獄!?
◇
「あ! テ・リヤアの袋!」
「テ・リヤアに行ったんですか!?」
生徒会長と二人で園芸部に顔を出したら、双子二人が俺達が持つ紙袋を見て、速攻で食い付いて来た。
あー、この無邪気さ、何か癒やされるわー。疲れた心に滲みるわー。あの後、飲みかけで悪かったが、急いで会計して店を出た。とてもじゃないが、あれ以上、居られる筈が無い。
『今の君は、本当に面白い』
とか、喉の奥で笑う生徒会長を、思いっ切りじっとりと睨んでやったら、頭を撫でられて、何かもう、遣る瀬無い気持ちになって『ソウデスカ』と、ちょっと遠くを見てしまった。
「ああ。量が凄くてね。持ち帰りが出来ると云うから、包んで貰った。差し入れだよ。ほら、こんなに大きなゆで卵なんて、私も初めて見たよ」
と言いながら、俺は袋から取り出したダチョウのゆで卵をメゴロウに渡した。
「…うわぁ…」
目を丸くしてメゴロウは卵を受け取るけど、何か思ってた反応と違うな?
「ほわあああ!」
「おっきい!」
うん、こんな反応を期待してたんだが…。もしかして、ダチョウの卵は美味しくないのか? メゴロウは食べた事があるのか?
「それだけ驚いて貰えると、差し入れに来た甲斐があるよ」
「では、俺はこれで」
「え? どちらへ?」
立ち去ろうとする生徒会長を俺は引き止めた。
全員で食べるんじゃないのか?
「君達、園芸部が休日でも活動している様に、我々生徒会も活動している。役員の皆に、種を蒔いた報告をしなければならないからな。悪いが、俺のこれは、生徒会の皆への差し入れとさせて貰う」
「あ、はい。今日はありがとうございました」
「…生徒会長以外に、役員居たんだ…」
「…生徒会長しか、見た事ない…」
首を傾げる双子の言葉に、何を言ってるんだかと笑いそうになって、俺も首を傾げた。
…そう云えば、俺も生徒会長以外の生徒会の人間を知らない…な?
生徒会室には、生徒会長しか居なかったし…そもそも、ゲームには出て来て居ないし…。
いや、でも、居るんだよな? 双子の事を役員が調べたって、生徒会長言ってたよな? 今だって、皆に差し入れって、持って行ったもんな?
「あの…生徒会長と二人で実家へ?」
ん?
ブオの言葉に、俺は首を傾げそうになって、慌てて戻した。
そうだった。
実家へ行くって話してたんだった。
「うん。私は一人で行こうと思っていたのだけどね。生徒会長が私一人だと不安だからと、付いて来てくれたんだよ。それで、まだ時間が早いから、朝食をね、ここのカフェで摂る事になったんだ」
良し。嘘は言ってないぞ。
「ほら。夕食までは、まだ時間がある。小腹が空いただろう? サービスで紙の小皿と木のフォークも付けてくれたんだ。皆で食べよう?」
「はい!」
「あ、私、道具箱からブルーシート持って来ます!」
「ほら、メゴロウ。卵を割って。かなり硬いらしいから、力を入れて、ね?」
「あ、はい…」
? 元気無いな?
メゴロウなら言わなくても、真っ先に割って、バリバリ剥いて食べていそうな感じなんだが…?
「何処か具合が悪いのかい?」
と、メゴロウの前髪を掻き上げて、俺は自分の額をぺとりとくっつけた。
は!?
何言い出すんだ、こいつは!?
「そんな、乱暴な…っ…!」
だって、俺はヒロインじゃない!
主人公は、ヒロインとイチャイチャして世界を救うんだぞ!?
それに、ガディシス様は俺にあんな夢を見させて、メゴロウを嫌う様に仕向けてるんだからな!
「そんな乱暴な事を先に口にしたのは、君だ。未来への道が提示されているのに、敢えて何も無い、絶望しかない道を選ぼうとしている君だ。素直に、明るい道を選べば良い物を。何を迷う必要がある? 今の君はただ自分が傷付き、メゴロウをも傷付けている、傍迷惑な自殺願望者だ。そんな物に俺達を巻き込まないで貰おうか」
「…っ、な、ん、な…っ…!」
容赦のない生徒会長の言葉に、俺はただ口をパクパクと動かすだけで、とてもじゃないが、まともな言葉なんて出なかった。
メゴロウを傷付けてるって、何だよ!?
メゴロウが離れて寂しいのは…傷付いたのは俺だぞ!?
「もう一度、良く考えるんだな。君が前世を思い出した意味を」
…意味…?
意味って…そんなの、偶然だろ…?
「これを飲んだら帰るぞ」
「あ、はい…」
素直に返事をして、マグカップと言うよりは丼と呼んだ方が相応しいカップを見て、思わず口元が引き攣る。
…俺、夕飯も要らないな…。
「…あの…聞いても良いですか…?」
会話もしないで、この量を飲むのはキツいなと、俺は気になった事を聞いた。
「何だ?」
「私の話を…信じてくれたと思って良いのですか?」
色々と考えて、アドバイス的な物をしてくれたから、そうだと思うが…何か、信じられないな。
「…そうだな」
カチャリと音を立てて、生徒会長がマグカップをソーサーへと戻した。
そして、軽く腰を浮かせて俺の方へと右手を伸ばして来る。
クイッと、親指と人差し指で顎を持ち上げられて、妙に近くにある生徒会長の細い瞳と視線が合った。
「…え?」
何だ、これ?
何で、顎クイされてんだ?
「ゲームの世界が嘘か真実かはともかく。君が嘘を吐いても、意味が無いし、君の嘘は直ぐにバレるからな。話を信じたと言うよりは、君を信じたと云う処だな」
何だって?
それは、喜んで良い事なのか?
解りやすく言えよと思った処で、何かめっちゃ刺さる視線を感じた。
そろりと視線を右へ動かせば、通行人達が足を止めて、頬や口に手をあてて、俺達を見ている。
そろそろと左へ視線を動かせば、店のやたらと曇ったガラスに店員や客達がへばりついて、俺達を見ていた。
何だこの地獄!?
◇
「あ! テ・リヤアの袋!」
「テ・リヤアに行ったんですか!?」
生徒会長と二人で園芸部に顔を出したら、双子二人が俺達が持つ紙袋を見て、速攻で食い付いて来た。
あー、この無邪気さ、何か癒やされるわー。疲れた心に滲みるわー。あの後、飲みかけで悪かったが、急いで会計して店を出た。とてもじゃないが、あれ以上、居られる筈が無い。
『今の君は、本当に面白い』
とか、喉の奥で笑う生徒会長を、思いっ切りじっとりと睨んでやったら、頭を撫でられて、何かもう、遣る瀬無い気持ちになって『ソウデスカ』と、ちょっと遠くを見てしまった。
「ああ。量が凄くてね。持ち帰りが出来ると云うから、包んで貰った。差し入れだよ。ほら、こんなに大きなゆで卵なんて、私も初めて見たよ」
と言いながら、俺は袋から取り出したダチョウのゆで卵をメゴロウに渡した。
「…うわぁ…」
目を丸くしてメゴロウは卵を受け取るけど、何か思ってた反応と違うな?
「ほわあああ!」
「おっきい!」
うん、こんな反応を期待してたんだが…。もしかして、ダチョウの卵は美味しくないのか? メゴロウは食べた事があるのか?
「それだけ驚いて貰えると、差し入れに来た甲斐があるよ」
「では、俺はこれで」
「え? どちらへ?」
立ち去ろうとする生徒会長を俺は引き止めた。
全員で食べるんじゃないのか?
「君達、園芸部が休日でも活動している様に、我々生徒会も活動している。役員の皆に、種を蒔いた報告をしなければならないからな。悪いが、俺のこれは、生徒会の皆への差し入れとさせて貰う」
「あ、はい。今日はありがとうございました」
「…生徒会長以外に、役員居たんだ…」
「…生徒会長しか、見た事ない…」
首を傾げる双子の言葉に、何を言ってるんだかと笑いそうになって、俺も首を傾げた。
…そう云えば、俺も生徒会長以外の生徒会の人間を知らない…な?
生徒会室には、生徒会長しか居なかったし…そもそも、ゲームには出て来て居ないし…。
いや、でも、居るんだよな? 双子の事を役員が調べたって、生徒会長言ってたよな? 今だって、皆に差し入れって、持って行ったもんな?
「あの…生徒会長と二人で実家へ?」
ん?
ブオの言葉に、俺は首を傾げそうになって、慌てて戻した。
そうだった。
実家へ行くって話してたんだった。
「うん。私は一人で行こうと思っていたのだけどね。生徒会長が私一人だと不安だからと、付いて来てくれたんだよ。それで、まだ時間が早いから、朝食をね、ここのカフェで摂る事になったんだ」
良し。嘘は言ってないぞ。
「ほら。夕食までは、まだ時間がある。小腹が空いただろう? サービスで紙の小皿と木のフォークも付けてくれたんだ。皆で食べよう?」
「はい!」
「あ、私、道具箱からブルーシート持って来ます!」
「ほら、メゴロウ。卵を割って。かなり硬いらしいから、力を入れて、ね?」
「あ、はい…」
? 元気無いな?
メゴロウなら言わなくても、真っ先に割って、バリバリ剥いて食べていそうな感じなんだが…?
「何処か具合が悪いのかい?」
と、メゴロウの前髪を掻き上げて、俺は自分の額をぺとりとくっつけた。
0
お気に入りに追加
141
あなたにおすすめの小説
【BL】シマエナガくんとオジロワシさん
三崎こはく
BL
シマエナガの鳥獣人である雪斗(ゆきと)は、真っ白でもふもふの髪の毛がコンプレックス。
ある日、雪斗が働く喫茶店に新しい郵便屋さんがやってきた。
彼の名は飛彦(とびひこ)――オジロワシの鳥獣人だ。
ひょんなことから文通を始めることになった2人は、つたない手紙のやりとりを通して少しずつ仲良くなっていく。
しかしどうやら飛彦は『若葉(わかば)』という名の女性に片思いをしている模様――?
転生した悪役第一皇子は第二皇子に思うままにされるが気付かない
くまだった
BL
第一皇子であるおれは前世は子持ち40代だった。なぜかキラキラ銀髪の清廉な美貌を持っているステファン10歳に転生していた。平民を嫌っているとか見下しているとか噂が回って国民人気は低い。第二皇子のレオンハルトは黒髪赤目の逞しくも美形で凛々しい弟だ。剣術の腕も強く、すごく優しい。レオンハルトが王になればいいとおれは思うんだ。だけどそう上手くは行かなくて。弟(執着)→→兄(不憫天然)。兄が暴力を振るわれる、死にかけるなどの描写があります。苦手な方は回避してください。
小説なろうにさんで第二皇子視点先行投稿しています。
感想頂けたら嬉しいです
BL小説家と私小説家がパン屋でバイトしたらこうなった
二三
BL
BL小説家である私は、小説の稼ぎだけでは食っていけないために、パン屋でバイトをしている。そのバイト先に、ライバル視している私小説家、穂積が新人バイトとしてやってきた。本当は私小説家志望である私は、BL小説家であることを隠し、嫉妬を覚えながら穂積と一緒に働く。そんな私の心中も知らず、穂積は私に好きだのタイプだのと、積極的にアプローチしてくる。ある日、私がBL小説家であることが穂積にばれてしまい…?
※タイトルから1を外し、長編に変更しました。2023.08.16
【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
降嫁した断罪王子は屈強獣辺境伯に溺愛される
Bee
BL
アストラレイリア王国で〝宝石王子〟と呼ばれる王太子のローレントは、異世界からやってきた聖女ハルカのために、婚約者のマリアーナを断罪し、追放した。
しかし実はそのマリアーナが本物の聖女であったため、国は瘴気に侵され、その瘴気によって大厄災が起こり壊滅寸前の危機となってしまう。
結局、マリアーナの帰還により国は救われ、大厄災を招いた罪人としてローレントは廃太子となり、大厄災で英雄となった功臣サルース辺境伯に嫁ぐことになってしまったのだが、その夫となる辺境伯は、獣のようなだと噂される粗暴な男で——
獣人末裔の10才年上屈強辺境伯×キラキラ美形ノンケ王子
断罪から始まり、最初はお互い気持ちがすれ違ったまま話が進みます。無理やり描写あり。
攻めに過去女性との結婚歴あり。毛モサモサ系
※他サイトでも公開しています
※R18表現のある話にはタイトルに※印をつけています
※タイトルを少し変更しました
幼馴染の君は勇者で、転生モブAの僕は悪役令息の腰巾着~溺愛なんてしないで、世界を救いに行ってください勇者様!!~
兎束作哉
BL
人気ゲームの主人公の幼馴染だったっていうだけでもう十分。僕はモブなので慎ましく、過去の人間として君とかかわらないように生きようって決めたのに……
テオフィルは人気RPGのファーストシーンを目の前に、前世を思い出す。ここが、ゲームの世界で、自分はモブ……そして、幼馴染がその主人公であるアルフレート・エルフォルクだったことを。
互いに『アル』、『テオ』と呼び合う仲の二人だったが、勇者として選ばれたアルフレートは村を離れて暮らすことが決まる。ずっと一緒にいられると思っていたのに、そんな思いもむなしくアルフレートに「迎えに行くから、待っていて」と約束され別れを告げられたテオフィル。
その数年後、テオフィルは魔法の才能があると発覚し伯爵家の養子になるが、弟が生まれ自分の存在理由を見失ってしまう。そんな中、勇者となり公爵家の養子になったアルフレートを夜会で見かける。しかし、別世界の人間になってしまったアルフレートに話しかけることはできずにいた。
そのまた数年が経ち、テオフィルはアルメヒティヒカレッジに入学する。だがそこで再会したのは――?
なんで、ここにいるの!? 今頃、世界を救う旅に出てるんじゃなかったの!?
旅に出ているはずのアルフレートは、なぜか編入生として学園へ。しかも、ほとんど世界の危機をどうにかした……というようなことを言う。
おかしい。だって、アルフレートは、この学園に編入してくるはずないのに!!
「勇者の権力を使って、入学させてもらったんだ。約束、覚えてるよね。テオ」
十一年後に再会した幼馴染の勇者は執着心バリバリの爽やかヤンデレになっていて――!?
※幼少期から、数年ほどを書いてから、学園生活に入ります(結構時間が、ポンポン飛びます)
※18歳で成人を迎える世界のお話です。一章終盤には、メインキャラは18歳を超えています
※◆印の所はR18描写が入っています
※毎日0:00に更新です!!
※他作品も同時連載中です
冷酷な少年に成り代わってしまった俺の話
岩永みやび
BL
気が付いたら異世界にいた主人公。それもユリスという大公家の三男に成り代わっていた。しかもユリスは「ヴィアンの氷の花」と呼ばれるほど冷酷な美少年らしい。本来のユリスがあれこれやらかしていたせいで周囲とはなんだかギクシャク。なんで俺が尻拭いをしないといけないんだ!
知識・記憶一切なしの成り代わり主人公が手探り異世界生活を送ることに。
突然性格が豹変したユリスに戸惑う周囲を翻弄しつつ異世界ライフを楽しむお話です。
※基本ほのぼの路線です。不定期更新。冒頭から少しですが流血表現あります。苦手な方はご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる