28 / 93
竹の壁の章
引っ越し 其の二 アーニャの気持ち
しおりを挟む
「ここが候補地か」
「はぁはぁ……。はい。あ、あの、先程は醜態をお見せしてしまい申し訳ございませんでした」
降りしきる雨の中、アーニャは主人である来人に頭を下げた。
主人である来人に痴態を晒してしまい、彼女は彼を背に乗せたことを後悔していた。
ラミアの女性の生殖器は背中の下にある。
来人を乗せた際に自身の生殖器に来人のアレが当たってしまい、アーニャは人生初のオルガズムを感じてしまったのだ。
「仕方ないよ。むしろここまで乗せてくれてありがとな。帰りは歩くよ」
「え? は、はい……」
アーニャはがっかりした。
実はまた来人を背に乗せようと思っていたからだ。
またあの感覚を味わいたいと心から思ってしまった。
しかし主人である来人の提案を断るのは良くないだろう。
一旦諦めることにした。
「へー。アーニャの言う通り岩が多いな。傾斜もあって水が流れてる。ここなら確かに良さそうだな」
「は、はい。お気に召して頂いて嬉しいです」
「よくこんな場所を知ってたね。遊びに来てたのか?」
「それは……」
この質問には答えられなかった。
アーニャはこの場所を遊びにではなく、泣きに来ていたのだ。
辛いことがあったら、誰も来ないであろうこの小高い丘で一人涙を流していた。
彼女はメイドではあるが、一人の女でもある。
もちろん恋だってする。
しかし彼女はラミアの男性からは全く相手にされなかった。
背中の痣のせいである。
それはラミアの生態に起因する。
ラミアの男性器は前面についているが、女性器は背中の下にある。
つまり生殖行動を取る際は必ず後背位……つまりバックの形を取らねばならない。
つまりラミアの男性は生殖行動を取る際、必ず女性の背中を見ることになる。
そしていつしかラミアの男性の中では背の美しさが女性の象徴として広まっていったのだ。
アーニャの容姿は美しい。
紫がかった艶やかな黒髪。均整の取れた顔立ち。引き締まった体。
どれを取っても一級品であった。
異種族結婚、異種族恋愛はそれなりにある世界ではあるが、ラミアはその独特な生態故に同種族で番を作ることがほとんどだ。
異種族でラミアと関係を持つのは変わり者とされていた。
なのでアーニャは年頃になり、同種族の恋人を見つけようとしたのだが……。
悲しいことに背中の痣が原因でラミアの男性から見向きもされなかったのだ。
アーニャはいたたまれなくなり、一人この丘で隠れるように泣いていたのだ。
(さすがにライト様には言えませんね。で、でももしかしたら……)
アーニャは期待した。
王都でベストセラーになった恋愛小説がある。
それはリディアが愛読していたものと同じだった。
異邦人……つまり転移者が主人公であり、現地の女性とロマンスを繰り広げるというものだ。
来人を起こしにいった時にアーニャは見てしまった。
彼は裸で抱き合うようにリディアと眠っていた。
二人は小説の登場人物と同様に恋愛関係なのだろう。
(ライト様は私を美しいと言ってくれました……)
アーニャは期待してしまった。
もしかしたら醜女として男性から見向きもされなかった自分を愛してくれる存在なのかもしれないと。
この世界の結婚制度は割りと自由である。
一夫多妻や多夫一妻もある。
現に以前仕えていた魔貴族アスモデウスは10人の妻がいたが、特に妻達の間で嫉妬などはなく、それぞれ仲良く暮らしていた。
(リディアさんが許してくれるなら、もしかしたら私も……)
と想像をするだけで、アーニャは下腹部に甘い熱がたまるのを感じていた。
「アーニャ? 何か面白いことでもあった?」
「へ? ななな、何でもありません!」
どうやら知らぬ間ににやけていたようだ。
「そうか? それじゃここを第二の拠点にしよう。先に壁と小屋を建てておく。危ないからちょっと離れててね」
「壁? は、はい!」
来人の力のことはリディアから聞いた。
小説の中での異邦人と同様に来人も不思議な力を持っていると。
だがその力を目の当たりにするのは初めてだ。
【壁っ!】
――ズズズッ
来人が一言発するだけで、まるで地面から壁が生えるように出現する。
(す、すごい力……。これが異邦人の力なのですね)
アーニャは魔法こそ使えないが、かつての主人は使っていた。
だが彼女が知っているどの系統の魔法とも違う。
魔力と魔法の等価交換の法則が当てはまらない。
自由に無から有を生み出す。まるで神のような力だ。
「んー。人も増えたし、少し広めにするか」
それだけではなく来人は壁で囲まれた敷地の中に、壁を加工した小屋を次々に建てていく。
