216 / 505
第9章 ミネルシルバ
魔改造再び
しおりを挟む
治療が終わり、大きな子供を選んで点滴を見てもらう事にした。何処かの奴隷達が復活しないので仕方がない。
液が無くなったら呼ぶ事を命じた。
次だ。
城壁を作る事にした。一キロ四方を一気に土魔法で城壁を作ったのだ。高さ四メートルの壁が出来る。もちろん、外に居る子供達は唖然としていたが。
城壁の入口だが、幅は10メートル高さ三メートルの鉄のような強度にしている。人だけの入口も着けているからな。他のギミックは後にして居住区に取り掛かった。
魔法も使える世界でも、篤郎ほど扱える者は居ないから、子供達の度肝は無茶苦茶と抜かれた。
何をしたよりも、どう変わったのかによるだろう。
ボロの木造が機能性に富んだ家と変わるのだ。
次に上下水道に取り掛かる。水は近くに無い。魔法で毎回出すのも不合理だ。地下水に頼る事になるのだが、問題は飲める様にしなくてはならない。
上水に地下水は良くも悪くもなる。その為には浄水場が必要になる。雑菌を殺し飲める水にする為だ。魔国はルナが、俺の知識を使い、更に魔法、魔道具を使い永久機関も作る。機械や装置では人の手がなければならないが、魔力を使えば巨大な施設を作ら無くて良いからだ。そして、それは地下に埋設が可能になる。
上水用の水道管も設置するが、今ならR20の管になる。住人が増える事を見越した場合は最低でもR300(※管のサイズ)は必要になる。日本なら田舎の水道の本管ならR500になり、都会なら倍になる。ま、大きな本管を見れる人は少ないのだが。
それで水なのだが、地質的にどうか?になってくる。流れている流水かろ過して染み出した水か窪地の水か。良いのはろ過だが、水量が分からない。流水も地下何メートルかによるし、窪地の滞留した水では飲め無いからだ。ろ過された水ならほぼ安全だ。富士山の麓に流れている水なんかが一番分かるだろうか。そんな流水は少ない。大抵は泥水になった部分になるからだ。
と言うのが現代なら、魔法による探索が可能な世界ならどうなるか?
良い水を集めて管にしてしまえば良いからだ。
地下を掘る?土魔法で行えば問題無い。感知によるスキャンは人の身体だけでは無い。地面にも通用するからだ。地面に管を通して水を蛇口から出る様にする。
次は下水道だ。下水道にも2工夫は必要になる。地下に流すか排水として使うかになる。ま、物を水にしてしまう魔法も魔道具も作れるので簡単だ。外の巻き水として使うか。
次に・・・・・
篤郎の容赦ない魔改造が続いた。
そして、アルケニー国に激震が走った。
突然、森に砦が出来たからだ。
液が無くなったら呼ぶ事を命じた。
次だ。
城壁を作る事にした。一キロ四方を一気に土魔法で城壁を作ったのだ。高さ四メートルの壁が出来る。もちろん、外に居る子供達は唖然としていたが。
城壁の入口だが、幅は10メートル高さ三メートルの鉄のような強度にしている。人だけの入口も着けているからな。他のギミックは後にして居住区に取り掛かった。
魔法も使える世界でも、篤郎ほど扱える者は居ないから、子供達の度肝は無茶苦茶と抜かれた。
何をしたよりも、どう変わったのかによるだろう。
ボロの木造が機能性に富んだ家と変わるのだ。
次に上下水道に取り掛かる。水は近くに無い。魔法で毎回出すのも不合理だ。地下水に頼る事になるのだが、問題は飲める様にしなくてはならない。
上水に地下水は良くも悪くもなる。その為には浄水場が必要になる。雑菌を殺し飲める水にする為だ。魔国はルナが、俺の知識を使い、更に魔法、魔道具を使い永久機関も作る。機械や装置では人の手がなければならないが、魔力を使えば巨大な施設を作ら無くて良いからだ。そして、それは地下に埋設が可能になる。
上水用の水道管も設置するが、今ならR20の管になる。住人が増える事を見越した場合は最低でもR300(※管のサイズ)は必要になる。日本なら田舎の水道の本管ならR500になり、都会なら倍になる。ま、大きな本管を見れる人は少ないのだが。
それで水なのだが、地質的にどうか?になってくる。流れている流水かろ過して染み出した水か窪地の水か。良いのはろ過だが、水量が分からない。流水も地下何メートルかによるし、窪地の滞留した水では飲め無いからだ。ろ過された水ならほぼ安全だ。富士山の麓に流れている水なんかが一番分かるだろうか。そんな流水は少ない。大抵は泥水になった部分になるからだ。
と言うのが現代なら、魔法による探索が可能な世界ならどうなるか?
良い水を集めて管にしてしまえば良いからだ。
地下を掘る?土魔法で行えば問題無い。感知によるスキャンは人の身体だけでは無い。地面にも通用するからだ。地面に管を通して水を蛇口から出る様にする。
次は下水道だ。下水道にも2工夫は必要になる。地下に流すか排水として使うかになる。ま、物を水にしてしまう魔法も魔道具も作れるので簡単だ。外の巻き水として使うか。
次に・・・・・
篤郎の容赦ない魔改造が続いた。
そして、アルケニー国に激震が走った。
突然、森に砦が出来たからだ。
0
お気に入りに追加
120
あなたにおすすめの小説
美しい姉と痩せこけた妹
サイコちゃん
ファンタジー
若き公爵は虐待を受けた姉妹を引き取ることにした。やがて訪れたのは美しい姉と痩せこけた妹だった。姉が夢中でケーキを食べる中、妹はそれがケーキだと分からない。姉がドレスのプレゼントに喜ぶ中、妹はそれがドレスだと分からない。公爵はあまりに差のある姉妹に疑念を抱いた――
他国から来た王妃ですが、冷遇? 私にとっては厚遇すぎます!
七辻ゆゆ
ファンタジー
人質同然でやってきたというのに、出されるご飯は母国より美味しいし、嫌味な上司もいないから掃除洗濯毎日楽しいのですが!?
〈完結〉妹に婚約者を獲られた私は実家に居ても何なので、帝都でドレスを作ります。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」テンダー・ウッドマンズ伯爵令嬢は両親から婚約者を妹に渡せ、と言われる。
了承した彼女は帝都でドレスメーカーの独立工房をやっている叔母のもとに行くことにする。
テンダーがあっさりと了承し、家を離れるのには理由があった。
それは三つ下の妹が生まれて以来の両親の扱いの差だった。
やがてテンダーは叔母のもとで服飾を学び、ついには?
100話まではヒロインのテンダー視点、幕間と101話以降は俯瞰視点となります。
200話で完結しました。
今回はあとがきは無しです。
旦那様、どうやら御子がお出来になられたようですのね ~アラフォー妻はヤンデレ夫から逃げられない⁉
Hinaki
ファンタジー
「初めまして、私あなたの旦那様の子供を身籠りました」
華奢で可憐な若い女性が共もつけずに一人で訪れた。
彼女の名はサブリーナ。
エアルドレッド帝国四公の一角でもある由緒正しいプレイステッド公爵夫人ヴィヴィアンは余りの事に瞠目してしまうのと同時に彼女の心の奥底で何時かは……と覚悟をしていたのだ。
そうヴィヴィアンの愛する夫は艶やかな漆黒の髪に皇族だけが持つ緋色の瞳をした帝国内でも上位に入るイケメンである。
然もである。
公爵は28歳で青年と大人の色香を併せ持つ何とも微妙なお年頃。
一方妻のヴィヴィアンは取り立てて美人でもなく寧ろ家庭的でぽっちゃりさんな12歳年上の姉さん女房。
趣味は社交ではなく高位貴族にはあるまじき的なお料理だったりする。
そして十人が十人共に声を大にして言うだろう。
「まだまだ若き公爵に相応しいのは結婚をして早五年ともなるのに子も授からぬ年増な妻よりも、若くて可憐で華奢な、何より公爵の子を身籠っているサブリーナこそが相応しい」と。
ある夜遅くに帰ってきた夫の――――と言うよりも最近の夫婦だからこそわかる彼を纏う空気の変化と首筋にある赤の刻印に気づいた妻は、暫くして決意の上行動を起こすのだった。
拗らせ妻と+ヤンデレストーカー気質の夫とのあるお話です。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」と言ってみたら、秒で破棄されました。
