217 / 505
第9章 ミネルシルバ
自重を知らない
しおりを挟む
篤郎の魔改造は続いた。
出来た村は創造を超えた。
家は近代化しており、風呂も水洗トイレ(ウォシュレット付き)も洗濯機さえもあるのだ。
村に井戸は無い。
蛇口を捻れば水が出るからだ。しかも、そのまま飲める。
それ以外は畑にした。
篤郎の木魔法で小麦を大量に作り、脱穀機や粉にする魔道具も作ったので安心だ。
米も作ったので飯は何とかなった。調味料はそこそこしか集まらないが、順調だ。大豆作った。
倉庫いや、地下倉庫に三十キロの袋に詰めて置いている。だいたいになるが、各80トンはある。子供だけなら10年は持つが、地下倉庫格納なら安全に保管出来る。温度は15度になる。
大きな倉庫だが、湿度は高い。魔道具の出番だ。
湿度が限りなく低くなれば、そこは冷蔵庫になる。他の物を保存に適している事になる。
そして、篤郎は海を目指す事になる。
酵母が必要になるからだ。
本当なら納豆も作りたいが、酵母が無いと篤郎の望む物が作れ無いのだ。酒にしても味噌にしても、納豆菌は大敵なのだから。
後は動物になるのだが、子供に弓矢は無理だった。筋肉を着けないとダメだ。
何にしても子供達だけで生きる事は出来る。出来たら商いが出来れば良いのだが・・・・・・
それには教育が必要になる。
そこは、クラーク達にお願いしよう。
他に必要な物は・・・・
「篤郎様。何が起きたのですか?」
クラークは、青い顔で篤郎に聞いていた。
一時でデカイ壁が出来て、見た事も無い建物が建ち並んでいたからだ。
子供達も呆然のままに、帰ってこない。
普通なら、嘘になる。でも出来た以上は嘘では無い。嘘で無いから、問題なのだ。
まさに砦を超えた砦なのが問題なのだから。
「うん。村を改造してみた。」
「む、村ですか?」
「そう。何か可哀想でな。」
クラークは立ちくらみをした。
「可哀想で、改造ですか?」
「そう。食糧も水もあるようにしたし。これで飢える事は無い。少し教育が必要になるな。」
「教育?」
「それは、これからな。」
「はあ。」
「あー、武具なー。俺の武器は渡したら危ないしな。」
篤郎のポッシェトにはAー1が入っている。軍隊が来ても討ち滅ぼす兵器が・・・・
「なー、クラークは弓矢は作れるか?」
「何とか。」
「あっ!」
「ど、どうかしましたか?」
「包丁とトイレットペーパーも作らないといけない!」
そう言うと篤郎は走り去った。
篤郎の魔改造はまだまだ続いた。
「あ、篤郎様・・・」
茫然自失に近いクラークは、動けないでいた。
出来た村は創造を超えた。
家は近代化しており、風呂も水洗トイレ(ウォシュレット付き)も洗濯機さえもあるのだ。
村に井戸は無い。
蛇口を捻れば水が出るからだ。しかも、そのまま飲める。
それ以外は畑にした。
篤郎の木魔法で小麦を大量に作り、脱穀機や粉にする魔道具も作ったので安心だ。
米も作ったので飯は何とかなった。調味料はそこそこしか集まらないが、順調だ。大豆作った。
倉庫いや、地下倉庫に三十キロの袋に詰めて置いている。だいたいになるが、各80トンはある。子供だけなら10年は持つが、地下倉庫格納なら安全に保管出来る。温度は15度になる。
大きな倉庫だが、湿度は高い。魔道具の出番だ。
湿度が限りなく低くなれば、そこは冷蔵庫になる。他の物を保存に適している事になる。
そして、篤郎は海を目指す事になる。
酵母が必要になるからだ。
本当なら納豆も作りたいが、酵母が無いと篤郎の望む物が作れ無いのだ。酒にしても味噌にしても、納豆菌は大敵なのだから。
後は動物になるのだが、子供に弓矢は無理だった。筋肉を着けないとダメだ。
何にしても子供達だけで生きる事は出来る。出来たら商いが出来れば良いのだが・・・・・・
それには教育が必要になる。
そこは、クラーク達にお願いしよう。
他に必要な物は・・・・
「篤郎様。何が起きたのですか?」
クラークは、青い顔で篤郎に聞いていた。
一時でデカイ壁が出来て、見た事も無い建物が建ち並んでいたからだ。
子供達も呆然のままに、帰ってこない。
普通なら、嘘になる。でも出来た以上は嘘では無い。嘘で無いから、問題なのだ。
まさに砦を超えた砦なのが問題なのだから。
「うん。村を改造してみた。」
「む、村ですか?」
「そう。何か可哀想でな。」
クラークは立ちくらみをした。
「可哀想で、改造ですか?」
「そう。食糧も水もあるようにしたし。これで飢える事は無い。少し教育が必要になるな。」
「教育?」
「それは、これからな。」
「はあ。」
「あー、武具なー。俺の武器は渡したら危ないしな。」
篤郎のポッシェトにはAー1が入っている。軍隊が来ても討ち滅ぼす兵器が・・・・
「なー、クラークは弓矢は作れるか?」
「何とか。」
「あっ!」
「ど、どうかしましたか?」
「包丁とトイレットペーパーも作らないといけない!」
そう言うと篤郎は走り去った。
篤郎の魔改造はまだまだ続いた。
「あ、篤郎様・・・」
茫然自失に近いクラークは、動けないでいた。
0
お気に入りに追加
120
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる