21 / 39
襲撃! エルフの里
しおりを挟む
「あそこがエルフの里か」
「こんなに近づいて気がつかれないゴブか?」
「大丈夫だ。エルモの結界魔法は臭いも音も消すからな」
「あんまり長いことやってると窒息しちゃうけどね」
「別の意味で大丈夫ゴブか!?」
木々の間から見えるのは、雑にくみ上げられた木々で作った小屋とも呼べないような家々。
それがエルフの里だ。
その里の中には見えるだけで二十以上もの醜悪なエルフたちが動き回っている。
「しっかしダンジョンの中の魔物の方がよっぽど可愛げがある見た目してるな」
「そうだね。ダンジョンの魔物は何種類かはテイムしてペットにもしてたくらい可愛かったしね」
そう答えるエルモは、自らの顔の前で指をOK型にして、その穴に目を当てるようにエルフの里を調べていた。
遠視の魔法らしいのだが、その片目で覗き込んでいる姿は微妙にかわいらしい。
「いたいた。右上の洞窟みたいな穴にゴブリンたちの姿が見えるよ」
「そこが牢屋ってわけか?」
「みたいだね。前に一人だけエルフが見張りに立ってる」
反乱を企てたゴブリンたちは、ゴブローの言ったとおり殺されてはいないようだ。
昨日戦ったエルフの印象からは、問答無用で処刑されていてもおかしくないと俺は思っていたのだが不思議な物である。
「それじゃあ作戦通り俺たちが突っ込んだら」
「仲間を助けに行くゴブ」
「合流地点はここでいいな?」
俺たちは最終確認をするとそれぞれ行動を開始した。
エルモはエルフの里からエルフたちを逃さないように結界を貼り、それを確認してから俺がまずルキスカリバーを顕現させ突撃する。
先日の戦いで、エルフの口の中に謎の生き物が巣食っていることは確認済みなので、中のそいつごと真っ二つにしていく。
そんな俺に気がついたエルフたちは仲間たちを集めだしたが、俺には関係ない。
むしろどんどん集まってくれたほうが好都合だ。
「かかってこいやぁ!!」
ルキスカリバーを天にかざして吠える俺に向けて、エルフたちが一斉に強力な風魔法を放つ。
だが、その全てをルキスカリバーを一振りするだけで打ち消すと、集まったエルフたちのど真ん中に突っ込んでいく。
こうなると同士討ちを気にして奴らはかんたんに魔法を放てなくなる。
それでも鋭い爪を振り下ろすエルフの腕を切り上げるように両断し、返す刀で頭から真っ二つにする。
次に後ろから襲いかかってきた所をバックステップでわざと相手の体にぶち当たるように飛んで吹き飛ばす。
そして近くにいるエルフから順番に斬り伏せていった。
エルフたちが俺に殺到している間に、ゴブローは仲間たちを開放しに里の上にエルモとともに向かっているはずだ。
既に二十匹以上のエルフを倒した俺はふと空を見上げる。
そこに一つ時の光が登っていくのが見えたからだ。
「無事に逃し終えたか。だったらお前らとの遊びはこのへんで終わりだな」
俺はルキスカリバーを強く握りしめると、大きく振り回し、周りに集まっていたエルフ共を吹き飛ばす。
と、同時にその場から一気に走り出す。
一切の加減もない猛ダッシュである。
きっとエルフ共には突然俺が消えた用に見えたかもしれない。
「おまたせ」
「ううん、今来たところだよ。それじゃあいいかい?」
高速で待ち合わせ場所にたどり着いた俺は、その場にいる助け出されたゴブリンたちが驚きの表情を浮かべている中、エルモに頷き返す。
この後起こることをゴブローだけが知っているせいか、やつの顔は少し青ざめていて。
「じゃあやるよ!! 地獄の業火よ、闇の炎よ、今我の命に従い顕現せよ!!」
詠唱に合わせて、エルモの前に黒い球体状の黒い炎が現れる。
「その力を今こそ開放し、我の敵を滅せギガントダークフレイム!!」
叫んで両手を大きくエルフの里に向けて突き出したエルモ。
その挙動に合わせて、彼女の前に浮かび上がっていた黒い炎の球体が一気にエルフの里に向けて飛んでいく。
ゴブリンたちは、その炎の行方を追いながら、何が起こるのかと目を見開いていた。
「ブレイクッ!!!」
エルフの里の中央。
先程まで俺が暴れていた辺りまで黒い炎がたどり着いたところでエルモがそう叫んで、広げた両手をグッと握った。
と、同時。
「ぎゃああああああああああああああああああっ」
「ぐぎゃおおおおぁぁぁっぁぁぁぁぁ」
晴天の空に向けて、エルフたちの断末魔が響き渡る。
エルモの掛け声に合わせて爆散した黒い炎は、一瞬にしてエルフの里全体を包み込み、そこに居たエルフもろとも炎に包み込んだのだ。
「相変わらずえげつねぇな」
「でも一気に敵を倒すには便利でしょ?」
「そりゃそうだけどよ」
エルモの結界によって俺たちのところまでその熱波は届かない。
燃え盛るエルフの里の炎も、周りの森に延焼する心配もない。
だが、その中にいるエルフたちは全て炎から逃れることも出来ず次々と命を落としていく。
それはあの口の中に潜んでいた生き物も同様だろう。
「後はゴブリンたちが働かされている数カ所のコロニーをぶっ潰して終わりかな」
「それが終わればこの森はエルフから開放されるってことでいいんだよね? ゴブローくん」
「そう……そのはずゴブ」
「本当にこの森には他にエルフ族は居ないんだな?」
「エルフ族は排他的な種族ゴブ。それは同族でも同じゴブ。だから一つの森に二つのエルフの集まりは存在しないゴブよ」
「じゃあ、他の森にはまだエルフがいるわけだ」
「別のエルフか、エルフより強力な種族が支配しているはずゴブ」
俺は燃えさかるエルフの里を見ながら「まぁ、必要になったらまた奪えば良いだけだな」と呟き、エルモの方を見る。
だが、目の前の恐ろしい惨劇の当事者であるはずのエルモは、何やら虫かごのような物を目の前にぶら下げていて、その中身を興味深げに見ているようだ。
「それは何だ?」
「これ? これはエルフの口の中に住んでた『蟲』だよ。多分」
「蟲って、あの口の中から最後っ屁みたいに飛び出してきた奴か」
「そうそれ。さっきゴブリンたちの監視をしてたエルフから採取してきたんだ」
そう嬉しそうに虫かごを揺らしながら答える。
俺はその顔を知っている。。
エルモの研究心に火がついた時の表情だ
「まぁ、ほどほどにな」
「うん。わかってる」
絶対わかってないだろうなと思いながら、俺は残りのゴブリンたちが働かされているという場所へ向かうためエルモの腕を引っ張りながら歩き出したのだった。
「こんなに近づいて気がつかれないゴブか?」
「大丈夫だ。エルモの結界魔法は臭いも音も消すからな」
「あんまり長いことやってると窒息しちゃうけどね」
「別の意味で大丈夫ゴブか!?」
木々の間から見えるのは、雑にくみ上げられた木々で作った小屋とも呼べないような家々。
それがエルフの里だ。
その里の中には見えるだけで二十以上もの醜悪なエルフたちが動き回っている。
「しっかしダンジョンの中の魔物の方がよっぽど可愛げがある見た目してるな」
「そうだね。ダンジョンの魔物は何種類かはテイムしてペットにもしてたくらい可愛かったしね」
そう答えるエルモは、自らの顔の前で指をOK型にして、その穴に目を当てるようにエルフの里を調べていた。
遠視の魔法らしいのだが、その片目で覗き込んでいる姿は微妙にかわいらしい。
「いたいた。右上の洞窟みたいな穴にゴブリンたちの姿が見えるよ」
「そこが牢屋ってわけか?」
「みたいだね。前に一人だけエルフが見張りに立ってる」
反乱を企てたゴブリンたちは、ゴブローの言ったとおり殺されてはいないようだ。
昨日戦ったエルフの印象からは、問答無用で処刑されていてもおかしくないと俺は思っていたのだが不思議な物である。
「それじゃあ作戦通り俺たちが突っ込んだら」
「仲間を助けに行くゴブ」
「合流地点はここでいいな?」
俺たちは最終確認をするとそれぞれ行動を開始した。
エルモはエルフの里からエルフたちを逃さないように結界を貼り、それを確認してから俺がまずルキスカリバーを顕現させ突撃する。
先日の戦いで、エルフの口の中に謎の生き物が巣食っていることは確認済みなので、中のそいつごと真っ二つにしていく。
そんな俺に気がついたエルフたちは仲間たちを集めだしたが、俺には関係ない。
むしろどんどん集まってくれたほうが好都合だ。
「かかってこいやぁ!!」
ルキスカリバーを天にかざして吠える俺に向けて、エルフたちが一斉に強力な風魔法を放つ。
だが、その全てをルキスカリバーを一振りするだけで打ち消すと、集まったエルフたちのど真ん中に突っ込んでいく。
こうなると同士討ちを気にして奴らはかんたんに魔法を放てなくなる。
それでも鋭い爪を振り下ろすエルフの腕を切り上げるように両断し、返す刀で頭から真っ二つにする。
次に後ろから襲いかかってきた所をバックステップでわざと相手の体にぶち当たるように飛んで吹き飛ばす。
そして近くにいるエルフから順番に斬り伏せていった。
エルフたちが俺に殺到している間に、ゴブローは仲間たちを開放しに里の上にエルモとともに向かっているはずだ。
既に二十匹以上のエルフを倒した俺はふと空を見上げる。
そこに一つ時の光が登っていくのが見えたからだ。
「無事に逃し終えたか。だったらお前らとの遊びはこのへんで終わりだな」
俺はルキスカリバーを強く握りしめると、大きく振り回し、周りに集まっていたエルフ共を吹き飛ばす。
と、同時にその場から一気に走り出す。
一切の加減もない猛ダッシュである。
きっとエルフ共には突然俺が消えた用に見えたかもしれない。
「おまたせ」
「ううん、今来たところだよ。それじゃあいいかい?」
高速で待ち合わせ場所にたどり着いた俺は、その場にいる助け出されたゴブリンたちが驚きの表情を浮かべている中、エルモに頷き返す。
この後起こることをゴブローだけが知っているせいか、やつの顔は少し青ざめていて。
「じゃあやるよ!! 地獄の業火よ、闇の炎よ、今我の命に従い顕現せよ!!」
詠唱に合わせて、エルモの前に黒い球体状の黒い炎が現れる。
「その力を今こそ開放し、我の敵を滅せギガントダークフレイム!!」
叫んで両手を大きくエルフの里に向けて突き出したエルモ。
その挙動に合わせて、彼女の前に浮かび上がっていた黒い炎の球体が一気にエルフの里に向けて飛んでいく。
ゴブリンたちは、その炎の行方を追いながら、何が起こるのかと目を見開いていた。
「ブレイクッ!!!」
エルフの里の中央。
先程まで俺が暴れていた辺りまで黒い炎がたどり着いたところでエルモがそう叫んで、広げた両手をグッと握った。
と、同時。
「ぎゃああああああああああああああああああっ」
「ぐぎゃおおおおぁぁぁっぁぁぁぁぁ」
晴天の空に向けて、エルフたちの断末魔が響き渡る。
エルモの掛け声に合わせて爆散した黒い炎は、一瞬にしてエルフの里全体を包み込み、そこに居たエルフもろとも炎に包み込んだのだ。
「相変わらずえげつねぇな」
「でも一気に敵を倒すには便利でしょ?」
「そりゃそうだけどよ」
エルモの結界によって俺たちのところまでその熱波は届かない。
燃え盛るエルフの里の炎も、周りの森に延焼する心配もない。
だが、その中にいるエルフたちは全て炎から逃れることも出来ず次々と命を落としていく。
それはあの口の中に潜んでいた生き物も同様だろう。
「後はゴブリンたちが働かされている数カ所のコロニーをぶっ潰して終わりかな」
「それが終わればこの森はエルフから開放されるってことでいいんだよね? ゴブローくん」
「そう……そのはずゴブ」
「本当にこの森には他にエルフ族は居ないんだな?」
「エルフ族は排他的な種族ゴブ。それは同族でも同じゴブ。だから一つの森に二つのエルフの集まりは存在しないゴブよ」
「じゃあ、他の森にはまだエルフがいるわけだ」
「別のエルフか、エルフより強力な種族が支配しているはずゴブ」
俺は燃えさかるエルフの里を見ながら「まぁ、必要になったらまた奪えば良いだけだな」と呟き、エルモの方を見る。
だが、目の前の恐ろしい惨劇の当事者であるはずのエルモは、何やら虫かごのような物を目の前にぶら下げていて、その中身を興味深げに見ているようだ。
「それは何だ?」
「これ? これはエルフの口の中に住んでた『蟲』だよ。多分」
「蟲って、あの口の中から最後っ屁みたいに飛び出してきた奴か」
「そうそれ。さっきゴブリンたちの監視をしてたエルフから採取してきたんだ」
そう嬉しそうに虫かごを揺らしながら答える。
俺はその顔を知っている。。
エルモの研究心に火がついた時の表情だ
「まぁ、ほどほどにな」
「うん。わかってる」
絶対わかってないだろうなと思いながら、俺は残りのゴブリンたちが働かされているという場所へ向かうためエルモの腕を引っ張りながら歩き出したのだった。
10
お気に入りに追加
927
あなたにおすすめの小説
元ゲーマーのオタクが悪役令嬢? ごめん、そのゲーム全然知らない。とりま異世界ライフは普通に楽しめそうなので、設定無視して自分らしく生きます
みなみ抄花
ファンタジー
前世で死んだ自分は、どうやらやったこともないゲームの悪役令嬢に転生させられたようです。
女子力皆無の私が令嬢なんてそもそもが無理だから、設定無視して自分らしく生きますね。
勝手に転生させたどっかの神さま、ヒロインいじめとか勇者とか物語の盛り上げ役とかほんっと心底どうでも良いんで、そんなことよりチート能力もっとよこしてください。
婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
転生令嬢の食いしん坊万罪!
ねこたま本店
ファンタジー
訳も分からないまま命を落とし、訳の分からない神様の手によって、別の世界の公爵令嬢・プリムローズとして転生した、美味しい物好きな元ヤンアラサー女は、自分に無関心なバカ父が後妻に迎えた、典型的なシンデレラ系継母と、我が儘で性格の悪い妹にイビられたり、事故物件王太子の中継ぎ婚約者にされたりつつも、しぶとく図太く生きていた。
そんなある日、プリムローズは王侯貴族の子女が6~10歳の間に受ける『スキル鑑定の儀』の際、邪悪とされる大罪系スキルの所有者であると判定されてしまう。
プリムローズはその日のうちに、同じ判定を受けた唯一の友人、美少女と見まごうばかりの気弱な第二王子・リトス共々捕えられた挙句、国境近くの山中に捨てられてしまうのだった。
しかし、中身が元ヤンアラサー女の図太い少女は諦めない。
プリムローズは時に気弱な友の手を引き、時に引いたその手を勢い余ってブン回しながらも、邪悪と断じられたスキルを駆使して生き残りを図っていく。
これは、図太くて口の悪い、ちょっと(?)食いしん坊な転生令嬢が、自分なりの幸せを自分の力で掴み取るまでの物語。
こちらの作品は、2023年12月28日から、カクヨム様でも掲載を開始しました。
今後、カクヨム様掲載用にほんのちょっとだけ内容を手直しし、1話ごとの文章量を増やす事でトータルの話数を減らした改訂版を、1日に2回のペースで投稿していく予定です。多量の加筆修正はしておりませんが、もしよろしければ、カクヨム版の方もご笑覧下さい。
※作者が適当にでっち上げた、完全ご都合主義的世界です。細かいツッコミはご遠慮頂ければ幸いです。もし、目に余るような誤字脱字を発見された際には、コメント欄などで優しく教えてやって下さい。
※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
公爵家長男はゴミスキルだったので廃嫡後冒険者になる(美味しいモノが狩れるなら文句はない)
音爽(ネソウ)
ファンタジー
記憶持ち転生者は元定食屋の息子。
魔法ありファンタジー異世界に転生した。彼は将軍を父に持つエリートの公爵家の嫡男に生まれかわる。
だが授かった職業スキルが「パンツもぐもぐ」という謎ゴミスキルだった。そんな彼に聖騎士の弟以外家族は冷たい。
見習い騎士にさえなれそうもない長男レオニードは廃嫡後は冒険者として生き抜く決意をする。
「ゴミスキルでも美味しい物を狩れれば満足だ」そんな彼は前世の料理で敵味方の胃袋を掴んで魅了しまくるグルメギャグ。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
婚約破棄された悪役令嬢。そして国は滅んだ❗私のせい?知らんがな
朋 美緒(とも みお)
ファンタジー
婚約破棄されて国外追放の公爵令嬢、しかし地獄に落ちたのは彼女ではなかった。
!逆転チートな婚約破棄劇場!
!王宮、そして誰も居なくなった!
!国が滅んだ?私のせい?しらんがな!
18話で完結
異世界転生は、0歳からがいいよね
八時
ファンタジー
転生小説好きの少年が神様のおっちょこちょいで異世界転生してしまった。
神様からのギフト(チート能力)で無双します。
初めてなので誤字があったらすいません。
自由気ままに投稿していきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる