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第10章 アルテウル
ダクネト国の王様
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落ち着きを取り戻した三匹は、二匹は白龍に事を聞いており、レオンは篤郎にべったりしていた。
しかし、篤郎には葛藤しながらそれに耐えていた。レオンが女だとは思いたいが、骨格と体格と身長を考えたら男でしかないのだ。
男の娘ならばとも、女の漢だとも妥協をしようとしていたが、何回触られてもドキドキしないし、驚きもない。
裸になられても、ときめきも無い。
一度だけ、恥じらいのポーズとセリフをさせたのだが、気持ち悪かった。
篤郎は、本当にレオンの事を虫が好いてくれるか、好いて行くのかを願っていた。
篤郎にとって、レオンは要らない子でもある。
この考えは後に改めたが、それでも今は邪魔であった。
それから少しして、アーラカンとワンダーエベンツは篤郎の状態を聞いて驚くしかなかった。
龍達の支配者で魔王、神達にも顔がきいて魔国だけでは無くて魔界も支配する。
とんでもない人だと理解したのだ。
『ど、アツロウ様。』
「白龍から何を聞いたのか知らんが、様付けか?同士。」
『同士と呼ばすに、私も貴方の配下にしてください。』
『僕も良いかな?』
「うーん、良し分かった。」
篤郎はすぐにティムを開始して、すぐに終わった。
「良し!ワンダー・・・・面倒だな、ベンツ!」
『えっ、ぼ、僕?!』
「お前は同士、いやアーラカンを手助けして魔国内を旅しろ。」
『アツロウ様?』
「約束だった、世界を見て来い。」
『良いのか、アツロウ様。』
「ああ、ただしその大きさは討伐されるな。」
『『ひっ!』』
「そうだ!小さくなって、ベンツがアーラカンを持って浮遊しろ!ルナ達がお前達の安全も食事も提供されるだろう。」
『ありがとう、アツロウ様。』
『分かった!頑張るよ、アツロウ様!』
「移動は『四次元部屋』を使うか。ルナ達にも直ぐに会えるし、助けにもなるだろう。」
部屋を開けると、アーラカンとベンツを放り込んだ。
そして、直ぐに閉めたので別れの挨拶は無い。
「上に戻るぞ。」
行きと同じ、二人に戻った。
ただ、行きは競歩で下ったが、戻りは走っても意外にキツイ思いをした。
そして、壁を破壊して城に戻ると、何故か王の間で会議をしているのを見てしまった。
気になった篤郎は、近くにいたメイドを呼ぶと話を聞いた。
「何かあった?」
「王様!レトワトン国の使者が来ていて、不遜な事を言ってますが。」
「対処してるのは?」
「新しくなった、ワルド宰相です。」
「そう!なら安心だ。なら、風呂に入るか。」
「僕も行く。」
レオン、僕っ子になったのか。
違和感が半端ないのにな。
それに、幾度と見た体に嫉妬している。
胸板も負け、腕の太さにも負けている。僕っ子、以外と最強なのかもしれない。
篤郎はのんびりと、久しぶりの風呂に向かったのだ。
しかし、篤郎には葛藤しながらそれに耐えていた。レオンが女だとは思いたいが、骨格と体格と身長を考えたら男でしかないのだ。
男の娘ならばとも、女の漢だとも妥協をしようとしていたが、何回触られてもドキドキしないし、驚きもない。
裸になられても、ときめきも無い。
一度だけ、恥じらいのポーズとセリフをさせたのだが、気持ち悪かった。
篤郎は、本当にレオンの事を虫が好いてくれるか、好いて行くのかを願っていた。
篤郎にとって、レオンは要らない子でもある。
この考えは後に改めたが、それでも今は邪魔であった。
それから少しして、アーラカンとワンダーエベンツは篤郎の状態を聞いて驚くしかなかった。
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とんでもない人だと理解したのだ。
『ど、アツロウ様。』
「白龍から何を聞いたのか知らんが、様付けか?同士。」
『同士と呼ばすに、私も貴方の配下にしてください。』
『僕も良いかな?』
「うーん、良し分かった。」
篤郎はすぐにティムを開始して、すぐに終わった。
「良し!ワンダー・・・・面倒だな、ベンツ!」
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「お前は同士、いやアーラカンを手助けして魔国内を旅しろ。」
『アツロウ様?』
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『良いのか、アツロウ様。』
「ああ、ただしその大きさは討伐されるな。」
『『ひっ!』』
「そうだ!小さくなって、ベンツがアーラカンを持って浮遊しろ!ルナ達がお前達の安全も食事も提供されるだろう。」
『ありがとう、アツロウ様。』
『分かった!頑張るよ、アツロウ様!』
「移動は『四次元部屋』を使うか。ルナ達にも直ぐに会えるし、助けにもなるだろう。」
部屋を開けると、アーラカンとベンツを放り込んだ。
そして、直ぐに閉めたので別れの挨拶は無い。
「上に戻るぞ。」
行きと同じ、二人に戻った。
ただ、行きは競歩で下ったが、戻りは走っても意外にキツイ思いをした。
そして、壁を破壊して城に戻ると、何故か王の間で会議をしているのを見てしまった。
気になった篤郎は、近くにいたメイドを呼ぶと話を聞いた。
「何かあった?」
「王様!レトワトン国の使者が来ていて、不遜な事を言ってますが。」
「対処してるのは?」
「新しくなった、ワルド宰相です。」
「そう!なら安心だ。なら、風呂に入るか。」
「僕も行く。」
レオン、僕っ子になったのか。
違和感が半端ないのにな。
それに、幾度と見た体に嫉妬している。
胸板も負け、腕の太さにも負けている。僕っ子、以外と最強なのかもしれない。
篤郎はのんびりと、久しぶりの風呂に向かったのだ。
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