324 / 505
第10章 アルテウル
魔国と繋ぐよ 4
しおりを挟む
「・・ロウ!アツロウ!」
「はっ!」
気が付けば、夜になっていた。
何処なのかは分からないが、
「ご飯ー!お腹が空いたー!ご飯ー!」
と、レオンが攻めて来る。
ここで、誤解を与えるが、レオンは女で顔は美形だ。それだけなら、ありがたいシチュエーションなんだろうが、そんな事はない。
大男の身体で胸が平ら、知能は2、3歳程度の我儘野郎なのだ。
顔は良くても、そのゴツい手と筋肉な身体に引いているのだ。
もちろん、偏見ではない。
女の特徴は必ず有るものだ。
例えば胸だ。どんなに筋肉にしたくても、胸を筋肉には出来ない。どんなペチャパイだろうと胸平らであろうと、胸の脂肪は残る。妊娠すれば、嫌でも大きくなるのは、赤ちゃんを育てる構造になる。
次に、匂いだ。女と男では嗅覚が変わる。
異性と捉えた場合、女は好き嫌いで匂いが変わるのだが、男の場合は女の匂いは良い香りとして捉える。もちろん、屁やワキガや足の匂いやニンニクなどの口臭は除いて、女の匂いは良い匂いと捉えてしまう。
女は匂いで男を選ぶが、男は好意を持ってくれる女を選ぶのだ。これは、生物の特徴が出る。
女は子孫を残す為に、自分に足りないモノを求める習性が強く作用し、男も子孫を残す為に、種付けをさせてもらう為だ。
もちろん、そこに知能が加わるので、別の者を選ぶのが人間になる。
だから、この場合は残念なのだ。
簡単に言えば、子供臭がする残念男の娘からの要求を言われたになる。
「えー。」
篤郎の顔が、嫌そうな顔になる。
「作って!ハンバーグが良い!チーズと目玉焼きも乗せて!」
男で読むか、女で読むかで大きく変わる。篤郎は前者に聞こえる。
「デミは無理だからな。」
「わかった!」
飯を作る時には、聞き分けが良くなる。
作るのは、篤郎になる。
早く美味しく食べたいのだから、当然とも云える行動か。
「タネは作り置きを使うか。」
面倒と感じたら、即座に作り置きを使う。毎回作られると思うなよ?毎回作るよりも、手は込んでいるからな。
それに、作り置きにはメリットしかない。料理の時短とモノによっては時間を掛けて漬ける物も有るのだ。
作り置きのメリットは冷凍してる事により、直接フライパンで焼くだけで料理になる。
もちろん、弱火でじっくりとや焼くだけになる。
ソースはオーラルにして、野菜は生トマトとコーンを茹で焼きしてスマッシュポテトと合わせて出す。
食は色見も大事だが、食べ残しをする物はダメだ。例えば、パセリ。
好き好んで食べる人はいない。
だけど、色を何とかで店では出すが、ゴミになっては食として意味をなさない。
で、パセリソースを作るのだ。
パセリ、牛乳、レモン、蜂蜜をミキサーして作る。あ、お好みでリンゴ酢やバルサミコ酢等を加えるのもOKだ。食べやすいモノを作るのも、職人の腕の見せ所だと思う。
あと、手間を惜しむのはダメだ。どんな料理でも、一手間を入れる事で旨さが変わる。
ウインナーなら、フライパンに水を入れてウインナーを煮る。
フライパンだと少量の水で早く煮る事が出来る。1分半したら余分な水を捨てて弱火でウインナーを焼くだけ。
お好みで、塩コショウや油を入れるのも良い。
美味しいから旨い!になるならどっちを選ぶ?
で、晩飯(だよな?)を出してみると、御者、ダクネトも現れて飯にありついていた。
レオンだけ、
「いただきます。」
と言ってから食べていた。
こんな事で、篤郎もほっこりしてしまうのだ。
篤郎は思った。
で、此処は何処?
「はっ!」
気が付けば、夜になっていた。
何処なのかは分からないが、
「ご飯ー!お腹が空いたー!ご飯ー!」
と、レオンが攻めて来る。
ここで、誤解を与えるが、レオンは女で顔は美形だ。それだけなら、ありがたいシチュエーションなんだろうが、そんな事はない。
大男の身体で胸が平ら、知能は2、3歳程度の我儘野郎なのだ。
顔は良くても、そのゴツい手と筋肉な身体に引いているのだ。
もちろん、偏見ではない。
女の特徴は必ず有るものだ。
例えば胸だ。どんなに筋肉にしたくても、胸を筋肉には出来ない。どんなペチャパイだろうと胸平らであろうと、胸の脂肪は残る。妊娠すれば、嫌でも大きくなるのは、赤ちゃんを育てる構造になる。
次に、匂いだ。女と男では嗅覚が変わる。
異性と捉えた場合、女は好き嫌いで匂いが変わるのだが、男の場合は女の匂いは良い香りとして捉える。もちろん、屁やワキガや足の匂いやニンニクなどの口臭は除いて、女の匂いは良い匂いと捉えてしまう。
女は匂いで男を選ぶが、男は好意を持ってくれる女を選ぶのだ。これは、生物の特徴が出る。
女は子孫を残す為に、自分に足りないモノを求める習性が強く作用し、男も子孫を残す為に、種付けをさせてもらう為だ。
もちろん、そこに知能が加わるので、別の者を選ぶのが人間になる。
だから、この場合は残念なのだ。
簡単に言えば、子供臭がする残念男の娘からの要求を言われたになる。
「えー。」
篤郎の顔が、嫌そうな顔になる。
「作って!ハンバーグが良い!チーズと目玉焼きも乗せて!」
男で読むか、女で読むかで大きく変わる。篤郎は前者に聞こえる。
「デミは無理だからな。」
「わかった!」
飯を作る時には、聞き分けが良くなる。
作るのは、篤郎になる。
早く美味しく食べたいのだから、当然とも云える行動か。
「タネは作り置きを使うか。」
面倒と感じたら、即座に作り置きを使う。毎回作られると思うなよ?毎回作るよりも、手は込んでいるからな。
それに、作り置きにはメリットしかない。料理の時短とモノによっては時間を掛けて漬ける物も有るのだ。
作り置きのメリットは冷凍してる事により、直接フライパンで焼くだけで料理になる。
もちろん、弱火でじっくりとや焼くだけになる。
ソースはオーラルにして、野菜は生トマトとコーンを茹で焼きしてスマッシュポテトと合わせて出す。
食は色見も大事だが、食べ残しをする物はダメだ。例えば、パセリ。
好き好んで食べる人はいない。
だけど、色を何とかで店では出すが、ゴミになっては食として意味をなさない。
で、パセリソースを作るのだ。
パセリ、牛乳、レモン、蜂蜜をミキサーして作る。あ、お好みでリンゴ酢やバルサミコ酢等を加えるのもOKだ。食べやすいモノを作るのも、職人の腕の見せ所だと思う。
あと、手間を惜しむのはダメだ。どんな料理でも、一手間を入れる事で旨さが変わる。
ウインナーなら、フライパンに水を入れてウインナーを煮る。
フライパンだと少量の水で早く煮る事が出来る。1分半したら余分な水を捨てて弱火でウインナーを焼くだけ。
お好みで、塩コショウや油を入れるのも良い。
美味しいから旨い!になるならどっちを選ぶ?
で、晩飯(だよな?)を出してみると、御者、ダクネトも現れて飯にありついていた。
レオンだけ、
「いただきます。」
と言ってから食べていた。
こんな事で、篤郎もほっこりしてしまうのだ。
篤郎は思った。
で、此処は何処?
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
妹を見捨てた私 ~魅了の力を持っていた可愛い妹は愛されていたのでしょうか?~
紗綺
ファンタジー
何故妹ばかり愛されるの?
その答えは私の10歳の誕生日に判明した。
誕生日パーティで私の婚約者候補の一人が妹に魅了されてしまったことでわかった妹の能力。
『魅了の力』
無自覚のその力で周囲の人間を魅了していた。
お父様お母様が妹を溺愛していたのも魅了の力に一因があったと。
魅了の力を制御できない妹は魔法省の管理下に置かれることが決まり、私は祖母の実家に引き取られることになった。
新しい家族はとても優しく、私は妹と比べられることのない穏やかな日々を得ていた。
―――妹のことを忘れて。
私が嫁いだ頃、妹の噂が流れてきた。
魅了の力を制御できるようになり、制限つきだが自由を得た。
しかし実家は没落し、頼る者もなく娼婦になったと。
なぜこれまであの子へ連絡ひとつしなかったのかと、後悔と罪悪感が私を襲う。
それでもこの安寧を捨てられない私はただ祈るしかできない。
どうかあの子が救われますようにと。
晴れて国外追放にされたので魅了を解除してあげてから出て行きました [完]
ラララキヲ
ファンタジー
卒業式にて婚約者の王子に婚約破棄され義妹を殺そうとしたとして国外追放にされた公爵令嬢のリネットは一人残された国境にて微笑む。
「さようなら、私が産まれた国。
私を自由にしてくれたお礼に『魅了』が今後この国には効かないようにしてあげるね」
リネットが居なくなった国でリネットを追い出した者たちは国王の前に頭を垂れる──
◇婚約破棄の“後”の話です。
◇転生チート。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇なろうにも上げてます。
◇人によっては最後「胸糞」らしいです。ごめんね;^^
◇なので感想欄閉じます(笑)
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜
福田 杜季
ファンタジー
侯爵令嬢のセシリアのもとに、ある日突然、義妹だという少女が現れた。
彼女はメリル。父親の友人であった彼女の父が不幸に見舞われ、親族に虐げられていたところを父が引き取ったらしい。
だがこの女、セシリアの父に欲しいものを買わせまくったり、人の婚約者に媚を打ったり、夜会で非常識な言動をくり返して顰蹙を買ったりと、どうしようもない。
「お義姉さま!」 . .
「姉などと呼ばないでください、メリルさん」
しかし、今はまだ辛抱のとき。
セシリアは来たるべき時へ向け、画策する。
──これは、20年前の断罪劇の続き。
喜劇がくり返されたとき、いま一度鉄槌は振り下ろされるのだ。
※ご指摘を受けて題名を変更しました。作者の見通しが甘くてご迷惑をおかけいたします。
旧題『義妹ができましたが大嫌いです。〜断罪劇の次世代たち〜』
※初投稿です。話に粗やご都合主義的な部分があるかもしれません。生あたたかい目で見守ってください。
※本編完結済みで、毎日1話ずつ投稿していきます。
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
英雄になった夫が妻子と帰還するそうです
白野佑奈
恋愛
初夜もなく戦場へ向かった夫。それから5年。
愛する彼の為に必死に留守を守ってきたけれど、戦場で『英雄』になった彼には、すでに妻子がいて、王命により離婚することに。
好きだからこそ王命に従うしかない。大人しく離縁して、実家の領地で暮らすことになったのに。
今、目の前にいる人は誰なのだろう?
ヤンデレ激愛系ヒーローと、周囲に翻弄される流され系ヒロインです。
珍しくもちょっとだけ切ない系を目指してみました(恥)
ざまぁが少々キツイので、※がついています。苦手な方はご注意下さい。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる