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友達
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自己紹介の時間が終わり、コミュニケーションタイムということで教室内を自由行動ということになったが僕は緊張で誰にも話しかけられずにいた。頼み綱の麗も可愛いせいか、話しかけられている。そのため僕の席の後ろは人だかりができている。
「なぁ、威月。俺と友達になれ。」
「へ、」
へ、なんていう間抜けな声が出たのも仕方ないと思う。何故なら話しかけてきたのは瑠衣くんだったからだ。
「る、っ瑠衣くん!?なんで僕になんか、、」
「そっちが呼び捨てなら俺も呼び捨てにするからな。後、なんとなくだ。」
友達選びになんとなくなんて感覚で決めていいものなのかと疑問に思っていると、すごい自分に視線が集まっていることに気づいた。
「なっなる!!なるから!!」
「何そんなに必死になってんだ?んじゃ、これ俺のRINEのID。」
「読み込みました!!!」
トーク画面にはよろしく、と喋っているくまのスタンプが送られてきていた。
「ん、よろしく。敬語はずそ?」
「え、あ、うん!!」
満足気ににこっと笑いすぐに席に戻っていった。ぽかーんとしていた周りに意識が戻り一瞬で騒がしさが戻ってくる。
「ねぇ!なぎぃ~っ!羨ましいんだけど!」
「うぇぇ、僕もよくわかんないんだって!」
かっこいい人とはお近づきになりたい!と耳打ちしてくる麗はまさに女子の裏の顔だな~と思った。
______
《キャラ紹介》
威月 凪 (いづき・なぎ)
・麗の幼馴染。
・瑠衣と友達になった
海空 麗 (うみぞられい)
・凪の幼馴染。
迷星 瑠衣 (めいせいるい)
・迷星プロダクションという企業の御曹司。
・凪と友達になった
「なぁ、威月。俺と友達になれ。」
「へ、」
へ、なんていう間抜けな声が出たのも仕方ないと思う。何故なら話しかけてきたのは瑠衣くんだったからだ。
「る、っ瑠衣くん!?なんで僕になんか、、」
「そっちが呼び捨てなら俺も呼び捨てにするからな。後、なんとなくだ。」
友達選びになんとなくなんて感覚で決めていいものなのかと疑問に思っていると、すごい自分に視線が集まっていることに気づいた。
「なっなる!!なるから!!」
「何そんなに必死になってんだ?んじゃ、これ俺のRINEのID。」
「読み込みました!!!」
トーク画面にはよろしく、と喋っているくまのスタンプが送られてきていた。
「ん、よろしく。敬語はずそ?」
「え、あ、うん!!」
満足気ににこっと笑いすぐに席に戻っていった。ぽかーんとしていた周りに意識が戻り一瞬で騒がしさが戻ってくる。
「ねぇ!なぎぃ~っ!羨ましいんだけど!」
「うぇぇ、僕もよくわかんないんだって!」
かっこいい人とはお近づきになりたい!と耳打ちしてくる麗はまさに女子の裏の顔だな~と思った。
______
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・瑠衣と友達になった
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