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キース王子の子供時代
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「キース様はどんなことをしているときが一番楽しいですか?」
庭で花を愛でながらお茶を飲んでいると、ルキアが花にも負けぬ笑顔で僕に問いかける。
なんだ?心臓キュってなった。
「…勉強でわからない問題が解けた時。」
ルキアが眼をクリクリさせながら驚く。
「キース様は凄いのですね!わたしはお勉強が苦手で…わからない問題が出ると避けてしまうのですが…キース様は立ち向かわれるのですね…
すごくかっこいいです!」
眼をキラキラさせて僕を真っ直ぐ見つめる。
うん。眩しすぎて直視できません。
「…もうお茶も楽しんだだろう…僕は忙しいからそろそろ失礼する。」
ここにいると心臓がキュってなって体全体がギュってなるから病気かもしれない。帰ろう。
「あ…はい…今日はお付き合いいただきありがとうございました…」
いきなり素っ気ない態度を取った僕をみてルキアがみんなが見てわかるぐらいシュンってなった。
周りのみんなが僕に視線を刺してくる
「…勉強が苦手なものが王妃になれるとは思わないな…」
はい。また思ってもない言葉が出てきました。
ルキアは勉強苦手とは言ったが、上がってきてる報告では王妃教育は恙無く進んでいるという。
自分の中では苦手というだけなのだろう。
「…甘えたことを申し、大変申し訳ございません」
ルキアの瞳が潤んでる
これはこれですごく可愛い。
庭から戻ると母上が扇子メキッってしてました。
庭で花を愛でながらお茶を飲んでいると、ルキアが花にも負けぬ笑顔で僕に問いかける。
なんだ?心臓キュってなった。
「…勉強でわからない問題が解けた時。」
ルキアが眼をクリクリさせながら驚く。
「キース様は凄いのですね!わたしはお勉強が苦手で…わからない問題が出ると避けてしまうのですが…キース様は立ち向かわれるのですね…
すごくかっこいいです!」
眼をキラキラさせて僕を真っ直ぐ見つめる。
うん。眩しすぎて直視できません。
「…もうお茶も楽しんだだろう…僕は忙しいからそろそろ失礼する。」
ここにいると心臓がキュってなって体全体がギュってなるから病気かもしれない。帰ろう。
「あ…はい…今日はお付き合いいただきありがとうございました…」
いきなり素っ気ない態度を取った僕をみてルキアがみんなが見てわかるぐらいシュンってなった。
周りのみんなが僕に視線を刺してくる
「…勉強が苦手なものが王妃になれるとは思わないな…」
はい。また思ってもない言葉が出てきました。
ルキアは勉強苦手とは言ったが、上がってきてる報告では王妃教育は恙無く進んでいるという。
自分の中では苦手というだけなのだろう。
「…甘えたことを申し、大変申し訳ございません」
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