消える薬 ~世紀の大発明と盗人の一夜~

 街外れの小さな研究所で世紀の大発明が生まれると言う噂を聞いた一人の盗人がその研究を奪うために研究所へ向かう。
 研究所で作られていたのは『消える薬』という全てのものを透明化する薬品だった。
 盗人はその薬の最終の試験の成功を見届けてその研究成果を全て奪い去ろうと押し入ったのだが……。
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