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第8章 魔王討伐
真実?
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何とかならないなのは、何ともならない。
諦めた時点で大抵はアウトになる。諦めずやっても、アウトの時はアウトなのだ。
逆にセーフになる事もある。ドラマなら何らかの作用があるが、普段には無い。作用よりも、その時の運の方が現実だろう。
一番良いのは、運に任せて好きに生きるだ。
意外と何とかなるものだと言いたい。
そう、篤郎の聞いた事よりは、何とかなるものだ。
「ちょっと待て、ルナ。」
「何でしょうか?」
「魔王の城が無いのか?」
「はい。在りませんよマスター。」
「じゃあ、このルナシティてのわ?」
「特別軍事施設です。」
「は、い?」
「広大になりましたので、軍事基地の元を整備しました。新しい私の本体を移しました。またレディもレディシティに移しました。」
「軍事基地?」
「いえ。防衛施設です、マスター。」
「何が違うの?」
「防衛は守る事以外に、内政を行っております。」
「軍事は内外の犯罪者に対しての取り締まりってと、神との調整役をしてます。」
何かを言えない状態になる。神とのコンタクトは二度あったが、その後は無いのだから、連絡をしてるって事になる。
「神と調整って、連絡してるの?」
「はい。ローとバウゼントとは綿密にしてますが?」
「ロー?バウゼント?」
「水と魔法の神ですね。」
「あ、そうなんですか。」
篤郎は呆れていた。神を下に扱うルナの姿に。
神と同格とか直ぐ下の部下みたいな風な人は見たことがあるが、神を連絡係にしているモノは居ないだろう。
あれ?俺の作ったプログラムコアは失敗したっけ?
「あっ、確か前に何かを頼みたそうな顔をしてたよな。」
「・・聞いてあげましょう。マスター、バウゼントとローが御目見えしたいと申してますが?」
「えーと、神だよね?何で許可とかいるの?」
「マスターよりも弱いからです。」
「神と俺だよ?人が神に勝てるって?」
「落ち着いて下さい、マスター。」
「分かった、神の名を語るヤツなんだな!許可ね、ああ良いよ!」
篤郎は自棄になって言った事に後悔する事になった。
入口近くに土下座をしてる人が現れたからだ。
「ほ、本日はぁぁ!許可を出して頂き、ありがとございます!」
「ございます!」
銀の長髪の男と見るからに少女らしき姿の人が、汗を流しながら声を張り上げていた。
「魔法神バウゼント、御前に!」
「水神ローファ、御前に!」
緊張しているのだろう。
「ローって、前にも見たことあるよね?」
「はい!お会いしました!」
あかん!これは、怖がられている。少女を虐めているとか勘違いされる?
「ちっ・・・」
「マスターに心配させるとは何ですか、ロー。」
「ごめんなさいなの!」
「マスターは心配性何ですから、緊張しない事。」
「は、はい!」
うん、間違っているよルナさん。少女をしかるメイド執事は居ないから。おっさん、土下座しすぎ。助けてやれよ。
篤郎の思いとは別に、ローは叱られている。良いとは言えないが、割って入る事でもないと思う。
「あのー、理由とか聞いても良いかな?」
「申し訳ありませんでした、マスター。ロー。」
「はい!現在の神界では、アルテウルの支配権が強いです。その理由が、大神たるミネルシルバ様の身柄を抑えられている為です。大神さえ取り戻せば、何とかなる、はず。」
「はずって。」
「マスターにお願いしたいのは、ミネルシルバの奪回になります。」
「無理でしょ?!」
「現在は無理です。」
「だったら!」
「聞いて下さい、マスター。今、現在は無理なんです。」
「えっと?」
「ミネルシルバ神は確保しましたが、部屋に閉じ込められた状態なのです。」
「・・・鍵が要るとか?」
「流石はマスターです!」
「お見事です、マスター!」
ルナとレディは、言ったと同時に拍手をした。もちろん神の二人も真剣に拍手をしている。
いや、かみ!
「・・・・ん?まさか、アルテウルも捕まえられないとか?」
「正解です、マスター!」
「マスター!」
先程よりも白熱した拍手がとんだ。
「ルナさん?」
「な、何でしょうか?マスター。」
普段はドキドキさせられているが、今回はルナがドキドキしてるようだ。
「まさか、侵略してないのは?」
「な、内政の拡大を優先して・・・」
「ルナ!それは私が・・・・」
ルナとレディが、やってしまった顔をしている。美人がしても許しませんね。
篤郎はにこりと笑顔を見せた。
「ルーナー。レーディー!」
篤郎の言葉から、怒られる羽目となった。確りと怒ると、他に怒られる題材を掘り起こしていた。そう、篤郎の怒りは2日も続く事になる。
なお、嬉しくて参加したはずの、神二名も次いでに怒られた。
諦めた時点で大抵はアウトになる。諦めずやっても、アウトの時はアウトなのだ。
逆にセーフになる事もある。ドラマなら何らかの作用があるが、普段には無い。作用よりも、その時の運の方が現実だろう。
一番良いのは、運に任せて好きに生きるだ。
意外と何とかなるものだと言いたい。
そう、篤郎の聞いた事よりは、何とかなるものだ。
「ちょっと待て、ルナ。」
「何でしょうか?」
「魔王の城が無いのか?」
「はい。在りませんよマスター。」
「じゃあ、このルナシティてのわ?」
「特別軍事施設です。」
「は、い?」
「広大になりましたので、軍事基地の元を整備しました。新しい私の本体を移しました。またレディもレディシティに移しました。」
「軍事基地?」
「いえ。防衛施設です、マスター。」
「何が違うの?」
「防衛は守る事以外に、内政を行っております。」
「軍事は内外の犯罪者に対しての取り締まりってと、神との調整役をしてます。」
何かを言えない状態になる。神とのコンタクトは二度あったが、その後は無いのだから、連絡をしてるって事になる。
「神と調整って、連絡してるの?」
「はい。ローとバウゼントとは綿密にしてますが?」
「ロー?バウゼント?」
「水と魔法の神ですね。」
「あ、そうなんですか。」
篤郎は呆れていた。神を下に扱うルナの姿に。
神と同格とか直ぐ下の部下みたいな風な人は見たことがあるが、神を連絡係にしているモノは居ないだろう。
あれ?俺の作ったプログラムコアは失敗したっけ?
「あっ、確か前に何かを頼みたそうな顔をしてたよな。」
「・・聞いてあげましょう。マスター、バウゼントとローが御目見えしたいと申してますが?」
「えーと、神だよね?何で許可とかいるの?」
「マスターよりも弱いからです。」
「神と俺だよ?人が神に勝てるって?」
「落ち着いて下さい、マスター。」
「分かった、神の名を語るヤツなんだな!許可ね、ああ良いよ!」
篤郎は自棄になって言った事に後悔する事になった。
入口近くに土下座をしてる人が現れたからだ。
「ほ、本日はぁぁ!許可を出して頂き、ありがとございます!」
「ございます!」
銀の長髪の男と見るからに少女らしき姿の人が、汗を流しながら声を張り上げていた。
「魔法神バウゼント、御前に!」
「水神ローファ、御前に!」
緊張しているのだろう。
「ローって、前にも見たことあるよね?」
「はい!お会いしました!」
あかん!これは、怖がられている。少女を虐めているとか勘違いされる?
「ちっ・・・」
「マスターに心配させるとは何ですか、ロー。」
「ごめんなさいなの!」
「マスターは心配性何ですから、緊張しない事。」
「は、はい!」
うん、間違っているよルナさん。少女をしかるメイド執事は居ないから。おっさん、土下座しすぎ。助けてやれよ。
篤郎の思いとは別に、ローは叱られている。良いとは言えないが、割って入る事でもないと思う。
「あのー、理由とか聞いても良いかな?」
「申し訳ありませんでした、マスター。ロー。」
「はい!現在の神界では、アルテウルの支配権が強いです。その理由が、大神たるミネルシルバ様の身柄を抑えられている為です。大神さえ取り戻せば、何とかなる、はず。」
「はずって。」
「マスターにお願いしたいのは、ミネルシルバの奪回になります。」
「無理でしょ?!」
「現在は無理です。」
「だったら!」
「聞いて下さい、マスター。今、現在は無理なんです。」
「えっと?」
「ミネルシルバ神は確保しましたが、部屋に閉じ込められた状態なのです。」
「・・・鍵が要るとか?」
「流石はマスターです!」
「お見事です、マスター!」
ルナとレディは、言ったと同時に拍手をした。もちろん神の二人も真剣に拍手をしている。
いや、かみ!
「・・・・ん?まさか、アルテウルも捕まえられないとか?」
「正解です、マスター!」
「マスター!」
先程よりも白熱した拍手がとんだ。
「ルナさん?」
「な、何でしょうか?マスター。」
普段はドキドキさせられているが、今回はルナがドキドキしてるようだ。
「まさか、侵略してないのは?」
「な、内政の拡大を優先して・・・」
「ルナ!それは私が・・・・」
ルナとレディが、やってしまった顔をしている。美人がしても許しませんね。
篤郎はにこりと笑顔を見せた。
「ルーナー。レーディー!」
篤郎の言葉から、怒られる羽目となった。確りと怒ると、他に怒られる題材を掘り起こしていた。そう、篤郎の怒りは2日も続く事になる。
なお、嬉しくて参加したはずの、神二名も次いでに怒られた。
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