桜乃
ファンタジー
ロイ王子の婚約者は、不細工と言われているテレーゼ・ハイウォール公爵令嬢。彼女からの愛を確かめたくて、思ってもいない事を言ってしまう。
「不細工なお前とは婚約破棄したい」
この一言が重要な言葉だなんて思いもよらずに。
※約4000文字のショートショートです。11/21に完結いたします。
※1回の投稿文字数は少な目です。
※前半と後半はストーリーの雰囲気が変わります。
表紙は「かんたん表紙メーカー2」にて作成いたしました。
❇❇❇❇❇❇❇❇❇
2024年10月追記
お読みいただき、ありがとうございます。
こちらの作品は完結しておりますが、10月20日より「番外編 バストリー・アルマンの事情」を追加投稿致しますので、一旦、表記が連載中になります。ご了承ください。
1ページの文字数は少な目です。
約4500文字程度の番外編です。
バストリー・アルマンって誰やねん……という読者様のお声が聞こえてきそう……(;´∀`)
ロイ王子の側近です。(←言っちゃう作者 笑)
※番外編投稿後は完結表記に致します。再び、番外編等を投稿する際には連載表記となりますこと、ご容赦いただけますと幸いです。
《勘違い》で婚約破棄された令嬢は失意のうちに自殺しました。
友坂 悠
ファンタジー
「婚約を考え直そう」
貴族院の卒業パーティーの会場で、婚約者フリードよりそう告げられたエルザ。
「それは、婚約を破棄されるとそういうことなのでしょうか?」
耳を疑いそう聞き返すも、
「君も、その方が良いのだろう?」
苦虫を噛み潰すように、そう吐き出すフリードに。
全てに絶望し、失意のうちに自死を選ぶエルザ。
絶景と評判の観光地でありながら、自殺の名所としても知られる断崖絶壁から飛び降りた彼女。
だったのですが。
【完結】父が再婚。義母には連れ子がいて一つ下の妹になるそうですが……ちょうだい癖のある義妹に寮生活は無理なのでは?
つくも茄子
ファンタジー
父が再婚をしました。お相手は男爵夫人。
平民の我が家でいいのですか?
疑問に思うものの、よくよく聞けば、相手も再婚で、娘が一人いるとのこと。
義妹はそれは美しい少女でした。義母に似たのでしょう。父も実娘をそっちのけで義妹にメロメロです。ですが、この新しい義妹には悪癖があるようで、人の物を欲しがるのです。「お義姉様、ちょうだい!」が口癖。あまりに煩いので快く渡しています。何故かって?もうすぐ、学園での寮生活に入るからです。少しの間だけ我慢すれば済むこと。
学園では煩い家族がいない分、のびのびと過ごせていたのですが、義妹が入学してきました。
必ずしも入学しなければならない、というわけではありません。
勉強嫌いの義妹。
この学園は成績順だということを知らないのでは?思った通り、最下位クラスにいってしまった義妹。
両親に駄々をこねているようです。
私のところにも手紙を送ってくるのですから、相当です。
しかも、寮やクラスで揉め事を起こしては顰蹙を買っています。入学早々に学園中の女子を敵にまわしたのです!やりたい放題の義妹に、とうとう、ある処置を施され・・・。
なろう、カクヨム、にも公開中。
悪役令嬢は処刑されました
菜花
ファンタジー
王家の命で王太子と婚約したペネロペ。しかしそれは不幸な婚約と言う他なく、最終的にペネロペは冤罪で処刑される。彼女の処刑後の話と、転生後の話。カクヨム様でも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる