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第9章 ミネルシルバ
襲う
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篤郎の1日は忙しい。
訓練でも、書類でも素早く終わらすので、食事の時間は守るし、面会も自由に行う。領地代行は、古参の奴隷達になる。領地の問題は多いが、古参達は通った道。特に風土の問題は解決済みだから、問題点は簡単に説明できる。何しろ自分の実体験を話したりするだけなのだから、面倒では無い。
そう、魔国の一番恐ろしいのは、その国の文化を壊し、風習を潰してしまう事になる。反発も憤りも有るのだが、奴隷と紋章のせいで何も出来ないのだが、心情は残る。時が解決してくれるものだが、今では無い。
人は今を見て、全てだと信じる。間違いでは無いが、時と進歩が時代を変える。例えば、韓国の1900年前後の生活と風習を知っているだろうか。平民の服装は白く、子供を産んだ女は乳房をだし、役人でも黒い服装と言う、単色系という出で立ち。色鮮やかな服装は夢の夢。外国のフィルムが残っているので、見て見ると解るだろう。
それらの文化と政府を潰したとなると、民族的には感情が治まらない。のを治めてしまう現実。
今有るものが、次の日には変わっていると云う所だ。
魔国が一年も建って無いが、急激な早さで他国を喰うのは異例だ。それも、ゴーレム達が支配してるのだから、人の行く末は危うい。と云うのが神国アルテウルの公式な見解だ。
それはさて置き、篤郎の政務は午後9時頃になる。そこからは、篤郎の自分の時間となるのだ。
ストレッチをして、休む方向になる。健康的と言うか、病的な行動である。
18歳の男が、持て余すリピドーをどうにかするものだ。女の事を考えたり、妄想をしたりが有って当然なのだが、篤郎には無い。
実は、異性との事は妄想できるのだが、前世の記憶が邪魔をしているのだ。男としての生理現象と、女としての生理現象を持てば当然だろう。男なのに女の姿とかでは無い。女も男もでも無く、純粋に今は女が好きなのだ。
好きな反面、女としての気持ちや生理現象も理解出来ている。もちろん、化粧品や髪型、服装とかも興味があった。だから、ネットで作る作業を調べて、実際に製作もした事がある。今ではルナ達が、もっと良い物を作っている。
だから、今はする事が少ないのだ。戦の最前線に居るのも、メリットが大きいので、居るのが現実なのだ。
今は奴隷達を鍛える事に情熱を傾けている。
よって、夜は自由な時間がある。
余暇というか、明日の準備とか。だから、誰かが来てもおかしくないのだ。現にセキちゃんやチャーミーは良く来るし、白龍が来た時は戦場になる。
その中で、本物に何も無い日もあった。
それが、今であった。
珍しく本を読んでいたのだが、扉にノックされた。
ルナかセキちゃん達しか訪問客が無いから、来たなと思っていた。
だから、
「開いてるぞ?」
と言うが、中々入って来ない。不思議に思って扉を開いた。
開くと、薄手の寝間着を着た、女が二人居るのだ。
「うおっ!?」
「「こ、こんばんわ!」」
驚く篤郎と、ぎこちないアナスタシアとレベルタン。
二人とも、イヤらしい寝間着なのである。アナスタシアは黒のビスチェ、レベルタンはピンクのビスチェ姿なのだ。
破壊力はデカイ。
下は下着しが目に入るからだ。
「こんばんわじゃね!何て姿なのさ!」
「「ですよねー。」」
「あー、もう!」
篤郎はタンスに向かい、バスタオルを出した。
もちろん、二人の姿に赤くなる。誰がしたよりも、その姿で部屋に戻るにしても恥ずかしいとなるだろうと、バスタオルを出した感じでもある。
実は性に関しては、篤郎は疎いのである。もちろん、女の姿だった事もあるのだが、今は男である。そして、年上の女が薄着で来るとは考えられない。それが、良いともラッキーとも言えないのが、チェリーの心理なのだから。
「そんな格好して、恥ずかしく無いの!」
「「えっ、へへへへ。」」
ぎこちない。篤郎もぎこちないが、バスタオルを差し出した。
「こ、これで、隠して!」
「「ですよねー。」」
がっかりでも無く、ホッとする二人。バスタオルを受け取り身体に巻き付ける。
「着ました。」
着替えるから後ろを向く行為ができる男なので、後ろから振り向く。簡単な事であるのだが、した瞬間に失敗を悟った。
(エロ~!)
と云う感情が先にきたのだ。
確かにエロい。
ビスチェの肩紐が見えているが、バスタオルを巻いた姿にしたのは間違いかもしれない。
特にアナスタシアとレベルタンの胸が強調してるのだ。
無駄に鍛えた身体よりも胸に目が行く。
脱いだら凄いタイプのようだ。
「下着姿で出歩くとは、何で?!」
見てはならないと、思うので声が大きくなる。
注意深く見る事が出来たら、自分の愚かさも判っただろう。そして、何を目的に来たのかも分かっただろう。
ニヤリとしながら、二人は胸を強調した。
「一度、篤郎様とお話ししようと思いまして。」
「それよりも聞きたい事があります!」
「ん、何を?」
「リザイデント様の生まれ変わりについてです。」
驚く篤郎。
誰にも話した事も無いし、張れない事としてたのにと、動揺してしまう。
此処に、罠があった。
どんな人でも、動揺してしまうと、見る事が集中できず、判断も鈍くなるのだ。
そうなると、詐欺等に引っ掛かり易くなるのだ。
核心を付く行為は、まさに判断等の妨げとなる。
「ううう、生まれ!」
「変わりですよね?」
そう言いながら、目をキラキラとするレベルタン。
篤郎の頭には、何故、何処で張れたのかを探していた。普通なら直ぐに分かって、どうするかを考えたが、動揺が酷い中では理解も判断も付かない。
「いや、えっ?いや、あのね。」
動揺した篤郎に、レベルタンとアナスタシアは篤郎を抱き締める。
この時にも、胸を強調している。
アナスタシアのお胸は86のCで、レベルタンは80のBだった。そう、服事情が大きさを悪くしていたが、魔国の下着を身に付けた二人はDとCの大きさを簡単に手に入れれた。
努力をすれば、大きさは増える事も可能だ。
そのお胸が、タオルと下着からも柔らかさと、女性の匂いが篤郎に来るのだ。
「えっ?えっ?えっ!」
「生まれ変わられたのですね!リザイデント様!」
「篤郎様!お情けを!」
と、来られると、どうするなるか?
今の篤郎は、男としての意識が強く動揺してる。リザイデントよりも篤郎の部分が大きく出てる状態だ。もちろん、チェリーなので女に手を出したらになり、手を後ろに組んでどうしようとしていた。
もちろん、二人も普通の女では無い。
元王に使えた女と姫である。身体を差し出す事はある姫と、処女では無い女が組んで来たのだから、一堪りも無いだろう。
「えええっ!」
ベッドに倒される篤郎の動揺はどうすることも出来ないのである。
「お話しを!」
「どうして、やぁん!」
「えっ!ごめん!」
組んでいた手が何処かに当たったのだろう。慌てて手を何処かにしようとして、不自然な格好となる。
何がどうしようとも、変な汗は出てる。大抵の女なら離して逃げる。逃げてくれる事を考えても、逃げない二人。
意識しなくても、女の匂いと胸が篤郎を混乱させた。
「で、何でベッドに?」
「寝ながら話をしようと思います。」
「へっ?」
「私も訓練が疲れてますから。」
「だったら、自分の部屋に・・・・」
「「リザイデント様のお話しが聞きたいのです!」」
「えっ、えー。」
「語って下さい、篤郎様。」
「お願いします。」
汗をかいてる篤郎と、話さない二人。
異様な雰囲気の中で話をしだすのだった。
訓練でも、書類でも素早く終わらすので、食事の時間は守るし、面会も自由に行う。領地代行は、古参の奴隷達になる。領地の問題は多いが、古参達は通った道。特に風土の問題は解決済みだから、問題点は簡単に説明できる。何しろ自分の実体験を話したりするだけなのだから、面倒では無い。
そう、魔国の一番恐ろしいのは、その国の文化を壊し、風習を潰してしまう事になる。反発も憤りも有るのだが、奴隷と紋章のせいで何も出来ないのだが、心情は残る。時が解決してくれるものだが、今では無い。
人は今を見て、全てだと信じる。間違いでは無いが、時と進歩が時代を変える。例えば、韓国の1900年前後の生活と風習を知っているだろうか。平民の服装は白く、子供を産んだ女は乳房をだし、役人でも黒い服装と言う、単色系という出で立ち。色鮮やかな服装は夢の夢。外国のフィルムが残っているので、見て見ると解るだろう。
それらの文化と政府を潰したとなると、民族的には感情が治まらない。のを治めてしまう現実。
今有るものが、次の日には変わっていると云う所だ。
魔国が一年も建って無いが、急激な早さで他国を喰うのは異例だ。それも、ゴーレム達が支配してるのだから、人の行く末は危うい。と云うのが神国アルテウルの公式な見解だ。
それはさて置き、篤郎の政務は午後9時頃になる。そこからは、篤郎の自分の時間となるのだ。
ストレッチをして、休む方向になる。健康的と言うか、病的な行動である。
18歳の男が、持て余すリピドーをどうにかするものだ。女の事を考えたり、妄想をしたりが有って当然なのだが、篤郎には無い。
実は、異性との事は妄想できるのだが、前世の記憶が邪魔をしているのだ。男としての生理現象と、女としての生理現象を持てば当然だろう。男なのに女の姿とかでは無い。女も男もでも無く、純粋に今は女が好きなのだ。
好きな反面、女としての気持ちや生理現象も理解出来ている。もちろん、化粧品や髪型、服装とかも興味があった。だから、ネットで作る作業を調べて、実際に製作もした事がある。今ではルナ達が、もっと良い物を作っている。
だから、今はする事が少ないのだ。戦の最前線に居るのも、メリットが大きいので、居るのが現実なのだ。
今は奴隷達を鍛える事に情熱を傾けている。
よって、夜は自由な時間がある。
余暇というか、明日の準備とか。だから、誰かが来てもおかしくないのだ。現にセキちゃんやチャーミーは良く来るし、白龍が来た時は戦場になる。
その中で、本物に何も無い日もあった。
それが、今であった。
珍しく本を読んでいたのだが、扉にノックされた。
ルナかセキちゃん達しか訪問客が無いから、来たなと思っていた。
だから、
「開いてるぞ?」
と言うが、中々入って来ない。不思議に思って扉を開いた。
開くと、薄手の寝間着を着た、女が二人居るのだ。
「うおっ!?」
「「こ、こんばんわ!」」
驚く篤郎と、ぎこちないアナスタシアとレベルタン。
二人とも、イヤらしい寝間着なのである。アナスタシアは黒のビスチェ、レベルタンはピンクのビスチェ姿なのだ。
破壊力はデカイ。
下は下着しが目に入るからだ。
「こんばんわじゃね!何て姿なのさ!」
「「ですよねー。」」
「あー、もう!」
篤郎はタンスに向かい、バスタオルを出した。
もちろん、二人の姿に赤くなる。誰がしたよりも、その姿で部屋に戻るにしても恥ずかしいとなるだろうと、バスタオルを出した感じでもある。
実は性に関しては、篤郎は疎いのである。もちろん、女の姿だった事もあるのだが、今は男である。そして、年上の女が薄着で来るとは考えられない。それが、良いともラッキーとも言えないのが、チェリーの心理なのだから。
「そんな格好して、恥ずかしく無いの!」
「「えっ、へへへへ。」」
ぎこちない。篤郎もぎこちないが、バスタオルを差し出した。
「こ、これで、隠して!」
「「ですよねー。」」
がっかりでも無く、ホッとする二人。バスタオルを受け取り身体に巻き付ける。
「着ました。」
着替えるから後ろを向く行為ができる男なので、後ろから振り向く。簡単な事であるのだが、した瞬間に失敗を悟った。
(エロ~!)
と云う感情が先にきたのだ。
確かにエロい。
ビスチェの肩紐が見えているが、バスタオルを巻いた姿にしたのは間違いかもしれない。
特にアナスタシアとレベルタンの胸が強調してるのだ。
無駄に鍛えた身体よりも胸に目が行く。
脱いだら凄いタイプのようだ。
「下着姿で出歩くとは、何で?!」
見てはならないと、思うので声が大きくなる。
注意深く見る事が出来たら、自分の愚かさも判っただろう。そして、何を目的に来たのかも分かっただろう。
ニヤリとしながら、二人は胸を強調した。
「一度、篤郎様とお話ししようと思いまして。」
「それよりも聞きたい事があります!」
「ん、何を?」
「リザイデント様の生まれ変わりについてです。」
驚く篤郎。
誰にも話した事も無いし、張れない事としてたのにと、動揺してしまう。
此処に、罠があった。
どんな人でも、動揺してしまうと、見る事が集中できず、判断も鈍くなるのだ。
そうなると、詐欺等に引っ掛かり易くなるのだ。
核心を付く行為は、まさに判断等の妨げとなる。
「ううう、生まれ!」
「変わりですよね?」
そう言いながら、目をキラキラとするレベルタン。
篤郎の頭には、何故、何処で張れたのかを探していた。普通なら直ぐに分かって、どうするかを考えたが、動揺が酷い中では理解も判断も付かない。
「いや、えっ?いや、あのね。」
動揺した篤郎に、レベルタンとアナスタシアは篤郎を抱き締める。
この時にも、胸を強調している。
アナスタシアのお胸は86のCで、レベルタンは80のBだった。そう、服事情が大きさを悪くしていたが、魔国の下着を身に付けた二人はDとCの大きさを簡単に手に入れれた。
努力をすれば、大きさは増える事も可能だ。
そのお胸が、タオルと下着からも柔らかさと、女性の匂いが篤郎に来るのだ。
「えっ?えっ?えっ!」
「生まれ変わられたのですね!リザイデント様!」
「篤郎様!お情けを!」
と、来られると、どうするなるか?
今の篤郎は、男としての意識が強く動揺してる。リザイデントよりも篤郎の部分が大きく出てる状態だ。もちろん、チェリーなので女に手を出したらになり、手を後ろに組んでどうしようとしていた。
もちろん、二人も普通の女では無い。
元王に使えた女と姫である。身体を差し出す事はある姫と、処女では無い女が組んで来たのだから、一堪りも無いだろう。
「えええっ!」
ベッドに倒される篤郎の動揺はどうすることも出来ないのである。
「お話しを!」
「どうして、やぁん!」
「えっ!ごめん!」
組んでいた手が何処かに当たったのだろう。慌てて手を何処かにしようとして、不自然な格好となる。
何がどうしようとも、変な汗は出てる。大抵の女なら離して逃げる。逃げてくれる事を考えても、逃げない二人。
意識しなくても、女の匂いと胸が篤郎を混乱させた。
「で、何でベッドに?」
「寝ながら話をしようと思います。」
「へっ?」
「私も訓練が疲れてますから。」
「だったら、自分の部屋に・・・・」
「「リザイデント様のお話しが聞きたいのです!」」
「えっ、えー。」
「語って下さい、篤郎様。」
「お願いします。」
汗をかいてる篤郎と、話さない二人。
異様な雰囲気の中で話をしだすのだった。
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