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桃色の花は、誰か

※※闇のエルフの化けの皮 中編

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 この旦那様、鬼畜じゃねーか!!

 あられも無い姿でぷるぷると震えながらニコニコの旦那様を見る。完全に興奮したせいでいつもの甘やかしモードは見る影もない。

『だ、旦那様の…です』

 何故敬語なんだ。負けるなオレ。

『もう間違えてはいけません。わかりましたね?』

『はいぃ…!』

 負けたわ。

 鬼畜モードにすっかり負けてしまってキュッと足を閉じたのに、そのまま脇に手を入れられると抱っこをされる。よくわからないまま首に腕を回してひし、と掴まればズポズポとアナルに指が挿入され、激しくナカを蠢きより強くカグヤにしがみ付く。

『らめっ、いやぁ、ぁ、あぁん!! おまんこ、おまんこ激しっ、激しいのっ!!』

『あぁ…本当に、なんて可愛らしいのか…』

 下からオレの表情を窺うカグヤは、感じまくるオレの姿に言葉を漏らしながらも決して手は緩めない。

『一度イかせてあげます。旦那様になんと言ってイかせてもらうのですか?』

 この鬼畜野郎っ…!!

『っ、だ、旦那様っ』

『はい。どうしました? 私の可愛い伴侶よ』

 必死に考えた、考えたとも。しかし何と言って良いかわからず頭の中は快楽を求めてバカになっている。こんな状況で言葉が見つかるほど…オレはできる伴侶ではなかった。

『わが、んなっ…、ひくっ、わかんないぃ~! ごめんなさ、ごめんなさいっ…悪い子で、ごめ、なさっ…ぁっ!?』

 わからない、と泣きながらしがみ付き必死に謝罪を繰り返す。だけど肝心の旦那様はと言えば…何故かビンビンに勃起したズル剥けチンポをオレに擦り付けて来た。跳ねる体をしっかりと抱き、胸に顔をスリスリと寄せるものだから混乱しつつも胸に抱く。

 あ…カグヤの髪、凄い…花みたいな匂い…これ、好き…。

『っ、泣かないで…。貴方が泣いてしまうと、どうしたら良いのかわからなくなります…』

『ん。泣かない…カグヤ、カグヤ良い匂いっ。花? みたいな、すっごい安心する…』

 花? と不思議そうに復唱するカグヤに構わず、すんすんと鼻を動かして安心しながら笑うと最後の雫が落ちてカグヤの頬を濡らす。

『…エルフと真に心を通わせる者は、この世界の由来となった花の匂いを感じると。遠い昔から世界と、自然と共にある我らに…花の匂いがすると誘われる…伴侶になるべき人。

 まさか…異世界から来た貴方にも、同じように里の祝福を与えられるなんて…』

 その表情は、今までで一番誰かを愛おしむような優しい顔で…喜びと幸せに満ちた美しいものだった。彫刻のような恐ろしく顔が整ったこの人が、オレだけの旦那様。

『嬉しい? …オレも、嬉しい。カグヤの匂いが感じられるのが、凄く嬉しい…! カグヤもずっと一人が嫌で探してたんでしょ?

 オレたちは似た者同士。いっぱい似てるの、だから旦那様はオレを放してくれなかったんだね?』

 そう気付いた瞬間、なんとも言えない感情が胸の奥から突き上げてきた。

『…っ、足りない、の…』

 愛が。足りないの。

『…ぇ?』

 頬に触れ、強請るように目で求める。

『もっと、もっと奥まで愛してっ? 焦らしてばっかり、旦那様の意地悪! 

 …キスして? オレの、タタラの雄おまんこにキスして、エロエロにしてほしいのっ…!! オレにも旦那様をくれなきゃ、イヤなの!!』

 チュッ、とキスを落とすと媚薬のせいか気持ち良くて何度も何度もチュッチュと唇を奪う。反応がない旦那様が面白くなくて、勃起した子どもチンポを遠慮なく擦り付ける。

 早く早く、と無邪気に快感を求めていられたのはそこまで。

『うひゃっ!』

 素早く体を抱き抱えられ、ベッドに四つん這いにされると言葉を放つ間も与えられずにアナルに舌が這う。腰がビクつき逃げ出そうとするも、ガッチリと掴まれて全然動けない。

『いやぁんっ! あっ、変なる…! お尻、お尻ペロペロしないでよぉっ!! いや、こんなの知らないっ、むりぃ! あ、んんっ!』

 グングンと舌が突っ込み、あまりの感覚に足が支えられずガタガタと崩れるのにお尻だけは高く上げてカグヤのされるがまま。

 媚薬が直接塗り込まれ、恥ずかしい言葉にも抵抗がなくなったオレは暴れる。

『あっ! あ、っあん!! も、ダメぇ…旦那様ぁっ!! はやく、早くタタラのナカにはいって! もぉやらぁ、奥ズンズンしてっ、してっ!』

『こんなに幼いのに、随分と淫乱で…さっきまであんなに可愛く泣いていたのに。困った伴侶だ』

 ぶんぶんと首を振って、大きく舌ったらずな声で叫んだ。

『大人なのっ!! 子どもじゃないの、もう大人なんらっ…! 

 ねっ? だから、早くぅ…大人だから子作りセックス出来るもんっ…!!』

『ーっ、悪い子だ! そんな言葉を教えた覚えはありません!

 …お仕置きセックスです。大人なんだから…すぐに根を上げることは許しませんから』

 スリスリ、と入り口を犯す凶悪なエルフチンポ。再び尻を上げて早く、と媚びれば両手首を掴まれグッと体が…胸を突き出すように上がる。

 …え? ま、まさか…このまま?

『初めてまんこに、ご挨拶しましょうか』

 上の口も下の口も媚薬を仕込まれ、トロトロになった全身に散々口マンをされたまんこはあっさりと凶悪エルフチンポを受け入れたが。

『あっ、ああぁんっ! おっきぃ、おっきいよぉっ!! いやぁ! イく、イっちゃうっ』

 あまりの大きさに一瞬でおチンポからミルクを吐き出してしまうオレとは違いカグヤはゆっくりと、ゴリゴリとカリ高チンポでナカを抉る。

『っ、止めますか? 良い子ですね…きちんと受け入れられて…偉い偉い』

 …キュンてきた。

 耳元で囁かれた美声に、堪らずナカを締めてしまう。カグヤも苦しげな声を上げるがオレはそれどころじゃない。

『…すきっ』

 ふりふりと腰を動かし、自ら刺激を与える。

『好きにしてっ。もっとカグヤの好きにして、良いよっ、ぁん、たくさん突いて…?』

 顔が見えないのが惜しいが、確かにバックの方がこの凶悪チンポを受け入れやすいようだ。拙い動きでカグヤを誘えば…やがて、ドンと大きな振動が与えられ全身でイったような感じがした。

『…では、少しだけ』

 パクリ。と耳飾りをした耳を食まれて、甘い声を上げる。

『本気でお相手しましょう…、壊れないで下さいね?』


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