「す、すごい……」
「ははは、そんなことないって。俺の力は壁を作ることだけだからさ。アーニャの家も建てておいた。家って言っても家具も何もないから不便かもしれない。少し我慢しててくれ」
と来人は申し訳なさそうな顔をした。
その姿にアーニャは胸がときめくような気持ちを感じる。
(素敵な人……。力があるだけじゃなくて、他者を思いやれるのですね。そ、それに良く見れば可愛い顔をしています)
恋は盲目とはよく言ったものだ。
アーニャは来人の容姿を初めは十人並みだと思っていた。
だが今は彼に好意を抱いている。来人が男前に見えているのだ。
「ふー。取り敢えずこんなもんか。アーニャ、一度戻ろう。荷物をここに運ばないと」
「は、はい! ライト様、やはりここは急ぐべきです。是非背に乗ってください」
「え? で、でもさ。また変な気持ちになっちゃうんじゃ……」
「が、我慢しますから!」
「お、おう……」
多少強引に来人を背に乗せる。
やはり来人のアレがアーニャのアレに当たってしまい、彼女は何度も絶頂を向かえてしまう。
だが今回は気力を振り絞って意識を保ち続けた。
(あん……。もう駄目ぇ……。でもこれだけは聞いておきたい……)
アーニャは朦朧とする意識の中で気になったいたことを聞いてみる。
臆病なアーニャだが、持てる勇気を振り絞って口に出す。
「あ、あの。ライト様はラミアの女性を見てどう思いますか?」
「ラミア? んー、どう思うって言われても。まぁ、綺麗な種族だなって思うよ」
アーニャはその言葉を聞いて更なる絶頂に達してしまう。
倒れる寸前だ。だがまだだ。
まだ倒れるわけにはいかない。
「で、ではもしラミアがライト様を慕っていたとしたら……」
「そうだな。もしリディアと付き合ってなかったら恋人にしたいかな。アーニャみたいな美人だったら大歓迎だよ」
――バタッ
アーニャは倒れてしまった。
自分にも可能性があることを知って人生で最大の快感と多幸感に包まれてしまったからだ。
「ア、アーニャ!? しっかりしろって! アーニャー!」
「きゅう……」
気を失ったアーニャは来人に背負われてエルフ達が待つ拠点に帰っていくのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらご評価頂けると喜びます!
更新速度が上がるかも!? ☆☆☆
「はぁはぁ……。はい。あ、あの、先程は醜態をお見せしてしまい申し訳ございませんでした」
降りしきる雨の中、アーニャは主人である来人に頭を下げた。
主人である来人に痴態を晒してしまい、彼女は彼を背に乗せたことを後悔していた。
ラミアの女性の生殖器は背中の下にある。
来人を乗せた際に自身の生殖器に来人のアレが当たってしまい、アーニャは人生初のオルガズムを感じてしまったのだ。
「仕方ないよ。むしろここまで乗せてくれてありがとな。帰りは歩くよ」
「え? は、はい……」
アーニャはがっかりした。
実はまた来人を背に乗せようと思っていたからだ。
またあの感覚を味わいたいと心から思ってしまった。
しかし主人である来人の提案を断るのは良くないだろう。
一旦諦めることにした。
「へー。アーニャの言う通り岩が多いな。傾斜もあって水が流れてる。ここなら確かに良さそうだな」
「は、はい。お気に召して頂いて嬉しいです」
「よくこんな場所を知ってたね。遊びに来てたのか?」
「それは……」
この質問には答えられなかった。
アーニャはこの場所を遊びにではなく、泣きに来ていたのだ。
辛いことがあったら、誰も来ないであろうこの小高い丘で一人涙を流していた。
彼女はメイドではあるが、一人の女でもある。
もちろん恋だってする。
しかし彼女はラミアの男性からは全く相手にされなかった。
背中の痣のせいである。
それはラミアの生態に起因する。
ラミアの男性器は前面についているが、女性器は背中の下にある。
つまり生殖行動を取る際は必ず後背位……つまりバックの形を取らねばならない。
つまりラミアの男性は生殖行動を取る際、必ず女性の背中を見ることになる。
そしていつしかラミアの男性の中では背の美しさが女性の象徴として広まっていったのだ。
アーニャの容姿は美しい。
紫がかった艶やかな黒髪。均整の取れた顔立ち。引き締まった体。
どれを取っても一級品であった。
異種族結婚、異種族恋愛はそれなりにある世界ではあるが、ラミアはその独特な生態故に同種族で番を作ることがほとんどだ。
異種族でラミアと関係を持つのは変わり者とされていた。
なのでアーニャは年頃になり、同種族の恋人を見つけようとしたのだが……。
