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桃色の花は、誰か
獣の嫉妬
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自分がいなくても、それは完成された美しい光景でした。
『見て下さい、シーシア! タタラ君ったらあんなに真っ赤になっちゃって~』
『他の殿下方まで気になって集まってしまったのね。本当に…ああ、あんなにグルグル回ってしまって…倒れないか心配だわ』
タタラ様専属のメイドたちが近くで話すのを聞き流しながら、鎧の音を立てないように静かに中庭を去る。大切な繋がりを求めるように右手を強く握りしめながら一人建物の影に入った。
タタラ様に出会って、ハルジオン殿下は理想の王子様へと成長する…タタラ様自身も王族に歓迎されている立派な人だ。
…ならば、私は?
あのような完成された二人の関係にヒビを入れるようはことを、こんな獣がして良いはずがない。新しく王より賜ったポーディガーの名前だけでも身に余る名誉であり、タタラ様との未来とて実現こそされなかったが…私は確かに幸せでした。
『…獣が人に花を贈るなんて、冗談じゃない』
それでも用意してしまった小さくて可愛らしい白い花を、中庭の隅に放る。
『午後、は…適当に時間を潰すしかないですね。良い言い訳も考えなければ…』
王族はアマリア神の帰還により大幅な魔力の向上が叶い、以前ほど神経を尖らせて警護する理由もなくなり多いところでは近々守護者を減らすか公務の補助をさせるようです。
しかし我々の王子は元々守護者が二人きり。リィブルーはタタラ様のために存在するため人数には含まれません。
『はっ。どうせ貴様のことだ。仲睦まじい僕らを見て嫉妬に狂ってまた面倒なことになるに違いない。
タタラ。僕はこれから魔の差しまで禁書庫に行かねばならぬ。王族のみが入れる場所だ。お前はいつか連れて行ってやるから、今日はそこの腰抜けと留守番だ』
『…ん? 前半なに言ってんの? 腰抜け…よくわかんないけど、わかった! 気を付けてね』
王子の部屋で書類の整理をしていたところ、タタラ様を抱えた王子がやって来てまだ審眼も発動していないというのに…全てを悟ったように嫌な笑みを浮かべて私を見た。
…ば、バレている…?
『ほら。今や僕よりも大切な人材だぞ、しっかり抱きしめて護っておくようにな?』
『はっ?! な、何を…』
タタラ様を押し付けると、王子は手早く支度を終えて一人扉の取手に手を掛ける。慌てて抱え直したタタラ様と共に王子を呼び止めるが…上機嫌な彼は鼻歌でも歌い出しそうな勢いでした。軽く手を振る王子に、タタラ様も笑顔で手を振って送り出すと無情にも部屋には扉の閉まった音だけが響く。
『ノルエフリン! おはよう、朝から面倒かけてごめんな?』
『…はい。おはようございます…、いいえ。面倒など有り得ませんからお気になさらず』
部屋にいるのであれば鎧は外しておいた方が、良いでしょうか…タタラ様にも邪魔でしょうし。
暫く部屋にいることになるだろうと鎧を外すためにタタラ様の部屋に行き、ベッドに彼を下ろそうとしたところ…キュッと眉を寄せたタタラ様が私の腕を掴んだ。
『…どっか行っちゃうのか?』
『行くと言ったら、どうします? 心配されずともメイドたちを呼びますし他の人間に護衛も任せますよ』
『意地悪め…』
ベッドに座ったタタラ様は私の姿を必死に目で追う。その視線が愛おしくて、つい時間を掛けて鎧を脱ぐと軽く肩を回してから向き直る。案の定、ムスっと頬を膨らませた彼は私の更なる意地悪に気付いてしまったようで。
『…嫌いになったんだろ。それならそうと、早く言えば良いのに…そうやって意地悪するならオレがどっか行くから』
『はい。いってらっしゃい』
心にもないことを言った。
タタラ様も予想外の返しで、真っ黒な目を大きく開いてから…何かを考えるように押し黙る。そして私もまた、心の奥に渦巻く感情に押し潰されそうになっていた。
『ごめん、オレの方こそ…意地悪言った。ごめんなさい…。だけど、本当に…嫌いになったんなら無理しなくて良い。
…はぁ。あー…ごめん、やっぱり部屋出て頭冷やす。誰か連れてくから心配しないでくれ』
気付いた時には彼はもうベッドから降りていた。小さな背中を向けられていて、私はそれを望んでいたにも関わらず身を裂かれるような痛みを感じる。
…腕を切り落とされた時より、キツいかもしれない…だなんて。
きっと。今この瞬間を逃したら私たちの関係はすれ違ったままになる。それでも良い。私はどんな立ち位置でも、貴方がいるだけで明日を生きれる。
『…ぁ、』
伸ばした手が、背中を追う。知れずと流れる何かが頬を濡らして視界がブレる。
嫌だ、
嫌…だ、タタラ様…私の、全てを捧げた…ただ一人の愛しい人。
『そうだ』
振り返った貴方が、私だけを見る。
『あの時の指輪の糸、外して…あげ、…ノル…?』
右手を抱きしめるように隠して必死に首を横に振る。一歩、また一歩と後ろに下がる私にタタラ様は驚きながらも少しずつ距離を詰めて優しく声を掛けて下さるのに私は聞きたくなくて声を荒げた。
『止めて下さいッ!! これは、これだけは…貴方から頂いた大切なもの! 申し訳ありませんがこれだけは…お返ししたくありません!!』
床にしゃがみ込み、なんとしても右手の薬指を死守するべく抱き込む。タタラ様から頂いた…赤と黒の大切な、糸の指輪。何度も何度も眺めて、まるで…いつか、いつか
本物になれば、なんて。
何度も夢見た大切な繋がり。
『…そう言えば、ちゃんと言ってなかったっけ』
ハッとして顔を上げれば、すぐ目の前に彼はいた。私だけを見つめた彼は甘くとろけるような黒い瞳。それに魅入っていれば、腕を広げ…そこに抱かれる。
歓喜に満ちた心が、先程とは違う痛みを全身へと広げた。
『待っててくれて、ありがとう。…今度こそずっと一緒だから。だから一人で泣かないで? …んー、ノルは泣き虫だから無理かなぁ』
右手に絡められた、小さな手。
私は…諦めなくても…良いのでしょうか? 本当に、与えられた機会を頂いても?
『…タタラ様』
『ん? どうした、もう大丈夫そうか? 心配しなくても無理矢理指輪を取ったりはしないから…』
『お話が、あります。どうか…聞いてください』
ああ。
どうしよう、どうしたら良いんでしょう…。
『良いよ!』
…花…、
先程、捨ててしまいました…。
.
『見て下さい、シーシア! タタラ君ったらあんなに真っ赤になっちゃって~』
『他の殿下方まで気になって集まってしまったのね。本当に…ああ、あんなにグルグル回ってしまって…倒れないか心配だわ』
タタラ様専属のメイドたちが近くで話すのを聞き流しながら、鎧の音を立てないように静かに中庭を去る。大切な繋がりを求めるように右手を強く握りしめながら一人建物の影に入った。
タタラ様に出会って、ハルジオン殿下は理想の王子様へと成長する…タタラ様自身も王族に歓迎されている立派な人だ。
…ならば、私は?
あのような完成された二人の関係にヒビを入れるようはことを、こんな獣がして良いはずがない。新しく王より賜ったポーディガーの名前だけでも身に余る名誉であり、タタラ様との未来とて実現こそされなかったが…私は確かに幸せでした。
『…獣が人に花を贈るなんて、冗談じゃない』
それでも用意してしまった小さくて可愛らしい白い花を、中庭の隅に放る。
『午後、は…適当に時間を潰すしかないですね。良い言い訳も考えなければ…』
王族はアマリア神の帰還により大幅な魔力の向上が叶い、以前ほど神経を尖らせて警護する理由もなくなり多いところでは近々守護者を減らすか公務の補助をさせるようです。
しかし我々の王子は元々守護者が二人きり。リィブルーはタタラ様のために存在するため人数には含まれません。
『はっ。どうせ貴様のことだ。仲睦まじい僕らを見て嫉妬に狂ってまた面倒なことになるに違いない。
タタラ。僕はこれから魔の差しまで禁書庫に行かねばならぬ。王族のみが入れる場所だ。お前はいつか連れて行ってやるから、今日はそこの腰抜けと留守番だ』
『…ん? 前半なに言ってんの? 腰抜け…よくわかんないけど、わかった! 気を付けてね』
王子の部屋で書類の整理をしていたところ、タタラ様を抱えた王子がやって来てまだ審眼も発動していないというのに…全てを悟ったように嫌な笑みを浮かべて私を見た。
…ば、バレている…?
『ほら。今や僕よりも大切な人材だぞ、しっかり抱きしめて護っておくようにな?』
『はっ?! な、何を…』
タタラ様を押し付けると、王子は手早く支度を終えて一人扉の取手に手を掛ける。慌てて抱え直したタタラ様と共に王子を呼び止めるが…上機嫌な彼は鼻歌でも歌い出しそうな勢いでした。軽く手を振る王子に、タタラ様も笑顔で手を振って送り出すと無情にも部屋には扉の閉まった音だけが響く。
『ノルエフリン! おはよう、朝から面倒かけてごめんな?』
『…はい。おはようございます…、いいえ。面倒など有り得ませんからお気になさらず』
部屋にいるのであれば鎧は外しておいた方が、良いでしょうか…タタラ様にも邪魔でしょうし。
暫く部屋にいることになるだろうと鎧を外すためにタタラ様の部屋に行き、ベッドに彼を下ろそうとしたところ…キュッと眉を寄せたタタラ様が私の腕を掴んだ。
『…どっか行っちゃうのか?』
『行くと言ったら、どうします? 心配されずともメイドたちを呼びますし他の人間に護衛も任せますよ』
『意地悪め…』
ベッドに座ったタタラ様は私の姿を必死に目で追う。その視線が愛おしくて、つい時間を掛けて鎧を脱ぐと軽く肩を回してから向き直る。案の定、ムスっと頬を膨らませた彼は私の更なる意地悪に気付いてしまったようで。
『…嫌いになったんだろ。それならそうと、早く言えば良いのに…そうやって意地悪するならオレがどっか行くから』
『はい。いってらっしゃい』
心にもないことを言った。
タタラ様も予想外の返しで、真っ黒な目を大きく開いてから…何かを考えるように押し黙る。そして私もまた、心の奥に渦巻く感情に押し潰されそうになっていた。
『ごめん、オレの方こそ…意地悪言った。ごめんなさい…。だけど、本当に…嫌いになったんなら無理しなくて良い。
…はぁ。あー…ごめん、やっぱり部屋出て頭冷やす。誰か連れてくから心配しないでくれ』
気付いた時には彼はもうベッドから降りていた。小さな背中を向けられていて、私はそれを望んでいたにも関わらず身を裂かれるような痛みを感じる。
…腕を切り落とされた時より、キツいかもしれない…だなんて。
きっと。今この瞬間を逃したら私たちの関係はすれ違ったままになる。それでも良い。私はどんな立ち位置でも、貴方がいるだけで明日を生きれる。
『…ぁ、』
伸ばした手が、背中を追う。知れずと流れる何かが頬を濡らして視界がブレる。
嫌だ、
嫌…だ、タタラ様…私の、全てを捧げた…ただ一人の愛しい人。
『そうだ』
振り返った貴方が、私だけを見る。
『あの時の指輪の糸、外して…あげ、…ノル…?』
右手を抱きしめるように隠して必死に首を横に振る。一歩、また一歩と後ろに下がる私にタタラ様は驚きながらも少しずつ距離を詰めて優しく声を掛けて下さるのに私は聞きたくなくて声を荒げた。
『止めて下さいッ!! これは、これだけは…貴方から頂いた大切なもの! 申し訳ありませんがこれだけは…お返ししたくありません!!』
床にしゃがみ込み、なんとしても右手の薬指を死守するべく抱き込む。タタラ様から頂いた…赤と黒の大切な、糸の指輪。何度も何度も眺めて、まるで…いつか、いつか
本物になれば、なんて。
何度も夢見た大切な繋がり。
『…そう言えば、ちゃんと言ってなかったっけ』
ハッとして顔を上げれば、すぐ目の前に彼はいた。私だけを見つめた彼は甘くとろけるような黒い瞳。それに魅入っていれば、腕を広げ…そこに抱かれる。
歓喜に満ちた心が、先程とは違う痛みを全身へと広げた。
『待っててくれて、ありがとう。…今度こそずっと一緒だから。だから一人で泣かないで? …んー、ノルは泣き虫だから無理かなぁ』
右手に絡められた、小さな手。
私は…諦めなくても…良いのでしょうか? 本当に、与えられた機会を頂いても?
『…タタラ様』
『ん? どうした、もう大丈夫そうか? 心配しなくても無理矢理指輪を取ったりはしないから…』
『お話が、あります。どうか…聞いてください』
ああ。
どうしよう、どうしたら良いんでしょう…。
『良いよ!』
…花…、
先程、捨ててしまいました…。
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