悲しいことに背中の痣が原因でラミアの男性から見向きもされなかったのだ。
アーニャはいたたまれなくなり、一人この丘で隠れるように泣いていたのだ。
(さすがにライト様には言えませんね。で、でももしかしたら……)
アーニャは期待した。
王都でベストセラーになった恋愛小説がある。
それはリディアが愛読していたものと同じだった。
異邦人……つまり転移者が主人公であり、現地の女性とロマンスを繰り広げるというものだ。
来人を起こしにいった時にアーニャは見てしまった。
彼は裸で抱き合うようにリディアと眠っていた。
二人は小説の登場人物と同様に恋愛関係なのだろう。
(ライト様は私を美しいと言ってくれました……)
アーニャは期待してしまった。
もしかしたら醜女として男性から見向きもされなかった自分を愛してくれる存在なのかもしれないと。
この世界の結婚制度は割りと自由である。
一夫多妻や多夫一妻もある。
現に以前仕えていた魔貴族アスモデウスは10人の妻がいたが、特に妻達の間で嫉妬などはなく、それぞれ仲良く暮らしていた。
(リディアさんが許してくれるなら、もしかしたら私も……)
と想像をするだけで、アーニャは下腹部に甘い熱がたまるのを感じていた。
「アーニャ? 何か面白いことでもあった?」
「へ? ななな、何でもありません!」
どうやら知らぬ間ににやけていたようだ。
「そうか? それじゃここを第二の拠点にしよう。先に壁と小屋を建てておく。危ないからちょっと離れててね」
「壁? は、はい!」
来人の力のことはリディアから聞いた。
小説の中での異邦人と同様に来人も不思議な力を持っていると。
だがその力を目の当たりにするのは初めてだ。
【壁っ!】
――ズズズッ
来人が一言発するだけで、まるで地面から壁が生えるように出現する。
(す、すごい力……。これが異邦人の力なのですね)
アーニャは魔法こそ使えないが、かつての主人は使っていた。
だが彼女が知っているどの系統の魔法とも違う。
魔力と魔法の等価交換の法則が当てはまらない。
自由に無から有を生み出す。まるで神のような力だ。
「んー。人も増えたし、少し広めにするか」
それだけではなく来人は壁で囲まれた敷地の中に、壁を加工した小屋を次々に建てていく。
「す、すごい……」
「ははは、そんなことないって。俺の力は壁を作ることだけだからさ。アーニャの家も建てておいた。家って言っても家具も何もないから不便かもしれない。少し我慢しててくれ」
と来人は申し訳なさそうな顔をした。
その姿にアーニャは胸がときめくような気持ちを感じる。
(素敵な人……。力があるだけじゃなくて、他者を思いやれるのですね。そ、それに良く見れば可愛い顔をしています)
恋は盲目とはよく言ったものだ。
アーニャは来人の容姿を初めは十人並みだと思っていた。
だが今は彼に好意を抱いている。来人が男前に見えているのだ。
「ふー。取り敢えずこんなもんか。アーニャ、一度戻ろう。荷物をここに運ばないと」
「は、はい! ライト様、やはりここは急ぐべきです。是非背に乗ってください」
「え? で、でもさ。また変な気持ちになっちゃうんじゃ……」
「が、我慢しますから!」
「お、おう……」
多少強引に来人を背に乗せる。
やはり来人のアレがアーニャのアレに当たってしまい、彼女は何度も絶頂を向かえてしまう。
だが今回は気力を振り絞って意識を保ち続けた。
(あん……。もう駄目ぇ……。でもこれだけは聞いておきたい……)
アーニャは朦朧とする意識の中で気になったいたことを聞いてみる。
臆病なアーニャだが、持てる勇気を振り絞って口に出す。
「あ、あの。ライト様はラミアの女性を見てどう思いますか?」
「ラミア? んー、どう思うって言われても。まぁ、綺麗な種族だなって思うよ」
アーニャはその言葉を聞いて更なる絶頂に達してしまう。
倒れる寸前だ。だがまだだ。
まだ倒れるわけにはいかない。
「で、ではもしラミアがライト様を慕っていたとしたら……」
「そうだな。もしリディアと付き合ってなかったら恋人にしたいかな。アーニャみたいな美人だったら大歓迎だよ」
――バタッ
アーニャは倒れてしまった。
自分にも可能性があることを知って人生で最大の快感と多幸感に包まれてしまったからだ。
「ア、アーニャ!? しっかりしろって! アーニャー!」
「きゅう……」
気を失ったアーニャは来人に背負われてエルフ達が待つ拠点に帰っていくのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ここまで読んで頂き誠にありがとうございます!
お気に召しましたらご評価頂けると喜びます!
更新速度が上がるかも!? ☆☆☆
0
お気に入りに追加
439
あなたにおすすめの小説
アイテムボックスだけで異世界生活
shinko
ファンタジー
いきなり異世界で目覚めた主人公、起きるとなぜか記憶が無い。
あるのはアイテムボックスだけ……。
なぜ、俺はここにいるのか。そして俺は誰なのか。
説明してくれる神も、女神もできてやしない。
よくあるファンタジーの世界の中で、
生きていくため、努力していく。
そしてついに気がつく主人公。
アイテムボックスってすごいんじゃね?
お気楽に読めるハッピーファンタジーです。
よろしくお願いします。
2年ぶりに家を出たら異世界に飛ばされた件
後藤蓮
ファンタジー
生まれてから12年間、東京にすんでいた如月零は中学に上がってすぐに、親の転勤で北海道の中高一貫高に学校に転入した。
転入してから直ぐにその学校でいじめられていた一人の女の子を助けた零は、次のいじめのターゲットにされ、やがて引きこもってしまう。
それから2年が過ぎ、零はいじめっ子に復讐をするため学校に行くことを決断する。久しぶりに家を出る決断をして家を出たまでは良かったが、学校にたどり着く前に零は突如謎の光に包まれてしまい気づいた時には森の中に転移していた。
これから零はどうなってしまうのか........。
お気に入り・感想等よろしくお願いします!!
修行マニアの高校生 異世界で最強になったのでスローライフを志す
佐原
ファンタジー
毎日修行を勤しむ高校生西郷努は柔道、ボクシング、レスリング、剣道、など日本の武術以外にも海外の武術を極め、世界王者を陰ながらぶっ倒した。その後、しばらくの間目標がなくなるが、努は「次は神でも倒すか」と志すが、どうやって神に会うか考えた末に死ねば良いと考え、自殺し見事転生するこができた。その世界ではステータスや魔法などが存在するゲームのような世界で、努は次に魔法を極めた末に最高神をぶっ倒し、やることがなくなったので「だらだらしながら定住先を見つけよう」ついでに伴侶も見つかるといいなとか思いながらスローライフを目指す。
誤字脱字や話のおかしな点について何か有れば教えて下さい。また感想待ってます。返信できるかわかりませんが、極力返します。
また今まで感想を却下してしまった皆さんすいません。
僕は豆腐メンタルなのでマイナスのことの感想は控えて頂きたいです。
不定期投稿になります、週に一回は投稿したいと思います。お待たせして申し訳ございません。
他作品はストックもかなり有りますので、そちらで回したいと思います
異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話
kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。
※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。
※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
異世界帰りのオッサン冒険者。
二見敬三。
彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。
彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。
彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。
そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。
S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。
オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?
チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
18禁NTR鬱ゲーの裏ボス最強悪役貴族に転生したのでスローライフを楽しんでいたら、ヒロイン達が奴隷としてやって来たので幸せにすることにした
田中又雄
ファンタジー
『異世界少女を歪ませたい』はエロゲー+MMORPGの要素も入った神ゲーであった。
しかし、NTR鬱ゲーであるためENDはいつも目を覆いたくなるものばかりであった。
そんなある日、裏ボスの悪役貴族として転生したわけだが...俺は悪役貴族として動く気はない。
そう思っていたのに、そこに奴隷として現れたのは今作のヒロイン達。
なので、酷い目にあってきた彼女達を精一杯愛し、幸せなトゥルーエンドに導くことに決めた。
あらすじを読んでいただきありがとうございます。
併せて、本作品についてはYouTubeで動画を投稿しております。
より、作品に没入できるようつくっているものですので、よければ見ていただければ幸いです!
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる